Hole207  プロも体験!サイエンスフィット・スイング解析

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熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。

PRGRの公式ブログ担当Nと申します。

ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく、真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、・サイエンスフィット日記。

 

”サイエンスフィット”という冠をつけながらも、最近とんとご無沙汰でしたが、今回は久しぶりにサイエンスフィットのスイング解析の模様をお届けしたいと思います。

■東京 銀座

ということでやってきたのはPRGR GINZA EX。最先端の解析機器を導入するサイエンスフィットの総本山です。

 

さて、今回サイエンスフィット・スイング解析を受けているのは、、、

前回に続いて登場。

PGAツアープレーヤー、金田直之プロです。

K君の営業担当先のゴルフ練習場に所属する金田プロ。レギュラーツアー出場を目指す、若きプロゴルファーです。

迫力ある300ヤードドライブを連発していますが、昨年から調子がイマイチとのこと。今日はその原因と改善点を見つけにサイエンスフィットにスイングチェックをしに来たのです。

 

プロゴルファーのスイングチェック

では様々な計測機器を使用し、金田プロのスイングを科学的に解析していきましょう。

弾道をチェックすると、持ち球であるフェードがやや強くなりボールが捕まりきれていない状態。

スイング中のフェースの角度、シャフトの動きをチェックすると以下のようなデータが出ました。

●リストターン比率:スイングタイプを表す数値。(10以下はボディターン、11以上はリストターンに分類される。)

⇒13.2なので強めのリストターンタイプ

 

●フェース角:ハーフウェイ、トップのフェースの角度。数値が大きいほどフェースが開いている状態。

⇒ハーフウェイ2度、トップ9.6度ということで、フェースはかなりシャット(閉じた)な状態

 

●アンコック角:ダウンスイング時のシャフトの角度。どれだけタメが作れているかを確認する数値。(一般アマチュアの平均は80度。男子プロ平均は140度)

163.8度なのでかなりタメが強い。この数値が大きければ飛距離にもつながる。

 

●減速タイミング:ヘッドを走らせるポイント。インパクトのどれだけ前でグリップ部を減速させてヘッドを加速し始めているかがわかる。(アマチュアは10%くらいの数値の振り遅れが多い)

34.7%なので早い段階からヘッドを加速できている。

 

このデータをサイエンスフィット・インストラクターの宮本コーチに解析してもらいましょう。

宮本コーチ
宮本コーチ
リストを使ってタメを作ってヘッドを走らせて飛ばすスイングだけど、以前計測した時よりその度合いが増してますね。フェースもシャットに使っているので、飛ぶけど左に行くリスクがあります。

 

金田プロ
金田プロ
そうなんです。もともとフェードが持ち球なんですけど最近は球筋が安定しなくて。

 

ツアーで戦うために飛距離アップを目的としたトレーニングを続けてきたものの、得意だったドライバーが最近不調という金田プロ。動画でスイングを確認してみると、

 

金田プロ
金田プロ
う~ん、右肘のたたみがぎこちないですね。

 

最近はテークバックに違和感があって振りづらさがあるという金田プロ。

では体の動きを解析する”PRGRスイング・スキャン”を使ってより詳細なデータを確認してみましょう。

金田プロのアバター(分身)をモニター画面に出現させ、スイング中の腕、胸、腰の動きを数値化します。

ちなみに金田プロは定期的にサイエンスフィットでスイングチェックを行っているので、過去のデータとの比較も確認。

調子が良かったときと悪い時。どこにその原因があるのかを可視化できます。

正確無比なショットを繰り出すプロでも微妙なスイングのズレが生じ、それが不調の原因となることがあります。

 

と、ここでPRGRサイエンスフィットのボス、宮川コーチも加わって金田プロの不調の原因を解明します。

では宮川コーチにも加わってもらって、スイング解析とレッスンを行ってもらいましょう。

 

ツアープロのスイング修正

 

宮川コーチ
宮川コーチ
調子が良かった時と大きく違うのはこの部分、手首のヒンジが強くなってフェースがシャットになりすぎている。

 

テークバックでのフェースローテーションが少なく、かなり捕まりの強い状態になっているようです。

 

宮川コーチ
宮川コーチ
そのまま打つとボールは左に行くので、インパクトではフェースを開いて無意識にアジャストしているが、それが腰や手を浮かせる動きにつながっている。これが球筋が安定しない原因です。

 

プロならではの技術でインパクトで左に行かないようにアジャストしていたんですね。これが金田プロが感じていた違和感の正体でした。

 

宮川コーチ
宮川コーチ
じゃあ、この練習器具でちょっとチェックしてみよう。左手の甲とこの器具の赤いチェックラインと合わせるようにテークバックするとフェース面も一直線に揃うので。

 

金田プロ
金田プロ
はあ、なるほど。

 

 

宮川コーチ
宮川コーチ
右手をまっすぐ伸ばした状態でテークバックするとフェースは閉じたままになります。右手は綱を引くようなイメージでテークバックしてみて。フェースは自然に開いてくるので。

 

丁寧にスイングをチェックする金田プロ。

 

金田プロ
金田プロ
確かにこのイメージだとスムーズにテークバックがあがりますね!ぎこちない感じが無くなるし、右脇にスペースが無い分余計なタメが無くなりそうです。

 

スイング動画を比較してみると、確かにテークバックのフェースの向き、右脇のスペースが違います。

この動きを反復して体に覚えこます金田プロ。

ショットすると、

スイングデータが大きく変わりました。

 

金田プロ
金田プロ
ありがとうございます。何となくスイングの違和感と不調の原因がわかってきました。オフの間に練習を続けて、ツアーで戦えるスイングと体を身につけます!

 

厳しい世界で戦うために修練を続ける若きプロゴルファー。いつの日か華やかな舞台で活躍することを願い、PRGRは金田プロを応援しています!

ということで今回は、プロゴルファーのスイング解析の模様をお届けしました!

 

アベレージゴルファーのサイエンスフィット・レポート

 

K君
K君
と、いう感じです。

 

なるほどなるほど、よくわかった。ありがとう。
N

 

そうなんです。今回はK君が金田プロのサイエンスフィット・スイング解析に立会い、取材撮影をしてくれたのでした。

※必死に撮影するK君。

 

K君、レポーターとしての初仕事ありがとう!そして金田プロ、ツアーでの活躍を皆んなで願っています。頑張れー!

さあ、次回は、、、

真冬の戦い、第2回サイエンスフィット日記オープンに続々とエントリー。そして立ち向かうサイエンスフィット日記メンバー。オンライン上の熱き戦いをお届けします。お楽しみに!

つづく

 

―新サイエンスフィット日記・登場人物紹介―

PRGRサイエンスフィット日記メンバー K君

ベストスコア76、平均スコア94。自信のスイングレベルは低調なままだが、プロのスイング解析とレッスンの模様を見て、自分も上手くなったような気になっている。

 

PRGRサイエンスフィット日記筆者 N

営業部に異動となった関係で今までのように取材に立ち会えないので、今回はK君に取材撮影いただいたものを編集しております。(今後も様々なレポーターのお仕事に期待したいと思います)

 

―お知らせ―

サイエンスフィット日記史上初の読者参加型オンラインバーチャルコンペ、”第2回サイエンスフィット日記オープン”を開催中。

【トップトレーサー・レンジ】でバーチャルゴルフをプレーし、スコアカードを提出して全国のゴルファー、サイエンスフィット日記メンバーとオンラインで対戦!皆さまのご参加お待ちしております。(エントリー締め切り:2022年3月31日)

▼第2回 サイエンスフィット日記オープンのエントリーはこちら

https://forms.gle/3GzPh5NwtJyBKJaS6

 

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