ダウンスイングでのヒンジの作り方【目指せ90切り】Swing Scanでレベルアップ:Part4
目次
90がなかなか切れないゴルファーの共通した傾向のなかに『ヒンジの使い方』がうまくできていない方が多くいます。前回は『アドレス時のヒンジの作り方』をご説明しましたが、今回は『ダウンスイングでのヒンジの作り方』を解説していきます。
ヒンジ角の上級者との違いについて
90がなかなか切れないゴルファー、アーリーリリースでフリップしてしまう方は腰のあたりで、左手首が逆に折れてしまう方が非常に多くいます。(左手首が谷)これによりフェースがオープンになり過ぎてしまい正しくインパクトを向かえることが難しくなります。
対して、プロ・上級者のダウンスイング時でのヒンジ角は、トップから切り返した時の胸から腰のあたりで左手首のヒンジ角が最大となります。(左手首で山ができ、フェースはややシャット)
※ヒンジとは・・・手首を甲側に曲げる背屈の動きこと。
正しいヒンジの作り方
理想は正しいアドレスから、トップで左手首・甲を平らにする。そうすると右手首は谷になるので、その右手首の状態をダウンスイング時の腰あたりまで維持できると、自然と左手に理想のヒンジ角ができてきます。この右手の使い方がダウンスイングではとても大切になります。
・ダウンスイング時のヒンジ作りドリル
①ミドルアイアンを右手1本でアドレス
②テイクバックでトップにかけて徐々に右手首を谷にする
③ダウンスイング時の腰の高さまで右手首の谷状態をキープする
④インパクトにかけて、右手首の谷を徐々に開放してインパクトする
ポイントは手だけではなく、下半身リードでクラブを下ろしてください。フルスイングではなく、右手の使い方をイメージしながらハーフショットで十分ですので、是非お試しください。
詳細は下記動画よりご覧ください。
プロギア独自開発のモーションキャプチャー『Swing Scan』
・Swing Scanとは
ゴルフスイング解析に重要な『腕・胸・腰』の回転や角度を瞬時に計測し、3次元アニメーション化・数値化することができるPRGRオリジナルモーションキャプチャー。Swing Scanは映像だけでは見えない身体の動きを数値化、改善ポイントが見えてくる。またライブ機能で理想的なスイングを体感でき、飛距離アップ、再現性アップを実現!
・Swing Scanのメリット
アドレスからフィニッシュに至るまで、スイングを即座にアニメ化・数値化できる。数値・映像を見ながら理想のアドレス・スイングをリアルタイムで体感できるのでレベルアップの近道に。レベルを問わないレッスンが可能。
レッスン(90切り)
公開日:2019.11.14
最終更新日:2023.05.30