レッスンコラムLESSON COLUMN

女子プロに少しでも近づくために!5ステップメソッドで上達しよう!!【目指せ100切り! レベル2】

プロのようなスイングを行うにはどうしたら良いのか?PRGRではおよそ3万人にも及ぶアマチュアゴルファーのスイング分析をもとに、スイングレベルに応じたベストな解決策を明らかにしました。
今回は、100切りを目指すゴルファーに向けたスイング上達ドリルを紹介していきます。

Lesson4
オープンフェースを直そう

レベル2:100切りレッスン Part1
アウトサイドインの軌道を改善するために

100を切れない方々のスイングの壁というのは、アウトサイドインのスイング軌道になります。本人は無意識なんですけれど、アウトサイドインになってしまっている状態です。ちなみにゴルファーの6割くらいがアウトサイドインと言われています。
どうしたらインサイドから打てるようになるかというのが、100切りの非常に大きなテーマになります。

アウトサイドインの要因は大きく分けると2つあります。1つはトップの位置までバックスイングをしている間にフェースが想定以上に開いてしまい、インから降ろすと右に行ってしまうので、捕まえようとしてアウトから振ってしまう症状です。
もう1つは体の回転軸がリバースといって飛球線方向に倒れてしまうからで、この症状も非常に多い要因となっています。

まずはバックスイングでフェースが開いてしまうオープンフェースの直し方を解説します。そもそもアドレスからフェースがオープンの人が非常に多いです。アドレスで右肩が前に出ている場合が多いですが、右肩が前に出てフェースがスクエアですと、肩を戻すとオープンフェースになっています。こういう形で錯角して構えているゴルファーが非常に多いのです。
ややドロー系の弾道の方は、ややフェースがかぶったシャットの状態で構えて、左腕とクラブを一直線にすることによってフェースを目標方向に向けています。この正しいアドレスをどのように作っていくかが非常に大事になってきますので、まずはアドレス時のオープンフェースを直すようにしてください。

次はテークバックです。
テークバックでは手首のローリングを使い過ぎてトップの位置でフェースが開いてしまう(フェースの向きが正面を向いてしまう)方が多いです。ローリングしてしまう人というのは左肩との連動がなく手だけの動きでテークバックをしてしまっています。このオープンフェースを修正するドリルを紹介します。

クラブのグリップエンドを左肩につけていただいて、左肩でこのクラブを押していくような感覚でテークバックを行ってください。このドリルを行うと手首のローリングを抑えたテークバックが身につきます。イメージとしては左肩でクラブを押していくような形です。左肩でまずハーフバックまで押してあげてそこからいっきに体を回していくと、オープンフェースがだんだん直っていきますので、左肩の押し込みを意識して実践してください。

Lesson5
正しい軸回転をマスターしよう

レベル2:100切りレッスン Part2
アウトサイドインの軌道を改善するために

Lesson4でのオープンフェースに続き、今回もアウトサイドインのスイング軌道になる要因と改善方法を解説します。
軸回転に問題がある人が非常に多く、体の回転軸がリバースといって飛球線方向に倒れてしまう方が多いです。よく頭を動かさないようにと言われますが、トップまで頭を固定して動かなくしてしまうことで左に肩が落ちたような状態になりますが、この現象をリバースといいます。
このような形になってしまうと、そのままではダウンスイングができませんので飛球線の後方側に体を倒してダウンスイングをすることで結果的にアウトサイドインのスイング軌道になってしまうのです。

修正方法は、まず頭を固定するというイメージをやめることです。軸の背骨があまり動かなければいいので、顔は少し右側を向けてあげてください。特にハーフバックやテークバックの段階で、目はボールを見ながらも顔は右を向けてください。被っているバイザーのつばをちょっと右側に向けてあげると非常に楽に肩が入ったバックスイングがしやすくなります。肩が入ることによって右側にスペースができてきますので、ダウンスイングもインサイドから降ろしやすくなります。

帽子のつばを右に向けるイメージをしたり、やや顔の向きを右側に向けるつもりでバックスイングを行いしっかりと上半身を捻転するようなイメージを持っていただくと、リバースが直ってきますので是非試してみてください。

PRGRサイエンスフィット教本「スイングの壁を知る 3万人のスイング解析から導かれた5ステップメソッド」

レッスン(100切り)

公開日:2019.03.07

最終更新日:2023.5.28

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