Hole237　熱闘再び！日経カップ2022編・代表選手を襲う悲劇

熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。

ＰＲＧＲの公式ブログ担当Ｎと申します。

ゴルフメーカーＰＲＧＲが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく、真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、新・サイエンスフィット日記。

Ｓ常務の１００切りチャレンジも成功し、いよいよ次は企業対抗ゴルフの最高峰、日経カップです。日経カップに出場するのは社内選考会を突破したプロギアを代表する戦士たち。

左からＨ選手、Ｙ選手、ひとり飛ばしてＥくん、そしてＳ先輩です。

真ん中の赤シャツのおじさんは監督のＳ常務、一番右はマネージャー兼記録係の私Ｎです。サポートメンバーを含めたこの６人がプロギアチームとして日経カップに挑むのです。

ちなみに以前おこなったミーティングでは、チームの目標スコアをいつも以上に高く２３２ストロークに設定しました。

Hole237　緊急招集！日経カップ選手ミーティング。

この目標をクリアし、２年連続の決勝進出を果たせるのか。今回は日経カップを直前に控えたプロギア戦士の状況をお伝えしたいと思います。

日経戦士の近況報告

まずはチームの最年少のＥくん。

昨年は日経カップ出場資格年齢の３０歳となり、日経カップを皮切りに群馬県アマ、柏オープン、沖縄オープンと数々の試合で好成績をあげたチームの新たなるエースです。

そんなＥ君は自らクラブ調整を行い、常にベストなギアで試合に挑んでいるのです。

Ｎ

そろそろ試合が近づいてきたけど、どう？調子は？

Ｅ君

はい、試合勘を取り戻すために出場した群馬県アマの予選ではメダリスト（１位）を獲ることができました。調子はまずまずだと思います。

メダリスト？そんなの聞いてないぞ。調べてみると、

ホントだ！しかもスコアは１アンダーの７１。

順調に仕上がっているみたいです。Ｅくんの日経カップの目標スコアは７２ですが、もしかしたらもっと良い結果を出せるかもしれません。これは期待大です。

続いてはチームの大黒柱であるＹ選手。

日経カップの目標スコアは７４。そして誰よりもチームの好成績を願っている男です。

Ｙ選手

俺も継続して競技には出てるよ。

と語るＹ選手。神奈川県アマ予選、関東ミッドアマ予選、倶楽部対抗と春の競技をこなして調子は上々のようです。

Ｙ選手

Ｅも調子良いみたいだし今年も最低限予選は突破したいね。そのカギを握るのは今回は”あいつ”かな。

その”あいつ”とは、プロギアチームのニューフェースＨ選手です。

予選会上位だったＫ君が家庭都合で代表を辞退したので繰り上げで選手となったＨ君。高校時代はゴルフ部だったので基礎レベルはＫ君より数段上ですが、ここ数年はゴルフの回数が減っていたというのが気になるところです。

Ｎ

どう？ゴルフやってるの？

Ｈ君

はい。思いがけず選手になってしまいましたので、今までよりは練習もラウンドもやっています。Ｋ君の分もがんばりますよ。

久しぶりの真剣競技ゴルフに向け、真面目にゴルフに取り組んでいる模様のＨ選手。昔の勘を取り戻せば目標スコアの８６は楽にクリアできるでしょう。

そして最後は、

日経カップといえばこの人。今年はチームキャプテンという重責も担うＳ先輩です。

日経カップに懸ける熱度は誰よりも高いのですが、選考会では気合が入りすぎて超高速空回りをしてしまいスコア９８を叩いてしまいました。

が、その後Ｎとの最終対決に勝利し、見事試合への出場権を獲得しました。

その後も試合に向けて練習を続け、ラウンドも回数を重ねてきました。

が、

試合が近づくにつれて、

キャプテンを担うＳ先輩の緊張とストレスは高まり、デスクワークは手につかず。

外回りの仕事中も、

日経カップのことで頭がいっぱいで心ここにあらずの状態です。

Ｎ

どうですか？今年はいいスコアで回れそうですか？

Ｓ先輩

はあ、やっぱり俺みたいな下手が試合に出るべきじゃないよ。しかもキャプテンだなんて。ああ、もう全てから逃げ出したい。。。

毎年この時期の恒例行事ではあるものの、今年はいつも以上のプレッシャーに苦しむＳ先輩。そんな弱ったおじさんにある悲劇が襲いかかります。

日経戦士の悲劇

＼ピロリン♪／

Ｎ

ん？なんだこんな時間に。誰だよ。

早朝４時過ぎに私のスマホに１本のメッセージが届きました。確認すると、

Ｎ

えっ！？熱がある？コロナかなあ。

体調不良と発熱に見舞われてパニック状態のＳ先輩。最悪の事態を想定しつつ、抗原検査キットとカメラを持ってＳ先輩の自宅に駆けつけることとしました。

■AM5:30　東京都内某所

Ｓ先輩の住むマンションにやってきました。

すると、

試合に向けて丸刈りにしたやる気溢れる頭とテンションの下がった顔面とのギャップが激しいＳ先輩がやってきました。

とりあえず窓越しに抗原検査キットを手渡して、

Ｎ

Ｓ先輩がんばって！絶対大丈夫だから。コロナになんて負けないで！！

Ｓ先輩

ううう、、、ありがとう。こんな時になんてついていないんだ。。。

弱弱しく涙を流すＳ先輩。

まずは検査での陰性を証明してほしいところです。

—１時間後—

＼ピロリン♪／

お、Ｓ先輩からメッセージが届きました。気になる検査結果は、、、

赤い線が２本出ていたらアウトなのですが１本しか出ていません。陰性のようです。良かったー！！

コロナ感染の心配はひとまず無くなったので、あとは体を休めて試合までに快復してほしいところです。

―２時間後－

＼ピロリロリン♪／

ん？またまたＳ先輩からメッセージが。嫌な予感がします。

ものが捨てられないタイプのＳ先輩。検査済みの抗原キットを大事に保管していたら、うっすらと２本目の線が出てきたようです。

その後、

Ｓ先輩

ううう、ごめん。病院に行ってＰＣＲ検査受けたら陽性だった。

悲しんでいるのか喜んでいるのかわかりませんが、日経カップまではあと７日。自宅隔離期間は７日間とのこと。

ということで、

Ｓ先輩はコロナで痛恨の出場停止！

最後の日経戦士、誕生！

試合に出る予定だったＳ先輩が出れないとなると、その代わりに誰が出るのか。これは緊急ミーティングを行うしかありません。

Ｎ

と、いうわけでＳ先輩がコロナで日経カップに出られなくなりました。補欠選手登録している私かＳ常務が出るしかありません。

Ｓ常務

そうか、１００切り選手権の時の”広告会社の人”といい、Ｓといい、コロナってやつは緊張で心が弱っている奴をめがけて攻撃してくるのかなあ。※

※個人の感想です

Ｓ常務

しかし困ったなあ。選手登録している人間しか出れないから、今さら俺とＮ以外の他の奴というわけにも行かないし、、、う～ん。。。

そう言いながら会社を飛び出すＳ常務。行先はわかっています。

Ｓ常務

ふう～、じゃあ打ち合わせの続きをするか。あ、俺おかわりはレモンサワーね。

駆けつけ１杯で落ち着きを取り戻したＳ常務。

Ｓ常務

しかしどうするかなあ。

Ｎ

はい。Ｓ先輩の代わりに①私が出るか、②Ｓ常務が出るか、はたまた③チームの上位３人のスコアの合計がチームスコアなのでＥくん、Ｙ選手、Ｈ選手の３人しか出ないか。この３択しかありません。

Ｓ常務

う～ん、、、Ｎが出たら記録係がいなくてブログが書けないし、３人で出る場合は当日何かあって３人揃わないと失格になるし、かといって俺が出てもあまりにもレベルの差がなあ。。。

監督としてあらゆる作戦を考えるも、答えがでません。

Ｓ常務

いずれにしても早く答えを出さないとな。一晩、時間をくれないか？

そう言い残して、Ｓ常務は夜の闇に消えていったのでした。

—翌日—

＼ピロリン♪／

来ました！

Ｓ常務の決断は、、、

自らの出場を選択！

Ｓ常務

一晩考えて、いろんな人にも相談した。大会規約も読み込んだ。

確認したのはこの日経カップ出場資格ですね。

Ｓ常務

『ハンデキャップ２０以下、またそれに相当する選手』とある。

たしかに。この部分ですね。

Ｓ常務

俺は１００切り選手権で９１を出すことができた。９１ひく７２は１９。この俺にも日経カップに出る資格があるんじゃないだろうか。

まあ、ハンデは単純に引き算じゃないけど、確かに１００切り選手権の時の９１は見事でした。

Ｓ常務

逃げるのは簡単だ。でもこんなチャンス滅多にない。俺は、、、

Ｓ常務

俺は、俺のハンデを全うするぅー！！

ちょっと何言ってるのかわかりませんが。とにかくサラリーマンゴルファーの最高峰を競う日経カップに出る覚悟を決めたようです。

Ｎ

おめでとうございます。ぜひ頑張ってください。ちなみに早速ですが明後日練習ラウンドがあるので、会議欠席してゴルフ場に行ってくださいね。よろしくお願いいたします。

Ｓ常務

えっ！いきなり？

いきなりもなにも、日経カップの本番まであと７日。あっという間です。

ということで、なんとＳ常務が日経カップに出場することが決定しましたが本当に大丈夫でしょうか。とりあえず次回は練習ラウンドの模様をお届けします。お楽しみに！

つづく

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