熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。
PRGRで広報を担当しております、Nです。
ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく、真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、新サイエンスフィット日記。
日経カップに向けたおじさんたちの熱い戦い、おじさん選手選考会がいよいよスタートしました、序盤3ホールを終えて現在トップはなんと-2のY山先輩。イーグルまで獲っちゃってイケイケです。
続いてイーブンのS先輩。虎視眈々とその時を待つ不気味な存在です。
続いて5オーバーのS常務。ここで一気に差が開きます。
最下位はスタートホールで大事故を起こしたNで7オーバー。選手は諦めて真面目に撮影します。えらいすんません。
戦いの舞台は、GDO茅ヶ崎ゴルフリンクス。
距離は短いながらも、日経カップの会場である筑波カントリークラブ同様、フラットでありながら絶妙に松林やバンカーが利いてくる戦略性の高いコースです。
たったひとつの代表の座を勝ち取るのは果たして誰なのか。戦いの続きをお届けします。
飛ばす男
Hole4 157yards Par3
4番ホールはショートホール。本日は池とバンカーが絡んで難易度が高い右グリーンです。
S先輩の測定によるとピンまでは132ヤード。
まずは好調をキープするY山先輩から。
これもナイスオン!さすが安定しています。
続くS先輩は右に吹かしてしまってバンカーへ。
たまに右からのドローが戻ってこずにプッシュアウトになってしまうのがS先輩の弱点です。
さあ、S常務はなんとピッチングウェッジで、、、
お!いい当たり。会社から借りてきたPRGR 05アイアンが良い仕事をしてくれてます。
2打目地点、S先輩はあごの高いバンカーからピンを狙います。
が、これは砂を薄く取りすぎてグリーンをオーバー。距離のあるバンカーはやはり難しい。
ちなみにS常務のナイスショットは、、、
ここ↓
グリーンの奥のバンカーもキャリーで越えてました。
推定飛距離165ヤード。ハンドファーストインパクトを極めたS常務のアイアン飛距離がとんでもないことになっています。
この無茶なライから、
グリーンどころか、サブグリーンまでオーバーして、
返しのアプローチは上手く当たらず。何とかパターで転がし寄せる始末。
『ナイスです。その気持ち、すっごくよくわかります。』
スタートホールでアプローチがおかしくなってからパターでアプローチしてきた私は、アプローチがおかしくなったS常務の気持ちに激しく共感できます。
そんな2人の苦悩はさておき、S先輩はグリーンサイドから、
うまくフェースにボールを乗せてナイスアプローチ。いいなあ、うらやましい!
Y山先輩は2パットで危なげなくパー。
S先輩は寄せワンでボギー。徐々にY山先輩との差が開き始めます。
Hole5 389yards Par4
続いてはちょっと距離のあるミドルホール。
飛距離に不安のあるY山先輩は渾身の力で振り切ります。
S先輩もハイドローでナイスショット。
S常務は会社から借りてきたLSドライバーで、
カキィィーーン
これは最高の当たり!いつも弾道の低さに悩んでいたS常務ですが、高打ち出し・低スピンの理想弾道で、Y山先輩、S先輩のボールをキャリーで越えていきました。
ふたりより40ヤード先からS常務のセカンドショット。S常務の飛距離がおかしなことになっています。
2打目でS先輩はグリーンを外しましたが、またまたナイスアプローチ。
同じくグリーンを外したY山先輩はややショート。
ここでもグリーンオーバーしていたS常務はラフから必死にパターで寄せようとしますが、全然寄らず。
3パットでダブルボギー。Y山先輩、S先輩はともに根性のワンパットでパー。
やっぱりゴルフはつくづくショートゲームだなあと思いつつ、S先輩にアプローチの心得を教えてもらうS常務。
反省する男
Hole6 369yards Par4
折り返しのミドルは真っ直ぐでフェアウェイも広め。
3人とも気持ちよく振っていきます。
『よし!さあ、巻き返しだ、行くぜ。』
『あ、おいおい。ティーグラウンドをカートで通ったらあかんで。マナー違反だで。』
同期のY山先輩からS常務への指摘。ティーグラウンドは土手の保持のため不必要に歩かないのがマナーです。ましてやカートで通るのはやめましょう。
『え?あ、そうなの?』
実力のみならず、ルールとマナーに疎いS常務。日経選手を目指すならこの分野の強化が必要です。
セカンドショットでグリーンを狙うおじさんたち。
このホールでも一番飛んでいたS常務。さあ今度こそグリーンに。ん、あれ?
『あ!ちょっと、それ僕のボールですよ!』
『えっ!おお、危ない危ない。』
1ラウンドで平均1回は誤球するS常務ですが、競技中に誤球したら大変なことです。十分注意しましょう。
Y山選手のセカンドはグリーンに届かず、手前からのアプローチ。
あっと、これは珍しくグリーンをオーバーするミス。
同じくグリーン手前から、
しっかり寄せるS先輩。
このホールも寄せワンのパー。粘り強く息を潜めてY山選手を追いかけます。
一方のS常務は、
結局このホールもアプローチがダメで4オン、2パットのダブルボギー。
悔しそうにグリーンをあとにします。
が、
『あ!ちょっとちょっと。それ僕のカートですよ!S常務のはあっち、ピンクのやつ!!』
『あら?ほんとだ、ごめん。』
『あー、S常務、ドライバーとパターにヘッドカバー付けてないから傷ついちゃってるじゃないですか~。会社から借りたやつなんだから大事に扱わないとだめですよ!』
『うー、、、わかった。ごめん。』
度重なる指摘で爆発寸前のS常務ですが、その全てがいちいちごもっともなので、返す言葉もありません。常務というポジションにまったく忖度されずに、部下から(強めに)注意されまくってますが、競技ゴルフに上も下も無いのです。
そんなS常務の左手には、PRGRでは無いメーカーさんのグローブが。
たぶんグローブを忘れたので売店で買ったのでしょう。武士の情けでここは指摘せず、そっとしておきたいと思います。
さあ、気分を変えて次はロングホールです!
ちょっとデータが重くなってきましたので、【次のページへ】をクリックしてお進みください。
Y山先輩とS先輩の一騎打ちがいいですね。
最後にNさんの逆転勝ちってのもありそうで目を離せません。^^)
パット下手さん
コメントありがとうございます!息詰まる競技ゴルファーふたりと、アプローチのたびに息をのむ下手ふたりの熱い戦い。私も頑張ります(^_^)