女子プロに少しでも近づくために!5ステップメソッドで上達しよう!!【初心者ゴルファー向け レベル1】
目次
プロのようなスイングを行うにはどうしたら良いのか?PRGRではおよそ3万人にも及ぶアマチュアゴルファーのスイング分析をもとに、スイングレベルに応じたベストな解決策を明らかにしました。
初心者、100切り、90切り、上級者の各ステップごとの上達方法に加えて、上級者に向けた数値によるスイング管理の大切さについて解説していきます。
今回は、5ステップとは何か?そして初心者ゴルファーへ向けたスイング上達ドリルを紹介します。
Lesson1
レベルに応じてスイングの壁がある!5ステップとは何か?
今回、プロギアから「スイングの壁を知る 5ステップメソッド」という本が出ました。多くのアマチュアゴルファーのデータを分析した結果、そのレベルに応じてスイングの壁があるということが分かってきました。
レベルに応じたスイングの壁とは?
レベル1 | 初心者の方は体の正面で撃たないというのが大事なテーマ |
レベル2 | 100を切れずに悩んでいる方のほとんどはアウトサイドインのスイング軌道の方が多いので、インサイドアタックが重要なポイントになります。 |
レベル3 | 90をなかなか切れない方や80台が安定して出ない方のデータを分析すると、 インパクト付近の手の使い方に問題があるということが分かってきました。 |
レベル4 | 安定して70台が出るゴルフを目指している方を調べていくと、腰の動きと左腕の使い方に問題があるということが分かりました。 |
レベル5 | プロゴルファーも含めて70台前半で回る人たちは、スイングを数値化して調子がいい時と悪い時の差を見ていくことが重要になります。 |
以上の初心者、100切り、90切り、上級者(80切り)、そして70台前半で回るこの5ステップごとの壁を、どうしたら克服できるのかをドリルを含めて話していきたいと思います。
Lesson2
インパクトで腰と胸を開こう
レベル1:初心者向けレッスン Part1
体の正面で打つのはNG
女子プロは当たる瞬間に腰は50度くらい回転して、胸も30度くらい開いた状態で打っています。一方で初心者の方はどうしてもボールに当てようとして体を止めて正面を向いた状態で打ってしまいます。このような打ち方は様々な弊害が出てきます。行き場がなくなって左肘が引けたり、体を使わずに手打ちになってしまうのです。
初心者は腰が開いて、胸も少し開いたインパクトを身につけることが非常に大事です。そのためにはボールを当てることよりも肩をしっかり回して、ボールを打ちにいかないで、一気に体をターンさせて右足がしっかり上がった状態のフィニッシュで3秒間止まれるような形をつくることが大事になります。こういうインパクトを身に着けることが上達のスピードを上げてくれます。
インパクトの瞬間、腰と胸は開いているという感覚をまずイメージしながら体の回転を使ってスイングすることが大事です。
Lesson3
体の回転で打つイメージを習得
レベル1:初心者向けレッスン Part2
体の正面で打つのはNG
体の正面で打たないようにするためのドリルを紹介します。腰と胸が開いた状態でインパクトをするスイングを行うためには、まず首筋の辺りで肩と平行になるようにクラブを持っていただきます。そして左手のクラブヘッドの部分が、ボールよりも少し後方を指すようなところまで回してください。そして、ここからは一気に回転しますが、ポイントはフィニッシュでの右足になります。右足は必ず裏が見えている状態にしてください。このドリルを繰り返してやっていくと、体の回転で打つイメージがわいてきます。
トップの位置が気になる方もいると思います。そのような方は、手を体の正面に置いていただいてから前傾をして、その後肩をしっかり回してください。この状態が正しいトップの位置になります。分からなくなったらこの方法でトップの位置を確認してください。あとは一気に体を回転してフィニッシュで右足を上げて3秒間止めてください。
注意をしなくてはならないことはどうしても体の回転で打っていると、クラブの遠心力でヘッドがボールの上を通りやすくなり、クラブヘッドがボールの上部に当たるトップが出てしまいがちです。トップが出るようになった時の簡単な修正ドリルを紹介します。
シールをマットの上に置いてください。そして体の回転をイメージしながら、シールを飛ばすイメージで打ってください。実際にボールの下にシールを置いてボールを打っていただいても良いですが、ボールを打つというイメージよりはシールを飛ばすようなイメージで打ってください。
レッスン(初心者)
公開日:2019.03.07
最終更新日:2023.05.28