皆さま、こんにちは。
プロギアで販売促進を担当しているNです。
PRGRの新しい直営レッスンスタジオ『PRGR GINZA EX』に通って本気で上達を目指すゴルファーを紹介する(ほぼ)リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記。
第3部では”競技に挑戦”をコンセプトにさらに新たなメンバーを迎え、サイエンスフィットで腕を磨き、さまざまな競技にチャレンジしていく模様をレポートしていきます。
今までは70台、ベストスコアを出すために楽しく真剣に練習してラウンドする模様をレポートしてきましたが、今回は競技ゴルフをテーマとするので、より真剣でシリアスにゴルフに取り組む模様をスコア脚色一切無しでレポートしていきます。
競技ゴルフというとちょっと一般ゴルファーからは別世界のような感じがしますが、様々なレベル、方式のものがありますし、一度競技ゴルフを経験するとより一層ゴルフにのめり込み、さらにゴルフを楽しめることは間違いありません。まずはこのブログでメンバーが悪戦苦闘する姿をお楽しみいただき、ぜひ競技ゴルフに興味を持っていただければと思います。
特にその中でもメインテーマとなるのが、日本の実業団ゴルフ大会の最高峰といっても過言でない『日経カップ・企業対抗ゴルフ選手権2018』への挑戦です。
試合に出場できる選手は満30歳以上で、40歳以上、50歳以上の選手が含まれなければならない。という出場選手規定があるのですが、我々には日経カップにあえて”挑戦”という言葉を使う、深い理由があるのです。。。
日経カップ挑戦の歴史
プロギアが日経カップ(前身は『全日本実業団対抗ゴルフ選手権』)に始めて参加したのは8年前の2010年。ゴルフメーカーの看板を背負って優勝目指して出場し、見事予選を通過。決勝大会でも6位入賞し、翌年のシード権を獲得するに至りました。
会社からも大応援団が駆けつけ、大いに盛り上がったのでした!
※応援団の中には初々しいK君の姿が(後列一番左)。8年後にまさか自分が選手として争うとは夢にも思わなかったでしょう。
が、そこから数年はシードを維持できたものの近年はあと1打(もしくは同スコア)というところで予選通過することができず。あれだけ賑わっていた応援団もひとり減り、ふたり減り、、、いまでは社内でも日経カップに興味を示す人間は少なく、もはやオワコン扱いでした。
■日経カップ過去の予選通過スコアとプロギアチームの戦績
※毎回なぜか強豪チームと同一日程で予選を争うことになり、他会場だと予選通過レベルの好スコアを出しても予選通過ができないプロギアチーム。
決勝大会の常連だった頃からほぼメンバー変更も無く、メンバーの高齢化が進み、予選通過ができず苦しむ。そんな代表メンバーに喝を入れる男が。。。
S常務 『おまえらには、何としてでも結果を出しに行く。という気概はあるのか!?俺はあの100が切れなかったKがRSカップでプロと戦って見事93でラウンドしたのには涙が出たぞ。お前らにその気概はあるのか!!』
日経カップの予選を通過できず悔しい思いをする代表メンバーの気持ちを重々理解しながらも、喝を入れるゴルフ大好きS常務。
ということで、2018年の日経カップ代表選手については、過去圧倒的上位スコアを出しているシード選手2名を除く4名を社内公募のうえ選考会を実施し決定することとなりました。
企業対抗代表選手予選会
そして5月におこなわれた日経カップ代表選手選考会。この模様はサイエンスフィット日記第2部でも紹介させていただきました。
※サイエンスフィット日記メンバーとして、メキメキ腕を上げ代表選手に名乗りをあげたK君。サイエンスフィットに1年間通った成果が試されます。
ヒリヒリするような緊張感とハードなコースセッティング、シビアなコンディションのなか、代表選手4名の座をめぐって社内で腕に覚えのある9名が鎬を削りました。
そして、
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決定した代表選手のなかにK君の姿はありませんでした。
※敗戦のショックをひとり息子(球太郎くん/仮名)の写真で紛らわすK君
ただし、ひどいドライバーイップス?に悩みながら昨年10月からレッスンを受け続けているサイエンスフィット日記メンバーのF君が見事最年少(満30歳)で代表選手の座を勝ち取ることができたのです。
※思いがけない代表選手入りに戸惑いの表情を見せるF君
日経カップ予選敗退の悪い流れを変えるために実施した社内選考会で、F君が加入することにより平均年齢が下がりムードも変わってきました。チーム内での競争意識も高まってきているようです。
N 『S常務、代表選考会で新チームが誕生しましたが、選手の皆さんの目の色が変わってきましたね!代表落ちした人達の悔しさも背負って、今回こそ予選突破だ。という気合いを感じます。』
S常務 『そうだな、代表選手選考会やってよかったな。俺もまさか入っちゃうとは思わなかったんだけど、手ごたえは十分だったんだよ。やっぱりインパクトスナップで毎日練習した甲斐があったわ!』
N 『・・・。』
※代表選手選考会、208ヤードショートホールでホールインワンをやってのけたS常務。3ヶ月サイエンスフィットに通い詰めた成果を見事に出しました。(ただしスコアは135)
プロギア代表選手
そうして誕生した新生プロギア代表チーム。K君のライバルであるS先輩と、F君も顔を強張らせて並んでいます。
ただし予選会1位のスコアがなんと99、4位のスコアが101という非常に苦しいスコア。代表選手に笑顔が無いのも仕方ありません。
さらにシード選手の2名を加えた6名で、サイエンスフィットでスイング解析、練習を重ね、日経カップ優勝を目指します。
※選考会を勝ち上がった4選手に比べ、余裕あふれるシード選手。ゴルフでスコアを出すにはこれくらいの脱力感が必要です。
日経カップ・キャプテン会議開催
■6月某日 東京・大手町
都内某所で、日経カップ参加企業のキャプテン会議が実施されるというので、キャプテンではないものの段取り係長としてわたくし(N)が参加してきました。
大会概要、競技ルール、選手エントリー方法等の説明が終わると、いよいよ予選日程の希望受付となります。
エントリー多数につき一部抽選も行われながら、予選大会に参加する企業は160社。これに前年のシード企業10社を含めた170社がゴルフNo1企業の座を争い戦うのです。予選は4つの日程に40社ごとに分かれて争われ、各日程上位7社が決勝大会進出となります。
前述の通りプロギアは近年1打差もしくは同スコアで予選敗退しているので、予選日程選びは非常に重要です。予選日程はA(8/4)、B(8/12)、C(8/18)、D(8/26)の4択。事前にメンバーに確認し、様々な戦略のもと【B日程(8/12)】を第一希望とすることにしました。
なお希望日程は会議受付時に引いた申し込み番号の小さい順に申し込むのですが、人気の日程だとすぐ埋まってしまって希望日以外の日程を選ばざるをえなくなるので、各社の代表者は祈るような面持ちで自分の順番が来るのを待っています。
ちなみに事前にS先輩からは、『申し込み100番以内だったらほぼ希望日通りに申し込める。それ以上の番号だと希望通りの日程にならない可能性もあるから何としても100番以内を引くように。』と厳命されていました。
そして私が受付で引いた申し込み番号は、【128番】。
そしてその番号をLINEで告げた時の代表選手のリアクションがこちら。
何か悪いことしちゃったみたいですね。
が、さすがにお盆の真っ最中の日曜日なので予想以上にB日程(8/12)の申し込みは少なく、難なく希望日程に申し込むことができました。家庭よりもゴルフを愛する男たちの選択は正しかったということになります。
スタート時間も好きな時間を選べますので、ここは思い切って独断で最終組を選びます。やはり物語の主役は最終日最終組、最終ホールでバーディを取って優勝するものですから!
さっそく結果を心配するS先輩に第一希望日獲得を報告しました。
N 『やりましたよ!希望のB日程で最終組ゲットしてやりました。大応援団の前で最終組バーディフィニッシュ決めてやってください!』
S先輩 『お疲れさん。でも、本当は最終組は避けたほうがいいんだよな。グリーンが痛んでパットの転がりが不安定だし、悪天候になった場合を考えて早めにスコアを確定させたほうがいいんだ。地方から来る選手は帰りも遅くなるしね。』
N 『な、なるほど。。。』
どうやら競技ゴルフには、普段トーナメント中継を見ているだけではわからない我々の知らないルール、考え方がたくさんあるようです。勉強になりますね。
日経カップキャプテン会議には、ゴルフにかける熱い情熱を持った多くの企業の方が集まり、熱意が溢れていました。会社をあげてゴルフに積極的に取り組む姿が感じられ、ゴルフ業界に身を置くものとしてとても嬉しかったです。このようにゴルフ活性化に理解のある企業が少しでも増えてくれることを願いつつ、会場をあとにしました。
というわけで、プロギアチームの日経カップ予選出場日は8月12日に決定しました。
かつてのシード企業というのは完全に昔の話。今や予選敗退常連企業であり、社内予選会での通過スコアが101というかなり厳しい状況から、プロギアチームは予選突破。決勝での優勝を目指して挑戦していきます。サイエンスフィットの力とPRGRクラブの力、そして代表選手の努力がどのように実を結ぶのか。ほぼドキュメントでお届けしたいと思います。ご声援のほど、どうぞよろしくお願いいたします!
次回につづく