Hole 14  日経カップ企業対抗ゴルフに挑戦!(予選大会編①)

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熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。

PRGRで販促を担当しております、Nです。

ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、新サイエンスフィット日記

おじさんたちの甲子園。日経カップ企業対抗ゴルフ選手権がいよいよ開幕。前回までは、出場選手を決める模様をお届けしましたが、今回からはいよいよ激闘の模様を徹底レポートします!

 

決戦の朝

■茨城県つくば市 AM5:00

まだ日も昇りきらない朝ぼらけ。

ホテルのロビーにはPRGRチームのおじさん集団が。

そう、今日は日経カップ企業対抗ゴルフ選手権2019の予選開催日です。

※冷静な表情でその時を待つ、N田キャプテン。

※注目銘柄の株価をチェックするY田選手。おじさんの朝の正しい姿である。

※マッサージチェアに座ったら、動けなくなってしまったおじさん二人。家電量販店等でよく見る光景です。

 

試合の朝は早い。けど、あまりにも早い、早すぎます。

これには理由がありまして、、、ちょっと時計の針を数ヶ月ほど戻させていただきます。

 

予選日程決定

■5月末 東京 大手町

厳粛なムードで静まりかえるオフィスビルの一室。ここは日経カップ出場企業が集う、キャプテン会議の会場です。プロギアチームは忙しいN田キャプテンの代理として、私(N)が出席しております。

この会議では主に大会概要説明とルール確認、予選出場日の決定がおこなわれます。今年から日経カップは予選日程が4回から5回に増えました。参加企業が増え、規模が拡大した日経カップですが、その分決勝大会への出場は狭き門となっています。

ちなみに予選日程の決定方法は、予選出場企業180社がくじを引いて小さい数字を引いた企業から順番に希望の予選出場日、スタート時間を選んでいくという、公正この上ない方法で決まっていきます。

さっそくクジを引く私。PRGRチームのメンバーからは、ある程度の希望日程を調査済みです。

恐る恐る数字を確認すると、、、、

末尾は、、、3?

その次の数字は、

きた!!53番目?希望が絶対通る順位です。

 

 

が、

 

 

もうひとつ数字がありました。

180社中、153番目。これは完全に希望通りにならない順番です。

即座にS先輩に助けを求めるも、S先輩も動揺を隠せない様子。

 

というわけで、避けたかったお盆休みのど真ん中の早朝1組目スタートという枠をゲットして今に至ります。家族サービスはできないけれど、おじさんたちのお盆休みは日経カップに全てを捧げることとなります。(選手のご家族の皆様、大変申し訳ございません!)

24時間営業の牛丼屋さんで朝飯食って、日の出とともに決戦の地へ向います!

 

決戦の地

■茨城県つくばみらい市 AM5:40

舞台は筑波カントリークラブ。数々のドラマを生んできた、おじさんたちの甲子園球場です。

日経カップ企業対抗ゴルフ選手権2019の開催を告げる看板。選手たちの気分も昂ぶります。

※興奮と緊張のあまり、私の手も震えピントがなかなか合いません。(そして写真を撮り直すのを忘れるくらいの緊張と興奮)

 

早いスタートなのでまだ選手の姿はまばらですが、コースは独特の緊張感に包まれています。

クラブハウスロビーでは、控え選手によるミーティングが行われています。

ミーティングの中心にいるのが、惜しくも11打差で出場を逃がしたS先輩。配布されたパンフレットからシード企業を含む192社、登録選手1191名のデータを収集しています。

S選手のデータ集計よると、日経カップ登録選手の平均年齢は50.14歳。出場資格が満30歳以上というものの、やはりメイン層は実に約半数を占める50歳代。まごうことなき、おじさんのための大会です。

さらに選手のハンディキャップを調査すると、平均は8.2。シングルハンデゴルファーの集まりということがよくわかります。

それにしても短時間でスマホ片手にこれだけのデータを解析するS先輩には、尊敬を通り越して畏れしかありません。

 

『選手のゴルフ場会員権保有率は65.4%か。3人に2人がメンバーコースを持っているな。結局、PRGRチームも出場選手は全員メンバーコースを持ってるし、俺もメンバーコース欲しくなっちゃったなぁ。。。』

分析の結果、他の選手にあって、自分には無いもの。それはずばり”ゴルフ場会員権”であるという結論を導き出したS先輩。日経カップに向けた武者修行ラウンドのおかげで、20年間コツコツお小遣いを溜め込んだ豚の貯金箱はすっかり軽くなってしまってますが、ゴルフ場の会員権が欲しい。という新たな夢ができました。とりあえずS先輩は、他の選手に無くて自分にだけある分析力と執念深さという武器に気付いていないようです。

 

コースでは徐々にスタートに向けて動きが出て来ました。

選手の姿も増え、活気が出てきました。

と、PRGRチーム応援団も続々とコースに姿を表しはじめました。選手選考会で敗退し、涙をのんだK君ももちろん駆けつけています。

 

『おはようございます。』

紛争地帯から帰国した戦場カメラマンのような男性から声をかけられました。

 

『おはようございます。Mです。今日は暑いですね。エアーコンポ(ベストタイプ)が無いとゴルフ場まで辿り着けなかったと思います。』

サイエンスフィット日記メンバーのM君でした。暑がりで眩しがりのM君にとって、夏は常にこの格好なのですが、若干25歳にして、この会場にいるどのおじさんよりも風格があります。

 

さらに続々と姿を見せるPRGRチーム応援団。お盆休みの真っ最中ながら、総勢12名の応援団員が集結しました。

他社を圧倒する大応援団。今年も大声援を追い風に、選手の背中を押します。

 

緊張のスタート

さて、ドライビングレンジに足を運ぶと、ここもシリアスなムードで真剣に球を打つ選手で溢れています。

と、ここにPRGRチームのエースY選手の姿を発見。

ドライバーで球筋を確認するY選手。かる~く振っているようでボールは250ヤード付近まで飛んでいます。いかにいつもと同じタイミングで力まず振れるか。試合で一番大事なことを経験豊富なY選手はわかっているのです。

かたやドライビングレンジでの練習を終えたN田キャプテンは、ショットのイメージを繰り返し脳裏に刻み付けているようです。

練習グリーンを見てみると、PRGRチームのレジェンドM選手がグリーンの速さを確認していました。

練習ラウンドとの速さの違いを感覚で合わせ、勝負どころでバーディーパットを決めるイメージを作っています。

同じく飛ばし屋Y田選手も1.5メートルのパットを入念に打ち続けています。ドライバーを300ヤード飛ばしても、最後はこの距離のパットを決められるかどうかなのです。

その模様をグリーンサイドからじっと見つめるPRGRチーム応援団員。

すると、、、

バチコーーーン!!

緊張して手が動かないY田選手の背中に、気合の張り手を食らわせました。これを先輩が後輩にやったらコンプライアンス上ちょっと微妙ですが、25歳年下の後輩が食らわす分にはむしろ清々しささえ感じます。

※昨年はY田選手からS先輩に気合の張り手。PRGRチームの伝統行事です。

 

緊張と笑顔のスタートホール

さぁ、いよいよ1組目のスタートが近づいてきました。ドライビングレンジからスタートホールに向うエースY選手。

いつも以上に表情が引き締まっています。

アウト、インのスタートホールに分かれた応援団も緊張しながら選手を見守ります。

スタートホールで競技説明を受けるY選手。

同期であり、ライバルであり、憧れでもあるY選手を見つめるS先輩も、まるで自分がスタートするかのような気合の入った表情になっています。

緊張のティーショットは、

見事フェアウェー中央にナイスショット!(私は緊張のあまり写真を撮り忘れるというミスショット!!)

無事にスタートしていきました。

 

エースY選手に続くのは、同じくS先輩と同期入社のN田キャプテン。今年のテーマである”笑顔”で登場です。

N田キャプテンのティーショット。

これは左のOBを嫌って右の林方面ですが、セカンドは何とかグリーンを狙えそうです。

一方のインコースでも、レジェンドM選手。飛ばし屋Y田選手が順調にスタートしていきました。

PRGRチーム応援団は、約2時間後にPRGRチームが笑顔であがってくるのをしばし待つこととします。

 

前半順位発表

応援団が待ち構えるインコース9番ホール。最初に姿を表したのはレジェンドM選手です。

 

2オンして、絶好のバーディチャンスを迎えています。

息を飲みグリーンを見つめる応援団。

このバーディーパットは果敢に攻めた結果、カップを通過して3メートルオーバー。

返しも外して、応援団が見守るなかまさかのボギーフィニッシュ。

照れながら応援団にハイタッチで応えるM選手。大ギャラリーの前でバーディー獲って目立ってやる。というB型気質が出ちゃったみたいですが、爆発力も秘めているのがB型気質の良いところです。

M選手の前半9ホールのスコアは39。さすがレジェンド。お茶目なところを残しつつ、しっかり結果も出します。

一方、アウトコース9番ホールでは、エースY選手があがってきました。

スコアは40で、Y選手にしたら悔しい限りですが、応援団の盛り上がりを見ると自然と笑顔になってしまいます。

続いてあがってきたのは、飛ばし屋Y田選手。

ティーショットをバンカーに入れてしまい、セカンドはバンカーから花道にレイアップ。3打目を寄せてパーを取りたいところ。

この寄せは突っこみすぎてグリーンをオーバー。ボギーフィニッシュとなりました。Y田選手はスコア43。苦しいラウンドだったようです。

 

最後にあがってきたのは、N田キャプテン。応援団全員がキャプテンを出迎えます。

 

※よく見たら応援団のなかに満面の笑顔で出迎えるレジェンドM選手が。お茶目なB型気質がここでも出ています。

そしてN田キャプテンのスコアはロストボールなどのトラブルに見舞われて痛恨の47。思うようにスコアを伸ばせなかったPRGRチームですが、これでチーム4選手のスコアが出揃いました。

 

ハーフチェックのスコア速報で現在順位を確認しにいくと、、、

 

なんと3位!

4人中3人のスコアの合計で競われる日経カップ。予選は36チーム中、上位5チームが決勝大会に進出という狭き門なのですが、PRGRチームは122ストロークで3位という好位置をキープしています。

 

『うぉっ!思ったより上位じゃないですか。この順位をキープできたら、7年ぶりの決勝進出ですね。』

 

『いや。まだ11チームしか上がってきていないから、この順位に出場チーム数を係数かけて割り出すと・・・・9.81位。このままだと予選敗退だ。ただし日経カップの過去のデータを見ると、後半のほうがスコアが落ちる傾向にあるので、おそらく後半3打縮めたら安全圏だろう。ひとり1打、前半より良いスコアで回れたら、まだ可能性はあるな。』

なんという冷静な分析。さすが日経カップにすべてを捧げた男です。

PRGRチームはやや劣勢ながら、まだまだわからない状況。大応援団の後押しを受けて後半巻き返せるのか!?

 

次回、日経カップ予選後半につづきます。

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