熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。
PRGRで販促を担当しております、Nです。
ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、新サイエンスフィット日記。
辻梨恵プロとの激闘も終わり、ネタが無くなった私(N)は久しぶりにPRGRサイエンスフィットの総本山、PRGR銀座EXを訪れることとしました。
秋晴れの銀座。春に比べ街には人通りが増え活気を取り戻しています。
銀座ガス燈通りを京橋方面にぶらぶら歩くと、突き当たりの手前にあるこのビル。
光のエントランスをくぐり抜けエレベーターで3階にあがると、扉の先にあるのが、
PRGR銀座EXです!
と、そこにSPのように佇む坊主頭の男性。
皆さま、ご記憶にありますでしょうか?
サイエンスフィット日記メンバー、平均スコア120の初心者T君です。
久し振りのサイエンスフィット。今日は初心者ゴルファーT君の出番でしょうか?
『いえいえ。今日はスペシャルゲストが来ているので、私はその撮影係です。』
最近すっかり撮影スタッフとして裏方仕事に徹しているT君。今回も彼の出番は無さそうです。
T君が言うスペシャルゲストとは、、、
あれ!?
ま、まさか!
ツアー通算7勝、2013年賞金女王の森田理香子プロです。
ということでPRGRスクールサイトのリニューアルを記念したスペシャルゲスト企画の第2弾、今回はTEAM PRGR森田理香子プロのサイエンスフィット体験の模様をご紹介したいと思います。
(森田プロのサイエンスフィット体験はスクールサイトでも後日紹介しますのでお楽しみに)
スペシャルゲストのスイング解析
過去何回かツアー会場でサイエンスフィットを経験しているという森田プロですが、進化したサイエンスフィット、【スイングスキャン】を体験するのは初めてとのこと。
『森田プロ、よろしくお願いします。サイエンスフィット・スイングスキャンでスイングを詳細に計測することによって、癖や課題が見えてくるのでぜひ試してみてください。』
今回計測と解析を担当するのは、もちろんPRGRサイエンスフィット直営統括部の宮川部長です。
ところで、、、2018年からツアーを休業中の森田プロ。
ツアーをお休みして試合から離れている現状で、スイング解析なんかやらせてもらっても良いのでしょうか?
『へー、めっちゃおもろそうですね。いま調子良いんで楽しみです~』
京言葉が素敵な森田プロ。ノリノリで協力いただけました。ありがとうございます!
ちなみに定期的にゴルフはやっていて、めっちゃ楽しんでプレーしているとのことです。
ではさっそく森田プロのスイング解析をおこないたいと思います。まずは測定用ドライバーで数発ショットしてもらって、、、
バキャーーーン!!
『ええー、凄い!この測定器で260ヤード越えた女子プロは初めてですよ。』
ツアーお休み中とは思えない迫力あるショット。思わず宮川部長もたじろいでます。
この測定用クラブでの数発のショットで、弾道計測、インパクト時のヘッドの動き、スイング中のクラブの動きを計測します。
続いては、体の動きを計測するPRGR独自のモーションキャプチャシステム【スイング・スキャン】で動作計測をおこないます。
測定用スーツを着用し全身にセンサーを取り付け、
ブース内に360度設置された7つのカメラでセンサーを読み取り、モニター内に森田プロのアバターを出現させます。
ということで森田プロのアバター爆誕!
普段見る日記メンバーのアバターより、どことなく女性っぽい雰囲気がありますね。
この状態でさらに数発ショット。
以上で計測は完了。
では宮川部長に解析してもらいましょう。
弾道計測
まずはインパクト直後の弾道を初期弾道測定器【REDEYES ROBO2】で計測した数値とシミュレーション弾道で確認します。
『弾道自体は申し分無いですね。もともと速いヘッドスピードを効率的にボール初速に変えています。打ち出し角もスピン量も完璧です。』
宮川部長も絶賛の球筋。流石としか言い様がありません。
インパクト解析
続いてはインパクト時のヘッドの動きをヘッド挙動測定器【REDEYES ROBO1】で計測した数値を確認します。
『森田プロのヘッド軌道は、”インサイドアウト・アッパー軌道”のAゾーンですね。特にインサイドアウトの度合いが6度あるので、より効率的に飛距離を出せるポジションです。ちなみにアマチュアゴルファーの70%は”アウトサイドイン軌道”なので、サイエンスフィットではまずAゾーンを目指すレッスンをおこなっています。』
なおヘッド軌道に対するフェースの角度は0度でした。つまりボール初速効率と安定性を兼ね備えたスクエアインパクトを実現できているということです。プロって凄いなあ!
シャフト挙動解析
次にスイング中のシャフトの動きをシャフト挙動測定器【REDEYES ROBO3】で計測した結果を確認します。
『スイング中のシャフトの動きを解析することによって、スイングタイプやクラブをどのように動かしているかなどがわかります。』
『まず最初に”リストターン比率”。この数値はダウンスイングで、手首を使ってタメを作っているか(リストターン)、体を使ってタメを作っているか(ボディターン)がわかります。』
『これは森田プロも過去何回か測定してますが、ほぼ変わりませんね。”リストターン比率”10.5というのは、リストターンとボディーターンのちょうど中間くらいです。数値が11以上だとリストターンタイプ、10以下だとボディーターンタイプとなります。これよりも前回の計測よりも大きく数値が変わっているのが、”フェース角”ですね。』
『2018年のPRGRレディスで計測した際は、今よりももっとシャット(フェースを閉じて)にバックスイングをあげていました。今は適度にフェースローテーションを使って、フェースを開きながらテークバックしてますね。ここら辺の説明はまた後でさせてもらいます。』
『へー、そうなんや。ちなみにあの時より今のほうがショットの調子は良いですよ(笑)』
真剣な表情で説明を聞く森田プロの横で、
真剣な表情でカメラを持つ危険なおじさん。
いや、サイエンスフィット日記メンバーT君。彼も初心者ゴルファーながら必死に解析を聞き、理解しようとしています。
『もうひとつ”アンコック角”という数値は、ダウンスイングでどれだけタメが作れているかという数値ですが、やはり森田プロはしっかりタメが作れてますね。これも飛距離が出る要因です。』
アマチュアゴルファーの”アンコック角”の平均は90度。女子プロの平均は154度。この大きな差が飛距離の差にもなっているようです。
スイングスキャン解析
ではここから、森田プロ初体験のスイングスキャン解析に移りたいと思います。
スイング中の体の各部位を詳細に計測し数値化していますが、このままでは何がなんだかわからないので、宮川部長に解析してもらいましょう。
『まずスイング動作の前に、森田プロに適したスイングタイプを計測させていただきました。さっき両手をだらりと脱力した状態のアドレスを測定させていただきましたが、』
『これは自然な状態での左手甲の角度を測定していたんです。ちなみに森田プロの角度は”27度”でした。』
『この角度でグリップすればインパクトでの再現性が高まります。ちなみにこの角度が30度以下の人(Eタイプ)は、あまりフックグリップにせずにスイング中に腕のローテーションを使ってボールを捕まえるスイングに適しています。逆にこの数値が36度以上ある人(Fタイプ)は自然とフックグリップになるので、スイング中は腕のローテーションを抑え、体の回転でボールを捕らえるのに適しています。森田プロは27度なのでEタイプですね。』
Eタイプは両手をだらりと下げるとひ手の甲が外側を向く人、Fタイプは手の甲が正面を向く人ということです。たしかに森田プロの手の甲は外側を向いていました。
『以前シャット(フェースを閉じて)にテークバックしていた際は、腕のローテーションが少なかったと思います。森田プロの骨格、筋肉のつき方からすると、腕のローテーションを積極的に使ったスイングの方が良いので、ここで違和感があったのかもしれませんね。今は理想的な動きになっています。』
『今日測定した結果を腕、胸、腰の動き毎に確認していくと、、、もうほとんど完璧です。当たり前ですが、女子プロの平均数値とぴったり一致しています。』
※ピンクの折れ線が女子プロ平均、グレーの折れ線が森田プロの数値。
『ただ一点、腰の動きだけちょっと気になりますね。ダウンスイングで右腰がぐっと下がっています。』
『この動きは上下の捻転ができないまま体が回ってしまう”スピンアウト”を生みますので、ボールを大きく曲げてしまう危険があります。』
『右腰の高さをキープしたままダウンスイングしたいですね。』
と、このように画像、動画では見えない部分にスイングの綻びを見つけることができるスイングスキャン。自分の課題をシンプルかつ明確にして、定期的にスイングスキャンをおこなうことにより達成具合を確認でき、最速でレベルアップができるのです。
※ただいまサイエンスフィット、スイングスキャンのお得なキャンペーンを実施中!詳しくはブログの最後にて
サイエンスフィットレッスン
サイエンスフィット・スイングスキャンコースでは、お客様の課題を明確にし課題克服のためのレッスンもおこないます。
今回森田プロにお勧めしたのは、スイング矯正器具フレループを使ったスイング修正。
『Eタイプスイングの森田プロは腕のローテーションが重要なポイントとなります。フレループは腕の正しいローテーションを身に付けるのに最適な練習器具なんです。』
『ハーフダウンからインパクトにかけてフレループがぐるんと捻れるような動きをする時は、腕のローテーションが戻りきれていないということなので、グリップ内で捻れないように腕をローテーションしてみてください。腕がきれいにローテーションすると、ダウンで腰が落ちる動きも減りますよ。』
『あ!これええわ。なるほど!』
振って実感、試して納得の森田プロ。スイングするとその感覚を体感できたようです。その模様をブースの片隅で、
ビデオモニターを見るのも忘れて
肉眼にそのスイングを焼き付ける男。
初心者ゴルファーの脳に刻み込まれた賞金女王のスイングは、T君のスイングにどのような化学反応を起こすのか。今後の彼の活躍が楽しみです。
こうしてフレループを振り続け、
納得して練習を終えた森田プロ。
『これ買って帰ろかな!?持って帰って練習したい。明日もゴルフだからこれ振ったらいいスコアが出そうや。』
『これお貸ししますので、ぜひ使ってください。』
太っ腹な宮川部長から粋なプレゼント。なおフレループはPRGR公式オンラインショップでも取り扱っております。(ちなみにレッド、ブルー、イエロー、オレンジ、グリーンの5色の中から森田プロが選んだのはイエローでした。)
ということで今回は森田理香子プロに協力いただき、久しぶりにPRGRサイエンスフィットのご紹介をさせていただきました。
『あの~、、、もうちょっと時間ありませんか?せっかくなので、この機会にクラブフィッティングも受けてくれませんか?』
『えー・・・』
『・・・(あかんか?汗)』
『全然、ええよー!』
ありがとうございます。辻プロといい、森田プロといいノリが最高ですね。
では次回は読者アンケートでもご要望の多かった、RS5シリーズの試打インプレッションとクラブフィッティングを引き続き森田理香子プロ協力のもと実施したいと思います。
お楽しみに!
―お知らせ―
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森田プロ、流石の美スイングですね!
応援しています✨
T君のただならぬ眼差しには、森田プロも何か感じざるを得なかったのでは(笑)
RS5の試打インプレッションも楽しみにしています😊
アジさん
コメントありがとうございます!森田プロくらいのレベルになるとT君のことなんて一切眼中に無い(気づいてない)ようでした。とにかく凄いショット連発です(^_^)