Hole247　ゴルフスクールの頂点へ！スクール対抗スクランブルゴルフ選手権編【予選序盤の戦い】

スタートはまっすぐなミドルホール、左はＯＢで右は林。先陣を切るのは宮川コーチです。

フェアウェイど真ん中にボールを運んで他のメンバーに安心感を与えて欲しいところ。

＼ビシィッ！／

ナイスショット！さすが雨の中でも安定したショットでフェアウェイをキープ。頼もしい存在です。

続いては悩めるゴルファー、レフティＫ。

＼ビチン！／

迫力十分でしたが、これはフェースの下部ギリギリに当たった低い弾道。俗に言う”チョロ”で飛距離８０ヤード。どんまいどんまい。まだ先は長いので、ここぞという時に活躍してくれればよいのです。
そして３人目は私Ｎ。

＼バチッ！／

これはひっかかって左のラフ。早めにティーショットノルマをクリアしたくて力が入ってしまいました。

そして、

本日不動の４番バッターはシニア特典によりシニアティーを使用するＳ常務。大会ティーより３０ヤード短いこのアドバンテージを活かせるか。

＼バキッーーー！／

おおおっ！シニアと思えない力強いスイングですがボールは大きく左に曲がってラフへ。Ｓ常務も力が入りまくっております。

天気はアレだけど、仲間との楽しい競技の始まりです！

１８ホール中、ひとり４つティーショットを採用されないといけないルールですが、このホールは結局唯一グリーンを狙える位置にあった宮川コーチのボールを選択。貴重なカードを早々に１枚使ってしまいました。

絶好のポジションですがピンまでまだ１５０ヤード残っています。２打目はアゲインストと雨のなか、まずは作戦通りＳ常務から。

おお！ＰＲＧＲ０３アイアンの８番で打たれたボールは、ピン筋に飛んでナイスオン！凄い！！

気が楽になったレフティＫは、ライバルＳ常務の内側を狙います。

が、これもボールの頭を打ってしまう俗に言う”チョロ”で飛距離４０ヤード。でもスクランブルルールという良いとこ取り競技だと何の問題もありません。

そしてＳ常務のボールはピンをかすめ、カップの奥３メートルに止まっていました。いきなり奇跡のバーディーチャンスです。

さあ、作戦通りグリーン上の特攻隊長レフティＫが、

決めましたー！

いくらショットをミスしても最後にパットを決めたらチームに貢献できる。これぞチームスクランブルの醍醐味です。

かつてない最高のスタートを切ったＰＲＧＲサイエンスフィット・スクールチーム。本日の目標スコア８アンダーまであと７つ！

 

Hole2　345yards　Par4

２番ホールは両サイドに池が迫りプレッシャーのかかるミドルホール。

先ほどバーディーパットを決めたレフティＫがオナー。

これはひっかけたがなんとかセーフ。

４番手のS常務は池の手前のティーイングエリアから、

・・・チャポン。

引っかけて池。いまだシニアティーのアドバンテージを活かせておりません。

協議の結果、このホールはティーショットに不安のあるレフティＫのボールを戦略的に採用することに決めました。早めにレフティＫ、Ｓ常務の１００切りブラザーズのティーショットノルマを終わらせ、後半攻めに転じる作戦です。

セカンドは雨に濡れたラフから残り１６０ヤード。

 

レフティＫはチョロ、Ｓ常務はまたもや引っ掛け。このライからグリーンを狙うには１００切りブラザーズには難易度が高すぎます。そしてＮもミスをして後がなくなった場面で、

宮川コーチがピンチを救ってくれました。
大叩きのピンチも実力者がチームにいるとリカバリーが可能。これもスクランブルゴルフの醍醐味です。

宮川コーチ２打目はグリーンの奥で止まっていました。３打目はアプローチ合戦です。

Ｓ常務の得意技”インサイドアウトランニングアプローチ”は下り傾斜のため止まらずグリーンをオーバー。

ここで宮川コーチは秘技”クロスハンドアプローチ”を出してきました。

上手く寄せてこれを決めたのは。

レフティＫです！ピンチを救うナイスパー！！

前回の練習ラウンドの時と違い、チームの歯車が見事に嚙み合っています。

スコアは伸びなかったものの、レフティＫのティーショットを消化。作戦通りの展開です。

Hole3　355yards　Par4

続いてのホールも左右に池が迫るミドルホール。ここで遂に。

＼バキィィィーーー！／

キター！シニアティからＳ常務の豪打が遂に炸裂。文句なしでティーショット採用です。
そして残り１２０ヤードからのＳ常務の２打目。

ピン左にナイスオン！試合に向けた特訓の成果が出てきました。

レフティＫの２打目はシャンクして左へ。特訓の成果はまだ出ないけど、１０回に１回スーパーショットが出ればいいんです。

宮川コーチもグリーンオンしましたがＳ常務の方が近く、ここはＳ常務のボールを採用。ではグリーン上の特攻隊長、レフティＫにぶっこんでもらいましょう。

が、これは入らず。続いてＳ常務。

これを決めたらリアルバーディーです。

うわー、惜しい！わずかにカップを外れました。

このホールもはチャンスを活かせずパー。しかしＳ常務のティーショットノルマを１つ減らせました！

 

サイエンスフィット・スクールチームの苦闘。

Hole4　210yards　Par3

そろそろもうひとつバーディーが欲しいところですが、続いては距離が２００ヤード以上あるショートホール。右には大きな池がありグリーンはバンカーで囲まれている難しいホールです。

シャフト折れから復活した相棒の７番ウッドで果敢にピンを狙うレフティＫ。

が、これはシャンクして左の林。故障明けの相棒はまだ本調子ではありません。

Ｎも引っかけて左の林に打ち込み、頼みの綱の宮川コーチは雨で飛距離が出ずグリーン手前のバンカーへ。

ここはショット好調のＳ常務と０３アイアンに期待するしかありません。

ああ～、これは期待がプレッシャーとなりチョロ。ＰＲＧＲサイエンスフィットチーム本日最初のピンチです。

ティーショットはやむなく宮川コーチのボールを採用。切り札の無駄遣いをしてしまいました。そして宮川コーチのバンカーショットは、

まさかのミス！続くＮはホームラン。

バンカーが苦手なＳ常務は脱出ならず、これはいよいよ大ピンチです。

万事休すで最後にレフティＫが、

出たー！スーパーショット。なんとベタピンにつけました。

見よ！この嬉しそうな顔を。これこそがスクランブルゴルフです。

そしてパットもしっかり決めてこのホールもパー。あわやダブルボギーという大ピンチでしたが、見事に切り抜けました。

 

Hole5　434yards　Par4

次のホールはようやく池のプレッシャーから解放されたものの、とにかく距離のあるミドルホール。

チームNo．１のパワーを誇るレフティＫが振りちぎります。

が、これはテンプラで飛距離１１０ヤード。

ここは５０ヤード前のティーイングエリアから打ったＳ常務のティーショットを採用。

だがグリーンまでは残り２００ヤード。雨ゴルフは距離が落ちて苦労します。

２打目でグリーンを捕らえられず、またまた３打目のアプローチ勝負という苦しい展開。

Ｓ常務の得意技”インサイドアウトランニングアプローチ”は雨に濡れた芝ではまったく前に進みません。

江戸川の河川敷で修業を積んだレフティＫのアプローチも通用せず。

そしてなんと宮川コーチのアプローチもボールがスリップしてあらぬ方向へ。ここは最後に打ったＮが何とかピン横３メートルに寄せて。

３人が外すなか、最後にＮが決めて何とかこのホールもパーで切り抜けました。（やっと貢献できてよかった～）

それにしてもスタートホール以降バーディーどころかパーも厳しい展開。果たして目標の８アンダーは達成できるのでしょうか。（そして私のティーショットはいつ採用されるのでしょうか）

 

サイエンスフィット・スクールチームの反撃！

Hole6　100yards　Par3

続いてのホールは１００ヤードの短いショートホール。長く苦しいホールが続いてきたのでほっとします。

１００切りブラザーズのティーショットノルマを減らすチャンスですが、

宮川コーチがベタピンにつけ、

自らバーディーパットを決めて見せました！残りの３人出る幕無し。

スコアを１つ伸ばすことができました。が、気が付けば宮川コーチのティーショットをもう３ホールも使ってしまっています。

スタート前に立てた作戦から少しずつ生じるズレ。目標達成には残る１２ホールで６つスコアを伸ばさないといけない焦り。予選通過の鍵を握るのはレフティＫか、宮川コーチか。

はたまたみんなより３０ヤード先のティーグラウンドで待機するＳ常務か。

 
雨は徐々に激しさを増してきていますが、試合はまだまだ序盤を終えたところ。ＰＲＧＲサイエンスフィット・スクールチームの反撃はこれからです。中盤の模様は次回に続きます。お楽しみに！

つづく。