熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。
PRGRの公式ブログ担当Nと申します。
ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく、真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、新・サイエンスフィット日記。
今年も実業団ナンバー1を決める大会、日経カップに挑戦するプロギア。
社内代表選考会を実施し選手4名(+補欠2名)が決まりましたが、
選考会で98を叩きながらもライバル不在のため選手になった日経カップの名物男S先輩。今年はキャプテンの大役も任されることに。
プレッシャーと責任感という2つの荷物を背負うSキャプテン。何とか試合で戦えるレベルになるべく、今日も重い足取りで修行を続けています。
新たなるコーチの登場。
そんなSキャプテンが今回修行の場に選んだのは、茨城県にあるサザンヤードカントリークラブ。
距離がたっぷりありフェアウェイも広い18ホールズ。自然の地形を生かしながら池やバンカーを巧みに配置した、戦略性が高く景観美にも優れた丘陵コースです。
さて、Sキャプテンはすでに到着しているはずがどこにいるのでしょう。
練習場を探してみると。
お、あの後ろ姿はSキャプテンですね。
いつも以上に真剣な表情のSキャプテン。
その視線の先にいたのは、
この方は、
ゴルフ雑誌などでのレッスン記事でお馴染みの北野正之プロです!
なんで北野プロとSキャプテンが一緒にいるのでしょう。
営業と販促という2足の草鞋を履くスーパーサラリーマンのSキャプテン。今日はおよそ20年前からPRGRクラブ使用いただいている北野プロにRS JUSTシリーズを試してもらうためにゴルフ場までやって来たのです。
正確無比なショットで3種類のドライバーを打ち比べる北野プロ。
正確無比なショットで的確なクラブ評価をする北野プロ。
の隣で
なぜか黙々とボールを打ち続けるSキャプテン。おい、ヒアリングはよ。
え?
ええ!?
真の代表を決める戦い
なんだかんだで北野プロにお誘いをいただきコースをプレーすることになりました。もちろん日経カップを控えたSキャプテンにとっては願っても無い話なので、さっそくラウンドの準備をしてスタートホールにやってきました。
完全にやる気マンマンのSキャプテン。
するとここでSキャプテンから驚きの提案が。
たしかに選考会ではSキャプテンが勝手に自滅して私が1打勝ちました。そして日経カップ名誉監督のS常務が決着つけろって言っていたような気もします。
ということで急遽SキャプテンとNの真の代表の座をかけた因縁マッチをおこなうこととなりました。北野プロのクラブテストなのにホントすいません。と思ったら、
ティーイングエリアにカメラと三脚をセットする北野プロ。
なんか本格的なラウンドレッスンっぽい感じになってきました。北野プロ、ホントすいません。
Hole10 376yards Par4
さあ、スタートホールはインコース10番ミドルホール。セカンド地点から右に曲がるドッグレッグです。
\パキーーーン/
持ち球のドローボールで右から回してきました。流石キャプテン、ナイスショット!
では私も。
\ガチーーーン/
あらら、これは持ち球のチーピンで左の林方向へ。まあチーム専属カメラマンなんでゴルフの腕前はこんなもんです。
セカンド地点、Sキャプテンはフェアウェイのベストポジション。
惜しくもグリーンに乗らず。
左足下りの難しいライから、
これはミス。
北野プロから練習ショットの許可が出ました。
最終組なので後ろを気にせずじっくり練習をすることができます。これは嬉しい!
そしてすぐに動画を確認。これも嬉しい!
ちなみにこのホールはNが3オン2パットのボギーでSキャプテンは3オン3パットのダボ。まずは星ひとついただきました。
次のホールへのインターバルで先ほどのセカンドショットのミスの原因を説明してくれる北野プロ。
これは嬉しいというよりありがたい!
Hole11 151yards Par3
ショートホールのティーショット。北野プロはあわやホールインワンのナイスショット。Sキャプテンは右のラフ、Nはグリーンオーバーでバンカー。
ここで北野プロからアプローチのワンポイントアドバイス。
と実際にやってみせる北野プロ。
イメージを掴んだSキャプテンも実際にやってみます。
おー、ラフでもしっかりボールが抜けるしラインも出せてる。っていうか、北野プロへのクラブテストのはずがSキャプテンへのマンツーマンラウンドレッスンになってない?
北野プロのおかげでSキャプテンはこのホールパー。Nはバンカーから特大ホームランを打ってダボ。一進一退の攻防です。
Hole12 493yards Par5
北野プロのショットは本当に曲がりません。
自分のボールはさておき、すぐさまSキャプテンのショットを撮影する北野プロ。
すごいフットワークの軽さです。
パッティングの際も後ろからラインをアドバイスしつつ撮影。
北野プロのアドバイス通りに打ってOKに寄せるSキャプテン。ずるいよ!こっちはバッタバタのゴルフしてるのにー。
Hole13 366yards Par4
続くホール、Sキャプテンのセカンドショットは左足下がりのラフ。手打ちフリップスイングのSキャプテンが最も苦手とするライです。
やはりうまく当たらずトップ。
ということで再チャレンジ。
これはしっかりヘッドが抜けてナイスショット!
手先でボールをつかまえるのではなく、しっかり体重を移動してインパクトゾーンを長くとってボールをつかまえる打ち方を教えてもらってます。
その隙をついて私はパーを取ってマッチイーブンに戻しました。
Hole14 344yards Par4
ひたすら曲がらない北野プロ。
Sキャプテンのティーショットもいつもより安定しています。体重移動アプローチの効果がショット全体に良い影響を及ぼしているのでしょうか。
Sキャプテンのボールはラフでしたが、夏ラフの打ち方を北野プロから教えてもらいます。
その教えを守って、
これもナイスショット。
北野プロのバーディーパットは惜しくも入らず。というか毎ホールこんな感じなのでゴルフが本当に簡単に見えます。
ちなみにふたりの対決はともにボギー。
Hole15 151yards Par3
池越えのショートホール。
Sキャプテンはグリーンを外し、
アプローチをミス。しかしNもバンカーから本日2発目の特大ホームランをかまして両者ともにボギーで分け。
Hole16 453yards Par5
シン・代表戦は低レベルながらも接戦でここまでイーブン。ここは短いロングなので差をつけたいところです。
北野プロは安定のショット。
弟子のSキャプテンもナイスショット!
Nのボールは右のバンカーへ。
それを受けてSキャプテンの爽やかな笑顔。
Sキャプテンのセカンドはグリーンエッジまで残り200ヤード。つま先下がりのラフという難しいライですがイメージを作って、
師匠に教わったことを思い出すように素振り。
これが、
綺麗に振りぬけてグリーン近くまで飛びました。このショットが打てればラフの強い日経カップでも戦えそうです。
グリーンサイドからの第3打は、
1メートルにつけました!
方向性と距離感に磨きがかかったSキャプテンのアプローチでバーディーチャンスに。
これを、
しっかり沈めてナイスバーディー!
Sキャプテンのゴルフがいつもよりシンプルで簡単に見えます。北野プロのゴルフが乗り移ったようなSキャプテンにこのホールは完敗。
Hole17 357yards Par4
移動中も常にゴルフへの考え方、工夫の仕方を教えてくれる北野プロ。
師匠の運転に身を任せながら、ただひたすらうなずくSキャプテン。
自分の課題の発見と改善を繰り返します。
連続バーディーを狙うもここは3パットボギー。NはティーショットOBのダブルボギーで撃沈。
Hole18 404yards Par4
さあ早くも前半の最終ホール。打ち下ろしで距離のあるミドルです。
RSドライバーを振り切る北野プロ。見事なドローボールです。
続いてSキャプテン。
\\バキィィーン//
これは快芯の一撃!北野プロを超える凄いハイドロ―です。
と、思ったら。
なんとSキャプテンのボールは飛びすぎて池に入ってしまってました!体重移動をおこなうことによって強いインパクトが作れ飛距離もアップしているようです。
池の手前からの第3打は、
危ないっ!!
体重移動しすぎて、自らも池ポチャするところでした。
ボールはグリーンサイドのバンカーに。
このバンカーショットは厚く入ってミス。体重移動しすぎてヘッドが砂に潜ってしまいました。
結局Sキャプテンの最終ホールはトリプルボギー。このホールはNが取りました。
さあ、前半を終えてシン・代表決定戦の途中経過は、、、
なんだかんだでSキャプテンが1UP!
(北野プロのおかげだと思いますが)さすが歴戦の雄です。熱い戦いを繰り広げてますが、ランチ休憩しましょう。
ハーフタイムレッスン
さあ、お昼をいただきましょう。レストランにはサラダバーがあって嬉しいですね。
すると北野プロから、
何でしょう?見てみると、
なんと前半のSキャプテンの全ショットを編集でつなげた動画でした!
自分のプレーをしながらSキャプテンのレッスンをしながら動画を撮影して編集まで終わらせるってめちゃくちゃ凄いですね。動画には北野プロが解説する音声も入っているのでSキャプテンはランチを食べるのも忘れて食い入るように見ています。
なんと、
私の全ショットも撮影してくれていました!
私、ラウンドしながら複数の人のショットを撮影することの大変さは誰よりもわかっています。それを実現するにはショットの安定感、先を読む洞察力、シャッターチャンスを逃さない反射神経、手振れさせない体幹の強さ、瞬時に移動する脚力と心肺機能、長時間動画撮影を可能とするスマホのデータ容量とバッテリーが必要なので、こんなことができるのは私くらいだと思っていたのですが、まさかレッスンしながら全ショット撮影して編集までしてしまうとは!正直驚きよりも圧倒的敗北感に襲われました。
接戦のシン・代表戦と北野プロのスペシャルラウンドレッスンの後半の模様は次回に続きます。お楽しみに!
つづく
―取材協力―
今回大変お世話になった北野正之プロの上達へのヒントがたっぷり詰まったブログがこちら。ほんとタメになります。
おおっ!なんて贅沢なラウンドなんだー
羨ましいです〜
K島さん
コメントありがとうございます!ほんと、なんて贅沢なラウンドでしょう。北野プロに大感謝です(^_^)