熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。
PRGRの公式ブログ担当Nと申します。
ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく、真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、新・サイエンスフィット日記。
スクール対抗スクランブル選手権に挑戦するPRGRサイエンスフィット・スクールチーム。
ここまで11ホールを消化し3アンダーと目標スコアの8アンダーにやや足りていない状況。
そしてひとり4ホールのティーショットノルマに対して、宮川コーチはクリア、S常務とNはあと1ホール、レフティKは3ホール残っているという状況です。
ホールを重ねるたびに無口になるレフティK。試合の鍵を握る男の戦いはまだまだこれからです。
終盤の苦しき戦い。
Hole12 187yards Par3
12番ホールはやや距離のあるショートホール。激しい風雨のおかげでグリーンがさらに遠く感じます。
まずはティーショットノルマを減らしたいレフティKから。窮地を救うQを手に、慎重にアドレスし起死回生の一打を放ちます。
\ちょろん/
やっぱりうまく行きません。
この日のために。いや、ゴルフ上達のために、終生のライバルS常務に勝つために、たゆまぬ努力を続けてきた執念の人レフティK。
だがしかし、嗚呼ゴルフというのはかくも無情なスポーツなのでしょう。
レフティKの無念を晴らすべく、S常務もグリーンを狙います。
これはグリーンに届かず手前。
でも、寄せやすい場所なのでここはS常務のボールを採用することにしました。これで宮川コーチに続きS常務もティーショットノルマをクリア!
良いショットも悪いショットもありながら、100切りブラザーズはグリーンを目指し前を向いて歩くのです。
さあ、S常務のアプローチは、
お、これはまずまず。初めてアプローチが成功しました。
負けじとレフティKも、
S常務のさらに内側につけました。今日はショートゲームでチームのピンチを救っています!
このパーパットを、
レフティKは惜しくも外しましたが、
宮川コーチにきっちり入れてもらってこのホールもパー。
バーディーはなかなか来ないけどボギーも打たない。厳しいコンディションの中でPRGRサイエンスフィット・スクールチームは確実に成長しています。
そしてティーショットノルマの残りはNが1つ、レフティKが3つ。ボギーを出さないためには早めにこの2人のティーショットを採用する必要があります。
Hole13 373yards Par4
続くミドルホールはセカンド地点がくぼんでいてセカンド地点からは打ち上げ、グリーン手前に大きなバンカーが控えています。
残り6ホールでティーショットノルマが3つ残っているレフティK。
そろそろヤバいのでここは多少のミスショットでも採用することとします。
ノルマを終えて楽になってるS常務。
プレッシャーを受けながら本日フェアウェイキープ率0%男はドライバーを手にします。アイアンで打ったって確率は一緒だから。
\コーーーーン!/
これは目の前の木を直撃!
が、跳ね返ってボールはフェアウェイに出てきました。飛距離120ヤードながらレフティKは遂に、遂にフェアウェイをキープ。ゴルフの神様は努力するゴルファーを見捨てていませんでした。
激しい雨音を打ち消すレフティKの叫び。PRGRサイエンスフィット・スクールチームの魂に再び火が付きました。
グリーンまでは250ヤード。その手前には巨大なバンカーが待ち構えています。ここからパーを取るのは試練の業です。
だがここでも宮川コーチが完璧なショットでグリーン手前のベストポジションに。
またまたピンまで40ヤードのアプローチ合戦。カップは2段グリーンの奥に切ってあるので突っ込まないといけません。
アプローチに不安があるS常務は、
不安が的中。
しかし宮川コーチのアプローチが2段グリーンを駆け上がり、3メートルにつけると。
自ら気迫でねじ込みました。
レフティKのティーショットを無駄にしない見事なパー。バーディーと同じくらい価値のあるパーです。
残り5ホールで目標スコアまであと5アンダー。もう攻めるしかありません。
Hole14 172yards Par3
続いてはグリーンの手前がバンカー、右サイドが池というこれまた難易度の高いショートホール。
おまけに強烈な雨風で190ヤードは打たないとグリーンに届かない。もう打つ前からパーを取るのも難しいホールです。
ティーショットノルマを2つ残すレフティKですが、
これは左の林へ。さすがにこのホールでティーショットを採用されるのは難しいか。続くNのショットはバンカーへ。
苦しい展開で、
宮川コーチが風の下を通す低いライン出しショットで見事にグリーンオン。ショットオブザデイと言っても過言ではない凄い一打でした。
カップまでは10メートル。
バーディーはならなかったものの、この難しいホールをパーで切り抜けました。
しかし貴重な宮川コーチのティーショットを使用してしまいました。残り4ホールでレフティKとNのノルマが合わせて3つ残っている状況。スコアを伸ばすよりもノルマ消化をなんとかしないといけません。
苦しき中に試練あり。
Hole15 444yards Par4
続いて、こちらも距離のあるミドルホール。ティーショットは右の林がプレッシャーをかけてきますが、左に逃げると池が待ち構えています。セカンドからはやや打ち上げなので、この雨の中での2オンは非常に困難。
苦しい展開が続く中、ここもパーを死守する作戦を取る宮川コーチ。みんなの期待を受けてレフティKのショットは、
\ガササササ/
40ヤード先の右の林の中に消えていきました。
Nも右に曲げてしまい、
このホールも宮川コーチのティーショットに頼らざるを得なくなりました。
セカンド地点、ピンまではまだ220ヤードあります。2オンは不可能なので何とか2打目をベストポジションに運び3打目で勝負したいところ。
レフティKはひっかけチョロ。
S常務はシャンク。なかなか仕事ができません。
ここでも宮川コーチのナイスショットに救われました。
苦しい展開ですがパーを取るためにみんなで前に進みます。
3打目、残りはピンまで50ヤード。
S常務のアプローチは、
ダフってしまってわずかに届かず。
レフティKも地面を掘ってしまい進まず。左足あがりのライはダフりやすいのでボールの位置をやや右にするなどの調整が必要ですが、100切りブラザーズにはその知見がありません。
自分の掘った穴や他の人のディボットに目土をするレフティK。チームに貢献できずとも、自分ができる仕事を一生懸命やっています。
ここは久しぶりに登場のNが寄せて、2.5メートルのパーパットを残しました。
パット巧者のレフティKが、
S常務が、
宮川コーチが、
決められず。最後のNも外してしまい、遂に本日初のボギーを打ってしまいました!
ここにきてスコアを落とす大ピンチ。そして残り3ホールでレフティKとNのノルマが合わせて3ホール残っているという、最大のピンチを迎えてしまいました。
苦しき中にも光あり。
Hole16 342yards Par4
続いては左サイドに池、右はOBというミドルホール。もうノルマを残すレフティKとNのどちらかのティーショットしか採用されない状況で、プレッシャーがさらにコースを狭く感じさせます。
絶対にミスが許されない状況。
緊張感がティーイングエリアを支配し、雨風がより激しさを増す中、レフティKが行きます。
\ポコーーン/
\ぼちゃん/
レフティK痛恨の池ポチャー!
続いて、Nのショットは緊張で体が回らず右に曲げるもなんとかコースにとどまっていたので、Nのボールを採用。本日のノルマを達成することができました。
ちなみに、
採用されることは無いけど、とりあえずティーショットを打つ宮川コーチとS常務。
ノルマというお役目を達成すると出番がなくなるのが、楽しいスクランブルゴルフの副作用だったりします。
セカンド地点、Nのボールはピンまで165ヤードの斜面にありました。
まずレフティKが挑戦しますが、つま先下がりの難しいライなので当たらず。
S常務もつま先上がりに対応できず。
宮川コーチも雨で重くなったラフに苦しんでショート。
土砂降りの中、斜面からのショットはなかなか厳しいものがあります。
が、ここで斜面打ちが得意なNが、S常務と共用している03アイアンの8番で奇跡のショットを放ち、ピン横2メートルに乗せました。
もちろん、カメラマンを撮影する人などいません。
その頃レフティKは得意な目土作業を続けておりました。
さあピンチから一転、ひさびさのバーディーチャンスを迎えました。
まずは作戦通りレフティKから。
果敢に攻めるも外します。
S常務はまったく違うラインに打ち。
横なぐりの雨風が叩きつけるグリーンで宮川コーチはタッチが合わず。3人が外す中、
もちろん誰も撮っていませんが、最後にNが決めて起死回生のリアルバーディーを決めました!
見事にバウンスバックを決めたPRGRサイエンスフィット・スクールチーム。
そしてここでNがティーショットノルマを達成し、残す2ホールは自動的にレフティKのティーショットが採用されることが決定。
激しい風雨でいつ中断してもおかしくない過酷な状況で、4人を乗せたカートはコース設計者であり、かつてのPGAツアー名選手Kでもあるトム・ワイスコフから名づけられた”ワイスコフブリッジ”を渡り、17番ホールに向かいます。
”恐怖のトム”と恐れられたトム・ワイスコスが設計した豊里ゴルフクラブ。
ゴルファーとしてかつてない恐怖を抱えながら、レフティKはティーイングエリアに向かいます。
楽しい楽しいスクランブルゴルフも残り2ホール。そして我々は楽しいだけじゃないスクランブルゴルフの厳しさを知ることとなります。
次回、【スクール対抗スクランブルゴルフ選手権編】遂に完結。お楽しみに!
つづく
すごい雨の中の臨調感が伝わってきてドキドキします。😊
どらさん
コメントありがとうございます!100切り選手権とは違った楽しいドキドキがスクランブルゴルフにはありますね。激しい雨のなかの戦いを引き続きお楽しみに(^_^)
ほんとに寒そうで、厳しそうな天候ですね…
それでも負けずに皆さん頑張れー、
相変わらずNさんのショットやパットが見れませんね^_^お疲れ様です。
JALさん
コメントありがとうございます!めちゃくちゃ楽しいスクランブルゴルフですが、この日の天候は厳しすぎてプラマイゼロでした。それくらいスクランブルは楽しいです。
この後さらに雨風がひどくなります。お楽しみにー(^_^)
このティーショットはめちゃくちゃ緊張ですね…
がんばれレフティK!
100をやっと切れた初心者ゴルファーさん
コメントありがとうございます!100を切ったことのないレフティKにとってはかなり苦しい状況ですが、きっとこの緊張に打ち勝ってくれるはずです。引き続きお楽しみに(^_^)
なんかムズムズしてきますね。
カズさん
コメントありがとうございます!落ちる直前のスプラッシュマウンテンに乗っている時の心境でしょうか。お腹に力を入れ、歯を食いしばってピンチを乗り切ってほしいところです(^_^)