熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。
PRGRで販促を担当しております、Nです。
ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、新サイエンスフィット日記。
特別編としてお届けしております【プロに挑戦!辻梨恵プロ編】。今回は後半の13番ホールからの模様をお届けします。
前回までのあらすじ(詳しくはこちら)
平均スコア94の当ブログ主人公K君と、平均スコア95のPRGR若手営業マンのM君がタッグを組み、TEAM PRGR辻梨恵プロと9ホールのガチンコマッチプレー対決をスタンレーレディスゴルフトーナメントの会場でもある東名カントリークラブでおこなったものの、結果は4and3で辻プロが圧勝。
サイエンスフィット日記チームは何とか辻プロにお願いして、もう9ホール対決をしてもらうこととしました。
前半はベストボール方式での惨敗だったので、後半はスクランブル方式で挑戦。(スクランブルとはティーショットは2人で打って、セカンド以降は2人の良いほうのショットを選んでそこからまた2人で打っていくという競技方式)。
が、3ホール終了時点で2DOWNとまたまた劣勢のサイエンスフィット日記チーム。勝負は中盤に突入します。
■対決を楽しみつつ、サイエンスフィット日記チームにアドバイスもくれる辻プロ
■いつものように気合が空回りし続けているサイエンスフィット日記チーム
■3ホール終了時点の勝敗
後半ラウンドしているのはスタンレーレディスでのインコースにあたる桃園コース。東名カントリークラブをジュニアのころからラウンドしている辻プロにコース解説をしてもらいながらお届けいたします。
※スタンレーレディスとはティーイングエリアが異なるホールもございます
桃園コース4番 384yards Par4
ここは比較的広いんですが、左のバンカーに入りやすいので、バンカーを避けるショットが必要です。打ち下ろしなのでセカンドは短い番手で打てるためラフでも問題ありません。
後半に入りますます好調の辻プロのティーショット。
辻プロ1打目
(音声付動画でお届けします)
このホールもナイスショット。左のバンカーを軽々と越えていきました。
劣勢のサイエンスフィット日記チーム。辻プロ打倒の秘策であるスクランブルルールを活用し、巻き返しを図りたいところ。
サイエンスフィット日記チーム1打目
K君のショットは右へ。林方向です。
続くM君は、
さらに右へ。隣のホールです。
これ以上負けられないサイエンスフィット日記チームは急いでボールを捜しにいきます。
『あ!あった、ありましたー。』
発見したK君のボールがこちら。
急斜面とボールが埋もれるくらいのヘビーラフ。サイエンスフィット日記チームが苦手とする状況です。
サイエンスフィット日記チーム2打目
残り112ヤード、ピッチングウェッジ。
ボールの20センチ手前の土手を打ち込んで無理やり脱出。何とか花道まで運びました。
全く同じ打ち方のM君はラフからの脱出に失敗。
辻プロ2打目
107ヤード。ピッチングウェッジ。
辻プロも深いラフからグリーンを狙うも、ややショート。
グリーン手前のラフにつかまってしまいました。
辻プロ3打目
これは上手い!
引っかかりやすく、スピンがかからないことを計算してフェースを開いて球をあげて、ランで寄せるアプローチ。あわやチップインのナイスアプローチ。
辻プロはこのホール、お先にパー。
さあ、サイエンスフィット日記チームは花道からパーを獲りに行きます。
そしてK君が手にするのは、
PRGRのベストセラークラブ、R35ウェッジです。
ロフト角35度で、ライ角、クラブ長さ、クラブ重量は一般的なパターと同じという、パター感覚で打てるウェッジ。要はチッパーです。このクラブでチップインバーディーを狙いにいきます。
これがスクランブルルールに続く、【辻プロ打倒の秘策その②】です。
2人でしっかりラインを読んで。
サイエンスフィット日記チーム3打目
これは狙っている方向が違いました。でもちょっとボールが上がって、そこから前に転がっていく球筋は超攻撃的にピンを狙っていけます。
K君からR35を託されたM君は、
惜しい!
ピンへ一直線に向かうも、カップを舐めて入らず。起死回生のチップインバーディーとはいきませんでした。
サイエンスフィット日記チーム4打目(パーパット)
ところが、
パーパットを2人連続で外してしまい、結局このホールボギーにしてしまったサイエンスフィット日記チーム。
攻撃には常にリスクが付きまといます。
桃園コース5番 362yards Par4
右ドッグレッグなので右サイドを狙いたいところですが右の林はOBです。左も正面の松の先がすぐOBなので230ヤード以上飛んだらアウトです。狙いはフェアウェイ右サイドの松の上ですね。
左右OBという、しびれるミドルホール。ティーショットが全てを決めそうです。
辻プロ1打目
(音声付動画でお届けします)
これも狙い通りでフェアウェイど真ん中に。
サイエンスフィット日記チーム1打目
あっと、比較的ティーショットが安定していたM君が先に打ったのですが、ボールはチーピンして左の林に。OB濃厚です。
『す、すいません。プレッシャーかけちゃって。』
K君に謝る後輩のM君。そうです。スクランブルルールで2人連続OBは許されません。後輩から余計なプレッシャーまで託されたK君。
しっかり狙いを定めて、
カキィィーーン!!
バキッ
『あ、左の松に直接当たった!』
M君同様、かなりOBの可能性が濃厚です。
サイエンスフィット日記チーム暫定球
K君の暫定球は最高のショットでした。
それはさておき、ボールを捜しに行くサイエンスフィット日記チーム。
キャディさん、毎回すいません。
土手のすぐ先がOBになっています。
見つからない2人のボール。ということで、
サイエンスフィット日記チーム、両者OBです。
呆然とするサイエンスフィット日記チーム。終わりの時が近づいて来ました。
一方の辻プロは、
辻プロ2打目
らくらく2オンでバーディチャンス。
僕らに出来ることは、もうこれくらいしかない。と目土をするK君。
『ありがとうございます。これかわいいですよね。いいなぁ、あははっ。』
熱狂ゴルファーに大人気の目土袋、ターフエイドバッグに興味津々の辻プロ。このアイボリー×グレーカラーはPRGR別注モデルです。
OB確定なので、暫定球でプレーを続けるサイエンスフィット日記チーム。
サイエンスフィット日記チーム4打目
(音声付動画でお届けします)
目土をするのが大好きだと言う辻プロ。サイエンスフィット日記チームの削った芝生と心の傷跡も癒してくれました。
辻プロ3打目(バーディーパット)
これも惜しくも入らず、辻プロはパー。
そしてサイエンスフィット日記チームは画像を上げるまでも無く、ダブルボギー。
3ホール連続で辻プロが獲って、まだ半分なのに4ダウン。終わりの時がいよいよそこまでやってきました。
桃園コース6番 365yards Par4
打ち下ろしでフェアウェイも広いので攻めやすいホールです。ただ右のバンカーよりさらに右に行くとすぐOBなので注意が必要です。
『えー、ここでお知らせです。このホールはドーミーホールとなりますので、君たちがこのホールを勝たないとこの夢のような対決は終了となります。』
『はい。思えば儚い夢でした。』
ここ数ホールティーショットを曲げまくってるサイエンスフィット日記チームは、気力さえも殆ど残っていないようです。
辻プロ1打目
これも素晴らしいショットでフェアウェイをキープ。
サイエンスフィット日記チーム1打目
対してM君は、
パキャン
右の谷に即死OB!
『すいません。。』
『・・・。』
またしても先輩にプレッシャーをかけるM君。わざとやってるんじゃないだろうか。
さあ、サイエンスフィット日記が始まって以来、今まで数々のプレッシャーの中で戦ってきたK君のティーショット。
バキィィィーン!!!
ナイスショット!だけどボールはバンカーの右方向に!これは、、、危ない!(アドレスが右向いてましたね。)
サイエンスフィット日記チーム暫定球
M君の暫定球は引っかけ、K君の暫定球はチョロ。遂に気力はゼロになってしまったようです。
『諦めるな。上を向け!』
どこからともなく聞こえてきた声。
『・・・?』
俯くK君が顔をあげると、、、
※画像はイメージです
『!!!』
K君の目には、澄んだ秋の空にサイエンスフィット日記のご意見番、S常務の顔が浮かんできたようです。そしてこう言ったのです。
『いいかK、人間、どこだって道場。いつだって自分次第なんだよ。逃げるな、戦え!』
※画像はイメージです
常日頃から、仕事の上でもS常務から叱咤激励される際に使われるフレーズが、ふとK君の脳裏に浮かんできたのでした。
『まだ終わってない。よしM、行くぞ!』
K君の目に光が戻ってきました。
(なにこの展開。ふざけてるの?と思った皆様、申し訳ございません。ふざけている訳では無いんですが、PRGR公式ブログ『サイエンスフィット日記』って、こういうものなんです。)
ボールを捜しに行くサイエンスフィット日記チーム。
キャディさん、ホントすいません。
必死に捜すK君。土手を越えたらすぐ谷。フェンスで止まっていても白杭の外側なのでOBです。
制限時間いっぱい。諦めかけたその時。
『もうちょっと前にありませんかー』
辻プロも必死にボールを捜してくれます。
すると。
『ありましたー!!』
思ってたより30ヤード先のラフにK君のボールを発見!
さあ、反撃です。
サイエンスフィット日記チーム2打目
残り105ヤード。K君の渾身のショットはグリーンエッジ。ラフが苦手なM君は飛距離30ヤード。
辻プロ2打目
ベストポジションから残り132ヤード。9番アイアンの辻プロのショット。
これは風に戻されて、グリーンエッジ。
結果的に。
サイエンスフィット日記チームのボールと、辻プロのボールが同じ場所に並びました。
同じラインなので、全員でラインを読む3人。
Choo Choo TRAINスタイルです。
ピンを外して、チップインを狙う3人。
狙いが決まりました。
まずは辻プロから。52度のPRGR IRONs 00ウェッジでカップを狙います。
辻プロ3打目
おー!惜しい。完全に入れにいってます。
サイエンスフィット日記チーム3打目
さあ、M君は再びR35ウェッジでカップを狙います。
これも惜しい!ナイストライ!!
よし、K君最後に決めてくれ。入れないと負けます。
めっちゃびびっちゃった。
『・・・。』
結局、M君がパットを決めて、このホールはパー。久々に2人で掴み取ったパーです。
ただし、辻プロのパーパットは残り60センチ。
入れたら勝ちのウイニングパット。
辻プロ4打目(パーパット)
(音声付動画でお届けします)
『(あああー!!!)』←声にならない声
なんと辻プロはこのパットを外してしまいました。
ちょっと気を遣ってくれたかな。と思って辻プロを見ると、
どうやらそんな感じじゃなさそう。
ということで、この対決で初めて1ホール獲ったサイエンスフィット日記チーム。残り3ホールを3連勝したら引き分けです。
桃園コース7番 137yards Par3
打ち上げのショートホールです。グリーン面が見えないので高い球でピンを狙いたいですね。グリーンは上から速いです。
引き続き辻プロのドーミーホール。引き分けでも辻プロの勝ちです。
ちなみに辻プロの様子を見てみると、、、
たぶん気のせいですが、先ほどパットを外したことで怒っているような気がします。(たぶん気のせいです)
初めて奪い取ったオナーの座。
ショットメーカーのK君から打ちます。
サイエンスフィット日記チーム1打目
これはナイスオン!
ピン横6メートルのバーディチャンスです!!K君のショットが復活してきました。
続くM君は、
ダフってしまい、バンカーへ。
最後に辻プロ。何だかオーラが出ています。(番手はちょっと聞けませんでした)
辻プロ1打目
(音声付動画でお届けします)
バシュッ!!
これが、
ピン手前1.8メートルにピタリ!!
『うおおおー!ナイスオンですー!!!』
これがプロの実力というか、プライドというか、とにかく凄い集中力でした。プロゴルファーの凄まじさを目のあたりにしました。
でも、まだ負けたわけではありません。
カップまで6メートル。辻プロの集中力とパッティングルーティンを真似するK君。
出ました刀スタイル。
サイエンスフィット日記チーム2打目(バーディパット)
あああああー、惜しい。M君ともどもバーディーパットを決められず。
パーでホールアウトとなりました。(パーを獲ったのでサイン入りマーカーゲット!)
そして、
本家辻プロのパッティングルーティン。
辻プロ2打目(バーディパット)
(音声付動画でお届けします)
決めたっ!ナイスバーディー!!
辻プロに笑顔が戻ってきました。
そしてこの時点で、この対決は辻梨恵プロの勝利が決定!
サイエンスフィット日記チームにかなり有利なルールだったものの、前半に引き続き後半も4and2という大差で辻プロが勝利しました。
辻プロにはずーっと笑顔でラウンドしていただきましたが、今のホールだけは完全に試合モードでしたね。
ということで、お届けしてきましたサイエンスフィット日記特別編【プロに挑戦!辻梨恵プロ編】はいよいよ次回で完結。
対決は終了したものの、残り2ホールでどのようなドラマが起こるのか。どうぞお楽しみに!
つづく
いや〜S常務まで登場して爆笑しましたが、残念でした。それにしても辻理恵プロに挑戦は面白かったです。K君M君お疲れ様でしたー
JALさん
コメントありがとうございます!S常務を含めた総力戦で挑んだのですが、やはりプロは別格。まったく歯が立ちませんでした(^_^)
待ってました!常務!
やっぱり常務が登場すると燃えてきますね!
ゴルフスキスギーより少し上手なゴルファーさん
コメントありがとうございます!S常務登場で流れが変わったような気がしたのですが、辻プロの闘志に火をつけてしまっただけでした(^_^)
Choo Choo TRAINスタイルです。で爆笑してしまいました。残り2ホール、何が起きるか楽しみです。辻プロ、スタンレーレディースは競技短縮とはいえ見事予選通過おめでとうございます。最終日にサイコーの笑顔を見せてください。
獲らぬ狸さん
コメントありがとうございます!辻プロは見事予選通過してくれました!しかし自分たちがラウンドしたときより大会初日は100倍難しいコースになってました。プロは大変ですね(^_^)