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プロギアで販売促進を担当しているNです。
PRGRの新しい直営レッスンスタジオ『PRGR GINZA EX』に通って本気で上達を目指すゴルファーを紹介する(ほぼ)リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記。第4部はメンバーをレベル別に分け、それぞれのレベルにあった課題(壁)を乗り越え、次のレベルを目指していく模様をお届けしております。
前回遂にハーフベストを更新し、30台を叩き出したスイングレベル3、平均スコアまだまだ90台のK君。
そんなK君から『ぜひに!』というゴルフのお誘いを受けて、今回もK君のラウンドにお付き合いすることとなりました。
■埼玉県・某所
夜明けとともにK君宅を訪れると、やはりいました。夜明け前からスタンバイしていたK君。準備万端です。
K君 『おはようございます。今日は僕が絶対乗り越えないといけない2つの壁のうちのひとつに挑みます。すいませんが、運転手兼カメラマン兼ライターとしてお付き合いください。』
N 『ああ、はいはい。アイツね。了解。』
今日はK君が過去何度も挑んでは敗れてきたあの男に再戦を挑んだようです。私の年間有給取得義務5日は、K君とのゴルフで消えてなくなりそうです。練習の成果が出始めてイケイケのK君、勢いに乗って難敵を撃破できるのでしょうか!?
ライバルとの再会
■茨城県・常陸大宮市
本日ラウンドするのは、茨城県のGOLF5カントリー サニーフィールド。今年女子プロゴルフトーナメントも行われる戦略的なコースです。
ちなみに大学4年時、㈱プロギアへの内定を勝ち取ったものの、ゴルフについて全くの未経験で知識も無かったK君は、入社までの半年間自らゴルフ5でアルバイトしてゴルフ知識を深めたという過去がありました。そんな因縁深い名前のゴルフ場でライバルを迎え撃ちます。
いました。
ほっぺがこぼれ落ちそうなほど今回の対決を楽しみにしていた元プロギアのG先輩です。
我々はスタート時間の2時間前にゴルフ場に到着しましたが、G先輩はさらに30分前に到着し、玄関で我々を待ち構えてくれてました。本当に嬉しそうな笑顔です。
K君は過去2回、G先輩に対戦を挑みましたが、いずれもG先輩の圧倒的なゴルフ力の前に本来の実力以下の結果しか出せなくて完敗。
スイングの壁を越えるべく練習してきた成果がいよいよ出始めてきたK君。目の上のでっかいタンコブであるG先輩を倒すには今しか無い。と判断し、G先輩に対戦を申し込んだようです。
グリーンコンディションも仕上がっている模様です。今回はバックティからのラウンド。身長183センチながらショットの精度と小技で勝負するG先輩のドライバー平均飛距離は215ヤード。K君はここに勝機を見出しているようです。
スタートまでの時間、ドライビングレンジで体をあたためます。
恒例の朝のルーティンとして、大好評発売中のサイエンスフィットレッスン本の第3弾『スイングの壁を知る5ステップメソッド(¥1600+税)』を読みながらスイングをチェックしています。
さらには苦手なアプローチショットも、最近覚えた必殺ランニングアプローチを黙々と練習しています。
ちなみに今日一緒にラウンドするもうひとりのメンバーは、、、
K君にとって唯一のプロギア同期入社のOさんです。
Oさんも今はプロギアを卒業しアパレル会社で活躍中ですが、元々は学生時代から全日本クラスの競技ゴルファー(ちなみにハンデ+3)だったのです。自分との圧倒的な経験、実力の差に、入社当時のK君は愕然としたのでした。
N 『Oちゃん、忙しいのに来てくれてありがとう!Kもだいぶ成長したから暖かく見守ってね。』
Oさん 『いえいえ。ブログ毎回楽しみに見てます!K君がうまくなってて本当にビックリです。入社した頃は全然ゴルフのこと知らなくて、コンペの表彰式の司会で最初に優勝者を発表しちゃってコンペルームを凍りつかせたあのK君がこんなに成長したなんて。』
G君 『いやぁ、よく呼んでくれました。しかしコースが茨城とは、、、神奈川在住の自分にとっては200kmの長旅でしたよ。まぁ楽しみすぎて6時には着いちゃいましたが。』
N 『おまえの話はいいんだよ!』
さぁ、いよいよスタートです。絶好調のK君はライバルにいいところを見せられるのでしょうか?
K君の快進撃
オナーはレベル3ゴルファーのK君。左はすぐOBの打ち下ろしのホール。引っかけ癖のあるK君にとって苦手なレイアウトです。
おお!しっかり振りぬいたショットはフェアウェイど真ん中に260ヤードショット。最高の朝イチショットにライバルふたりも驚いています。
続いて70台でラウンドする実力を持つレベル4ゴルファーのG君。
恵まれた巨体をまったく活かさないコンパクトスイングで、フェアウェイ左サイドに225ヤード。インパクトでのこの手の位置の低さはなかなか真似できません。さすが安定の巨人と言われるだけはあります。
最後にアンダーでラウンドすることもあるレベル5ゴルファーのOさん。
フェースローテーションを極力使わず、体の回転で飛ばすスイング。インパクトでの右足の粘りで安定性も高めています。これまたフェアウェイ真ん中に250ヤード!
ちなみに、G君もOさんもドライバーはPRGR RS Fドライバー(2018年モデル)を使用しています。どうりでG君がいつもより10ヤードほど飛んでいるはずです。
K君はセカンドをしっかり乗せて、
バーディーパットは惜しくも外れて、パー。
相変わらず絶好調のK君。他のメンバーが高速グリーンに苦しむ中、簡単にパーを取ってみせました。
G君 『・・・。』
続いてのホールもオナーはK君。
狭いホールながらドライバーを振り抜き、ここもフェアウェイど真ん中。
続くOさんもナイスショット!
そしていつも以上にコンパクトなショットで振りぬいたG先輩のショットは、
左の山!どうやらK君の変わりっぷりにちょっとビビッてしまっているようです。見かけと違ってメンタル杏仁豆腐のG先輩、ショットがガタガタです。
かたやK君はフェアウェイからピンをデッドに狙って、
ピン横3メートルにオン。これを決めて、
本日初バーディを早くもゲット!
G先輩 『・・・(汗)。』
G先輩 『な、ないすバーディ。。。なに?なんでそんなにドライバー飛ぶの?』
急遽G先輩に即席レッスンを施すK君。以前では考えられない光景です。
K君とOさん、G先輩とのガチ対決。ショットではK君が一歩リードしていますが、ゴルフはあがってなんぼ。ショートゲームではその実力の差はまだまだ大きいのが現状です。
■Oさんのバンカーショット
さすが、ベタピンにつけてきました。
■続いてG先輩のアプローチ
Oさんのベタピンボールにぶつけて寄せるという神業を披露。
ただしK君も負けていません。苦手なバンカーから、
上手く寄せました。
微妙な距離のアプローチショットも、
スピンで止めるという高等テクニックでピンに絡めてきます。K君はショートゲームでもライバルにひけをとっていません。
そのあまりの変貌振りに驚きを通り越して戸惑うライバルふたり。
前の組との間が詰まるとレッスン本を読み直して精神集中するK君。
G先輩、Oさんもその内容に興味津々の模様です。
生まれ変わったK君は醸し出すオーラも変わってきました。
文字では表せませんが、上手いゴルファーがまとうアレです。K君にもその雰囲気が出て来ました。
そうして前半9ホールが終了。G先輩と並んでホールアウトするK君ですが、13センチの身長差を感じさせないくらいK君が大きく見えます。(いや、G先輩が縮んだのか!?)
N 『なかなか調子良さそうだね。前半のスコアはどうだった?』
K君 『途中ちょっと打っちゃいまして、40でした。』
なんと、不本意ながら40でまとめています。前回のハーフと合わせれば(そんな計算方法があるか知らないが)39・40で70台達成です!
もう、息をするように30台を出すレベルまであと少しのところまで来ている模様。後半もこの調子なら自己ベスト(84)をあっさり更新しそうです。ちなみに他のメンバーのスコアはOさんはバックティということもあって42。完全にK君に飲まれているG先輩は46を叩いて私(N)と最下位争いをしております。
G先輩の独演会を兼ねた楽しいランチタイムを終え、そろそろ後半のスタートです。
アベレージゴルファーの激変
後半もK君のオナーからスタート。燃えているK君は上着を脱ぎ捨て、季節はずれの半袖で戦います。
バシィ
あれ?球はド右に一直線。
突然の不調にワケがわからずスイングチェックを乗用カート内で繰り返すK君。後部座席のOさんもK君の突然の奇行に戸惑っています。
※自動運転モードです。手離し運転ではありません。
必殺のランニングアプローチも、
真右に飛んでいきました。人はそれをシャンクといいます。
必死にスイングチェックをするも出口の見えないK君。
トップからの切り返しでクロスにならないように、、、
どん。
G先輩 『あ!痛い。おまえ先輩にクラブぶつけたな!この~、やめろよ~。』
K君 『あ、すいません』
どう見てもG先輩がK君のほうに近寄っていってぶつかった当たり屋案件です。深く悩むK君を励ますG先輩特有の気の遣い方ですが、端からみると調子を崩したK君の様子を喜んではしゃいでるおじさんにしか見えません。
いまひとつ調子に乗れないまま、後半9ホールが終了。
18ホールをともに戦ったライバルと熱い握手を交わします。
こうして熱く、楽しいラウンドは終了しました。
気になるラウンド結果は、、、
・
・
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どん!
後半は46でトータル86!
70台とベストスコアの更新は残念ながら叶わず。12ホール目までは70台が出せるペースだったのですが、ショットが崩れ始めてからブレーキが効かなかった感じです。
ちなみにOさんは後半40でトータル82。バックティからさすがのゴルフです。そしてG先輩は後半42で盛り返すもののトータル88。遂にK君は宿敵のG先輩を倒すことに成功しました!
ラウンドを終えたG先輩にK君のゴルフの感想をインタビューしてみました。
G先輩 『いやぁ、驚きましたよ。Kの成長具合には。まさかKに負ける日がくるなんて思いませんでした。でも、彼の努力の結果なので今日のところは潔く負けを認めたいと思います。あとはあのレッスン本がすごく気になりますね。私もあの本を入手して、次回はぜひ距離5800ヤード以内のレギュラーティで勝負したいです。』
※なんでしょうこの雰囲気。『私の履歴書』の取材か何かと勘違いしているような佇まいです。
ちなみにK君はまったく聞いてません。
Oさんにもお話を聞いてみました。
Oさん 『前回も驚きましたが、今回は本当に驚きました!最後ちょっと崩れちゃったけど、いつ70台が出てもおかしくないゴルフの内容でした。次ラウンドするときはもう勝てないかもしれないです。』
最後にK君にもコメントをいただきました。
K君 『最後崩れたのが悔しいけど、これが今の僕の実力です。まだまだ練習を続けてもう一段レベルアップしたいと思います。そして日経カップの選手になって、筑波カントリークラブでOちゃんともう一回対戦したいです。』
そうなのです。企業対抗ゴルフの最高峰、日経カップの代表選手入りを狙うK君ですが、Oさんはすでに勤務先のアパレル会社では日経カップ代表選手で、昨年は7000ヤードクラスの筑波カントリークラブを男性選手と同じティから好スコアでラウンドし、チームは予選突破も果たしているのです。今年こそ代表選手の座を勝ち取り、筑波カントリークラブでおこなわれる日経カップの予選を70台でラウンドしてチームを予選突破に導くのがK君の今年の目標なのです。
K君 『ちなみにようやくG先輩を倒すことができました。今までありがとうございました。さようなら。』
G先輩 『おいおいおい!これからもゴルフ誘ってよ。栃木でも福島でもいいからさ~』
ゴルフの練習はひとりでできても、ひとりではラウンドできません(やろうと思えばできるけど)。
レベルアップのためには佳きゴルフ仲間、佳きライバルの存在が不可欠です。K君は恵まれた環境と仲間に支えられ、さならるレベルアップを目指します。
引き続きサイエンスフィット日記チームの活躍にご期待ください!
つづく
サラリーマンゴルファーとして、仕事とご家族との時間を両立しながら、着実に進化されているKさん凄い❗️練習への取り組み姿勢を見習います‼️
そして、Kさんを一番近くで見ておられるNさんのブログから、今回登場されたライバルGさんOさんに限らず、このブログの皆様がゴルフを楽しんでいらっしゃる様子が伝わってきます😊
Nさんファンさん
コメントありがとうございます。ずいぶん時間がかかりましたが、K君もようやく結果が出始めました!これからもご声援どうぞよろしくお願いいたします(^O^)