皆さま、こんにちは。
プロギアで販売促進を担当しているNです。
PRGRの新しい直営レッスンスタジオ『PRGR GINZA EX』に通って本気で上達を目指すゴルファーを紹介する(ほぼ)リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記。
第3部では”競技に挑戦”をテーマに新たなメンバーを迎え、サイエンスフィットで腕を磨き、さまざまな競技にチャレンジしていく模様をレポートしております。特に、企業対抗ゴルフの最高峰『日経カップ・企業対抗ゴルフ2018』に挑戦するプロギアチームの奮闘を中心にお届けいたします。
そして今回も日経カップ代表メンバーを紹介します。
代表選手③・Nキャプテン
プロギアチーム3人目の紹介は、チームをまとめるキャプテンのN選手です。(イニシャルが同じですが、私Nとはまったくの別人です!)
過去何度も日経カップに出場しているN選手ですが、シビアなセッティングとハードなコンディションで大荒れだった社内代表選考会を見事勝ち抜き、今年もプロギアチームの一員としてメンバー入りを果たしました。
そしてプロギアチームを率いるS常務より、代表選手6名のなかからチームキャプテンに任命されたのがN選手。後輩の面倒見がよく、先輩にもしっかり意見を言え、冷静かつ内に秘めた熱い闘志で誰よりもプロギアチームの上位進出を願うN選手。まさにチームをまとめるキャプテンシーをもった、心が整っている人物です。
※静かな眼差しの奥底に熱い情熱を持つNキャプテン。さすがの私もイジるのに躊躇してしまいます。
ここ数年、日経カップでのプロギアチームはエース2名(Y選手、M選手)が70台を出すものの、3人目、4人目のスコアがいまひとつ奮わず、あと一歩のところで予選敗退を繰り返していました。チーム戦でスコアが採用されるのはチームで3番目までのスコアなので、3人目の男として何とか自分がもっと良いスコアで回らなければエース2名に申し訳ない。という気持ちがNキャプテンの胸には常にあるのです。
※2015年大会でのヒトコマ。和やかな空気のなか、責任感を胸に秘めたNキャプテン(左端)に笑顔はありません。
そんなNキャプテンのスイングがこちら。
野球経験者で中学時代はシニアリーグで活躍するほどの強打者だったNキャプテン。力強いスイングのローフェードパワーヒッターです。
チーム浮沈の鍵を握るのは自分である。今の自分に何が足りないのか、その答えを見つけにNキャプテンも、PRGR GINZA EXに足を運びます。
PRGR GINZA EXでスイング解析
■東京・銀座
真剣な表情で4Dモーションのセンサーを装着するNキャプテンに笑顔はありません。グローブをはめる姿がまるでネクストバッターズサークルのプロ野球選手のようです。
さっそくスイング解析スタート!
ドライバーの球筋はやや低めのフェードといった感じです。
ヘッド挙動を計測すると、今までの選手とは異なりDゾーン(インサイドアウト・ダウンブロー軌道)という、全ゴルファーの約3%程度しかいないポジションでした。野球選手ならではの叩きつけるバッティングが多少影響しているのでしょうか?球筋が低いのがこのポジションのゴルファーの特長です。
シャフト挙動を解析すると、あまりタメを多く使わないボディターンスイングであることがわかりました。
解析結果を興味深く聞くNキャプテンの背後に見慣れた姿が。。。
常に真剣な表情のNキャプテンと好対照に、F君はいつも笑顔です。
そしてPRGR GINZA EXの解析のキモでもある4Dモーション(動作解析)へ。体の各部位の詳細な動きを数値化することにより、今まで見えなかったコトが見えてきます。
その数値をグラフ化した結果が以下の通り。青い線がNキャプテンで、黄色い線が比較用のプラスハンデのトップアマのグラフです。
●腕の回旋:テークバックではあまりフェースを動かさずトップに向けて腕を回旋させ、ダウンで戻していくというスタイル。若干アドレス時とインパクト時の数値に差があるので、少し腕が振り遅れているということになります。
●手首の張り:トップアマと手首の使い方(動き)はほぼ同じ。手の甲が張った状態でインパクトを迎えてますので、ハンドファーストインパクトができている。ということになります。
●手首のコック:ハーフバックまでノーコックであげているのがわかります。トップからインパクトにかけてはしっかりコックをほどいています。
●骨盤移動(前後):ゴルフの動きの土台となる骨盤の動き。トップアマと大きく違うのは、トップアマはインパクトにかけてどんどん骨盤が後ろに移動しているが、Nキャプテンはアドレス時とあまり変わりません。ここらへんにポイントがありそうです。
Nキャプテンの自分自身の課題は、”ショートアイアンでたまにボールを右にふかしてしまう事”とのこと。
ショートアイアンの精度が高まればバーディーチャンスが増えるし、ショートアイアンをミスすれば簡単にボギーを打ってしまいます。ショートアイアンの精度はスコアメイクにおいては非常に重要です。
解析結果をもとに宮川部長がミスショットの原因を説明していきます。
Nキャプテンは、腕、リストの力が強いので手を使いすぎると球が暴れてしまうため、体をうまく使い方向安定性を高めている。
ダウンスイングからインパクトにかけて腰を目標方向にスライドさせしっかりクラブを落として低く長いフォローを出しているが、腰が止まってしまうとクラブの抜け道が無くなりショートアイアンなどが右に飛び出してしまうミスにつながるとの事。
腰を回そうとすると腰は余計に浮き上がってしまい、結果手が余計な動きをしてしまうので、あえてダウンからインパクトにかけてお尻を後ろに突き出すイメージをもちクラブの通り道を作ってあげたほうが良い。というアドバイスをしています。
※興味が出てきたのか、最前列砂かぶり席で見学するF君。
優れたパワーを持つだけにより安定した球筋を求めるNキャプテンですが、サイエンスフィットの解析結果と自分のスイングイメージがマッチしたようで、自信を持って自分が取り組んでいるスイングの練習を続けられるとのことコメントをいただきました。
ゴルフ上級者もGINZA EXを訪れるのは、詳細な解析により自分では気付かない、目には見えないスイングのほころび、課題が見つけられるからです。上級者になるとその課題への対応も自分でおこなえるのですが、そのキズキを与えられるのがサイエンスフィット、PRGR GINZA EXです。
Nキャプテンもチームを背負う重責と、自分が良いスコアを出さねばというプレッシャーに打ち勝つために日々練習を続けています。重圧を背負ったその表情から笑顔が生まれる日を信じて、チーム全員で決勝進出の切符を勝ち取りたいと思います。
※今回たまたま笑顔の画像が1枚も無かったNキャプテン。普段は笑顔の素敵なやさしいアニキです。(必死にフォロー)
日経カップ企業対抗ゴルフ、プロギアチームの活躍にどうぞご期待ください!
次回へつづく。