Hole 152　２０２１年最初の戦いが決着！

さあ、ヤングチーム優勢のなか、残りは５ホールです。

ライオン達の咆哮！

しらさぎ5番ホール　320yards　Par4

距離は短いながらも、コース内の木がセカンドショットでグリーンを狙いづらくします。

ここも躊躇なくドライバーを振り切る３人。

セカンドショットでも、

木の間を抜くスーパーショットでグリーンを捕らえます。

さあ、まずはＫ君のバーディパット。

だが、これはオーバー。すると、

コロン。

なんとＤ君が８メートルのバーディパットを決めました！

まさかの出来事で、カメラを構えていませんでしたが見事なバーディーパット。

動揺するＫ君ですが、何とか１．５メートルのパーパットを沈めました。

すると、

カラン。

ＵＲ君が１．２メートルのバーディパットをあっさり決めました！

勢いに乗るヤングライオンチーム。

ここでチーム戦の流れが大きく動き出します。

『ちょっとー！』

『ごめーん！！』

不協和音が響きまくるアダルトドラゴンチーム。

しらさぎ6番ホール　345yards　Par4

続くホールはセカンド地点が左に直角に曲がるホール。ドライバーだと突き抜けるので、フェアウェイウッドかユーティリティで左の木を越えるショットが必要となります。

まずＵＲ君は左の木のコーナースレスレを狙うナイスショット。

続くＤ君、

パキャーーーン！

驚くような高弾道で木を軽々と越えて行きました！

笑顔でクラブを見せるＤ君。

その手には、窮地を超えるＮＥＷモデル、キャリーズＱが。

『無理にボールを上げようとしないでも勝手に高弾道がでるので、ラウンドがやさしくなりますね。』

安定したスイングでクラブのポテンシャルを最大限発揮するＤ君のゴルフ。方やスイングを磨き上げて理想の弾道を手に入れてきたこの男も黙ってはいません。

狙いはＤ君よりさらに左。

ビキッ！！

これも凄い弾道で木を軽々と越えて行きます。

すると、

スッ

『持ってきて良かったです。物凄くやさしいので安心して打てますね。』

な、なんとＫ君が手にするのはキャリーズＱの４番２０度。アイアン好きのＫも思わず使ってしまうこのやさしさは、ゴルフ場で大きな武器となります。

さあ残るはＮ。手にするのは１０年以上苦楽をともにしてきたユーティリティ、ＺＯＯＭ　Ｘです。このクラブを自由自在に使いこなし幾度も７０台を出してきました。

どーーん！！

『あわわわわ。す、すいませ～ん。』

後続組の皆さんにクスクス笑われながら、深く掘ってしまったティーグラウンドを修復し３０ヤード先のボールに向かって走るＮ。ＺＯＯＭ　Ｘはそろそろ消費期限切れなのでしょうか。

バタバタする一人を除いて、３人はセカンドショットをしっかりグリーンに乗せました。

そして、

コロン。

なんとＤ君が連続バーディー！！

しかしＫ君も６０ヤードのセカンドショットをピン横２．５メートルにつけています。

タッグパートナーはあてにならないけど、自分の力で若手の勢いを止めないといけません。

が、これは決められず！このホールはパー。

パーを取ったのに、何ともいえない敗北感がＫ君を襲います。

『・・・。』

『・・・。』

しらさぎ7番ホール　130yards　Par3

続くショートホールはハザードも無いので、ピンを狙って行きたいところ。

連続バーディで伸び伸びとプレーするＤ君。

Ｋ君も必死にピンを狙うものの、相変わらずインパクト画像は情けない感じです。

結果、

Ｄ君とＵＲ君はピン横６メートルのほぼ同じ場所にオン。

一方のＫ君は、

ひっかけて木の裏。またショートホールでピンチを迎えました。

グリーンではＵＲ君のバーディパット。

これはわずかに右に外れました。

ＵＲ君にラインを見せてもらったＤ君はラインにボールを合わせ。

カップを狙います。

コロン。

な、なんと３連続バーディー！！！

ちょっとだけ嬉しそうな顔をするＤ君。その手に握られているのは、、、

『４月２８日に発売になるシルバーブレード・アルファです。タッチが合わせやすくて転がりが良いので手放せません。』

宣伝っぽいコメントだけど、３連続バーディーかまされたら流石に説得力があります。ということで、

ヤングチームの勢いは止まりそうにありません。

おじさんの意地と衝撃の結末！

しらさぎ8番ホール　260yards　Par4

続いては距離の短いミドルホール。ワンオンも夢ではありませんが、グリーンの手前には池があるので、キャリーで２３０ヤードが必要になります。

入念に攻略ルートを確認するヤングチーム。狙ったところに打てる人はいいですね。

真剣に戦う３人は冒険せず、確実にキャリーズＱでフェアウェイをキープ。青空に気持ちよく白球が吸い込まれていきました。

『よし！俺は狙うぜ。』

『どうぞ。』

全く興味が無さそうで、カメラも構えてくれないＫ君。

本日絶不調のユーティリティを捨て、地面反力を最大限に使ってドライバーでワンオンを狙います。

ヴァキィィーーン！

物凄い初速でピンに向かって真っ直ぐ飛んでいくボール。

さあ、私を除く３人の白熱の戦いは続きます。セカンドショットでグリーンを外したＤ君は、

ここもランニングアプローチでしっかり寄せました。

そして、

これも決めてパーで切り抜けました。普通はバーディーの後はボールが曲がって大叩きするものですが、なんともメンタルの強い男です。

『そういえばＮさんのティーショットどこいったんですか？』

『必死にグリーンとか探したんだけど無くて、結局池に入ってた。俺の渾身の地面反力ショットの飛距離は２３０ヤードだということがわかったよ。』

しらさぎ9番ホール　475yards　Par5

さあ、遂に最終ホールです。

まずはいつも通りのリズムでフェアウェイ中央にボールを運ぶＤ君。

続いて変則スイングながら安定したボールを放つＵＲ君。このホールもフェアウェイをとらえます。

そして、３人の中で一番飛距離が出るＫ君。アドバンテージを取るために全力で振ります。

最後に永遠の４番バッターＮ。得意にしていたユーティリティが当たらなくなり、自分の最大限のドライバー飛距離が判明。残された道は、ドライバーで限界突破するくらい振りちぎることです。

ヴァッキィィーーン！

『うわっ、凄い打球。』

『凄い、、、あの右の高い木を越えて、丘も越えて行きましたね。』

『すいません、打ち直します。』

２打目地点。

ＵＲ君は安全に３打目を狙えるエリアに運びます。

一方、Ｋ君の渾身のボールは左に大きく曲がり、林の中に。

これをナイスアウトするも、反対側の林まで飛ばしてしまいました。

ここからミラクルショットでグリーンに乗せることに成功！

Ｄ君も３打目でグリーンオン。

が、ピンまで２０メートルを残してしまいました。

しかしこれをぴったり寄せて、最終ホールもＯＫパー。

シルバーブレードαの性能を遺憾なく発揮してくれました。

さあ、Ｋ君もこの位置にバーディパットを寄せて、

パーフィニッシュ、、、

ならず！！

（笑い上戸のＵＲ君に我慢できるわけがありません）

後半は最後までヤングチームに全く歯が立たなかったＫ君ですが、

健闘を讃え合い、ＵＲ君と肘タッチ。

そして、３連続バーディーで実力差を見せ付けられたＤ君には深々と頭を下げます。

さあ、本日のスコアがこちら！

ばーん！！

なんとＤ君は後半１アンダーの３５！！前半の遅れを完全に取り返しました。

『キャリーズＱが良かったし、とにかく今日はパターが入ってくれました。』

そしてあまり目立たなかったものの、ＵＲ君は安定したスコアで８１のベスグロ。

『まずまずです。明日もゴルフなので良い練習ができました。』

７０台を目指したＫ君は残念ながら８０台も達成ならず。最後のパットは決めたかった！

『Ｎさん、どんまいです。』

『もう途中で帰ろうかと思ったよ。マジで。』

ということで、結局今日の戦いを制したのは、”ゴルフに行きまくって上達を目指す”ＵＲ君でした。ヤングチームとアダルトチームのベストボール方式のダブルス対決も、７５対８２でヤングチームの大逆転勝ち。後半のチームスコアが３３って、凄いな！おい。

完膚なきまでにヤングチームにやられてしまったＫ君とＮの今年初ラウンド。

でも２０２１年はまだ始まったばかり。サイエンスフィット日記の希望であるＫ君の活躍にどうぞご期待ください！

つづく

―新サイエンスフィット日記・登場人物紹介―

ＰＲＧＲサイエンスフィット日記メンバー　Ｋ

サイエンスフィット日記開始当時からの出演者であり当ブログの主人公。ベストスコア８１、平均スコア９４。７０台を目指していたはずが、最近は８０台もなかなか出ていない。でも冬場に練習を続けてきた結果、ゴルフレベルは確実に上がってきている模様。

ＰＲＧＲスタッフ　Ｄ

ゴルフ歴６年でベストスコア７５。スイングは力まず、クラブの特性に合わせて何も考えずに振るだけ。というシンプル理論の持ち主。それが難しいんだってば！！

ＰＲＧＲスタッフ　ＵＲ

ゴルフ歴１５年。ベストスコア７７。３月の段階でラウンド数は２０回を超えるという猛者。在宅勤務時には携帯が繋がらないことが多いという苦情が仕事関係者から多く寄せられるが、まさか、そんなはずは無いと思うけど、、、

ＰＲＧＲサイエンスフィット日記筆者　Ｎ

ゴルフ歴２０数年。平均スコア８８。２０２１年の平均スコアは９９。自分の目指していた方向性が間違っていたことに気付きました。心を入れ替えて、ゴルフを楽しみたいと思います。

―合わせて読みたい―

ＰＲＧＲのクラブの歴史、開発現場を紹介する新しいコンテンツ、ＰＲＧＲクラブ開発物語・ギアスト！ＰＲＧＲ　ＷＥＢにて大好評連載中

■ＰＲＧＲクラブ開発物語・ギアスト！はこちら

―サイエンスフィット・キャンペーンのお知らせ―

ＰＲＧＲサイエンスフィット直営店では、ただいま『春のラウンド応援キャンペーン』を実施しております。サイエンスフィットの短期集中３回レッスンを特別価格でご用意。さらに３回レッスンを受講された方には、ＰＲＧＲ直営店で使用できる特別クーポンをプレゼント。この機会にぜひご利用くださいませ。

■キャンペーンの詳細はこちら