Hole 163　日経カップ2021挑戦編・熱闘！若手代表選手選考会①

熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。

ＰＲＧＲで広報を担当しております、Ｎです。

ゴルフメーカーＰＲＧＲが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく、真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、新サイエンスフィット日記。

いよいよスタートしましたおじさんたちの甲子園、日経カップ企業対抗ゴルフ選手権２０２１挑戦編。新しいチームで臨むこととなったＰＲＧＲチーム。その選手を決めるべく、年代別に選手選考会を実施いたします。

今回はまずは、若手（３０歳代）の選手選考会の模様をお届けいたします。

埼玉県某所　ＡＭ5：30

日の出とともに、戦いに出向く男の姿がここに。

どん！！

そう、サイエンスフィット日記メンバー、昨年の日経カップ代表選手（コネ選出）、Ｋ君です。

『おはようございます。毎度お迎えご苦労さまです。では、行きましょう！』

決戦の朝！

ゴルフ場までの道中、精神を集中するＫ君。（おい、寝てないよな！？）

※赤信号停車中に撮影

さあ、今回若手が代表選手の座を争うのはこちら。

埼玉県のおおむらさきゴルフ倶楽部です。

２０１８年日本プロゴルフグランド・ゴールドシニア選手権を開催したチャンピオンコースですが、フラットな地形とティーショットの落としどころがキーポイントで、日経カップの開催コースである筑波カントリークラブを想定し選んだコースです。

さあ、気合十分でクラブハウスに入ると、

『お。おはようございます。』

ん？蚊の鳴くような声で話しかけられました。

声の方向を見ると、

体格の良い男性が。

『おーＥ、遠くからご苦労様。期待してるよ！』

『はい、がんばります。』

立派な体格に似合わず、大人しい性格のこの男性。熱烈な読者の皆さまならお気付きかと思いますが、この男は以前当ブログにも登場している怪物Ｅ君です。

２０１９年。日経カップの代表選考会に敗れた男と、年齢資格の無い男たちが集まって戦ったもうひとつの企業対抗、『ＧＤＯ企業対抗ゴルフ選手権』で大活躍した怪物的な飛距離を持つＰＲＧＲの秘密兵器です。

普段はゴルフと家族と自然を愛する、ＤＩＹと庭いじりが趣味の心優しいマイホームパパなのですが、ゴルフに関しては飛距離３００ヤードオーバーで平均スコア７４という怪物。

今年遂に３０歳となり、日経カップ出場資格を得たＥ君。彼もまた、若手選考会に参戦を表明しました。まったく気合と気負いを感じませんが、ＰＲＧＲチームには無くてはならない存在です。

まだ７時前なので、コースは人もまばら。

そこに、

いつもの勝負服に着替え、

Ｋ君が再登場。

Ｅ君には飛距離も実力も敵いませんが、背負ってるものが違います。去年はコネとお情けで出場させてもらいましたが、今年こそ実力で選手の切符を勝ち取ってやるんです。

ふとアプローチ練習場を見ると、ＰＲＧＲチームのキャプテン、Ｙ選手の姿が。

今日はキャプテンとして若手候補選手の模様を確認すべく、選考会の後ろの組でラウンドするというＹキャプテン。さっそく駆け寄りアプローチの手ほどきを受けるＫ君。

経験豊富な上級者に教えを請い、手ほどきを受けるのもゴルフ上達への近道です。

『Ｋもアプローチ苦手なんだろ？俺もほとんどイップスってくらい苦手なんだよ。でもそれでも歯を食いしばってアプローチ寄せてパーを拾わないといけないから色々試行錯誤してるんだ。』

ハンデ０で全日本レベルの大会に出場する実力を持つＹキャプテンでも、深い悩みと常に戦っているのです。

『最近気がついて取り組んでいるんだけど、アプローチで体が起き上がって体と手の距離が離れないようにするには、前に倒れこみながらアプローチするといいよ。』

と、前に歩きながらアプローチするＹキャプテン。

たしかに球筋は安定するけど、こういう打ち方を編み出すくらい悩みに悩んでいるのでしょう。これぞゴルフとともに人生を歩む、悩み多き”キャリアゴルファー”です。

さっそくＫ君も真似してみると、

なんだか、いつものぎこちなさが無くなってスムーズに打てています。

こうしてドライビングレンジには行かず、今回は黙々とアプローチ練習に時間をかけるＫ君。朝の練習場で調子が良いと意外と叩いちゃうという謎ジンクスからの脱却を図っているようです。

続いてパッティンググリーンでグリーンの速さを確認し、

距離感を整えます。

さあ、徐々に気分が高まってきました。すると、

選考会、選手入場！

ずん。

ずん。

ずん。

１００キロ超級の巨体とともに、若手選考会最後のエントリー選手が登場。

サイエンスフィット日記メンバー、Ｆ君です。

『おはよう！久しぶりだなあ。』

『おはようございます。よろしくお願いします。』

ＰＲＧＲのクラブ開発スタッフであるＦ君。ＰＲＧＲ本社からＰＲＧＲ平塚事業所に転勤となり、サイエンスフィット日記への登場回数はぐんと減りましたが、ゴルフへの熱量は相変わらずです。そして２０１９年の代表選手選考会での落選の悔しさを忘れることなく、今回選考会にエントリーしてきたのでした。

『しかし、新しいＬＳドライバーも好評でよかっ・・・』

ブウン！ブウン！

会話をかき消すような爆音。この音の正体は、、、

怪物、Ｅ君再登場！！

素振りバットをヘッドスピード５０ｍ／ｓで振りちぎるＥ君。あれ？なんだかクラブハウスの時と様子が違います。

『ふー、ふー、早くスタートしたい！！』

ゴルフクラブ（的なもの）を握ると途端に性格が攻撃的に豹変するＥ君。これが怪物と言われるゆえんでもあります。

『なんだよその設定、こ○亀かよ。』

ということで、

日経カップＰＲＧＲ代表チームの若手（３０代）選考会にエントリーした３名が揃いました。Ｋ君、Ｅ君、Ｆ君のなかから選手となれるのは２名。１名が脱落する選考会を行います。

ちなみに選考会ルールは以下の通り。

• ＪＧＡルールを基にした日経カップルールで実施
• もちろん前進四打、ＯＫパットは無し
• １ペナエリア（黄黒杭）を越えた場合は、進行と安全のためゴルフ場ルールに従う
• スコア上位２名が日経カップ出場選手となる
• 同スコアの場合はマッチングスコアカード方式にて順位を決定

平均スコア７０台のＥ君と８０台のＦ君、そして平均スコア９４のＫ君の３人のうち誰が脱落するかは何となくわかりますが、勝負というのは実力差を凌駕する何かが起こります。この”時の運”を手繰り寄せるのは果たして誰なのか。

『いやあ、楽しみですねえ、誰が大叩きするのかなあ～（笑）』

表情の強張る３人をニヤニヤ見ながら登場したのは、サイエンスフィット日記メンバーの王様Ｕ君。Ｅ君とは同期入社ながら、２月生まれのため今年は日経カップの年齢出場資格（満３０歳以上）がありません。

『いやあ、簡単そうなコースだから今日は６０台目指そうかなあ。』

今日はＹキャプテンと同じ組で選考会組を後ろからあおりまくるつもりです。

すると、

ブゥオン！ブゥオンッ！！

またまた爆音が。

ブゥオーンッ！！

怪物Ｅ君を上回る迫力の素振り音を生み出していたのは、

四番打者の風格を持つ男。サイエンスフィット日記メンバー、１００切りゴルファーのＭ君です。

『久しぶりのラウンド、楽しみです。』

ＰＲＧＲの最年少営業マンＭ君も日経カップの出場年齢に達していないので、Ｕ君同様後ろの組で選考会組を追いかけます。ちなみに後ろの組は超ハイレベルな実力者揃いですが、強心臓のＭ君は全然気にしていません。

ギャラリーも揃ってきたところで、そろそろスタートホールに向かいます。

１組のみの身内の選考会ですが、なんだか緊張感が高まってきました。

本日の使用ティーは事前申請して６７００ヤードのバックティーから。なかなかの長さですが、本番の筑波カントリークラブは７０００ヤード。この長さに慣れておかねばなりません。

カートを覗いてみると、

ＲＳ５のヘッドカバーと練習器具のフレループを差し込んだこのバッグは、Ｋ君のセットです。アイアンは２０１７年から愛用するＴＵＮＥ０１ＣＢ。セッティングに大きな変更はありませんが、ある部分で大きな変更を施したとのこと。ラウンド中に確認してみましょう。

そして逆さになった群馬県のマスコットキャラクターのヘッドカバーと素振りバットが入ったバッグはＥ君のセット。

アイアンは往年の名器、２０１０年発売のＧＮ５０２ＴＯＵＲアイアン。なんとも渋いチョイスです。

ちなみにこの在広球団のヘッドカバーのバッグはおなじみＦ君のセット。

なんとＦ君のアイアンもＧＮ５０２ツアーアイアン。若い２人が１０年以上前のクラブを使うとは何とも興味深い。

そして選考会の３人と一緒にラウンドするもう一人のゴルファーのセットは、

２０１２年発売のＩＤナブラＸのレディースセット。そう、今年はレディースクラブを使って脱力スイングを目指す私、Ｎのクラブセットです。

『ん？あれ？？サンドウェッジが入ってない。また忘れた。』

細かいことを気にせずにゴルフを楽しむのが今年の私のゴルフのテーマ。３人のマーカー兼カメラマンとして今日一日ゴルフを楽しみたいと思います。

そんな私たちに声をかける男性が。

『頑張ってくださいね～。』

『おう、長井コーチお疲れさま。』

『お疲れ様です。営業のＪＰです。』

『ＰＲＧＲサイエンスフィットインストラクターの長井コーチだろ？』

『新米営業マンのＪＰです。以後よろしくお願いいたします。』

なんとこの春からサイエンスフィット直営部より営業部に異動となった、長井インストラクターこと新人営業ＪＰ君。

ゴルフ強豪校出身で、ＱＴ出場経験もある平均スコア７０のリアルガチゴルファーです。ＰＲＧＲ史上最強の営業マンとして生まれ変わったＪＰ君を皆さまどうぞよろしくお願いいたします。

ちなみに彼は、３０歳を越えているもののＱＴ出場経験があるので４０歳まで日経カップに出場できません。ＰＲＧＲチームの真の黄金期はＪＰ君が４０歳になった瞬間に訪れるのでしょう。

さあ、スタート直前、データが重くなってきましたので【次のページへ＞】ボタンを押してお進みくださいませ