Hole 124　伝統と革新。ゴルファーの楽園を発見！

熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。

ＰＲＧＲで販促を担当しております、Ｎです。

ゴルフメーカーＰＲＧＲが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、新サイエンスフィット日記。

休日のゴルフを満喫するサイエンスフィット日記メンバーのＫ君とサイエンスフィット日記のご意見番Ｓ常務。

湘南の海に近い空抜けのゴルフ練習場で汗を流した後、２人が向かった先は、、、

歴史ある９ホールのシーサイドコース、茅ヶ崎ゴルフ倶楽部です。

午前中は近隣の打ちっ放しの練習場でショット練習をし、午後はここでハーフラウンドするという作戦。上達を目指すゴルファーの休日としては最高のプランです。

同じ目的に向けて練習を続ける、不器用ながらも熱い心を持った２人。

年齢差２３歳。販売担当役員と営業マンという立場の違いはあるものの、いつしかゴルフ仲間として心の距離感が近づいています。

※新型コロナ感染予防については、ゴルフ場も当ブログも最新の注意を払って取り組んでおります。

まずフロントで受付をし、先にプレー料金（クレジットカード、交通系ＩＣ、ＰａｙＰａｙなどのキャッシュレス決済も可能）を支払います。

『Ｓｕｉｃａでプレー料金払うのも面白いな。ところでロッカーは無いのか？』

『別途有料でありますけど、今日はロッカー無しでこのまま行きましょう。』

駐車場でラウンドの準備をして、そのままコースに向かいます。ちょっと普通のゴルフ場のスタイルと異なりますね。

一方は道路を挟んで湘南の海。そしてもう一方は住宅街がコースを囲むように隣接しています。

クラブハウス周りでは、たくさんのゴルファーがスタートを待っていました。なんだか活気があるゴルフ場です。

するとその時。

『どーも、お疲れ様です！』

逆光のなか、颯爽と現れたこの女性。

この方は、

ＧＤＯ（ゴルフダイジェスト・オンライン）のＭさんです！

ゴルフ業界の人なら９６％の人がご存知の有名人Ｍさん。ＧＤＯ（ゴルフダイジェスト・オンライン）で広報を担当し、”ゴルフで世界をつなぐ”ため世界を駆け巡っているアクティブ系熱狂ゴルファーです。

『お願いしまーす。』

６３年の歴史を誇る茅ヶ崎ゴルフ倶楽部ですが、現在はＧＤＯ（ゴルフダイジェスト・オンライン）が運営しているのです。伝統あるゴルフ場と日本最大級の総合ゴルフサイトが融合しどのように生まれ変わったのかを教えていただきたくて、Ｍさんにお声掛けしたのでした。

『じゃあスタートまで時間があるから、お昼食べながら色々教えてもらいましょうか。』

ちなみに現在レストランは営業していません。

代わりにクラブハウス前にはキッチンカーが出ており、ここでランチを買って元々レストランがあった場所などで気軽に食事を楽しむのです。

『美味しくておすすめですよ！キッチンカーは日替わりで店舗が変わりますので、詳しくは茅ヶ崎ゴルフ倶楽部のイベントカレンダーを確認してください。』

各自ランチを購入して、選んだ場所は。

クラブハウスの屋外テラス席。

爽やかな湘南の風を受けつつ、９番ホールを眺められる最高の場所でランチに舌鼓を打ちます。

せっかくなので、Ｍさんにこのゴルフ場について色々と聞いてみたいと思います。

このゴルフ場って昔からあるんですか？

『はい、名匠上田治の設計で開場は１９５７年。神奈川県では９番目に古いゴルフ場です。”東の井上（誠一）、西の上田”とよく言われますが、上田先生の関東のコースは珍しいですね。』

歴史あるコースが今年、新しく生まれ変わったようです。

なんでＧＤＯが運営しているんですか？

『もともとこのゴルフ場は２０１５年に閉鎖する予定だったんです。その後土地利用事業者が公募されるなか、地域住民の皆さまの要望や災害避難場所としての役割を果たせる新しいゴルフ場として、ＧＤＯを代表とするグループで応募し、現在運営を任されているんです。』

ゴルフ場予約サービスだけでなく、Ｅコマース、中古ショップ、メディア、レッスン、イベントなど様々な事業を展開するＧＤＯがゴルフ場運営をおこなうというのは、さらなる相乗効果がありそうでとても楽しみですね。

どんな特徴があるんですか？

『コースは９ホールでパー３が３つのパー３５です。完全セルフプレーで、お客様には歩きの手引きカートでラウンドしていただきます。レストランは無く、お風呂は現在はシャワーのみですが、空きがあれば気軽に当日ラウンドもできるので、気軽にゴルフ本来のプレーを楽しんでいただきたいですね。あとは富士山を望む景色、シーサイドコースならではの防風林、海風、戦略的なコースレイアウトなども特長的です。』

ＧＤＯが運営するので近未来的なデジタルコースと思いきや、極力プレー以外の要素を排除したスタイルのようです。気軽なゴルフ場が少ない神奈川のゴルファーにとってはうれしいスタイルではないでしょうか。

コロナ禍に生まれ変わった新しいゴルフ場は、これからの新しいゴルフの楽しみ方を感じさせるニューノーマルなゴルフ場の様です。

ここでＫ君から質問が。

こ、ここって難しいですか？

『そうですねえ、上田治はＣ．Ｈ．アリソン設計の廣野ゴルフ倶楽部の造成にもたずさわっていますので、海砂の広く深いアリソンバンカーが難易度を上げています。アップダウンは少ないけど、狙いどころにボールを運べないと大叩きしますよ。腕自慢の方でも５０を打って肩を落として帰る方が多いですね。』

『ちなみに最近左への引っかけが多くて。。。左はダメですか？』

『はい、左はダメですね。特にホールによっては左サイドに住宅、小学校、国道が隣接しているので、絶対に防球ネットを越えちゃダメですよ！』

不安に表情を曇らせるＫ君とＳ常務。完全セルフプレーで無事ラウンドができるのでしょうか。

『何か急に不安になってきちゃったみたいなんで、Ｍさん一緒にラウンドしませんか？』

『全然良いですよ！』

ということで、Ｍさんも一緒にラウンドしてもらうことになりました。

（Ｋ君とＳ常務は後ほどＭさんの実力を痛いほど知らされることになる）

セルフプレーのラウンド準備

完全セルフのゴルフ場なので、もちろん車からのバッグの積み下ろし、手引きカートへの移動、設置も自分たちで行います。

Ｓ常務も初めてのカート設置にチャレンジしてます。

苦戦しながらも、

ゴルフ場の方に助けてもらって、無事設置完了！（所要時間１分）

『できた！手引きなんて初めてだから楽しみだな。』

ちなみに手引きカートは２輪タイプと３輪タイプが選べるようです。Ｓ常務が選んだ２輪タイプは引きながら移動する方式で小回りが利き、Ｍさんが選んだ３輪タイプは押しながら移動する方式で安定感が特長です。ゴルフクラブで言えば、浅重心と深重心で、挙動が異なるドライバーと言ったところでしょうか。

一方のＫ君は、

カートは使用せず、憧れの担ぎゴルフです！

『せっかくスタンド付きのバッグを使ってるんで、担いでラウンドしてみたかったんです。』

さらにゴルフの原点に迫るＫ君。ちなみに担ぎプレーの人は、担ぎプレーの証明として専用目土袋の使用が義務付けられています。

Ｋ君は愛用のターフエイドバッグを持っていますので、人生初の”担ぎ＆目土袋２個持ちプレー”となります。

完全セルフラウンドスタート！

９ホールのゴルフ場なのでスタートホールは１つ。ゴルフ場にドライビングレンジはありませんが、練習グリーンはありますので、グリーンのタッチを確認してみましょう。

『おお！良いグリーンですね。』

グリーンはガリガリの高麗グリーンかと思ってましたが、手入れの行き届いたベントグリーンでした。滑らかな転がりです。

さあ、時刻は午後１時４０分。そろそろスタート時間です。

おじさんゴルファーの休日。

午後はセルフで午前の練習の成果を発揮します！

（なんかめちゃくちゃ楽しそう）

ところで皆さんお気づきでしょうか。

Ｋ君、Ｓ常務の休日の普段着感と足元のスニーカー。

そうです、このゴルフ場は（常識の範囲内で）ドレスコードが無いのです。伝統あるコースを守りながら新規ゴルファー参入のハードルを下げ、ゴルフ業界に新しい風を吹き込むＧＤＯの取り組みは何とも面白いですね。

ということで、いよいよ次回はＧＤＯのＭさんにお相手いただきながら、伝統と革新の茅ヶ崎ゴルフ倶楽部をラウンドします。お楽しみに！

つづく

（Ｋ君とＳ常務はＭさんの実力をまだ知らない。。。）

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