ゴルフを愛する熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。
PRGRで販促を担当しております、Nです。
ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、新サイエンスフィット日記。
今回はいつもの銀座ではなく、都心をちょっとだけ離れた場所からお届けします。
■東京都 豊島区
マイキャディバッグを担いで登場したサイエンスフィット日記メンバーのK君。
彼が向かう先は、、、
PRGRの直営店のひとつ。PRGR TOKYO-HUB(トーキョー・ハブ)です。
今日は普段通っているGINZA EXから足を伸ばして、東京都豊島区にあるトーキョー・ハブにレッスンを受けにきました。都営地下鉄大江戸線『落合南長崎駅』の出口(A1)と直結する複合商業施設【アイテラス落合南長崎】の4階に店を構えるPRGRトーキョー・ハブ。地下鉄直結でありながら、駐車場も完備しているアクセスの良い直営店です。
PRGR最大の複合直営店
PRGRトーキョー・ハブは5店舗あるPRGR直営店のなかでも最大の店舗面積を誇ります。普段めったにトーキョー・ハブに来ないK君も様々な設備に興味津々。PRGR商品がすべて揃うショップエリアはゆったりとしたスペースで、じっくり商品を吟味できます。
PRGR商品以外の、ウェア、グッズ、小物、練習器具なども豊富に取り揃えられております。
『小平プロが着ているアドミラルのシャツ、かっこよくていいですね。これ着たら僕も小平プロみたいにシュッとしますかねぇ。』
ウェア選びもゴルフの楽しみのひとつです。中年の仲間入りを果たし最近お腹周りに貫禄がついてきたK君ですが、アドミラルのシャツを着ればシュッとすることでしょう。
日当たりの良いテラスエリアは全面がパッティンググリーンになっています。パッティングが得意なK君もボールを転がし感触を確かめます。
『やや重めですね。グリーンスピード7.5フィートぐらいでしょうか。しっかり芯でヒットする練習ができていいですね。』
8打席あるスクール打席エリアは開放感のある窓に向けて、生徒さんは横一列でショットできるスタイル。
『広いですね。練習器具とかも豊富にあって、楽しく練習できそうです。』
施設の奥に行くと、契約ロッカーエリアが。マイクラブを保管しておけます。
『いいなぁココ。妻に内緒で買ったクラブをここに保管しておきたいです。』
更衣室、簡易ロッカー、トイレなども完備。
『トイレもきれいですね。僕、練習前にトイレに行きたくなるんです。ワクワクするからでしょうか?』
さらにその奥にはスイング解析器【REDEYES ROBO】を完備したサイエンスフィット解析ルーム。
そしてその隣にも、大きな解析ルームが!!
『おお~ここも広い!個室でじっくり解析ができるのがいいですね。』
今日はここでK君の苦手科目の補修授業をおこないたいと思います
トーキョー・ハブの苦手克服・オリジナルコース
今回K君の補習授業に付き合ってくれるのは、PRGRサイエンスフィットチームの若きエース、長井インストラクターです。
本人はプロツアー出場を目指していた本格派ながら、レッスンでは上級者、学生ゴルファーはもちろん、初心者、女性など幅広くレッスンを受け持つ人気インストラクターです。
今回、K君が受講するのは、トーキョー・ハブの人気レッスンメニュー『ショートゲーム・ティーチングコース』です。
サイエンスフィットで練習を続けショット力は格段にあがったものの、アプローチはまったく上達せずなかなかスコアに結びついてこないK君にとって、アプローチショットは絶対に乗り越えたい壁です。
『Kさん、今日はよろしくお願いいたします。僕もアプローチで色々しくじってツアープロを断念した過去があるので、そのツラさはよくわかります。でも自分自身ショートゲーム解析をして以来、だいぶアプローチが良くなったので安心してください。きっと良くなりますよ!』
世のゴルファーでアプローチを苦手としている人の何と多いことか。初級者から上級者、老若男女問わずゴルファーを悩ませるショートゲームですが、プロギアはこれを科学の力で解決したいと思います。
ショートゲーム解析はこの専用測定器(アプローチ挙動解析機)を使用しておこないます。インパクト前後のヘッドの軌道、フェースの向きなどを詳細に計測できる機械です。
K君のアプローチショットをショートゲーム解析器と複数のカメラで計測します。
ちょっと緊張するシチュエーションのなか、20ヤードくらいのアプローチを数発おこないます。
計測データをもとに、スイングを解析して最適なレッスンをおこなうため、K君のスイングをしっかりと確認する長井インストラクター。
測定用クラブに取り付けられたセンサーの動きを計測器が詳細に計測してデータ化します。
『オッケーです。じゃあ、ちょっと計測結果を見てみましょう。』
『この画面はKさんのアプローチショットのスイング軌道を計測したものです。僕が気になるのは、インパクトに向かうヘッド軌道と、インパクト時のヘッドライ角ですね。』
K君のヘッド軌道は左右進入角がおよそ4度インサイドアウト軌道になっており、インパクトライ角はアドレス時に比べて3度ほどフラットになっていることが、この計測器でわかりました。
『Kさんはクラブをインサイドに引いて、アウトサイドに打ち出してますね。これだとヘッドがボールの手前で地面に当たりやすいのでダフッたり、トップしたり、安定しません。ミスを恐れてリズムも早くなるから、まずはこの軌道を直したいですね。』
矢野東プロのアプローチスイングと比較してみると、確かにK君のスイングはインに引き過ぎのようです。
■今までのテークバック
■正しいテークバック
『インに引くことがダメというより、Kさんはちょっと難しいアプローチの打ち方をしてますね。緊張する場面でもシンプルに打てる、確率の高いアプローチショットをまずは身につけるべきです。』
『あとKさんは気がつかないうちにフェースを被せてアドレスしてますね。ちょっと確認してみましょう。』
と、長井インストラクターが取り出したのは、ウェッジのフェースにマグネットで取り付ける練習器具。
これをウェッジのフェースに取り付けて、
被せたままのフェースで打つとボールは左に行くので、自然とインサイドアウト軌道にしている。というK君のスイングを再現する長井インストラクター。
『ウェッジのトゥ部分が浮くくらい手の位置を低くアドレスすると、自然とフェースは左を向きます。ヒールが浮くくらいのイメージで全然大丈夫ですよ。フェースもターゲット方向を向くはずです。』
確かにフェースが開いているような気もしますが、練習器具で確認するとしっかりターゲット方向を向いています。
K君のアドレスを修正する長井インストラクター。適正なライ角になるように、いつもよりちょっとボールに近づきます。
そのアドレスから再度アプローチショット。
再度アプローチ挙動を計測。
最初のショット(右側)と比較すると、スイングプレーンがだいぶ変わってきました(左側)。
ヘッド軌道の数値を見ると、、、
さっきまで、4度インサイドアウト軌道だったものが、3度アウトサイドイン軌道になっています。インパクトライ角も2度フラットになっていたものが、ややアップライトになっています。劇的な変化と言っても良いでしょう。
動画だけではわからないスイング中のクラブの詳細な動き、フェースの向きをデータ化し、確認、修正できるショートゲーム用のヘッド挙動測定器。これはショートゲームの上達には強力な武器となりそうです。
『うん、確かに振りやすくなった。安定して打てそう。。。』
やや釈然としない、納得のいかない表情を見せるK君。
『でもさあ、これってさぁ。。。』
ま、まさか、、やめろ、言うな。
『やっぱりマットの上からだから打てるんだよね。本番だとこんなに上手くいかないもん。意味あるのかなぁ。』
あー!!言いやがったコイツ!!
長井インストラクターが年下だからって、全てのインドア練習施設の関係者を敵に回すこの一言を。みんなが思っているこの一言を!
※サイエンスフィットブース内の時間が止まりました。K君はなかなかのスタンド使いです。
アプローチショットへの光明
『(笑)。いや、まさにそうですね。練習マットの上からだとある程度どんな打ち方でも打てるし、だから変な打ち方で身についちゃうんですよね。Kさんみたいに。』
軽いジャブを打つ長井インストラクター
『色んな打ち方ができて、不器用なKさんでも今みたいに簡単に軌道が変えられるからこそ、アプローチは難しいんでしょうね。僕もプロテストとかで嫌っていうほどアプローチの恐さは経験しましたから。Kさんとはくぐり抜けてきた修羅場の数が違います。だからこそ、正しい打ち方をしっかり身につけて、自信をつけて本番の芝生に臨めば良いんです。』
静かに話し続ける長井インストラクター。アプローチショットに人生をかけてきた男の言葉は重みが違います。
『あと、Kさんのアプローチに必要なのは”リズムと始動”ですね。』
『体を完全に停止させた状態でクラブを振り上げると、どうしてもリズムが早くなって、ダウンスイングで打ち急いでしまい、ダフリ、トップが生まれます。安定した打ち方と、自分に合ったリズムを身につけて練習すれば、アプローチの恐怖感はだいぶ解消されますよ。僕もこれでアプローチが良くなりました。』
アプローチにビビッている人の多くは、ショット前に嫌な予感がして、スイング中に色々考え事をしちゃってませんか?(なぜ分かるかって?私もだいぶアプローチに病んでいるからです(^-^))
嫌な予感が増幅して、ダウンスイングでとにかく早く打っちゃう。リズムが目茶苦茶になるとアプローチの成功確率もグンと下がりますので、一定のリズムで振れるようにならないといけません。
確かにK君のアプローチショットは打つ前に嫌なオーラを撒き散らしながら、テークバックに対してダウンスイングが猛烈に速いのが特徴です。
※スクランブルゴルフ大会での見事なアプローチトップ。
『リズムを身につけるには、連続打ちが良いですね。体重移動を使って一定のリズムでクラブを振ってください。手で振ろうとするとうまく打てません。』
K君もチャレンジ。
『次に始動ですが、これはルーティンやワッグルとはちょっと違って、スムーズにスイングを開始するきっかけとして自分にしかわからないような動きを取り入れることです。具体的には左右の足をちょっと足踏みするとか、体重を右・左に移動させるとか、グリップをちょっとターゲット方向に動かすとか。これは本当に人それぞれなんですが、リズムと始動をセットで練習すると、シビれる場面でもいつも通りのアプローチができます。』
『わかった、じゃあちょっと自分なりに練習してみるよ。隣の解析ルームを借りるね。』
自分と向き合い、自分なりの答えを見つけるために、別室で黙々と練習を続けるK君。豊富な設備を有するトーキョー・ハブならではの贅沢な練習です。
-20分後-
『自分なりに始動方法についていくつか試してみたんだけど、ちょっと見てください。』
■始動① 左のおしりを開いてからスイングする。
『完全にマシュー・ウルフをパクってますが、スイング前にピタッと静止してますね。ダメです。』
■始動② クラブを一度体の前にあげてからスイングする
『う~ん。できれば、縦じゃなくて横に動かしやすいほうがいいですね。ちなみにこれドライバーのルーティンですよね。』
■始動③ つま先をあげながらスイングする
『いやいやいや、足踏みしながらその反動で始動するのはアリですが、クラブをあげながら足もあげるって、よく打てますね。』
■始動④ 地面反力を使ってみる
『貴婦人の会釈ですね。』
K君なりに真面目に練習したようですが、まったく主旨が伝わっていなかったようです。いかにスムーズにスイングを開始し、一定のリズムでボールを打てるか。答えは自分の中にあるはずなので、引き続き苦手なアプローチ克服のために練習を続けてもらいましょう。
『マットだと打てるけど、コースだとダメなんだ。と思い込んでいたけど、コースでミスの出やすい打ち方をしていたことがわかって良かったです。マットの上でも自分なりの始動とリズムと身につける練習を続けて、自信をつけていきたいと思います。』
ゴルファーの多くが悩むアプローチショットを科学の力で解決するPRGRトーキョー・ハブのショートコースティーチングコース(50分 10,000円(税別)を受講したK君。70台を出すためには足りていなかったショートゲーム力を磨くきっかけになりそうです。
GDO企業対抗ゴルフ選手権に全てをかけるK君に残された時間はもうわずか。K君の活躍にご期待ください。
つづく
いま銀座EXの近くのドトールでこのブログ読んでます、あと30分で銀座EXの予約時間です。どんな診断が下されるのかワクワクです。K君、一緒に頑張りましょう❗️
しまりすさん
コメントありがとうございます。サイエンスフィット受講ありがとうございます!!
で、診断が下されました。結構はっきりとしたFタイプ。Fタイプに合ったスイングと合わないスイングを教えてもらいました。皆さんも診断おすすめします。私もイニシャルKなので長井インストラクターの「K君みたいに」のセリフにはドキッとします。
しまりすさん
受講ありがとうございました!!Fタイプですか。いいですね!○スティン・○ョンソンタイプ!K君もFタイプスイングを目指しております。ともに頑張りましょう!
この長井インストラクターの言葉は深いですね。
アプローチはやはり難しい…とにかくK君頑張ってください
ハラダさん
コメントありがとうございます。長井インストラクターは、アプローチで地獄の苦しみを味わってますので、K君とは重みが違いますね。
K君にももっと地獄を味わっていただきましょう(笑)
貴婦人の会釈、うけました(笑)
K君と長井インストラクターのやり取り最高です。次回も楽しみにしています。
アジさん
コメントありがとうございます。K君の始動のきっかけを探す旅はまだまだ続いているようです(^-^)