熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。
PRGRの公式ブログ担当、Nと申します。
ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、新・サイエンスフィット日記。
■AM5:30 千葉県松戸市
まだ日が昇りきらない朝、そこにはすでにひとりの戦士がスタンバイしていました。
大量のおむつが入った燃えるゴミを共用ゴミ捨て場に捨てる男。
戦士であり良きパパでもある、サイエンスフィット日記メンバーのJP君。本日はいよいよ柏オープンゴルフ選手権決勝大会です。
スマホさえ寝ボケるほどまだ街は寝静まっていますが、その男の目は龍が如く赤く光っています。
万全なコンディションでなくとも、戦士に言い訳は不要。結果がすべてです。
自宅を出発しておよそ20分。
■千葉県柏市
柏オープン決戦の地、”柏のオーガスタ”こと藤ヶ谷カントリークラブに到着しました。
柏の朝、龍虎相まみえる。
我々の到着と同時に、
群馬からやってきた”高崎の虎”こと、サイエンスフィット日記メンバーのE君が登場!
埼玉の鳩ことK君が脱落した厳しい予選を勝ち抜いたJP君ですが、E君は前年度の柏オープンローアマ選手。予選免除のシード権を持っていたのです。
E君にとってひとつ年上でジュニア時代は全国的選手だったJP君は神のような存在でしたが、いまやその立場は完全に逆転。数々の分厚い実績をつくりサイエンスフィット日記のエースとなったE君に対して、いまのJP君は実績の無い、薄っぺらい紙のような存在。
今日はどちらがサイエンスフィット日記の、いやPRGRのエースであるかを決着する戦いでもあります。そんなふたりに意気込みを聞いてみましょう。
松戸の龍、高崎の虎。勝つのはどっちだ。
受付を済ませ、
出場選手のサインボードの隅の隅に控えめにサインを書き、
インフォメーションボードを熟読。
体をほぐして、
さあ、行こう!
戦士たちのスタート前
日が昇り切る前の会場。トーナメント仕様に装飾もされて雰囲気が出まくっています。
ちなみにサイエンスフィット日記としてメディアパスをいただきましたので、今日は徹底的にJP君とE君を追いかけたいと思います。
会場を見回すと、
お。E君がウォームアップをしています。
ブン・ブン・ブン・ブン
ゴルフクラブ(状のもの)を持つと気性が激しくなるでお馴染みのE君。これが高崎の虎と呼ばれるゆえんです。
溢れ出るアドレナリンを必死に抑えるE君。普段の草食ボタニカル男子の殻の下には熱いマグマが滾っているのです。
一方アプローチ練習場に目を向けると、JP君が静かにアプローチショットの練習をしています。
アプローチイップスによりツアープロの道を断念したJP君。
隣で練習する今やレギュラーツアーのシード選手となった同じ高校の一個下の後輩に見せつけるように、慎重にアプローチをおこなっています。
そこに割り込みJP君に見せつけるようにアプローチをしてみせるE君。
後輩には負けられないJP君の意地がそこにあります。
アプローチを仕上げたJP君。続いてパッティンググリーンへ。
藤ヶ谷特有の高速コーライグリーンにタッチを合わせます。
選手たちの静かな殺気が交錯するパッティンググリーン上。
勝って笑うか、負けて泣くか。いよいよ勝負の時間が近づいてきました。
柏オープン、ティーオフ!
日も昇り、会場にもギャラリーが増えてきました。快晴無風、最高のコンディションです。
スタートホールの台座に鎮座する優勝カップ。
2020年から始まったまだ新しい大会ですが、毎年ローカルトーナメントとしては異例の盛り上がりを見せている同大会。年々優勝カップにも重みが増しています。
そのカップに向かって歩き出した男。
まず昨年大会のローアマ、E君が1番ホールからスタートします。
アマチュア選手の頂点として、今年はその座を守らないといけない立場となりました。
覚悟と矜持を持って、コースに挑みます。
Hole1 495yards Par5
『Now On the TEE! Last year’s Lowest Amateur. E-kun!』
パチパチパチパチパチパチ・・・
マスターズ中継でお馴染み、”世界の松下”こと松下賢次アナウンサーによるスタートコールを受け、ティーイングエリアに立つE君。
ギャラリー注目のティーショットは。
ドゴーーーン!!!
プロにも負けない強烈な一発!
アマチュアチャンピオンの風格を漂わせながら、E君はスタートしていきました。
入れ替わるようにJP君がパッティンググリーンからスタートホールにやってきました。
E君とは反対のINコーススタート。
ギャラリーも世界的アナウンサーもいないけれど、これがいまのJP君の立ち位置。ここから必ず這い上がってみせます。
Hole10 503yards Par5
落ち着いた様子でティーイングエリアにあがるJP君。
いつも通り脱力した素振りから、
パキーーーン。。
なめらかなスイングから放たれたフェードボールは、フェアウェイど真ん中に。
裏街道を静かにスタートしていきました
前半9ホールの順位
スタートから2時間経過し、そろそろE君が上がってくる頃かと思ったら。
あ、もう前半9ホールを終えてあがってきました。やばい撮り損ねた!公式カメラマン、いきなりの失態です。
そう語るE君の前半のスコアがこちら。
終盤のダブルボギーが効いてスコア39。2年連続ローアマに赤信号が灯っていました。
例年ローアマのスコアはパープレーか1オーバー。後半はアンダー狙いで攻める気マンマンのE君。
ではそろそろJP君があがってくる頃。インコースに移動しましょう。
Hole18 410yards Par4
望遠レンズでティーイングエリアを狙うと。
あ、ちょうどJP君がティーショットを打ったところです。
ティーショットはフェアウェイをとらえた模様。
セカンドショットを放ち。
グリーンに向かうJP君。
ボールは、
ピン手前1.5メートルにナイスオン!
もの凄い集中力でラインを読み。
ナイスバーディー!
凄い!プロに負けないオーラを放ち、バーディーを獲ってもまったく表情を崩しません。
ホールアウトしたJP君がこっちにやってきました。
と差し出したスコアカードがこちら。
2バーディー、4ボギー、1トリプルボギーで41!
ジェットコースターのようなスコアです。
前半苦戦を強いられたPRGRチームのふたり。
後半は巻き返さないといけません。
Hole9 420yards Par4
そしてPRGRチームもうひとりの戦士、
TEAM PRGR金田直之プロの姿が見えてきました。
グリーンをはずしたもののアプローチで寄せて。
しっかりパーセーブ。
地元柏出身の優勝候補として大ギャラリーの声援を受け、前半を終えました。
昨日のパー3チャレンジで優勝宣言した、金田プロの前半のスコアがこちら。
2アンダーの34。優勝スコアは例年7アンダー前後なので、後半はさらに伸ばさないといけません。
頼もしい一言とともに、若きPRGR戦士たちは後半の戦いに臨みます。
では後半の模様は、【次のページへ>】ボタンを押してお進みください。
E君、JP君、金田プロ、お疲れさまでした!
K君、ナイスポーズ健在ですね。
それぞれの挑戦を引き続き楽しみにしています。
けつかちさん
コメントありがとうございます!オールスター大集合で臨んだ柏オープンは無念の惨敗。でも、まだまだ挑戦は続きます。お楽しみに(^_^)
か、かっけーーー、JP君!
もしかして、感動巨編の始まりか!?
黒海月さん
コメントありがとうございます!JP君は元競技ゴルファーだけに、シリアスな場面では絵になります。感動巨編になるのか、喜劇で終わるのか!?引き続きご期待ください(^_^)