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プロギアで販売促進を担当しているNです。
PRGRの新しい直営レッスンスタジオ『PRGR GINZA EX』に通って本気で上達を目指すゴルファーを紹介する(ほぼ)リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記。
第4部はメンバーをレベル別に分け、それぞれのレベルにあった課題(壁)を乗り越え、次のレベルを目指していく模様をお届けいたします。サイエンスフィット日記メンバーよ。スイングの壁を越えていけ!
スクランブルゴルフの決勝大会に出場中のPRGRサイエンスフィット日記チーム。レベル5ゴルファーのU君、レベル4ゴルファーのF君、レベル3ゴルファーのK君(とプレイングカメラマンの私N)が憧れの筑波カントリークラブに挑戦中!
目標スコア12アンダーに対して、前半9ホールを終えて5アンダー。目標通りと行かないまでも普段以上の好結果で現在20チーム中5位。4位以内に入ればスクランブルゴルフチャンピオン大会の出場権を獲得できます。
さぁ後半のスタートです。サイエンスフィット日記チームの運命やいかに!?
後半9ホールスタート
ちなみにこの大会ではティーショットを1人4回採用されないといけません。ちなみに前半9ホールでの採用数は、
●K君 2ホール
●F君 2ホール
●U君 2ホール
●N 3ホール
と、絶妙の配分で狙い通り進んでいます。このティーショットの採用具合もスクランブルの成績を大きく左右します。
【No1 397yard par4】
日経カップで多くの選手がプレッシャーを感じるスタートホール。右は林、左は林の奥がすぐOB。痺れます。
・1打目
作戦通り、まずはK君から。
左を恐れすぎて右の林へ。セカンドでグリーンは狙えません。
続いてF君。
左のOBに一直線。体が上手く回らないとこうなります。
そしてU君。
安定のU君はフェアウェイど真ん中に280ヤード。U君のティーショットをなるべく温存する『MOTTAI・NAI』キャンペーン中ですが、この状況では採用せざるを得ません。
後半がスタートしました。目標の12アンダーまであと7アンダー。攻め続けるしかありません。
・2打目:残り120ヤード。
距離は無いのに、皆なかなかグリーンに乗りません。ここはピン横7メートルに乗ったF君のショットを採用。
・3打目:7メートルのバーディパット。
全員カップインせず!U君のティーショットが無駄になってしまいました。。。
【No2 563yard par5】
池が絡む左ドッグレッグのロングホール。セカンドショットがキモを握るホールです。
・1打目
ここは確率は悪いが飛距離が出るK君が会心の当たり!
F君はチョロ。U君はナイスショット。Nは右の池。ということで、K君の見事なティーショットを採用。
・2打目:残り320ヤード。左ドッグレッグなので、左の林を越えるショットが必要です。
ここはU君がきっちり安全な場所にボールを運んでくれました。
・3打目:残り107ヤード。
※F君がダフることを予測して目土スコップを手にする優しいU君。
プレッシャーを受けながら、何とかグリーンにオンさせたF君。
続いて、OKバーディにつけたいU君のショット。
シャキィィィーン!
なんとシャンク発生!ボールは右の林へ。
※林に吸い込まれたボールを呆然と見つめるU君。
最近、突発的に訪れるショートアイアンでのシャンクに悩んでいたU君ですが、ここで痛恨の一撃を喰らってしまいました。
このホールはF君のセカンドショットを採用しました。
・4打目:カップまで6メートルのバーディパット
難しいラインのこのパットを、
U君がねじ込んでシャンクを帳消しにするバーディ獲得!!
これで6アンダー。さすが王様。絶対王政バンザイ。
【No3 409yard par4】
距離のあるミドルホール。左はグリーンまでずっとOBです。
・1打目
まずはK君のティーショット。
これはナイスショット!260ヤード飛んでいます。K君の場合、だいたい午前中は右に飛んで、途中から徐々に真っ直ぐ飛んで、後半は左に飛ぶ。というドライバーショットの傾向があるのですが、今はまさに絶好調タイムのようです。
負けじとF君も最後の力を振り絞って、ジャンプします!
体重105キロのF君の巨体が、インパクト時に宙に浮きました。まさに地面反力どころか、無重力打法。
会心の当たりはK君の30ヤード手前ですが、フェアウェイど真ん中でF君も満足そうな笑顔を見せています。
そしてティーショットの採用はF君が頑として先輩K君に譲らず、F君が9ホールぶりにティショットを獲得しました。これで12ホールを終えて、全員3ホールずつティーショットを採用しています。完璧な試合展開です。
※30ヤード先のボールを先にK先輩に取りに行かせるF君。
・2打目:残り172ヤード
さぁ、F君のセカンドショット。
これは残念ながらチョロ。
結局ピン手前7メートルにオンしたU君のボールを採用。ミドルアイアンは切れています。
・3打目:のぼり7メートルバーディパット。
惜しくも入らず、このホールはパー。後半はなかなかスコアが伸びません!
【No4 140yard par3】
木越えで細長いグリーンを狙うショートコース。
・1打目
F君のティーショット。
独特のタメをつくるF君のスイング。
『なんだよ、あのスイング。』と笑いがこみ上げるK先輩とU後輩。
ちなみにこのホールはU君とK君とNが同じような距離を残してグリーンを捉えるも、のぼりのストレートラインのNのボールを採用。
絶不調ながら、以外にも一番早くティーショットノルマ4ホールを達成しました。
N 『やったぁ!ノルマ達成一番乗り。』
U君 『おめでとうございます。でもそれ以外今日はまったく仕事してませんね(笑)』
・2打目:7メートルのバーディパット
結局全員入らず、このホールもパー。
【No5 346yard par4】
距離は短いがフェアウェイセンターには大きな木が2本あり、ティショットの落としどころが難しいホール。ドライバーを持たず、フェアウェイウッドで正確性を重視するホールです。
・1打目
フェアウェイウッドを持った瞬間に球が暴れたK君に対し、F君はドライバーでフェアウェイど真ん中。
このホールはF君のショットを採用し、遂にF君もティショットノルマを達成です。おめでとう!
※ノルマ達成で、ヒザの痛みを忘れるくらい軽やかにセカンド地点に向かうF君
※反対に、そろそろティーショットノルマのプレッシャーがお腹にきはじめたK君
・2打目:残り130ヤード
気持ちが緩みまくっているF君はまたもチョロ!K君も引っ掛けてグリーンに乗らず。
もう安定のU君にバーディチャンスにつけてもらうしかありません。
シャキーーーーン!!
U君 『あうう~。。。』
U君 『すいません、ショートアイアンのシャンクが止まりません』
絶対王政崩壊のピンチです。
・3打目:結局誰もグリーンに乗らず、K君のボールを採用。残り20ヤード。冬芝の難しいアプローチ。
今日初めてのアプローチ合戦。まずはアプローチに絶対的な不安感を持つK君。
予想通りトップしてグリーンオーバー。
続いて小技には絶対的な自信と距離感を持つF君。
うまい!薄い芝から柔らかく打ってジャストタッチ。なんとかパーを拾いました。
あれ?いつの間にかバーディどころか、パーも厳しくなってきたぞ。現在6アンダー。
【No6 164yard par3】
池越えのショートホール。なかなか緊張感のあるホールです。
・1打目
アイアンが得意なK君のショット。
きれいなハイドローでピンの右3メートルの着弾。すごい!!本当にミドルアイアンがキレキレです。
続くF君は池に入れて、3番目のU君。
ビシィ!!
これがK君のショットを忘却のかなたに葬り去る、あわやホールインワンというスーパーショット。
カップ奥70センチです。
遂にその時が来てしまいました。『MOTTAI・NAI』キャンペーン終了です。
是が非でもバーディーが欲しいので、K君には悪いけどU君のティーショットを採用します。これでU君もティーショットノルマ達成!ティーショットノルマが残るのはK君ひとりとなりました。
・2打目:残り80センチ
あっさり決めて久々にバーディー獲得!これで7アンダー。残り3ホールで目標の12アンダーは不可能です。予選通過ラインの10アンダーもかなり厳しい状況です。
【No7 382yard par4】
左ドッグレッグの左サイドに木が2本あるミドルホール。フェアウェイにボールを置ければ、セカンドは距離があまり無くバーディチャンスの可能性が高まります。
・1打目
先ほどのホールでティーショットを奪われたK君が怒りのショット。
スイング動画だときれいなスイングですが、インパクト画像を見ると下半身は止まって、上体は起き上がり、手元も浮いているレベル3スイングでした。ただしショットはまずまずで左ラフながらグリーンは狙えるので採用!これで全員ティーショットノルマ達成です。もう、攻めるしかありません。
・2打目:残り121ヤード。
今日はこの短い距離がなかなかピンに絡みません。なんとしても乗せたいU君のショット。
は、シャンクを恐れすぎて大ショート。
結局ピン手前6メートルに乗せたK君のボールを採用。
・3打目:カップまで残り6メートルのバーディパット。
これを決め切れず、万事休す。。。諦めにも似た嫌なムードがチームを覆いはじめてきました。
そしてシャンクから調子を崩してしまったU君。権力を失った王様ほど惨めなものはありません。
後半はまだ2つしか伸ばせず、現在7アンダー。
【No8 371yard par4】
フェアウェイを外すとバンカーが多数あるミドルホール。狭いフェアウェイにボールを残せるか?
・1打目
K君が右の林、F君が左の林とボールが散らばるなか、
U君のショットはフェアウェイ右サイドのベストポジションに飛距離280ヤードの今日イチショット。アイアンはひどいですが、ドライバーはまだまだ健在です。
・2打目:残り135ヤード
U君
ダフッ。。。
シャンクを警戒しすぎて、思いっきりダフリました。
シャンクの呪いを解くために、コースに目土をしまくって身を清めるU君。
もうU君に頼るだけではダメです。全員の力でバーディーを獲りにかないといけません。このホールはK君のピン左5メートルのボールを採用。
・3打目:残り5メートル。スライスラインのバーディパット。
これをF君が見事に決めました!!皆の力を合わせて勝ち取ったバーディです。これで8アンダー。まだ彼らの目は死んでいません、前半のスコアから推測すると、予選通過ラインは10アンダー前後でしょう。最終ロングホールでもしイーグルが獲れれば、カウントバックで予選通過の可能性があります。
N 『ナイスバーディ!やったな。予選通過にギリギリ可能性を残したぜ。皆の力を合わせて、最終ホールは絶対イーグル獲ろうぜ!!』
K君・F君・U君 『そうですね!次も3人の力で、絶対決めてやります!!』
たしかに私、今日はティーショットノルマ以外、1回バーディパットが入っただけでまったく活躍してませんが、何でしょう。この懐かしいような疎外感は。。。
【No9 459yard par5】
距離の短いロングホールだが、2打目地点にはバンカーが点在し、グリーン手前には大きな池がある。様々な罠を越えて、イーグルを狙いたい。
イーグル狙いでティーショットは全員マン振り作戦でいきます。
・1打目
バッキーーン!!!
ここでK君のドライバーが火を噴いて、アゲンストのなか何と280ヤードを飛ばしました。
K君 『会心です!家で素振りし続けたかいがありました。』
K君のスイングも完成が近づいているのかもしれません。とにかく凄いショットでした。
ロングホールながら(左)グリーンエッジまで残り158ヤードまで飛んでいます。ピンまでは172ヤード。2オン可能です!
・2打目:残り172ヤード
勢いに乗るK君のセカンドショット。
間違えてセカンドショットもマン振りしちゃいました。大ダフリで池ポチャ。F君も続くようにチョロって池ポチャです。
そして、
ビッシイー!
6番アイアンから放たれたU君のショットはピン方向へ。ややフックしてグリーンをこぼれたものの、ナイスショットです!
ライも良く、十分チップインが狙える場所です。
・3打目:残り12メートル。ラフですが、冬芝で枯れているのでパターで打てそうです。下りのスライスライン。
K君
攻めたパットはカップをかすらず!
F君
あえてウェッジで狙うも入らず。しかし距離はぴったりです。
U君
惜しい!残念ながら入らず。
K君 『くっそー!最後の最後でダメだったか。』
・
・
・
コロン。
N 『うおおおおおおー!入った。入れたぞお前ら、見たか!イーグルだ!!』
K君・F君・U君 『おおー凄い。ナイスです!最後にやりましたね!』
N 『最終ホールイーグルだからカウントバックで順位があがるぞ!ちなみに、動画撮っといてくれた?』
K君・F君・U君 『いや、特に。』
N 『撮っといてよ~。。。』
ということで、最終ホールはイーグルフィニッシュ。首の皮一枚つながった状態でアテストに向かいます。
PRGRサイエンスフィット日記チームのチームスコアは前半31・後半31でトータル62。10アンダーフィニッシュです。
目標の12アンダーには届かなかったものの、予選大会の時の5アンダーに比べたらスコアを5打縮めました。
真夏の日経カップではPRGR代表選手を苦しめた筑波カントリークラブに、PRGRサイエンスフィット日記チームが見事打ち勝ったということでしょうか。(ルールとグリーンと距離とラフの状況が異なるので、たぶん違うと思います)
結果発表
ということで長い一日を終えた3人は、着替えて最終結果が出るのを今や遅しと待ち構えております。
後日ホームページで結果を見ればいい話ですが、やはりその場で確認したいので、ロビーで最終組が上がってくるのを待つサイエンスフィット日記メンバー。競技ゴルフではよくある光景です。
・
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U君 『ぬあっ!最終組のスコアが貼り出されました!!順位出ました。見てきます!』
椅子から飛び起きて、駆け出すU君。
U君 『はぁはぁはぁ、、』
日本シリーズの堀川未来夢プロのようにヒザから崩れ落ちるU君。
結果が出ました。
PRGRサイエンスフィット日記チームの順位は20チーム中5位!
残念ながら4位までに与えられる、夢のチャンピオン大会への出場はあと一歩のところで叶いませんでした。。。
■PM4:00 つくばみらい市
帰り道のコンビニのイートインコーナーでささやかな残念会をおこなうサイエンスフィット日記メンバー(パーティ予算200円)。
N 『それにしても惜しかったなぁ、、、まさかカウントバックで落ちるとは。』
U君 『いやぁ、完全に間違ってましたね。18番からのカウントバックだから、9番でイーグル決めても意味が無いことに誰も気付いてませんでした。むしろ、最終ホールでイーグル決めた時のNさんのドヤ顔を思い出すとだいぶ痛いですね。』
K君 『残念ですね、、、ここまできたらチャンピオン大会に行きたかったです。自分は得意のパットが決まらず全然チームに貢献できなかったけど、最後のほうはドライバーが当たりだしたので、やっぱり普段のレッスンと練習のおかげでレベルがあがってきてるんだと思いました。』
F君 『歩きのゴルフはもう無理です。ヒザが痛くて動けません。』
ということで第3部からお届けしてきたスクランブルゴルフ大会へのチャレンジが終了しました。
普段以上のスコアが出て、初心者から上級者まで楽しめるスクランブルゴルフ。サイエンスフィット日記メンバーもお互いの長所、短所、性格をうまくチームワークに活かし、予想以上の結果を出してくれたと思います。
チームで戦うスクランブルはこれでいったん終了。ここからは再び各個人のスイングの壁を乗り越え、自己ベスト更新、目標達成に挑みます。
引き続きご声援のほど、よろしくお願いいたします。
つづく
ハッスルしましたね、おつかれ!
Sさん
コメントありがとうございます。みんな頑張りました。