Hole 177　日経カップ挑戦編・戦いの幕開け！

熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。

ＰＲＧＲで広報を担当しております、Ｎです。

ゴルフメーカーＰＲＧＲが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく、真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、新サイエンスフィット日記。

いよいよ企業対抗ゴルフの最高峰、日経カップ企業対抗選手権に挑むプロギアーチームの選手たち。そのぎこちない表情が、プロギアチームの過去の戦績を物語っております。

１０年ほど前は、決勝大会に進出するほどの強豪チームでしたが、

徐々に予選通過が厳しくなり、昨年は遂に予選で下位１０チームという翌年の出場が確約されない成績にまで低迷していました。

主要選手の卒業や高齢化などの問題がありながら迎えた今年。若手スタッフの活躍に期待し、若手選手選考会とおじさん選手選考会を実施。

この新チームで目指すのは、

『出来れば予選通過したいけど、まずは下位１０チームだけは避けよう！』

大きな風呂敷を広げると、後々いつも針のムシロに座らされることになるプロギアチームの監督Ｓ常務（兼販売本部長）は極めて現実的な目標を選手に与えました。

日経カップ予選開催！

ということで、

■茨城県つくばみらい市

大変お待たせいたしました！遂に今年もやってまいりました。日経カップ会場の筑波カントリークラブです。

天気は抜けるような快晴。クラブハウスに近づくと、、、

♪～♪～♪～

『ああー！この曲って！！』

会場に入る選手は皆、心が震えたことでしょう。オリンピックの開会式で入場行進の際に流れた有名なゲーム音楽が選手を向かえてくれたのです。

選手を勇者に見立てて出迎えてくれるなんて、なんて粋な演出をしてくれるのでしょう。（実際はキャディバッグ運搬用のカートの警告音です）

さあ、武者震いをしながら屋外での検温、受付を済ませクラブハウスに入ると。

※ちなみに本年も応援ギャラリーの入場は禁止です。私は”補欠選手”という立場で入場しています

バーーン！！

出たっ！これが日経カップのカップです。多くのおじさんたちの苦しい汗と悔しい涙と憧れの涎を糧に輝きを放つ優勝カップ。すぐそこに手を伸ばせば触れる位置にありますが、畏れ多くて近づけません。

そして競技ゴルフでは非常に大切なインフォメーションボード。ここでルール等の詳細を確認します。

ちなみに、

『ごめん！どうしても行けなくなった。くそー、残念！みんなガンバレ！！』

もうひとりの補欠選手として登録していたＳ常務は仕事の予定で来れず。もし選手の誰かが不測の事態で出場できなくなった場合の最終兵器だったのですが、仕方ないですね。

さあ、それでは先に到着しているプロギアチームの選手を探しにいきましょう。

選手、入場！

ロッカールームを覗いてみると、

お。

プロギアチーム期待の新星、怪物飛距離のＥ君を発見。

『おはようございます。』

青い顔をして小声で挨拶するＥ君。緊張しているのでしょうか、いやゴルフクラブを握っていないＥ君はいつもこんな感じです。

そして、

サイエンスフィット日記のゆるキャラ、Ｆ君も発見。

『楽しみです。』

笑顔で語るＦ君。いつも笑顔のＦ君なので、緊張しているかどうかさっぱりわかりません。では続いて、、、

おや？

奥にいるのは、、、

もしかして。

そうです。

今年の日経カップのキーマンとなるおじさん、Ｓ先輩です。

よく見ると、

坊主！！

大会直前はストレスでしぼんでしまっていたＳ先輩ですが、自らを奮い立たせるために頭を丸めて登場。

『遂にこの日が来たかあ、参ったなあ。』

と、言いながら何故か嬉しそうなＳ先輩。それは運動会の朝を迎えた小学生のようでもあります。

※日経カップのために気合の丸刈りにしたＳ先輩に敬意を払い、イラストも修正させていただきました。

表に出てみると、

さわやかな青空。

でも、まだ朝も早い時間なのに、気温はぐんぐん上がっています。

そしてクラブハウス周りをそわそわ行ったり来たりしているＳ先輩。それは徒競走の順番を待つ小学３年生のようでもあります。

『おいおい、落ち着けって。』

と、声を掛けてきたのはプロギアチームのキャプテンＹ選手。日々の生活にゴルフが溶け込み、競技ゴルフが毎月のようにスケジュールに刻まれているリアルゴルファーなので、競技ゴルフの朝も自然体です。

同期のＹキャプテンを見てほっとした表情を浮かべるＳ先輩。まるで徒競走のスタート前にお父さんを発見した小学３年生のようです。

動き出したプロギアチームの選手たち。

Ｅ君もそろそろ大排気量のエンジンに火をつけます。

『ゴオオオオオー』

棒を持って暴れまくる怪物Ｅ君。なんというウォーミングアップの方法でしょう。でも周りに人がいない場所を選ぶということは、人に迷惑を掛けてはいけないという理性は多少残っているようです。

そしてのんびり登場のＦ君は、

『練習行ってきます。』

のんびり屋さんのＦ君。他の選手がこの大会に向けて血の滲む練習を続けてきたのに対し、Ｆ君はずいぶんのんびりしてきたようで、サイエンスフィットでのスイング解析で見つかった課題をスタート前の練習で克服しようとしています。夏休みの宿題を一切やらずに新学期を迎えるような大物感を漂わせています。

では我々も選手の練習を追ってみましょう。【次のページへ】ボタンを押してお進みください。