熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。
PRGRで広報を担当しております、Nです。
ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく、真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、新サイエンスフィット日記。
今年もサラリーマンゴルファーの真夏の祭典、日経カップ企業対抗ゴルフ選手権へ挑むプロギアチーム。新生プロギアチームとして代表選手選考会をおこなうこととなり、まず30代の若手選手の選考会でE君とF君が代表に。
いよいよ今回から40代、50代のおじさん選手の選考会の模様をお届けします!
■神奈川県横浜市
戦いの朝、閑静な住宅街にいきなりゴルフウェアのみならず、バイザー、ゴルフシューズも着用した完全勝負モードで登場の男。
『おはようございます。』
『おはよう、さあ行くぜ!』
サイエンスフィット日記のご意見番S常務です。今年も代表選手を目指し、真っ先に名乗りをあげました。
S常務とともに決戦の地に向かいますが、ちょっと寄り道。
そこで合流したのが、
『おー、お疲れー。』
『いやあ、疲れたもんでー。』
長距離移動により眠そうな目で登場したのは、S常務とは同期で名古屋から参戦の日経カップ常連選手のY山先輩です。
選考会参加者を乗せた車は海岸沿いの国道を西に進みます。
車は国道から住宅街へ入り、目的地に到着しました。
本日の決戦の舞台。
昨年12月に当ブログでも紹介させていただきました、名匠上田治氏設計で60年以上の歴史を誇る茅ヶ崎ゴルフクラブが、今年春にゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)の運営により『GDO茅ヶ崎ゴルフリンクス』と名称が変わり、新たなスタートを切ったのです。
ゴルフ場という施設の可能性をゴルフに限らず様々なことに活用し、さらに地域と共存していくワクワクするようなゴルフ場です。
クラブハウスを抜けると、
湘南の街なかにゴルフ場が出現。
初心者ゴルファーも、ゴルファーじゃない人も、子供もお年よりも、わんちゃんだって楽しめるような楽園です。
そんな楽しい雰囲気のゴルフ場で、今日はヒリヒリするような戦いが繰り広げられようとしています。ではおじさん選手選考会にエントリーした選手を紹介していきたいと思います。
戦う男
まず最初に誰よりも日経カップを愛し、誰よりも日経カップ選手から遠い男。
S常務です。
数年前までスコア120を切れなかった男が、修練を続けて一昨年遂にベストスコア88を出すものの、最近はまた100が切れなくなってきました。
過去数度、無謀にも代表選手選考会に出場しましたが、2018年はホールインワンを出しながらスコアは135※でダントツ最下位。※18ホールのスコアです
翌2019年の選考会も121※で最下位。※18ホールのスコアです。
圧倒的大差で代表の座を逃してきましたが、それでも日々修練を続けるS常務。
日経カップにプロギアチームが出場できる喜びを噛み締めながら、自らの限界を突破すべく戦いに挑みます。
『今回こそ、今日こそ100を切るぜ!』
※日経カップ出場選手資格に、『ハンデキャップ20以下の選手でお願いします』と記載がありますので、せめて92を目標にお願いします。
蘇る男
続いては、元日経カップ選手の男。
Y山先輩。
学生時代からの競技ゴルファーであり、ゴルファーとしての実績は一番の選手です。過去数度日経カップにも出場してPRGRのために戦ってきました。
共に戦ってきた仲間のなかには、もうプロギアにいない人もいます。だからこそ、彼らのためにもY山選手は日経戦士の矜持を持って戦わないといけないのです。
『今年こそ、チームのためにやったるで。』
度重なる故障と年々落ちる飛距離に苦しむY山選手ですが、拾いまくるゴルフで筑波カントリークラブに再度挑戦することを決めたY山選手。おじさん選手選考会の本命選手です。
執念の男
そして、我々とは別行動で集合時間の2時間前にはゴルフ場に到着し、緻密な準備を重ねていた男、
K君の永遠のライバル、S先輩です。
S先輩も従来のプロギアチームの選手として戦ってきて、K君というライバルと代表選手の座を掛けて数々の死闘を繰り広げてきました。その都度幾重にも張り巡らせた策略でK君の挑戦を返り討ちにしてきたS先輩。
しかし2020年、コロナ禍での開催となった日経カップでは選手として出場は叶わず、それとともに競技人生からの引退を表明したのでした。
が、
競技ゴルフへの思いは断ち切れず、この春28年貯め続けたヘソクリで念願のゴルフ場会員権を購入。お小遣いを節約するためゴルフ場までは片道2時間半掛けて一般道で移動し、昼食は自作のおにぎりという徹底振りでゴルフ場に通いつめました。全ては日経カップで戦うために。
『俺たち日経カップに出たことある人間は、みんな筑波に忘れものしてきたからさ。忘れ物を取りに行かないとね。』
と、かっこいいことを語るS先輩。
でもS先輩が言うと、風呂場にパンツを忘れちゃったみたいに聞こえるから不思議です。
画策する男
そして最後のひとりは、
※GDO茅ヶ崎ゴルフリンクスはドレスコード無しのカジュアルなゴルフ場です。
私、Nです。
盛り上がる50代、30代選手のなかで存在感の無い40代のロスジェネ世代。
日経カップにはカメラマン兼ライターとして取り組んできましたが、スタートホールのティーショットと最終ホールのグリーン周りだけしか取材ができないため、より深く日経カップを取材するには選手になるしかないと思い、今年は選手として日経カップに出て、選手とカメラマンという二刀流に挑戦したいと思います。
ちなみにこのゴルフ場は過去2回ラウンドしているし、去年はスピードゴルフの大会にも出ているのでコースの特徴はばっちり把握しています。
度重なるスイング改造の果てに行き着いた女子力高めのスイングで、まさかの代表入りを狙いたいと思います。
という4人で日経カップおじさん選手選考会を戦います。
ちなみにS常務、Y山先輩、S先輩、Nのなかから選手となれるのはたった1名。若手選手選考会に比べてかなり狭き門。おじさんというのはいつもそんな厳しい状況で戦っているのです。
ちなみに選考会ルールは以下の通り。
- JGAルールを基にした日経カップルールで実施
- もちろんゼネラルエリアノータッチ、OKパットは無し
- 前進ティと1ペナ杭は、進行と安全のためゴルフ場ルールに従う
- 4人中スコア最もスコアの良かった者が日経カップ出場選手となる
- 同スコアの場合はマッチングスコアカード方式にて順位を決定
実質Y山先輩とS先輩の一騎打ちという感じですが、Nだって可能性はあるし、このコースをこよなく愛するS常務の奇跡が無い訳ではありません。おじさん達の戦いを制するのは果たして経験か、運か、策略か。
男たちの相棒
ではここで、人生経験豊富なおじさんたちの使用クラブを見てみましょう。
まずY山先輩。
度重なる怪我や故障による飛距離不足と戦うY山選手。ドライバーはRS5でアイアンは2018年モデルのRS FORGEDアイアン。生命線である多彩なアプローチによる拾うゴルフのため、ウェッジを4本セッティングしています。そんなY山選手の肝入りクラブはコレ!
窮地を救う、Q18です。
『夏場のラフだと、もうアイアンじゃ飛ばせんもんで。Qはやっぱりええよ。』
続いては執念の男、S先輩のクラブを見てみましょう。
ドローヒッターのS先輩も右から戻ってきてくれるRS5ドライバーをチョイス。ただし、引っかからないようにRSFの純正シャフトを入れるという手の込みよう。
ちなみにアイアンはY山先輩と同じ2018年モデルのRS FORGEDです。若手のE君、F君が2010年モデルのGN502TOUR FORGEDを使い、おじさん2人はRS FORGEDを使うというのは興味深いですね。
そんなS先輩の頼れる相棒とは。
ルールギリギリ、RS5フェアウェイウッドの5番ウッドです。
『スプーンよりこっちのほうが飛ぶし扱いやすいんだよね。ティーショットでも使えるから手放せないよ。』
このゴルフ場はラウンドしたことが無いものの、YouTubeなどでコース情報をしらみつぶしに調べて、綿密なコース戦略を作ってきたS先輩。このクラブが勝負の決め手になると予想したようです。
そしてこの最新のクラブセットの使用者は、
『俺だぜ!』
誇らしげに会社から借りてきた、新商品LSとPRGR 05アイアンを掲げるS常務。
『もっとゴルフをシンプルにしようと思って、今日はLSと05で勝負だ!』
『あとはシルバーブレードアルファのL字も良さそうだよな。』
もうひとつの秘密兵器はシルバーブレードパターの新作、SBαの02ヘッド。パッティングでコックを積極的に使うタイプのS常務には合いそうです。
そしてNのバッグも、同じくLSとPRGR 05アイアンのセット。
ただし、
これはレディスモデル。
今年は女性用クラブを使用してゆったり楽しくゴルフすることを心がけている私が選んだセッティングです。前回の若手選考会には2012年モデルのiDナブラXのレディースモデルを使用して103を叩きましたが、最新モデルならきっとスコアも良くなるはず。バンカー用にR55ウェッジ(女性用)も準備した完璧セッティングです。
スタートが近づき、緊張感が漂ってまいりました。
そこへ、
『お疲れ様で~す。がんばってねー。』
あ、GDOの広報のMさんです。おじさん達の戦いを見学に来てくれました。
ちょうど良いから集合写真を撮ってもらいましょう。いつもすいませーん。
というわけで、
カシャ
『う~ん、ちょっと硬くない?もっと楽しくいこうよー。』
とのことですので、
カシャ
さあ、おじさん達の苦しくも楽しい戦いがはじまります。
おじさんたちの戦いのはじまり。
Hole1 272yards Par4
それでは。
S常務のオナーで戦いの火蓋が切って落とされます。
スタートホールはコースの左に住宅街が隣接しているため、ティーショットは7番アイアン以下で打たねばなりません。しかも右の木の下は1ペナエリア。まずは確実にフェアウェイを捕らえたいところ。
『じゃあ、よろしく。』
緊張の一打は。
カツッ!!
地を這うゴロ。危なく空振りするところでしたが、何とか根性で前に進みました。
続くのはS先輩。
S常務のショットを見て、ガチガチに緊張しています。
これは右に打ち出すも、ドローで戻ってきてフェアウェイ右サイド。
続くY山選手は、
軽いドローでフェアウェイ左サイドにナイスショット!
最後にNが、
05アイアンレディースの7番で気持ちよくティーショット。力まなければクラブが勝手に動いてくれるのでメチャクチャ楽です。
さあおじさんたちの戦いの幕が切って落とされました。
この戦いを制して代表の切符を掴むのは果たして誰なのか?
ではちょっとデータが重くなりましたので、【次のページへ】をクリックしてお進みください。
色々な意味で壮絶な戦いになりそうで、続きが楽しみです❗️頑張ってください😊
S先輩のアイアン、2018年RS FORGEDに0 WEDGEの48 52 56 、同じでなんだか嬉しい😅
Nさんファンさん
コメントありがとうございます!S先輩と同じアイアン、ウェッジとはですか!?ゴルフを良くわかってて、知略に長けた素晴らしいセッティングですね。S先輩の活躍にご期待ください(^_^)
最初に全てを出し切ったNさんが、終わってみればシレっとトップ!と予想します。
いや、スキスギーついに覚醒かなぁ。
いやいや、突然の雨でSパイセンのぶっちぎりかなぁ。
やっぱり順当にY山先輩かなぁ。
ん~~、更新を楽しみに待ってます!
けつかちさん
コメントありがとうございます!経験豊富で実力が足りてないおじさんの集まりなので、誰がトップを獲るかはまったくわかりません。なるべく間が開かないように更新しますのでお楽しみに(^_^)
これは大変な闘いですね。
年配者達のこれまでのゴルフ経験がどのように選考会で発揮されるのかとても楽しみです、S常務頑張れ!
JALさん
コメントありがとうございます!おっしゃるとおりなかなか大変な闘いとなりそうです。経験が有利に働くか、不利に働くか。S常務に奇跡は起こるのか!?お楽しみに(^_^)