熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。
PRGRで販促を担当しております、Nです。
ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、新サイエンスフィット日記。
自らの限界を突破するための戦い『サイエンスフィット日記オープン』に向けて練習を続ける日記メンバーですが、ただいま新型コロナウイルスの影響もあってスタジオでの練習は控えております。
そのような状況で皆さまにサイエンスフィットの情報をお伝えするために、現在はさまざまなゲストの方にサイエンスフィット・スイングスキャンを体験いただいた模様を紹介しております。(体験いただいたのは、新型コロナウイルスが大きな影響をおよぼすちょっと前です)
ご協力ありがとうございます!ゲストの皆さん。
VIVA!連載通算200回。
■東京・銀座
ということで今回もスペシャルゲストの来店情報を聞きつけ、PRGR GINZA EXにやって来ました。
ちなみに2017年7月にスタートしたサイエンスフィット日記ですが、なんと今回が記念すべき通算200回目。この記念すべき回に登場していただくゲストの方は、、、
『あ!!』
ドーーーン
皆さまご存知の方も多いと思います。ゴルフクラブアナリストのマーク金井さん(自称ゴルフ芸人)です!
『Nくん、まいど~。今日はよろしく~。』
さまざまなゴルフ媒体でゴルフクラブの試打インプレッションをおこなったり記事を書いている一方、自ら運営するブログ、YouTubeなどで情報発信したり、各地でスイングセミナーをおこなったり、書籍を出版したり、練習器具やゴルフクラブを作ったり、ゴルフ競技を主催したり、スノボに行ったり、テニスをしたり、阪神タイガースを応援したり、とにかくゴルフに関すること(以外も)に、もの凄いバイタリティで取り組んでいる方です。
ここ数年スイング改造に取り組み、自らのゴルフスタジオで日々練習を続けるマーク金井さん。その取り組んでいるスイングの成果を確認するために、定期的にサイエンスフィットを訪れているのです。
ということで今回は、通算200回を飾るにふさわしいスペシャルゲストのスイングスキャン解析の模様をお届けしたいと思います。
VIVA!スイングスキャン解析
まず、インパクト前後のヘッド挙動、シャフト挙動を専用測定器で計測します。
さすがハンデ3の上級者。PRGRが主催していた本格的な競技、S.O.TツアーやRSカップにも出場して決勝大会に進出した実績を持ちます。
続いては、PRGRオリジナルのモーションキャプチャーシステム、スイングスキャンでスイング中の体の詳細な動きを測定します。
解析ブース内に設置された7台のカメラが、マーク金井さんが着用する測定スーツに付けられた測定マーク(ややこしい!)を読み取ると、画面上にアバター(分身)が出現します。
この状態でショットすれば、詳細な体の動きが測定できるのです。
測定結果を真剣に見つめるマーク金井さん。今回も解析はPRGRサイエンスフィット直営統括部の宮川部長が行います。
ちなみに、以前はリストターンを使ってアップライトにスイングするタイプだったマーク金井さんですが、今はダウンスイングでクラブをシャロ―に寝かし体を積極的に回してボールを捕まえる、本場アメリカゴルフツアーでも主流となっている最新スイングに取り組んでいるのです。
『最新スイングっていうけど、リー・トレビノのスイングがまさにこれだからね!40年前の当時、リー・トレビノのスイングは異端だったけど、現代の進化したゴルフクラブには最適なクラブの動かし方だよね。』
ヘッド挙動の測定結果は、インサイドアウト・アッパーブロー軌道の【Aゾーン】ですがその度合いは小さく、男子プロとほぼ同じゾーン。シャフト挙動の測定結果は、リストターンでは無く見事にボディターンタイプに変わっていました。スイング改造の狙い通りです。
『いやった~!スイングタイプはなかなか変わらないっていうけど、変わったで~。』
スイングスキャンの測定結果は、体の9か所の動きをアドレスからインパクトまで6つに分けた、実に54か所のデータから成ります。
『おー、なるほどなるほど、去年の夏よりダウンスイングで骨盤が上手く開けてるね。自分のイメージと体の動き、測定結果が上手くマッチしてる。』
この数字だけで自分の体の動きを瞬時に把握してしまうとは、流石です。私には何がなんだかわかりません。
『今回マークさんにお伝えしたいのは、この数字です。”つかまり指数”という数値です。』
『え~?何これ。』
前回、マーク金井さんが測定した時には無かった数値です。
『スイングスキャンで、プロ、上級者から、一般アマチュア、100がなかなか切れない方などを計測していると、ひとつの法則を発見したんです。上級者ほど、手でボールを捕まえるカタチ(状態)を作ってインパクトを迎えていたんです。』
プロのインパクトはハンドファーストで手の位置が低く、この形を作ったら手をあまり使わず、体の回転でボールを捕えていきます。逆に一般的なアマチュアは、手がつかまるカタチをしていないので、一生懸命手を使ってボールを捕えようとするので、体が動いていない。結果的に、球筋が安定しません。
『手のヒンジ、ローテーション、コックの測定結果から、”つかまり指数”を割り出しています。単純にこの数値が大きいほど、上級者ということになります。プロレベルだと、つかまり指数は26。一般アマチュアだとマイナス数値。マークさんはつかまり指数21だから、やはりかなりレベルが高いですね。』
『なるほど!わかりやすい。確かに今の自分のスイングも、手はボールを捕まえるカタチを作るだけで、あとは骨盤をいかに開き続けるか、インパクトではおへそは目標方向を向くくらいのイメージでスイングしてますからね。』
隣で聞いていても、チンプンカンプンですが、スイング理論を極める者同士、議論が盛り上がっています。
VIVA!スイングスキャンレッスン
『マークさんの”つかまり指数”は非常に高いレベルにありますが、敢えて言わせてもらえば、ダウンスイングで右脇腹にサイドベンド(側屈)をもうちょっといれると、より手が低くなって、もっとつかまり指数があがりますよ。』
という、宮川部長のアドバイスを早速取り入れてみるマーク金井さん。
骨盤が開き、右脇腹を曲げている分上体が沈んでいます。インパクト直前ながら手の位置は低く体の左側にあり、見事なハンドファーストが作られています。
ちなみにこのスイングの”つかまり指数”は、、、
なんと、プロレベルの”つかまり指数”26。
『ビバー!!!』
最初のスイング(左)と比較してみても、サイドベンドを意識したほうが上体の起き上がりが少なく、骨盤が開いています。とにかくワンポイントアドバイスを即実行できることが凄いですね。
今まで何万本というゴルフクラブを試打し続けてきた人間試打マシーンだからこそ、自分の体の動きも思いのままにコントロールできるのでしょう。
『モーションキャプチャーはスイングを丸裸にする反面、数字にとらわれてしまうという危険な面もあります。スイング中のある一部分の数値を改善しようとして、数値合わせしてしまうのはスイングを壊すリスクもあるので、数値合わせじゃなくてしっかりデータをもとに解析レッスンしてくれるインストラクターが必要となります。そういった意味では、PRGRサイエンスフィットは素晴らしいと思いますよ。』
数値にとらわれたり、流行りのスイングの一部分だけを取り出して真似したりというのは、危険行為のようですね。(私も気を付けます。)
VIVA!マーク金井セミナー
『ちなみに、今のスイングを練習しているうちにゴルフの竪琴※1の使い方もだいぶ変えたんです。従来はクラブを立てて下ろすために使っていたんだけど、今は右手はこう握って、ダウンスイングでクラブを寝かすようにして、、、』
※1 マーク金井さんがプロデュースして大ヒットした練習器具。『ゴルフの竪琴』
『骨盤をどんどん開きながら、左手を左に振りぬいていく。そうすると遅れてきたヘッドが自然にスイングプレーンに乗ってくるから、ヘッド挙動が安定します。』
『そして右腕をこの状態でダウンスイングすると、腕のねじれがある分インパクトではバーンと戻ってきます。これがヘッドスピードアップにもつながります。』
身振り手振りで腕の使い方を教えてくれます。
そして、何故インサイドイン軌道をしたくてもインサイドアウト軌道になってしまうかを、フラフープを足元に置いてフレループ※2(ややこしい!)を使って説明してくれるマーク金井さん。
※2 マーク金井さんがアンバサダーとして世の中に広めた大ヒット練習器具。『フレループ』
『インパクトでボールに向けてヘッドを出そうとすると、ヘッドは自然と外に向かっていきます。逆にグリップが常にヘッドに先行してフラフープの軌道通りに進み続ければ、ヘッドは軌道からずれることは無いんです。』
『骨盤の開きに合わせてグリップが付いてくれば、インサイドイン軌道のスイングになります。』
いつのまにかマーク金井さんのスイングセミナーになって来ましたが、とにかく目からウロコの内容です。
すると、
『あ、次の予定の時間だ。ありがとう!本当に参考になりましたわ。また定期的にお邪魔しますね~』
嵐のように駆け抜けていったマーク金井さん。
『いや~。相変わらず凄い勢いでしたね。』
『何か、ほとんどマークさんが喋っていたような気がするけど、とにかくあの探究心は凄いよ。見習わないとね。』
こうして、もの凄い熱量のマーク金井さんにスイングスキャンを体験いただきました。我々も色んなスイング理論に学ばせてもらい、非常に盛り上がった1時間となりました。
なおこの模様は、マーク金井さんのブログにもさっそく掲載いただいております。独自の視点でスイングを数値化することの功罪をわかりやすく書いていただいております。必見です!
VIVA!圧倒的フットワーク
■翌日の銀座
雲ひとつない澄み渡る冬の空。こんな日はゴルフに行きたいところだけど、残念ながら仕事があるのでちょっと球を打たせてもらいにPRGR GINZA EXに寄ってみましょう。
そうして店内に入ると、、、、
『あっ!!』
何と、マーク金井さん(キャップレスバージョン)がまたまたご来店!
『いや~。昨日のスイングスキャンの“つかまり指数”で、ちょっとわからない部分があったんで、宮川さんに20分だけ時間もらって確認しに来たんよ。』
”つかまり指数”を構成する手の動きを説明する宮川部長。
そしてスイング論を交わすふたり。またまた高レベル過ぎて私はついていけません。
『いやぁ~、ありがとう!よくわかりました。じゃあ、また~。』
と、一陣の風のようにあっという間に過ぎ去っていきました。
『す、凄いフットワークですね。マークさんの中身は宇宙人だという噂もありますが、あながち間違いじゃ無いような気がします。』
『俺達より全然年上だけど、あのパワーと向上心は凄いね。俺達もマークさんに負けない様にさらに新しい発見を続けていかないといけないよね。』
スペシャルゲストのスイングスキャン体験。2回目はマーク金井さんでした。どちらかというと、こちらのほうがいっぱい教わったような気がしますが、とにかくその熱意とパワーには脱帽です。さて、次回はどんなゲストが登場してくれるのでしょうか?お楽しみに。
つづく
ひそかにマークさんではと思ってました❗️次はどんなゲストが登場するのか、ますます楽しみです‼️
Nさんファンさん
コメントありがとうございます!ビバ、予想的中~(▼▼)b