熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。
PRGRで販促を担当しております、Nです。
ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、新サイエンスフィット日記。
前回に続きPRGR AKASAKA(プロギア赤坂店)にて、日記メンバーが【PRGRサイエンス・フィット】を体験する模様をお届けしたいと思います。
本日はサイエンスフィット・インストラクターの研修を兼ねており、サイエンスフィット直営統括部の宮川部長をはじめ、各店の店長も勢揃いしています。
普段と違うやや物々しい雰囲気の中、2人目の受講者がやってきました。
『ど~も、お疲れさまで~す。』
緊張感をぶち壊すこの男。
サイエンスフィット日記で一番の実力を誇る王様U君の登場です。今まで草食王子様キャラでしたが、今年に入ってから急激に体型が変化し、30歳を目前にして王様としての貫禄がついてきました。
そして先日行われた【サイエンスフィット日記・キャラクター人気投票】では予想を覆して見事3位に入ったU君。この結果には本人も大満足で、ますます王様ぶりに磨きがかかっています。
そんなU君の入社当時(2014年)の写真がこちら。文学の匂いがする長髪スイーツ系男子でした。
体とキャラクターは薄っぺらいもののゴルフの腕前は折り紙つき。高校時代には全国大会でいまや世界で戦う日本を代表するプロとも対戦しているくらいなので、社内でもトップレベルの実力者です。
そして2017年からはサイエンスフィット日記に参加。そのイケメンすぎる容姿で女性ファン獲得を狙いましたが、女性ファンの心を掴んだのは後ろに写っている信楽焼きのようなF君でした。
その後、2018年に内勤から営業部に異動となり、慣れない仕事とストレスでさらに体重を減らしたものの、、、
2020年現在、こんなにも逞しく、ふてぶてしく、ふとぶとしい大人の男に見事成長いたしました。
さぁ、人気投票第3位でさらに調子に乗るU君のサイエンスフィットの模様を見てみましょう。
U君のサイエンス・フィット レッスン
本日はサイエンスフィットインストラクターの研修なので、まだキャリアの浅いインストラクターがU君を担当します。
それがこの男。
サイエンスフィット日記初登場の溝口インストラクターです。
昔のU君をさらに細くしたような若干23歳の溝口インストラクター。喋り方にもあどけなさの残る、かわいらしい好青年です。
『Uさん、今日はよろしくお願いします。』
『よろしくね~。緊張しないでいいよ。楽しくやろうね。お、かっこいいブルゾン着てるじゃん。』
さっそくアラサーの余裕とプレッシャーを溝口インストラクターにぶつけるU君。マウントを取りにいきます。
『はい、ありがとうございます!これプロテスト受かったらPGAにもらったんです。』
『ん?』
ここで、10月1日にリニューアルした、PRGRスクールサイトのインストラクター紹介ページより、溝口インストラクターのプロフィールを紹介させていただきます↓ ↓ ↓
なんと!日本プロゴルフ協会のプロテストを合格したリアルトーナメントプロでした!!
PRGR直営店で働きながら、ツアーでの活躍を目指している溝口コーチ。従来のサイエンスフィットにはいなかったタイプのインストラクターです。
『・・・す、すごいですね。よろしくお願いいたします。』
ゴルフの上手さで今までサイエンスフィット日記メンバーにマウントをとってきたU君ですが、本物のツアープロの登場に完全にびびってしまってます。
ではU君も大人しくなったところで、サイエンスフィットをスタートしましょう。
U君のスイング解析
まずはアイアンショットで体をほぐします。
続いて、ドライバーを数発打ち、同時に弾道やスイングを計測します。
見てください、この逞しい背中と腰周りを。かつての”草食系スイーツ王子”の称号は溝口インストラクターに譲りましょう。
バキャン!!
おお!体重が増えた分、今までよりかなりパワフルなスイングになっています。調子は良さそうですが、実際はどうなのでしょうか?
溝口インストラクター、解析お願いします。
弾道解析
まずはPRGR独自の初期弾道測定器【REDEYES ROBO2】で計測したU君の弾道データを解析。パワフルなスイングで飛距離は280ヤードを超えています。
『ナイスです。でもUさんくらいのヘッドスピードがあったら、バックスピン量はもうちょっと抑えたいですね。この原因を解析していきましょう。』
『はい、ありがとうございます。よろしくお願いいたします。』
動画解析
続いては【PRGR SWING-VIEW】で動画撮影したU君のスイングをチェック。
『この画面に引いたV字のラインにクラブ軌道を入れたいですね。Uさんはちょっと上から入っている感じなので、基本フェード系。ミスすると引っ掛けが出るかもしれません。』
『なるほど。気をつけます。』
『このインパクトのヘッドの入り方がバックスピンが増えている原因かもしれません。』
『でも画像や動画だと詳細なインパクトが見えないので、ヘッドの詳細な動きを確認してみましょう。』
真剣な表情で解析の模様を見つめる宮川部長とPRGR銀座EXの京村店長。サイエンスフィットをここまで築き上げてきた2人の厳しい目に溝口インストラクターの解析はどう映っているのでしょうか。
ヘッド挙動解析
続いては、インパクト前後のヘッドの動きを計測する【REDEYES ROBO1】でU君のインパクトの瞬間を可視化します。
『数値を確認すると、ややアウトサイドイン軌道ですね。少しフェースを閉じることによってスクエアインパクトを実現している、上級者ならではのインパクトです。』
『ただちょっとフェースが開くとプッシュアウトが出るしバックスピン量も増えてしまうので、できればもう少し軌道をインサイドアウトにすれば弾道が安定するし距離も伸びますよ。』
U君のインパクト軌道は男子プロゾーンに位置するものの、ややアウトサイドイン寄りなので0.5度くらい軌道を修正したほうが良いとのこと。70台でラウンドするゴルファーにはこのような微調整が必要な様です。
シャフト挙動解析
最後にスイング中のクラブの動きを計測する【REDEYES ROBO3】のデータを確認します。
『さすが上級者なのでフェースの向きも、タメの作り方も問題ありません。リストターン比率は8.1なので、リストを使わずボディーターンでボールを捕まえるタイプですね。』
『ありがとうございます。恐悦至極でございます。』
こうしてU君のスイング解析が終了。U君の問題点はクラブがやや上から入って、アウトサイドイン軌道になりバックスピンが増えてしまうこと。この課題をレッスンで改善してもらいましょう。
サイエンス・フィット レッスン
『Uさんのスイングを正面から見るとトップで体重が右側に乗らず、左に残ってしまっています。』
『確かにそうですね。』
『このトップでダウンスイングをするとインからクラブを下ろせなくなります。右足に体重を乗せて、正面から見て背中が見えるくらい上体を回したいですね。』
上体を回そうとするも、なかなか上手くいかないU君。
『んぐぐ。体が硬いのでツライです。』
『じゃあ、アイアンでこのインパクトバッグを後ろに押してみてください。』
『はい、やってみます。ふぐううう。。。』
ズズズ・・・
何とか動かすU君。
『腕で動かそうとすると結構辛いですよね。体重を右足に乗せて上体を回せば、、、』
スッ。
『げげげっ!』
自分より20kgは体重が軽そうな溝口インストラクターがいとも簡単に動かすのを見て、レベルの違いを痛感して固まるU君。
『体重の掛け方がわかれば簡単ですよ。練習してみましょう。』
『はい。よろしくお願いいたします。』
こうして溝口コーチからレッスンを受けた後のU君のドライバーショットは、
バキィィィーン
かるーく振っても280ヤードオーバーのナイスショット!バックスピン量も大きく減っています。
『えー!さっきより全然振ってないのに飛んでる。』
スイングマップを見ると、先ほどより約0.5度インサイドアウト軌道になり見事軌道修正されています。
『やった!先生、ありがとうございます。』
と、ここでサイエンスフィット B(ティーチング)コースの50分が終了。溝口インストラクターのレッスンがばっちりハマったU君。新たなる師弟関係の誕生です。
こうしてU君のサイエンス・フィットも終了。
U君には30歳を超えてから日経カップの選手として活躍してもらわないといけないので、その日まで更に腕を磨いておいてもらいましょう。
そしてサイエンスフィット・インストラクターの溝口コーチにも、ツアーで戦い活躍することを祈っております。皆さまも若い2人のゴルファーをぜひ応援くださいませ。
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『よし、じゃあ研修はあと一人だね。ブースに入ってもらって。』
宮川部長の声掛けによって、外で1時間待っていた男がブースにやってきました。
『お疲れ様です。失礼します。』
皆さんご存知のあの男がやっていました!
あの男のサイエンスフィットの模様は、、、
次回に続きます。