熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。
PRGRで販促を担当しております、Nです。
ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、新サイエンスフィット日記。
アベレージゴルファーの真夏の祭典、ゴルフネットワーク主催『100切り選手権』に出場したサイエンスフィット日記メンバー・スイングレベル2、100がなかなか切れないM君と、サイエンスフィット日記のご意見番、平均スコア109のS常務。
100を切りたい!という熱い思いを持った参加157名の同志とともに、シュプレヒコールをあげて、
意気揚々と100切りへの道をスタートしていきました。
―2時間15分後―
前半最終ホールの9番グリーン脇でふたりを待っていると、フェアウェイに黒い影が。
M君でしょうか?いや、おそらく山から里に下りてきた月の輪グマでしょう。
前半9ホールの歓喜
スマホカメラを全力でズームすると、写っていたのは月の輪グマと白クマ。。。いや、M君とS常務です。
池越えのプレッシャーがかかる場面で、
きっちりとグリーンをとらえるS常務。
悠然とカートに乗ってグリーンに向かう姿には、ちょっと余裕すら感じます。
グリーン上ではしっかりとラインを読んで。
2パットでホールアウト。
一方のM君も確実にグリーンに乗せて、2パットでホールアウト。なかなか落ち着いたプレー振りです。
前半9ホールのプレーを終えたふたり。
その結果はどうだったのでしょうか?
『いやぁ~、疲れた。やっぱり普段のゴルフと違って競技は緊張するなぁ。でも、真剣なゴルフも楽しいわ。』
疲労の色を見せながらも、笑顔のS常務。前半のラウンドはまずまずの様子。
そしてM君は、、
尋常じゃない汗!
『あ、暑いです。エアーコンポを着てなかったら、確実に死んでいました。』
大量の汗で目を真っ赤にしながら、充実の笑顔を見せるM君。
『ホント、今日は暑いね。でも、こんなに暑いのに何で上下濃紺のウェアなの?』
『好きな色がネイビーなんです。』
炎天下でも、敢えて熱を吸収しやすい濃紺を着こなすこだわりゴルファーのM君。確かにエアーコンポがなかったら大変なことになっていたと思います。でも、そんなこだわりを持つM君には申し訳ないけど、私の独断と偏見で、サイエンスフィット日記でのM君のイメージカラーは黄色です。(そして好物はカレーです)
前半のプレーを終えるとランチ休憩がありますが、その前に運営スタッフの方に前半のスコアを告げる”ハーフチェック”というものがあります。
そのハーフスコアが速報ボードに掲示されるのですが、、、
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な、なんとふたりともハーフで50を切っています!
通常の競技ではアンダースコアが赤文字で記載されるのですが、『100切り選手権』では50を切れば赤文字で記載されます。100切りを目指すゴルファーにはそれくらいの快挙なのですが、見事大幅に50を切ったふたり。前日から打ち込み練習と徹底したアプローチ練習をおこなった成果がしっかり出ました。
ランチ(M君はおそらくカレー)を食べ終えたふたりは、持てる限りの氷を水筒や氷嚢につめて午後のラウンドに備えています。
前半で大きく貯金を作ったふたり。後半この貯金を守りきり、見事100切りを達成することができるのでしょうか?
後半9ホールの艱難
ちなみにS常務はシャツを着替えてリフレッシュしましたが、ゴルフ歴の短いM君に『昼休みに服を着替える』という概念は無く、引き続きビチョビチョの濃紺上下でラウンドです。
まずは、前半の最終9番ホールがパーだったS常務がオナー。
バッシー!!!
きれいなドローボールでフェアウェイ中央をキープ。凄い!いままでのS常務とは別人28号です。
続くM君も、9番ホールはパーでした。
バキーン!
これまた見事なショット。軽いフェードボールでフェアウェイをキープ。気持ちよく振りぬけています。
その堂々とした姿には、競技ゴルファーとしての風格も出て来ました。これは期待できそうです!
―1時間後―
2人の帰りを待つ間、気温はグングン上昇して、遂に温度計は38度を超えました。
撮影用のスマホもこの通り。
急いでクラブハウスに戻り、熱中症になったスマホを休ませます。
ラウンドしているふたりもこの暑さと迫り来る100の壁に今頃苦しんでいることでしょう。本当の我慢比べはここからです。
―1時間20分後―
会場である静ヒルズカントリークラブの最終18番ホールは池がグリーンをぐるっと取り囲む368ヤードのミドルホールです。
セカンドショットでは池越えでピンを狙う、勇気あるショットが必要となります。
そして、、、
遂にS常務、M君の姿がフェアウェイに見えてきました。
S常務はフェアウェイど真ん中からグリーンを狙います。ピンまではおよそ100ヤードの池越え。ティーショットは260ヤード以上飛んでいて、好調をキープしている模様。
さぁ、栄光のショットです!
ビシィ
ポチャ
ざ、残念ながら池ポチャ!!
同伴競技者に励まされながら、ヨロヨロと歩き出すS常務。
明らかにパワーダウンしています。
気を取り直して、4打目。
池越えの60ヤードです。
ポチャ。
これまた池!事件発生です。
がっくりと崩れ落ちるS常務。続く打ち直しは池への恐怖心からグリーンを大きくオーバー。
恨めしそうに池を眺めるS常務。悔やんでも悔やみ切れない感じがここまで伝わってきます。
一方のM君、セカンドはグリーン手前。ピンまで30ヤードのアプローチを残しています。
これはS常務の連続池ポチャで力が入ったか。グリーンを大きくオーバー。
グリーン奥からの打ち下ろしのアプローチは、
強く入ってしまって、グリーンをオーバー。あわや池です。ショートゲームレッスンで練習したシチュエーションですが、実際に緊張した場面ではなかなか思うように体が動いてくれないようです。
そして、こちらもグリーンをオーバーしたS常務のアプローチ。
朝のアプローチ練習場とはまったく異なる、【インパクト止め手打ちアプローチ】はピンを7メートルオーバー。やはりコースでは悪い虫が騒ぎ出しているようです。
最終ホールで急にバタバタした両選手。これこそが100切りの難しさと恐ろしさでしょう。
結局M君はカラーから、
2パットでホールアウト。
そして、S常務はファーストパットをオーバーして、
1メートルの返しも外して、3パット。
なんとかホールアウトしました。18ホールお疲れ様でした。
と、
『Mさ~ん。』
『はい。』
ゴルゴ松本さん 『100切り、おめでとうございますー!!』
なんと、グリーン脇で待機していたゴルゴ松本さんがM君を祝福し、がっちり握手!!
ということは、、、
『はい、やりました!最後ヒヤヒヤしたけど、何とか100切り出来ました!』
やりました!M君100切り達成です!!
最終ホールのティーイングエリアにスタッフの方がいて、現在のスコアを聞かれるようです。そして100切りしそうな選手の情報を得ると、ゴルゴさんとカメラスタッフが駆けつけて、100切りをした人を祝福してくれるようです。
と、いうことは、、、
『・・・・・・・・。』
とにかく真夏の18ホール、お疲れ様でした!
祝・卒業!
ラウンドを終えるとアテストエリアでスコアカードを提出して、ようやく競技終了です。
スコアカードを提出するS常務。
集計スタッフ 『はい、OKです。お疲れ様でした。』
『S常務、お疲れ様でした!』
『ちくしょう!最終ホールだよ。最高のティーショット打って、セカンドも最高の当たりだったのになぜか池に入って、、、。』
悲しみに満ちた笑顔を見せるS常務。そんなS常務のスコアカードがこちら。
ボギーであがれば100切り達成だった最終ホールでまさかの10!!
100ヤードのセカンドショットの池ポチャがすべてだったようです(S常務は気付いていませんが、打ち上げの向かい風だったので1番手大きいクラブで打つべきだったのです)。
とにかく掴みかけた栄光が目前でするりと逃げていきました。ゴルフをしていて、今までこんなに悔しいことは無かったでしょう。
続いて、M君のスコア提出。
集計スタッフ 『はい、OKです。100切りおめでとうございま~す!』
スタッフ全員 『おめでとうございま~す!!』
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパパチパチパチ
スタッフの皆さんからの思いがけない祝福に照れるM君。成した者と成さざる者の差は、あまりにも大きく残酷ですが、とにかくそれぐらいの快挙をやってのけたということです。M君、本当におめでとう!
『凄くうれしいです!緊張とこの暑さでフラフラでしたが、S常務をはじめ、みんなで同じ目標に向かってゴルフをできて本当に楽しかったです。初めての競技として、100切り選手権はぴったりですね。』
嬉しさが弾けるM君のスコアカードがこちら。
バーディ1個にパーが5個。なんと、スコア91でベストスコアも更新してしまいました!!
そしてスコアボードにはふたりのスコアが記入されました。100を切ったM君のスコアは赤文字で記され、さらに『100切り達成シール』が貼られるオマケつき。
『まだまだ修行が足りなかったな、出直してくるわ。どこだって道場。いつだって自分次第だぜ。』
力なく言い放ってどこかに旅立っていったS常務(たぶんお風呂)。本当に、お疲れ様でした!
かたや、100切りを達成したM君がその足で向かった先は、
ラウンド終了後におこなわれた、100切り指南役の佐久間馨さんによる100切りレッスン会です。100切りのために必要なスイング作りのレクチャーと、ひとりひとりにワンポイントレッスンをおこなってくれます。
100切りを達成してベストスコアを更新したものの、ショットの内容は決して満足いくものではなかったというM君。基本的なアドレスなどを教えてもらいました。
ちなみに、M君がすぐに帰らなかったのには更なる理由があります。
大勢のゴルファーで賑わうパーティー会場。ここで100を切った人も切れなかった人も皆んな集まって、最後に表彰式が行われるのです。
ゴルゴ松本さん 『100切り卒業おめでとう!!』
100を切ったM君は壇上に呼ばれゴルゴ松本さんから『100切り認定証』を手渡され、会場の皆さんから祝福されました。
今回、見事100切りを達成したのは参加157名中37名。この37名は晴れて100切り選手権を卒業することとなります。
普段当ブログでは、企業対抗ゴルフ等でハイレベルなゴルファーを紹介していたりしますが、日本のゴルファーの約70%は平均スコアが100以上なのです。100を切るということが多くのゴルファーにとっていかに大変なことか、今回のイベントであらためて痛感しました。多くの100を切りたいゴルファーを笑顔にするために、PRGRはクラブやサイエンスフィットやグッズで応援していきたいと思います。
(ちなみに参加者のなかには、ゾッとするほどやさしいNEW egg5500ドライバーや、窮地を救うQ、アプローチショットのお助けクラブRウェッジを入れている人がたくさんいました。この方々はたぶん、100切り達成しているはずです(笑))
最後に、100切り達成者が練習グリーンに集合して『100切り達成、やったぞー!』と雄叫びをあげました。
そのなかに、
100切り認定証を手に、満面の笑顔のM君の姿ももちろんありました。
ちなみに、100切りを達成した人に向けて『90切り選手権』という大会もおこなわれています。来年は『90切り選手権』でM君の雄姿が見えるかもしれません。
盛り上がる100切り卒業生たちを遠巻きに見つめる黒い人影。
『残念でしたね。』
『今回は100切り卒業できずに留年しちまったけど、俺は諦めないぜ。100切り選手権の卒業だけがゴルフ人生じゃないからな。俺は俺の道を行って、日経カップの選手を狙うぜ。その道は簡単では無いだろうけど、とにかくやってやるんだ。皆んな見てろよ、俺はやるぜ!』
100切りとベストスコア更新で俄然ゴルフへのモチベーションがあがったM君と、100切り成らずで反骨魂に火がついたS常務。アベレージゴルファーのふたりの今後の活躍に益々目が離せません
つづく
★M君もS常務も登場する『サイエンスフィットLINEスタンプ』好評発売中です!
爆笑です。起承転結があるストーリー、カラー、モノクロの色使い、巧みに仕込まれた伏線!最終ホールのドラマまでも織り込んでいたとは!N君おみごと、ブログ作りではシングルです。
しまりすさん
コメントありがとうございます!100切り選手権はドラマがあるから書き応えがあります(^O^)
最高に楽しいドキュメンタリーです。
ナレーションも愛と笑いに溢れて素晴らしいです。
K島さん
コメントありがとうございます!”ほぼ”リアルドキュメントブログですが、たまに『そんな事言っていない』とメンバーからクレームが入ります(^O^)
懐かしくまた読ませていただきました。
S常務の暑い夏でしたね。
それにしても最後まで楽しいストーリーでビックリします、ほんと。
JALさん
コメントありがとうございます!私も2年前の灼熱の100切り選手権を思い出しながら、今年の日本女子プロ選手権を視聴しました。さすがにS常務のように最終ホールで10叩くプロはいませんでしたね(^_^)