熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。
PRGRで販促を担当しております、Nです。
ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく、真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、新サイエンスフィット日記。
気がつけば2021年も2月に入りました。シーズンオフでもラウンドのペースは変わらない熱狂ゴルファーもいれば、ゴルフ場がクローズしている地域のゴルファーの皆さまなどは、悶々とした日々を過ごされているかと思います。そんな冬の日、私が向かったのはもちろんこちら。
■東京 銀座
毎度おなじみ、サイエンスフィット日記のホームグラウンド。PRGR GINZA EXです。
ここで本日登場いただくのは、
サイエンスフィット日記メンバーではなく、PRGRサイエンスフィット・インストラクターの長井コーチです。
※やけに爽やかな長井コーチのプロフィールはこちら
『お疲れ!今日は読者の方からのこんなご意見を持ってきたんだけど、どうかなあ?』
『自宅での練習方法ですね。わかりました!人によって練習テーマや課題が違うと思うので、必ずしもこうしなければいけないというものではありませんが、家で出来る簡単な練習方法をご紹介しますね。』
※画面では伝わってこない長井コーチのポップな雰囲気を表すために、イラストアイコンでお届けします。
(画面からはいまいち伝わってきませんが)ヤル気に満ち溢れる長井コーチ。さっそくおうち練習を教えていただきましょう。
おうち練習 スイング編
まず長井コーチが用意したのはドライバーのヘッドカバー。
『ゴルフクラブを家のなかで振り回すのは危ないので、ヘッドカバーを使って練習する方法をご紹介します。』
『ヘッドカバーが無ければ、短めのタオルの先端を結んだものなどでもOKですよ。』
ゴルフスイングって想像以上に空間を使います。室内でクラブを振る場合は十分気をつけないと思わぬ事故につながりますのでご注意ください。
※ウェッジで素振りしたら思いっきりヘッドをぶつけて破壊してしまった我が家のテーブル。いつ妻にばれるかドキドキの日々を送っております。
『まず基本的なクラブの振り方を身に付けます。右手でヘッドカバーを持って、、、』
『振り下ろします。』
『連続でやっていると、自然とヘッドが走る感覚が身についてきます。』
リズミカルにヘッドカバーを振る長井コーチ。力を入れている感じは無いけど、ヘッドカバーはヒュンヒュンと加速しています。
『腕の力で振ろうとするとヘッドが走らないし、手が体から離れてしまって、アウトサイドイン軌道になってしまいます。』
手の力でヘッドカバーを振り回そうとすると、
スムーズにヘッドが動かず、タメもほどけてしまってます。
『次にヘッドカバーを左手に持ち替えて振ります。これも腕の力で振るのでなく、先端を走らせるようなイメージで振ります。』
左脇が開かないようにして腕を回旋すると、ヘッドカバーのヘッド部分が勢い良く加速します。
『これも腕の力で振ろうとすると、』
『脇が開いてしまって、ヘッドが走らないばかりか腕の回旋が十分でなくボールを捕まえきれません。』
『スイングでは左腕の回旋が非常に重要になります。腕の回旋が無いと、いわゆるパターのストロークのようになって距離も出ないし、方向性も悪くなります。腕の回旋をマスターするにはこんな練習が効果的です。』
と、ヘッドカバーを持って、
くるくるくるくる・・・と、ヘッドカバーを前腕と手首で回す長井コーチ。
『自分から見て時計回りにヘッドカバーを動かす腕の動きが、インサイドアウト軌道のスイングの動きです。逆に半時計回りだとアウトサイドイン軌道の動きになってしまいます。』
『この左腕の回旋の動きに、』
『右手でパワーを加えてあげると、』
ぶるんっ!
『ヘッドが加速します。車で言うと左手の動きがハンドル(方向性)で、右手の動きがアクセル(スピード)ですね。それぞれの役割をこのような練習で見に付けるのもアリだと思います。』
『はあ、なるほど。腕の力というより、動かし方を身につけるのね。腕の動きはわかったけど、体は使わないでいいの?』
『そうですね、体の使い方はヘッドカバーを振り上げると同時に左足を一歩踏み込むだけで、』
シュ、パン!!
『よりヘッドは加速していきますね。この動きを大きくすれば、自然とトップで上体は捻転できるしフィニッシュまで作れます。結果的に体を使ったスイングが身に付きます。』
なるほど、でも室内で練習する際はくれぐれもご注意ください。フルスイングで壁に手をぶつけたりしたらめちゃくちゃ痛いので。実感込めて言いますが、めちゃくちゃ痛いですよ。
おうち練習 アプローチ編
続いてはスコアアップに欠かせない、アプローチ練習を教えてもらいましょう。
室内なので、イメージは10ヤードくらいのアプローチ。
本物のゴルフボールだと家の中を傷つけますので、スポンジとかプラスチックのボールが良いですね。ホント怒られますのでご注意ください。
『20ヤードくらいまでなら、ヘッド軌道を飛球線上から外さないようにするとアプローチが安定しますよ。』
テークバックと、
フォローはボールの飛球線を外さないようにします。
インに引きすぎたり、
ヘッド軌道が飛球線を外れると、アプローチが安定しません。
クラブやシャフトなどを置いて、ヘッドの軌道(通り道)を示し、
その通り道に沿ってヘッドを上げて、
フォローでヘッドを飛球線方向に送り出す途中にボールがある感じ。
『地味だねえ。』
『はい。地味ですね。でも僕はこの練習を毎日毎日続けてやっとアプローチの感覚が戻ってきたので、地味だけど大事な練習だと思います。。。(遠い目)』
イケイケの学生ゴルファーからツアープロを目指し、挑戦したQTで突如発症したアプローチイップスによってツアープロの道を断念した長井コーチ。さすが重みが違いますね。
おうち練習 パッティング編
最後に、おうち練習の代表といえばパッティング練習。
『パターはまっすぐ打つ練習も大事ですが、やっぱり自分のイメージとストロークの感覚を合わせるのが大事だと思います。片手ずつストロークしてグリップの力加減、ストロークの強弱を見に付ける練習が効果的です。』
右手、左手でストロークを続け、最後に両手でグリップしてストロークします。
『パターマットや絨毯のなど上で常にパッティングできる環境にしておくことは大事ですね。一番練習しやすいのがパターですが、意外とゴルファーが一番練習しないのがパターかもしれません。スコアに直結するからぜひ練習して欲しいですね。あとは集中力を高めるために、ダラダラと練習するのではなく、毎日1回だけカップ(目標)に向かってパッティングする。というのも効果的です。チャンスは1回。痺れますよ。』
プロゴルファーはショット時間と同じくらいの時間、パッティング練習をすると言われています。地味で腰も痛くなるけど、スコアに直結するパッティングを毎日練習することがスコアアップの近道となるようです。
おうち時間でレベルアップ
ということで今回はシーズンオフのおうちでの練習についてご紹介しました。様々なタイプのゴルファー、スイングタイプがありますので、一概にコレをすればOKというものではありませんが、シーズンオフも常にゴルフを身近に置いておく事が大事だと思います。
ちなみに、当ブログはそんなシーズンオフのおうち時間の時間潰しにぜひお楽しみいただければと思いますが、しっかり練習したいという方はサイエンスフィットのレッスン本や、
■大好評サイエンスフィット教本第3弾『スイングの壁を知る 5ステップメソッド』はこちら
PRGRのYouTubeチャンネル内の【サイエンス・フィット レッスン動画】を参考に、練習していただければと思います。
■PRGRチャンネル(サイエン・スフィット レッスン動画)はこちら
ちなみに、現在サイエンス・フィットのレッスン動画を担当しているのがこの男。
『いつもご視聴ありがとうございます。ぜひチャンネル登録、グッドボタンをよろしくお願いいたします。ご意見ご要望ございましたら、動画のコメント欄にお願いいたします!』
アプローチイップスによりツアープロの道を断念した長井コーチですが、現在はサイエンス・フィットインストラクター兼動画クリエイターとして活躍中です。ぜひ、PRGR YouTubeチャンネルでその活躍をご確認くださいませ。
さて次回は、飛距離ダウンに悩む男がPRGR GINZA EXに登場します。お楽しみに!
つづく
シャドーピッチングの要領ですね。参考になります。
カズさんさん
コメントありがとうございます!野球経験者の方はイメージしやすいみたいですね。私は卓球部だったのでタオルを振る習慣が無く、ひたすらラケットを振っていました。
>くるくるくるくる・・・と、ヘッドカバーを前腕と手首で回す長井コーチ。
すみません、この動画みたいです。
SSリピート3回目さん
コメントありがとうございます!この場面を、、、すいません、動画で撮っていませんでした!長井コーチのサイエンスフィット・レッスン動画にアップしてくれないかお願いしておきます(^_^)