キャリアゴルファーの咆哮
ちどり8番ホール 165yards Par3
さあ、ラウンドも終盤。
大叩きは無いもののパーが取れないふたり。大好きなショートホールで何とかグリーンに乗せたい。
T君のティーショットは良い当たりながら、河川敷特有の強烈な横風で大きく右に流されました。
続くガッデムは、
おお!!
完璧に風を読んでグリーンに乗せてきました!
ガッデムのボールはココ。なんと3メートルのバーディーチャンスです。
下りのストレートライン。
ただし強烈なアゲインストの横風が感覚を狂わせます。
さあ、キャリアゴルファーの一世一代の大仕事。
コッ
コロン
きめたー!!
『うおおおっしゃー!!』
拳を天に衝き上げ咆哮するガッデム。
たまたま逆光でなんか雰囲気出ちゃいました。えらいすんません。
ということで、今までどうしてもパーが獲れなかったのに、なんとバーディー獲っちゃいました。
シルバーブレード・アルファ02、L字マレットタイプを持ってにっこりのガッデム。
『やりました!このパターええですね。アイアンも狙い通りに打てましたわ。』
『もう全部セットで買いなはれ。』
ちなみに、
ガッデムのバーディーの影で、T君も寄せワンで念願のパーを獲得。両者良い流れのもと、最終ホールに向かいます。
ちどり9番ホール 525yards Par5
さあ、最終ロングホールです。
ガッデムのティーショットは、
右の林へ!
そんな顔しないで。バーディーの次のホールのティーショットは、みんなだいたいそんなもんだから。
続くT君は、
フェアウェイ左サイドへ!
なお、前半50を叩いたNも徐々に力みが抜けてきて、LSが馴染んできました。
2打目地点。ガッデムのボールは木に当たってラフまで出てきていました。
が、正面は木。フェアウェイ左サイドを越えると池という難しいシチュエーション。
正面の木の左側からフェードでフェアウェイに運びたいという難しいショット。(あれ?前半の最終ホールもこんな感じだったような気がします)
さあチャレンジです。
パキーン!
おお!これは見事にフェードしてフェアウェイへ。チャレンジショット成功です!
『やった!キャリーズQの3番。やさしいです!!』
『もう、それも行っときなはれ。』
続く3打目は、05アイアンで前へ。
終盤に来て調子を上げるガッデム。
『はよ、買いに行きなはれ。』
私も最後の追い込みに余念がありません。
ちなみにフェアウェイの向こうサイドでは、T君が苦手なロングホールでヘロヘロになっております。がんばれ!ゴールまであと少しだ。
ガッデムは最後の力を振り絞ってアプローチするも、これはオーバー。
奇跡のパーを信じてロングパットを打ちますがオーバー。
T君はなんとか最後のパットを沈めてこのホールダブルボギー。
ガッデムも、
3パットのダブルボギーでホールアウト。
こうして、長い一日にようやく幕が下ろされました。
コースに向かって深々と頭を下げるガッデム。”えらいおおきに。”という声が聞こえてきそうです。
年齢もゴルフ歴もまるで違うふたりですが、お互いを称えグータッチを交わします。
さあ、そんなふたりのラウンド結果が、、、
こちら!
ガッデムは後半見事に50切りを達成!トータルは103。
T君も後半は51と大健闘!トータル111。
ふたりとも後半捲くって、見事に普段の自分のスコアを越えることができました。(私も今年のベストスコアを更新できました!LSと05アイアンのセッティングはめちゃくちゃ楽!!)
『いやあ、Tさんとの対決は楽しかったです。LSもええクラブですね。欲しくなりますわ。お陰さまでええスコアが出ました。えらいすんません。』
『やっぱりガッデムさんには敵いませんでした!さすがキャリアが違いますね。』
同じ100オーバー同士、新たな友情が芽生えました。
次回のゴルフの約束を固く交わすふたり。おそらく次もまた河川敷に行くのでしょう。
※あ、また逆光で雰囲気写真になっちゃいました。えらいすんません。
ということで2回に渡り、キャリアゴルファーと初心者ゴルファーの対決の模様をお届けしました。打ちやすく安定感のあるクラブはラウンドの悩みを減らし、よりゴルフ楽しめるということが実証されました。
さてさて、気がつけばもう6月末。2021年も半分が終わろうとしています。季節はいつの間にか夏。夏といえば、、、そう、おじさんたちの甲子園の季節がやってきました。
7月からは今までと打って変わって、1打に人生を賭けるおじさんたちのシリアスな戦いの模様をお届けしたいと思います。お楽しみに!
次回、【日経カップ2021編】に続く。
―新サイエンスフィット日記・登場人物紹介―
PRGRサイエンスフィット日記メンバー T
ベストスコア103。2021年平均スコアが115とちょっと良くなった初心者ゴルファー。ラウンド中はなかなか思い通りにならなくて頭に血が上っちゃうこともあるけど、あとからブログで自分のスイングを見て落ち込んじゃう熱きゴルファー。
ガッデム竹田(59)
平均スコア105の永遠の100切りゴルファーであり、ゴルフ業界の愛すべきキャラクター。どんなカリスマにレッスンを受けても、どんなに優れたクラブを使っても、どんなに画期的な練習器具を使ってもスコアが変わらないという憎らしい存在。ガッデムのスコアアップに業界総出で挑戦中です。
PRGRサイエンスフィット日記筆者 N
生まれ変わってゴルフ歴1年目。生まれ変わってからのベストスコアが遂に80台に突入したエンジョイゴルファー。リハビリのためにレディスクラブで練習しているので、LSのRシャフトでも重くて長く感じました。良い傾向?だと思います。
―合わせて読みたい―
PRGRのクラブの歴史、開発現場を紹介する新しいコンテンツ、PRGRクラブ開発物語・ギアスト!開発スタッフとして奮闘するF君が登場してギリギリ新シリーズLS、新コンセプト05アイアンの開発秘話を紹介。PRGR WEBにて大好評連載中です。
ガッデムさん本当にかわいく見えてきました!
日経カップの選手選考シリーズ楽しみにしています!
シュガーレイレナードさん
コメントありがとうございます!ガッデムさんの可愛さはBUZZゴルフでもぜひご確認くださいませ。そして、さあ日経カップの季節がやってきました。今回まではエンジョイ志向をご紹介してきましたが、これからはシリアスな戦いがはじまりますのでどうぞお楽しみに(^_^)
こんにちは。
お二人の対決結果よりもNさんの後半スコアに驚きました。
2オーバーは凄いですね。クラブも凄く良かったのでしょうか?
zakiさん
コメントありがとうございます!久しぶりに安定したゴルフができました。二人のショットが安定してスマホを持って走り回る距離が減ったのも良かったかもしれません。が、ゴルフはそう簡単じゃないなあ。というのを思い知る今日この頃です(^_^)
お疲れ様でした。
カズさんさん
コメントありがとうございます!ふたりは疲れたけど楽しかったようです。私は四方八方に飛んでいくボールを追いかけるだけでとても疲れました(^_^)