皆さま、こんにちは。
プロギアで販売促進を担当しているNです。
PRGRの新しい直営レッスンスタジオ『PRGR GINZA EX』に通って上達を目指すゴルファーを紹介するリアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記。第2部ではPRGRの若き3名の男性スタッフと1名の女性スタッフをモデルとしてとりあげ、上達への道のりをレポートしていきます。
PRGR GINZA EXに通い、サイエンスフィットレッスンを受け、それぞれの目標に向けて練習している4名のモデル。
大きな目標を達成する前に、小さい課題をひとつずつクリアし、目標達成に近づいていきます。さっそく前回、ゴルフダイジェスト・ショートコース選手権ダブルスに出場し、最低限の課題であった予選通過を果たしたF君とU君。
と対照的に、ここに最近まったく結果を出せていない男がいます。
ミスターサイエンスフィット日記、PRGRアラサー営業マンのK君です。
サイエンスフィット日記第一部では、数々の課題をクリアし、レッスン受講3ヶ月で70台も目前!と思われたK君ですが、10月をピークにスコアは停滞状態。気が付けば、70台どころか、ベストスコア更新。ハーフ30台も達成できておりません。
そんな中、K君にとってはRSカップに匹敵するイベントがすぐそこに迫っています。
社内で得意先対応に追われるK君に最近の状況を確認してみました。
N 『K、お疲れ!どう、ゴルフの調子は?』
K君 『長いトンネルに入ったと思ったら、トンネルの電気が消えてパニックで右往左往している感じです。』
K君 『でも、、、来週に迫った社内コンペ。これだけは絶対に落とせません。RSカップ出場で社内から喝采を浴びたのも遠い昔。いまや社内外の注目は後輩のFやUに移り、私のゴルフを気にかけてくれる人は誰ひとりとしていません。そう、Nさんさえも。。。』
たしかに。ひたすらマジメに練習に取り組む姿は感動さえ覚えましたが、それだけだと特にネタにもならず、見ているほうは退屈極まりないです。その点、F君の人を魅了するスイングと笑顔、U君の人を小馬鹿にするゴルフと言動は見ていて飽きません。
そんなK君ですが、社内コンペにかける思いは人一倍強そうです。今回はK君をはじめとした、それぞれのコンペにかける思いをレポートしたいと思います。
K君。社内コンペにかける負けられない思い
サイエンスフィット日記第一部総括において、平均スコア100から順調にスコアを落としこのままいくと11月末頃には70台達成か?と期待されていたK君。
※10月上旬に線形近似曲線でK君の70台達成時期を予測。11月末頃にXデーが訪れると予測
K君が長いトンネルと表現していたのは、いままで避けてきた【ダウンスイングからの腕の動き】という部分の修正に着手したこと。
思えば、第一部の卒業検定直前レッスンで指摘された部分です。
・インに引きすぎたバックスイングがトップでクロスして、ダウンスイングでアウトから下りてくる
・ダウンスイングでクラブが寝て下りてきてフェースが開く
・インパクトで手が浮いてフェースが返らない
これらK君の悪癖がここ一番で大きな球の曲がりを生み、スコアを崩してきました。すべては正しい腕のローテーション、使い方が身について無いからこれらの悪癖があらわれてしまっているようです。
ただし京村店長いわく、正しい腕の動きが身につかなくても、練習次第で70台は出せるようになる。実際シングルハンディの方でも正しい腕の動きを身につけている人は少ない(ただしハンデ5以下の方は別)。本当に腕の動きを身につけるには1・2ヶ月じゃ足りなくて半年くらいしっかり練習しないとダメなので、短期で結果を出さなければいけなかったサイエンスフィット日記第一部ではあえてそこまでレッスンを及ばせていなかったとのこと。
※そんな京村店長の苦渋の表情が、実は第一部のそこかしこで確認できます(笑)。気になる方は、第一話より読み返してみてください。
そんなK君ですが、無事第一部を完了させたあと、次のステージに行くために、茨の道とも言うべき腕の使い方のスイング改造に着手していたのでした。
※テニスラケットを使ってフォローでの腕の動き、手首の角度を確認
※ダウンスイングでの腕と手の角度。今までとはまったく違います。違和感がありすぎて関節が悲鳴をあげています。
※サイエンスフィットの二大巨頭、京村店長と宮川部長が付きっきりでレッスン。用も無いのに表れたU君も見学し、先輩に対して容赦ないひとこと。
なかなか鬼気迫るものがあります。K君にスイング改造、コンペにかける思いを聞いてみましょう。
N 『なんかあんまりいい当たりしてないけど、どうなの調子は?コンペはいけそう?』
K君 『まだまったく慣れないです。ただ、自分のものにするためには、とにかく練習して体に身につけるしか無いと思っています。』
K君 『これをマスターしないと、偶然じゃない、本当の実力での70台は出ないと思っています。来年のRSカップでリベンジするためにも、企業対抗の選手になるためにも、今からやらないと間に合いません。』
K君 『ただ、今度の(PRGR)社内コンペだけは本当にスコアにこだわって、ベストスコア更新を狙いにいきます。来年企業対抗選手に選ばれるためにも、社内の人達からの信頼を勝ち取る必要があると思っています。』
K君 『そして、、、』
K君 『少なくとも、S先輩にはこのコンペで引導を渡さなければなりません。S先輩を倒して、企業対抗選手6番目の男になるのは、、、、俺です。』
いつもよりだいぶ饒舌なK君。どうやら社内コンペにかける思いの大部分は、打倒S先輩のようです。
※何かと後輩に因縁をつけられ困惑気味のS先輩
S先輩はK君の営業の先輩であり、PRGR企業対抗選手6番目(補欠)の男となります。仕事でもゴルフでも頭のあがらない存在であり15歳以上うえの先輩にK君が牙を剥いた瞬間です。企業対抗代表選手の座は与えられるものでなく、奪うもの。K君が本気で企業対抗選手の座を狙いにきています。まさにゴルフ下克上!
ここまで敵意むき出しで戦いに挑むK君。迎え撃つS先輩。社内コンペがちょっと楽しみになってきました!
U君の最終調整
意気込みが凄すぎて100打つフラグが立っているような気がするK君を尻目に、続いてはU君の社内コンペにかける意気込みを確認したいと思います。
N 『U、どうコンペに向けて?練習してる?』
U君 『はい。練習はしてませんが、今週末に最終調整をおこなって社内コンペに臨みたいと思ってます。』
サイエンスフィット初レッスン受講以来、練習しないけどそれなりの結果を出しているU君。
U君から社内コンペにかける意気込みはまったく感じられませんが、最終調整とは興味をそそられます。U君の最終調整に同行してみました。
■11月某日 栃木県茂木町
?
自転車の、大会ですね。。。
U君 『おはようございま~す。やっぱり下半身を鍛えるには、自転車が一番です!!いやぁ、テンションあがるぅ~↑』
U君の趣味のひとつである、ロードバイクの大会出場のため、朝4時出発で栃木までやってきました。
実はU君は学生時代に自転車で日本一周にチャレンジした経験をもつ筋金入りの自転車好きなのです。ただし、日本一周を完走するころにはアバラが2本折れていたという、筋金入りの虚弱体質の持ち主でもあるのです。
U君 『自転車もゴルフも前傾姿勢なので、体幹の強さが必要となります。下半身、心肺機能も強化できるので、今日はしっかり走りきって、社内コンペ前の最終調整としたいと思います!』
いつになくやる気のU君。頂点を経験したゴルフより、発展途上の自転車競技のほうが楽しいようです。
※1周約5キロのサーキットを全力で疾走して、チームの次の走者につなぐU君。ゴルフのチーム戦以上に、チーム内の”絆”が必要なようです。
順調に周回を重ねるチームに再度まわってきたU君の出番。
U君 『僕を信じてください。必ず、トップで帰ってきますから!』
U君はアドレナリンを噴き出しながら、30秒差まで縮まった先行するライバルチームのエースを捕らえるため、ありったけの力でペダルを踏み込み、ダンシング(立ち漕ぎ)のままケイデンス(ペダルの回転数)をマックス(吐きそうになる)まで持って行きます!
チームメンバー 『いけー!U!!走れー、○王!!』
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『あだだだだだだだだっ!』
U君 『す、すいません。おしりが攣りました。もう無理です。DNF(棄権)でお願いします。』
U君の社内コンペに向けた最終調整はあっけなく終了しました。
まぁ、無理してもしょうがないのでこんなもんでしょう。ゴルフとはまったく関係ない、無駄な一日を過ごさせていただきました。
F君の社内コンペ
K君、U君と違って、普段から感情の起伏が無いF君。スイングとは裏腹に、スコアでの大崩れがないので社内コンペでもダークホース的存在です。
N 『F、お疲れ!どうコンペに向けて。自信ある?』
F君 『・・・。』
F君 『・・・。すいません。コンペの日は得意先でフィッティングイベントがあるので、出張してます。』
N 『そうなの!?す、すいません。』
残念ながら今回の社内コンペは仕事の関係で欠席のF君(とSさん)。
でも実はよっぽどゴルフがしたかったのでしょう。遠く出張先の試打コーナーで、空き時間にひたすらアプローチの練習をしていたという噂です。
※カリスマクラフトマンに見つめられ、手が動かないF君。
以上、PRGR社内コンペという、世の中的には本当にどうでも良いイベントに執念を燃やすサイエンスフィット日記チームでした。
結局、K君の印象は薄いままですが、このままでは終わらないはずです。本番に強い男、K君がS先輩を倒し遂に夢の70台を達成するのか、有言不実行男、U君は無事完走できるのか、気になる結果は次回につづきます。
【次回予告・絶対に負けられない社内コンペ。驚きの結幕がそこに!】