Hole 135　夢の対決！Ｋ君とＮのガチンコマッチプレーが決着。＠桜の宮ゴルフ倶楽部

南８番ホール　２８３ｙａｒｄｓ　Ｐａｒ４

このホールも打ち下ろしで距離の短いミドルホール。短いけどフェアウェイは狭そうなので、ティーショットの正確性が問われます。

Ｋ君が手にしたのは７番アイアン。フェアウェイに安全に刻む作戦です。

Ｋ君　１打目

ビシッ！

これも右からのナイスドロー。

ところがこのショットは右の林まで転がっていました。

フェアウェイは馬の背の様になっているようで、ちょっとでも左右に曲げると隣のホールとの境界にある木まで転がってしまうみたいです。距離が短いのには理由がありました。

Ｋ君　２打目

とりあえず木の根元から低い球で出して３打目でグリーンを狙うも、３打目はわずかにショート。

４打目のアプローチで、

Ｋ君　４打目

カツーン

あ、久々のアプローチトップ。ボールはグリーンをオーバーしていきました。

『俺との対決でそれ欲しかったな。』

Ｋ君　５打目

パターで寄せるもカップを６メートルオーバー。いつも通りのＫ君のゴルフです。

だが、

Ｋ君　６打目

ガシャン！

これを決めるというよくわからないミラクル。奇跡のダブルボギーです。この時点で後半は２オーバー。

南９番ホール　２９６ｙａｒｄｓ　Ｐａｒ４

最終ホールは打ち上げのミドル。ここも距離は短いけどかなりの打ち上げです。

このホールをボギーで上がればハーフ３０台達成のＫ君。もちろんユーティリティーの４番を持ったＫ君は、

Ｋ君　１打目

バシッ！

ややドローが強いもののナイスショット。ボールは左のラフ。

セカンドは残り１２０ヤードの打ち上げ。実質１３０ヤードを得意の９番アイアンで、

Ｋ君　２打目

ビシッ！

これはちょっと足りずにグリーン手前。

と、ここでＮの３打目のアプローチ。得意ののぼり傾斜のアプローチをふわっと決めたい。

Ｎ　３打目

カツーーーーン！

『なんだよクソ！！こんな時だけ撮影するなよ。』

集中力が無くなってます。

Ｋ君の３打目はグリーン手前のエッジから。ここで何としてもパーが欲しいＫ君は、

『秘技”タテヤマ”！』

出ました！野村タケオさんとの対決で覚えた７番アイアンをパターの様に使うランニングアプローチ。これはチップインを狙いにいってます。

Hole 131　最強ゴルフバカとの真剣勝負が決着！＠太平洋クラブ佐野ヒルクレストコース

Ｋ君　３打目

カツーーーン！

あっとこれは距離感がめちゃくちゃで大オーバー。夢の３０台に黄色信号です。

なぜ黄色信号かというと、、、

Ｋ君　４打目

このグリーンは傾斜がすごくて目茶苦茶難しいのです。

ちなみに、

Ｎ　５打目

こんな感じでちょっと触っただけでスーーーと伸びるのです。

『今の俺のラインとタッチを参考に決めてくれ。』

『わかりました。ライン殺してガツンといきます。』

全然わかってないじゃん。

さあ、Ｋ君の３０台チャレンジ。最後の１打は、

Ｋ君　５打目

決めた！ナイスボギー！！

２０２１年（実際は２０２０年だけど）、最初の戦いでＫ君は見事に最凶の相手Ｎを撃破し、さらにハーフ３９という好スコアをたたき出しました！

Ｋ君快進撃の理由

ちなみにＫ君の今日のスコアカードがこちら。

前半と後半でまるで異なるゴルフを展開しています。

戦いを終えたＫ君も満足そうな表情で、クラブハウスで佇んでいました。

『悔しいけど、後半は全く敵わなかったわ。』

『今まで肝心なところで叩いてＮさんの期待に応えられませんでしたが、今日は良いゴルフが出来て良かったです。』

そう語るＫ君。実は今日の対決に向けて様々な準備をしてきたようです。その準備について聞いてみました。

１．自分を知る

『結果が出ないことをきっかけにＮさんと喧嘩してめちゃくちゃムカついたんですが、冷静になると言われた通りだなと思って、まずは自分のゴルフの良いところと悪いところを客観的に振り返ってみました。で、結果的に大叩きする時は先にメンタルがやられてるので、良いときも悪いときもなるべく感情を出さずにフラットにプレーすることを心がけました。』

なるほど。メンタルが絹ごし豆腐のＫ君が今日は崩れなかったのはこの心がけが大きかったのかもしれません。あの不気味な笑顔はメンタルトレーニングのつもりだったようです。

２．ひたすら練習した

『当然ですがやっぱり自分のスイングレベルを上げないとダメなので、実はここ数日今まで以上に練習しましたし、サイエンスフィットにも可能な限り通って教えてもらいました。』

こういう見えない努力を見せていくのがサイエンスフィット日記の本来の主旨ですが、今回に限り対戦相手であるＮを欺くために秘密で練習をしていたようです。

３．コースを研究した

『コースレイアウトを調べて、Ｎさんが得意そうなコースだなと思ったので、Ｎさんの気持ちになって徹底的にリスクの少ないセコイ攻め方を考えてきました。前半はコースが凍っていて焦りましたが、Ｎさんが前半は練習としてくれて助かりました。』

私の作戦は完全に読まれていたみたいです。前半から１８ホールの戦いにしておけば良かった！

４．クラブを磨いた

『前回、野村さんとの戦いでＰＲＧＲ　０１アイアンを使用して凄く良かったんですが、途中からちょっとブレ始めて。やっぱり今まで一緒に戦ってきたＴＵＮＥ０１ＣＢで戦おうと思い、浮気しちゃったお詫びピカピカに磨いてあげたら、今日はアイアンが良い仕事してくれました。』

【磨く前】

【磨いた後】

長年連れ添った信頼のおける相棒を磨き上げる事によって、苦しいときに相棒が助けてくれたようです。私もたまにはクラブ磨こうかな。

ということで、この４つの準備によって、見事なゴルフを展開した今日のＫ君。

でも、ちょっと言わせてもらっていいですか？

『あのさあ、前半は俺の圧勝だったわけじゃん。トータルスコアも俺が４打勝ってるし、まあ１０歩譲っても今日は引き分けだよな。』

『そうですね。マッチプレーでは勝ったけど、トータルスコアは負けたので引き分けで良いですよ。』

『お、おう。悪いね。。。』

引き分けを認めてもらったもののなんでしょう、人間的な敗北感が拭えません。

とは言え、年末に勃発した遺恨は見事に解消。

笑顔で健闘を称えあいました。

２０２１年Ｋ君の挑戦

最後に、Ｋ君に２０２１年に向けた抱負を語ってもらいましょう。

『今日は後半狙って３０台を出すことができました。これは素直に嬉しいんですが、このゴルフは日経カップがおこなわれる筑波カントリークラブでは通用しません。７０００ヤードのチャンピオンコースで戦うにはやはり正確で信頼できるドライバーショットが必要です。Ｎさんみたいに短いゴルフ場で７０台が出て喜ぶのも良いですが、やはり僕はフルバックからの７０台を目指して今年も頑張ります。』

熱い思いとともに強烈にディスられてしまいましたが事実なので仕方ありません。実際私はチャンピオンコースのフルバックからは１００が切れません。

更なる高いステージに向けて挑戦し続けるＫ君。我々はこれからも彼の奮闘の模様を追い続けていきたいと思います。なかなかすぐに結果は出ないかもしれないけど、皆様引き続き暖かい目でＫ君及びサイエンスフィット日記メンバーを応援くださいませ。

いつまでも手を振るＫ君。今年もよろしくね！

―その日の夜―

Ｋ君からＬＩＮＥが入りました。

『今日はお疲れ様でした。息子に”あのおじちゃんをやっつけたよ”って言ったら、とても喜んでました。父親としての凄みと威厳を見せれてよかったです。ありがとうございました。』

『めっちゃくちゃ笑ってるじゃん、クソー（怒）』

私と顔を合わすたびにギャン泣きする、私と最高に相性の悪いＫ君の息子球太郎君（仮称：２歳）が、最高の笑顔で笑っています。（ずいぶん大きくなったなあ）

Ｋ君とはいつかまた対戦して、今度は容赦なく叩き潰してやって球太郎君に人生の厳しさを思い知らせてやりたいと思います。

さて次回は、もともとアプローチが苦手だった私Ｎがこのラウンドではビシビシ寄せが決まった理由をご紹介します。どうぞご期待ください。

つづく

―大感謝プレゼント企画実施中―

アンケートに答えて抽選で２０名様に素敵な賞品（野村タケオさんのランドリーグッズ青か白１枚・サイエンスフィット日記ロゴ入りボール６球・ＰＲＧＲ蛍光マーカー１枚の３点セット）をプレゼント！

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• アンケートにお答えの上、ご応募ください
• 応募はおひとりさま一回限りとさせていただきます。（重複応募があった場合は一番最初の応募を生かさせていただきます）
• 野村タケオさん、、Ｔ君、辻梨恵プロのサインは入りません
• 当選につきましては応募締め切り後、当ブログ内にて発表させていただきます。
• 応募締め切り：２０２１年１月１７日（日）２３：５９まで