皆さま、こんにちは。
プロギアで販売促進を担当しているNです。
PRGRの新しい直営レッスンスタジオ『PRGR GINZA EX』に通って本気で上達を目指すゴルファーを紹介する(ほぼ)リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記。第2部ではPRGRの若き3名の男性スタッフと1名の女性スタッフをモデルとしてとりあげ、上達への道のりをレポートしております。
今回もゴルフ場での実戦レッスン、『サイエンスフィット・アカデミー/ショートゲーム克服レッスン』の模様をレポートします。
午前中の座学、状況別レッスンを終え、いよいよ午後は9ホールのハーフラウンドを実施。
午前中に分けた3つのグループにそれぞれインストラクターがマンツーマンで帯同し、スイングチェック、コースマネジメントをおこないます。
私も各組に帯同し、ラウンドの模様をレポートしたいと思います。
緊張と苦悩の1組目
1組目はA君と一般参加の男性。
インストラクターはサイエンスフィットグループの宮本リーダー、
PRGR赤坂の齋藤店長、
PRGR GINZA EXの伊藤インストラクターの3名。
全参加者が見守るスタートホールでオナーをつとめるK君。
和気あいあいとした雰囲気のなかで、ひとり緊張が高まっています。
冬のスイング改造の成果はでるのか?
K君のティーショット。
いつも通りトップでシャフトクロスしててどこをスイング改造したのかわかりませんが、きれいなドローで見事フェアウェイをとらえました。
参加者とインストラクターが何やら確認しながらスタートしていきます。まるでプロトーナメントの練習日などでよく見る風景。
そう、サイエンスフィット・アカデミーはプロコーチを帯同するツアープロの気持ちを味わえるのです!
また、インストラクターはスイングチェックだけでなく、コースの攻め方、狙いどころ、クラブ選択、メンタルなどのマネジメントについても詳細にアドバイスしてくれます。
そう、サイエンスフィット・アカデミーはプロキャディを帯同するツアープロの気持ちを味わえるのです!
さっそくコースで結果がでないK君のスイングを、インストラクターが後方で撮影しながら徹底解析。
アイアンショットで球が狙いより右に飛んでいくと言うK君。
まず、目標に対してアドレスが右を向いていることが判明。また、トップで左手が甲側に折れており、フェースが開いてしまっていることがわかります。
さらにトップで頭(上半身)が左に流れています。この状態だとインパクトで左側に体がつっこんでしまいます。
後方からのスイングを確認すると、インパクト時のグリップの位置がアドレス時に比べ高くなってしまっています。これだと球筋は安定しません。
これら全て、レッスン習い始めに指摘されたことです。
スタジオで半年以上練習して悪いクセは無くなったかと思いましたが、実際ゴルフ場では悪いクセの復活オンパレードでした。
緊張する池越えの場面でも。
手が浮いてシャンクして池へ。
実際のラウンド。特に緊張する場面などでは、普段通りのスイングができないものです。
スタジオでは体験できない様々なシチュエーションのなかで、ウィークポイントをその場で修正、確認してもらえるのがサイエンスフィット・アカデミーの特長です。
ミスショットについてはその場で原因確認、修正作業をおこなうことにより、今後のラウンド際ミスショットが出た場合にも対応ができるようになります。
なおパッティングについては、、、
ちゃんとグリーンを43センチ程度オーバーできています。
さすがパッティングに関しては文句なしです!
と、そこに後続の組が追いついてきました。
それでは後ろの組、2組目を見てみましょう。
余裕と笑顔と絶望の2組目
2組目はU君と
Sさんと
S常務。
インストラクターは細内リーダーと
注)細内リーダーの耳にかかっているのは決して競艇場の赤鉛筆ではありません。サングラスのフレームです。
PRGR赤坂の長井インストラクター。
黙々とラウンドする1組目に比べ、この組はなんだか楽しげにおしゃべりしながらラウンドしています。
さっそくU君のティーショットをチェック
打ち下ろしながら、300ヤード近くのビッグドライブ。
競技ゴルファーのU君には、QT受験経験のある長井インストラクターがツアープロ目線でアドバイスします。
Sさんも、
きれいなスイングで豪快に飛ばしています!
続いてS常務、つま先下がりの難しいライからのショット。
カスッ!
気合いのこもったショットは、ボールの上の薄皮一枚削って飛距離72センチ。
残念ながら気合が空回りしてしまいました。
午前中に特訓したアプローチはどうでしょうか、
Sさんの50ヤードアプローチ。
おお!見事、きれいにボールをとらえてナイスオン!
注)後ろの怪しい人は盗撮しているわけではありません。スイング動画撮影中です。
アプローチにさんざん苦しみぬいたS常務にだって、練習の成果があらわれているはずです。
薄い芝からの左足下がりの難易度の高いアプローチという状況。
長井インストラクター 『ボールの位置はやや右足寄り。スイングの最下点はボールの下に!』
S常務 『左足体重で、、、』
ダフッ、、コン。。。
やってしましました!
二度打ち!ダブルヒットです!!!(1ペナ)
S常務 『ぐ、ぐ、、、むぅ。。。』
気を取り直して再度チャレンジ。残り40ヤードのバンカー越えアプローチ・
アドレスの基本を忘れずに。球をあげるために鋭角にクラブをあげて、下ろす。。。
ガツンッ
トップ!そしてバンカーへ。
S常務 『う、う、うぅ~。。。』
普通のゴルフなら集中力が切れてしまうところですが、今日は練習のためのラウンド。
むしろ色々なライから練習できたほうが良いのです。
ということで、バンカーショットにチャレンジ。
カツーン
ハーフトップしたボールはグリーンを飛び越えて、カート道路を元気よく飛び出て、OBゾーンに消えていきました。
この組から笑いが耐えなかったのは、どうやらS常務の多彩なショットにあったようです。
若干心の折れたS常務を見送り、最終組を待ちます。
最終組が見えてきました。学生ゴルファーが2名いるので、よりシリアスな雰囲気です。
真剣、白熱の3組目
3組目はF君と一般参加の大学ゴルフ部の女性2名。
インストラクターは宮川部長と
PRGR銀座の肥田インストラクターです。
N 『宮川さん、どうですかFの調子は?』
宮川部長 『いいよ、F!全然ゴルフ部女子に負けてないよ!』
本当でしょうか。そんなF君のスイングに注目してみると、、、
相変わらずスイングの間とクセは強めですが、以前ほどではありません。
球筋もまっすぐいい球です。
アプローチも、
バンカーも、
もともと上手いF君ですが、より一段とレベルがあがった感じがします。
グリーン上で真剣にラインを読むF君。
そのスイングで皆の笑いを誘ってきたF君ですが、良く考えたら本人はいつもいたって真面目、真剣にゴルフに取り組んでいるのです。
ショートパットをしっかり決めて、本日のラウンド終了。
真剣にラウンドしていたF君の顔にいつもの笑みが戻ってきました。
アフターミーティング
ラウンド終了したところでコンペルームに戻り、本日の感想をアンケート用紙に記入し、
インストラクターとの質疑応答、意見交換をおこない、本日の全工程が終了となります。
まだ興奮冷めやらぬ参加者は、インストラクターにさらに教えを請います。
ということでマンネリ打破、自分のレベルを一段上げる”サイエンスフィット・アカデミー”。
サイエンスフィット日記メンバーにとっても有意義な一日になったことでしょう。
N 『K、どうだった?アカデミーは。』
K君 『はい、いままではラウンド中に訳がわからなくなって修正不可能で崩れていくパターンが多かったのですが、ラウンド中の修正方法など色々教わることが出来たし、コースマネジメントについても始めて知ったことばかりなので、非常にタメになりました。』
N 『そうだな、冬はもう終わり。春になったらもう新しい戦いが待っているからな。でもその前に、お前にはゴルフ場で倒さないといけない人が何人かいる。4月になったらさっそく今日の経験を活かして、実戦ラウンドにいこう。』
K君 『はい!』
時は過ぎて4月上旬。K君の戦いがいよいよ始まります。
つづく
【次回予告・絶対に倒さないといけない人が一気に2人!】