熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。
PRGRで販促を担当しております、Nです。
ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく、真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、新サイエンスフィット日記。
3月のある日、今回はあるゴルファーの休日を追ってみたいと思います。
■神奈川県横浜市
軽快に階段を駆け上がる坊主頭のその男。
天気のすぐれない土曜日の午前10時。普段より人影もちょっとまばらです。
そんなことは気にせず、坊主頭はみらい都市横浜のランドマークを横目に目的地を目指して突き進みます。
大きな建物に入り、
検問(入場登録チェック)を突破し、
目的地が見えてきました。
スモーク(消毒ミストシャワー)の中から登場。
サイエンスフィット日記メンバー、初心者ゴルファーT君です。
『おはよう。』
『おはようございます!フェア楽しみだなあ~』
そう、今回T君が訪れたのは、3月12日から14日まで横浜市のパシフィコ横浜で開催されたゴルフ界の春の風物詩、ジャパンゴルフフェア2021です。
国内外のゴルフ関連企業によるアジア最大のゴルフ総合コンベンションであるジャパンゴルフフェア。元々はビジネス向けの見本市的なものでしたが、近年はビジネス来場者だけでなく一般ゴルファーにも向けた運営にシフトし、多くのゴルフファンが待ち望むイベントとなっているのです。
残念ながらPRGRは出展していませんが、横浜市在住の一般ゴルファーとしてゴルフ大好き男のT君は会場に足を運んだのでした。広大な会場内の出展社ブース、イベントをチェックするT君。ワクワクが止まらない様子。
昨年は新型コロナの感染拡大により中止となりましたが、今年は緊急事態宣言により開催が危ぶまれながらも2年ぶりに開催。このような状況で様々な感染防止策を講じ開催した主催者、出展社には本当に頭が下がります。
会場内来場者を5000人に制限しているものの、場内は熱狂ゴルファーによって大いに賑わっています。
さあ、ゴルフフェアを満喫するT君を追いかけてみましょう。
練習器具でレベルアップ!
会場を入ってすぐ、ひと際目立つ黄色いブースを発見。
蜂のコスチュームに身を包んだコンパニオンさんに引き寄せられるT君。
ここは発行部数22万部を誇る、旬な女子プロゴルファーの表紙でお馴染みの大人気ゴルフフリーマガジン『BUZZ GOLF(バズ・ゴルフ)』のブースです。
するとコンパニオンさんに代わって、すかさず毒蜘蛛のような怪しげなおじさんが攻め込んできました。
『Nさん、毎度ですう。何かお手伝いできることがありませんか?』
と親しげに話しかけてきてくれたこのおじさんの正体は、BUZZゴルフの敏腕営業マンTさんです。BUZZゴルフ誌上で、かつては”ガッデムT”、そして近年ではその営業手腕を高く評価され”レジェンドT”と称され、たびたび登場する名物キャラクター(59歳)なのです。
※フェア期間中もファンの方から声をかけられ上機嫌なレジェンド
『うちね、練習器具もいろいろ扱ってるんですわ。見たってください。』
よくみるとブースにはおもしろそうな器具がたくさん並んでいます。平均スコア114の初心者ゴルファーT君にとっては、コンパニオンさんよりこっちのほうが気になるようです。
ちなみにこの表面がぶつぶつのオレンジ色の半円形の器具は、傾斜を疑似体験できる練習器具だそうです。
『あー、これは良いですね!コースだと練習場のような平らなところで打つことがないからどう振ったらいいかわからなかったんですよ~』
傘をクラブに見立てスイングしてみるT君。サラリーマンゴルファーとしてなかなか様になっています。
そしてもうひとつ。こちらはやわらかい樹脂で作られた練習器具ですが、この不安定な器具の上に乗ってることによって、バランスの良い安定感の高いスイングを見に付けます。
『うわあ、ぐらぐらしてスイングできない。でもこれは家のなかでも練習できていいですね。』
続いて、サンドウェッジを発見。見た目は普通のクラブです。
『これね、バンカー脱出用ウェッジですわ。シャフトがめちゃ柔らかいのでダフりやすくなってます。なのでボールの手前を打たないといけないバンカーショットには最高なんですう。』
『ほんとだあ。柔らかい!これならバンカー出そうですね。』
バンカーが恐怖でしかない初心者ゴルファーT君にとっては強力な武器になりそうなクラブです。
さらに、
『これ見てください。今人気なんです!』
と、差し出された謎の器具。
『へ~どうやって使うんですか?』
『これは、あの、えー。。。この動画見てください。』
丸投げするレジェンド。これはスイングの稼動域を広げる練習器具で、いま流行のシャローイングスイングの練習にも効果的なようです。
大根切りスイングの頑固な手打ち職人T君でも憧れのシャローイングが身につくのか!?興味深いですね。人気の理由がわかります。
『いやあ、ゴルファーのツボを押さえたアイテムばっかりで面白いですね。じゃあTさんまた。』
『いやいやいや、もうちょっと紹介したってくださいよ。えらいすんません。』
そういえばこの人はBUZZゴルフの名物敏腕営業マン、レジェンドT(59歳)でした。ただでは帰らしてくれそうもないので、以下ご紹介いたします。でもホントにおもしろい練習器具がたくさんありましたのでWEBサイトを覗いてみてください。
初心者ゴルファーの知らないシャフトの世界!
さあ、次にT君が向かったのは、、、
日本シャフトのブースです。
『シャフトの世界ってよくわからないので、勉強したいなと思いまして。』
PRGR公式オンラインショップの見習い店長を務めるT君。お客様にしっかりと商品説明するためには、自身の知識を高めねばなりません。
徹底したコロナ感染対策のため、商品は触れられないようアクリルケースの中に納められ、スタッフからの説明は極力控え、商品詳細は説明ボードやQRコードで調べるスタイルになっています。感染拡大防止に配慮した素晴らしい運営ですね。
真剣に説明文を読むT君。
『つぶれ戻りによるインパクトの厚み・・・?』
インパクトに薄さしか感じたことがないT君にはいまいちピンとこない様子。仕方無いからスタッフの方に説明してもらうことにしましょう。すいませ~ん。
すると、
ずずん
何やら重厚なオーラを身にまとったスタッフの方が登場。
どん!
『いつも大変お世話になっております。日本シャフトのKです、どうぞよろしくお願いいたします。』
その圧倒的オーラでT君を縮みあがらせたこの方は、日本シャフトの広報担当のKさんです。重厚なオーラと爆発的なドライバー飛距離、そして世界を股に駆けグローバルに活動する姿から、業界内では”世界のK”と呼ばれている人物です。(ゴルフ業界は称号が多いですね)
オーラはあるけど、すごく腰が低い方なのでほっとするT君。
『ちなみに御社の人気のスチールシャフトって種類がいっぱいあるけど、どうやっておすすめするんですか?平均スコア114のこの男に合うシャフトってあるんでしょうか?』
『そうですね。本来は今使っているクラブや球筋傾向などをお聞きして試打していただくのですが、今日は試打が予約でいっぱいになってまして。あとは運動歴なども伺って、スイング傾向を推測することもありますね。ちなみに何か運動されてましたか?』
『バスケをずっとやってました。手をしっかり使うので、ゴルフでも手打ちが直りません。フックが多く、球があがらず、番手通りの距離が出なくて悩んでいます。』
『なるほど、瞬発系のスポーツですね。球があがりにくい方なんかにはこれをおすすめしています。』
と、T君が案内されたのは軽量スチールシャフトの先駆けとして大ベストセラーとなったN.S.PRO 950GHのNEWモデル、N.S.PRO 950GH neoです。
近年、飛び系アイアンの台頭によりアイアンのストロングロフト化が進み、球があがらずランで距離を稼ぐゴルファーが少なからずいることに着目して開発されたモデルで、球があがりにくかったゴルファーにも高く飛んで止まる弾道を得られるように設計されているとのことです。
ちなみにPRGRのアイアンだと、進化した飛び系アイアンPRGR 02 IRONとのマッチングがおすすめとのことです。
そしてにツアーでの使用率が高く、ハードヒッター、上級者に大人気なのがN.S.PRO MODUS3です。重量対別に4つのシリーズがあり、その類まれな製造技術で生み出された高精度なシャフトは、安定したスピンと飛距離、方向性を実現。プロゴルファーも絶大なる信頼を寄せています。
PRGRのアイアンで言えば、PRGR 00アイアン、01アイアンなどとのマッチングがおすすめとのことです。T君はハードヒッターでも競技ゴルファーでもありませんが、興味深そうに説明を聞いています。
さらにもうひとつのシリーズ、N.S.PRO Zelosは、世界最軽量を誇る超軽量スチールシャフトモデルです。軽量スチールシャフトが振り切れなくなってきてカーボンシャフトに変えようか悩んでいる方やレディスゴルファーにおすすめで、ソールの広い大型ヘッドとのマッチングも良い、飛び系スチールシャフトです。
PRGRのアイアンなら、eggアイアンなどとのマッチングが良いとのことでした。
奥が深いスチールシャフトの世界を知れて満足そうなT君。と思いきや、
『すいません、ドライバーのシャフトも教えてもらえませんか?いまいちわからなくて。』
貪欲な人、T君はアイアンの説明だけでは満足いかないようです。
さっそくドライバー用シャフトの説明を世界のKさんにお願いしました。
『今年の1月に発売したRegio FORMURA MB+は全長7軸、手元には9軸組布を配置した合計16軸設計で、手元でしなりながらも先端の強烈なしなり戻りでスピード感も得られる、安定感と飛びを両立するシャフトです。』
『じゅ、十六じく!!??』←わかってない
シャフト全体は叩ける設計でありながら先端部の走りを高めたため、初速アップを実現できるシャフトのようです。タメを作って一気に開放するようなアスリートゴルファーに高い評価を得ているシャフトとのことです。
熱心にお話を聞くT君ですが、タメが一切作れないということを白状すると、Regio FORMURA B+のほうがおすすめとのことです。ぜひ今度試してみたいと思います。
ということで世界のKさん、丁寧に説明していただきありがとうございました!
さあ、T君が次に向かうのは、、、
『いやあ、練習器具を試して、シャフトの説明を受けたら、何だかボールを打ちたくなってきましたねー!』
練習嫌いのT君の心を動かすような魅力がジャパンゴルフフェアにはあるようです。とりあえず会場の端にある試打コーナーを訪れてみました。
が、
例年より来場者数は少ないものの、試打コーナーはどのメーカーも人気のため打席は予約でいっぱいの状況。
先ほど説明してもらった日本シャフトさんの試打ブースも、次の予約受付は午後になるようです。
すると、T君は受付に歩み寄って、、、
『あの~、僕、”世界のKさん”の知り合いで、名刺も持っているんですが、、、なんとかすぐ試打させてもらえませんかねえ。』
『おい、やめろ。』
ゴルフは紳士のスポーツです。マナーと順番をしっかり守りましょう。さてさて試打は断念したものの、ようやく火が付いたT君のゴルフ心はおさまりそうもありません。
広大な会場内、T君はどこに向かうのでしょうか。
ちょっと長くなってきましたので、T君の大冒険は次回へ続きます。お楽しみに!
つづく
―新サイエンスフィット日記・登場人物紹介―
PRGRサイエンスフィット日記メンバー T
プロギアのWEB担当兼公式オンラインショップ見習い店長。本格的にゴルフを始めて3年目、ベストスコア103、平均スコア114の初心者ゴルファー。練習嫌いでラウンドも年に2・3回程度という、ゴルフメーカーとしては貴重な存在である”世の中の一般的ゴルファーのスキルと感度”を持った男。様々な出展社ブースで説明を聞くも、そのほとんどが理解できていない。
PRGRサイエンスフィット日記筆者 N
サイエンスフィット日記とギアスト!という2つのコンテンツを運営する幸せ者。ゴルフ歴20数年、平均スコア88。趣味スイング改造。迷走する自分のスイングを正しい道に導いてくれそうな練習器具探し、会場内を彷徨い続ける男。
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