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プロギアで販売促進を担当しているNです。
PRGRの新しい直営レッスンスタジオ『PRGR GINZA EX』に通って本気で上達を目指すゴルファーを紹介する(ほぼ)リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記。
第4部はメンバーをレベル別に分け、それぞれのレベルにあった課題(壁)を乗り越え、次のレベルを目指していく模様をお届けしております。サイエンスフィット日記メンバーよ。スイングの壁を越えていけ!
アベレージゴルファーK君のベストスコア達成に世の中が沸き立つなか、今回はベストスコア114、平均スコア125の初心者ゴルファーT君に密着したいと思います。
■AM6:30 愛知県・名古屋市
早朝のゴルフ練習場と思いきや、ここは名古屋市内にあるアクセス抜群のゴルフ場、緑ヶ丘カンツリークラブのドライビングレンジです。本日は東海地区のゴルフ情報誌『カジュアルゴルフ』の貸切コンペにお邪魔しています。
200名参加の大型コンペなので、朝7時前というのにドライビングレンジは満席状態。気温もすでに30度を超え、なかなかの熱気に満ち溢れています。
そんな中、涼しい顔で接客する男が、、、
夏のゴルフを快適に!AIR COMPO誕生
そう、ゴルフの腕前はさておき、試打会でお客さまに最適クラブをおススメする能力には長けている、初心者ゴルファーT君です。
そんな熱気に包まれた練習場でT君が着用している変わったデザインのウェアは、
いま話題のPRGR AIR COMPO(エアーコンポ)です。
背中にある2つのファンがウェア内に空気を取り入れて循環させることにより、体から発生した汗を気化させて体を冷却させるという、夏のゴルフを快適にする画期的なウェアです。
PRGRはかつて過酷な環境で快適にゴルフプレーができるレインコンポ(レインウェア)、ウィンターコンポ(防寒ウェア)という機能性ウェアを開発・販売していましたが、昨今の夏の猛暑からゴルファーを救うため、屋外作業用として一世を風靡しているている空調服とコラボレーションしたAIR COMPOをPRGR直営店、公式オンラインサイト限定で発売したのです。
T君 『今日は今年一番の暑さになるってニュースでやっていたので、エアーコンポを持ってきたんですが大正解でした!本当に涼しくて、快適ですね。お客さんからは変な目で見られますが、説明したらクラブよりもこっちのほうが興味を持ってもらえます(笑)』
■PM0:40 パッティンググリーン
早朝試打会を終えたあと、場所をパッティンググリーンに移してパターイベントを実施。PRGRパターを練習グリーンで試していただくのですが、気温は34度を超えてさらに過酷な状況になってきました。グリーンの芝も焼けてしまってます。
そしてここでも、、、
なぜかAIR COMPOをブルーからシルバーに衣替えしたT君がイベントスタッフとして活躍中です。
N 『いやー、暑い!かなり気温が上がってきたけど大丈夫?』
T君 『200名のお客さまがひっきりなしに来られるので、結構きついです。AIR COMPO無かったら確実に救急車でしたね。』
AIR COMPOに救われたT君。そして自分もパターを転がしてみるT君。
距離感も方向も無茶苦茶です。体は平気でも、炎天下では帽子を被ってプレーしましょう。
T君 『しかしゴルフ場に来てゴルフができないというのがこんなに苦しいこととは思いませんでした。みなさんが楽しいでいる姿を見れば見るほど、ボールを打ちたくなりますね。』
―4時間後―
N 『お疲れ、お疲れ~。朝6時集合で夕方までフル回転だったね。ところで帰りの新幹線まで、まだ時間まだあるでしょ?ちょっと寄り道していかない?』
T君 『お疲れさまでした。大変だったけどお客さんとやりとりするのは楽しかったですね。帰りの新幹線は時間余裕あるんで大丈夫です!連れてってください。うなぎですか?手羽先ですか??』
■PM6:00 名古屋市中区丸の内
T君と2人で東京への帰路の前に立ち寄ったのは、、、
名古屋市営地下鉄丸の内駅から徒歩2分のオフィスビルにある、プロギアの直営店、PRGR NAGOYAです。
東海エリアゴルファーのオアシス、PRGR NAGOYA
PRGR NAGOYAには完全個室のサイエンスフィット解析ブースと、4人同時に練習できるレッスン打席、PRGRの最新モデルが揃うショップエリアを完備しております。
オープンから5年が経ち、懇切丁寧で人情味溢れるレッスンが評判のレッスンスタジオです。
PRGR NAGOYAに来るのは今回が初めてというT君。恐る恐る入り口の扉を開けると、、、
いきなり受付に愛知県代表高の選抜高校野球優勝を祝う謎のポスターが、、、
ここはゴルフショップとゴルフスクールが併設された施設のはずですが、どういうことでしょう?T君の表情に不安の影が滲み出ています。
『お疲れ~。待ってたぞ!』
笑顔で声をかけて来たのは、PRGR NAGOYAの岡本店長です。今年の選抜高校野球優勝高OBという元高校球児です。
熱血先生の人情レッスン
岡本店長 『T君、ブログ見てるよ!初心者レッスンがんばってるなぁ。最初はなかなか上手くならないよなぁ。わかるよ、うん。でも努力を続ければ、きっと上手くなるからね。』
柔和な表情でやさしく語りかける岡本店長。元高校球児と聞いてビビっていたT君も安堵の表情を浮かべています。
N 『せっかく名古屋まで来たんだからさ、岡本店長にスイングみてもらおうぜ。』
T君 『寄り道ってココのことだったんですね!良いんですか?ぜひお願いします!』
ということで、PRGR NAGOYAのサイエンスフィット解析ルームをちょっとお借りして、T君への即席レッスンスタートです。
レッスンを受け始めて半年が経過するも、頑固な手打ちがなかなか直らないT君。
真剣な表情でT君のスイングを見つめる岡本店長。
岡本店長 『オッケー、オッケー。じゃあちょっとスクリーンで計測結果を見てみようか。』
プロギアオリジナルのシャフト挙動解析器、REDEYES ROBO3での測定結果を確認する岡本店長とT君。
岡本店長 『フェース角の数値を見ると、トップでフェースが82度と開いてるね、これは45度くらいにしたいな。』
さっそく正しいフェースの角度を教えてもらうT君。
岡本店長 『あと、アンコック角というのはダウンスイングでどれくらいタメが作れているかという数値で、一般アマチュアの平均は90度くらい、プロだと120度以上なんだけど、T君は53度だからタメが作れずほどけてる。一番上のリストターン比率7.2というのは、数値的にはボディターンタイプだけど、単純にタメができずに手が流れているだけのなんちゃってボディターンだね。』
岡本店長 『要は、見事な初心者スイングだわ。』
T君 『はい。なかなか上手くなりません。』
ダウンスイングでタメがほどけてしまうというT君のスイングを、先日愛知での試合の際にPRGR NAGOYAでスイングチェックをしたという、PRGR契約の藤本麻子プロのスイングと比較してみると、
シャフトの角度がまるで違います。
N 『たしかに全然違いますね。岡本店長、ちょっとビシッとレッスンしてやってください。』
岡本店長 『そうか、やったらんとわからんのかねぇ。。。』
と、いきなり足元から木製バットを取り出し、無表情でT君に歩み寄る岡本店長。
一瞬にして表情が凍るT君。東京のサイエンスフィットで木製バットなんて見たことありません。
岡本店長 『野球のバッティングも一緒ね。しっかりタメを作ってインパクトに向けて体を回してから押し込んでいくの。』
どうやらバットを使ってタメを作る動きを伝えるレッスンのようです。
岡本店長 『こんな風にタメを使って振ってごらん。』
ブウゥォオンッ
速すぎてバットが見えません。風圧と迫力で一瞬にして表情が凍るT君。
よりタメを体感できるよう、野球用の練習器具を渡されたT君。
戸惑いの表情で人生初のバットを手にするバスケ部出身のT君。
岡本店長 『じゃぁ、連続で振ってごらん。』
岡本店長 『しっかり振らんか!もっと!!もっと!!もっとー!!!』
バットを持ったため、完全にスイッチが入ってしまった岡本店長の熱血指導にフルスイングで応えるT君。休むことなく振り続けます。
T君 『ハアハアハア、何か、あれこれ考えずに無心でバットを振ったら、ちょっと感覚がつかめたような気がします。重いバットは手では振れないから、体を使ってスイングするということが体感できました!ハアハア。』
岡本店長 『すぐには難しいけど、無心でバット(クラブ)を振るってのも大事だよ。色々考えすぎると体が動かなくなるからね。まぁ、また名古屋出張があったら寄ってよ。この近くにミラカンのうまい店があるもんで、ご馳走するわ。』
T君 『はい!ありがとうございました!ぜひよろしくお願いいたします。』
滝行を終えた修験者のような顔になったT君。ミラカンが何かはわかりませんが、岡本店長のお誘いにはとことん付いていくことを心に決めました。
イケてるコーチの初心者レッスン
岡本店長の熱血レッスンの余韻に浸りながら、スクール打席に場所を移してひとり練習するT君。
を、見守るひとりの男性。
この男は、PRGR NAGOYAサイエンスフィットスクールの大鹿インストラクターです。
イケてる爽やかインストラクターとして評判の男ですが、本日のレッスンを終えて帰り支度をしていたところ、T君の姿を見つけたようです。
※『何見てんのよ』という表情で警戒するT君。
N 『大鹿せんせい、どうかなぁ?Tのスイング。岡本店長に気合い入れてもらったんだけど、相変わらず手打ちだよね(笑)』
大鹿インストラクター 『はい・・・』
大鹿インストラクター 『そうですね。手打ちですね。』
T君 『あの、練習しても全然手打ちが直らなくて、、、どうしたら良いですか?』
大鹿インストラクター 『そうですか、じゃあコレやってみましょうか。』
帰り支度をしていた大鹿インストラクターが再び動き出しました。
T君の前に座り込み、白いミニバッグを差し出す大鹿インストラクター。モノトーンスタイルの私服に合わせた白い立方体のミニバッグ。コーディネートが素敵です。さすがイケてるインストラクター。
大鹿インストラクター 『このバッグを打ってみてください。手打ちだと力が加わりにくいので、体を回してしっかり押していきましょう。怪我するので軽くでいいですよ。』
どうやらこのバッグは大鹿インストラクターの私物でなく、インパクト練習用のアイテムのようです。
T君のショットを体で受け止める大鹿インストラクター。声をかけながらマンツーマンでレッスンしてくれてます。
大鹿インストラクター 『じゃあタメがほどけないように、ハンドファーストでインパクトする練習もしてみましょうか。』
と、ボールをマットの後方ギリギリに置く大鹿インストラクター。
ガツッ!!
マットの縁を打ちまくるT君。ボールにヘッドが当たりません。
が、大鹿インストラクターが見守るなか打ち続けると、
段々ボールに当たるようになってきました。
大鹿インストラクター 『すごい!できるじゃないですか。』
なんて爽やかなサムズアップでしょう。
T君も褒められて嬉しそうな表情を浮かべています。
大鹿インストラクター 『Tさんは”出来ない、出来ない”って暗い顔してましたが、みんな最初は出来ないんだから全然良いんですよ。部活じゃなくて趣味なんだから、もっと楽しみながら練習した方がいいですよね。僕のレッスンでは、まず生徒さんに”当たった”感覚を体感してもらって、ゴルフに興味を持ってもらうことから始まります。楽しくなければ続きませんよ(笑)』
なるほど、どうやら我々は初心者ゴルファーに対して、まずゴルフの楽しさを教えることを忘れていたようです。岡本店長の血の通った魂のレッスン、大鹿インストラクターの楽しみながら上達するレッスンなど、科学的な分析以外の要素も取り入れているところが、PRGR NAGOYAが多くのお客様に愛される要因のひとつなのかもしれません。(もちろんPRGRの他のスクールも全て赤く温かい血が通いまくっておりますので安心ください)
ゴルフの楽しさを思い出したT君には、東京に戻っても引き続き上達のために練習を続けてもらいますが、ゴルフの楽しさを忘れたらまた名古屋に出張してもらいましょう。
そして次回は、またまたアベレージゴルファーK君が登場です。お楽しみに!
つづく
岡本店長の血の通った魂のレッスン、大鹿インストラクターの楽しみながら上達するレッスン。素晴らしいと思いました。しかしバットが登場するとは…
最高でした。
JALさん
コメントありがとうございます。いつもバットを使うとは限りませんが、東京のサイエンスフィットとはちょっと違う、懇切丁寧なレッスンで評判のスクールです!
みらかん、しらべました。
あんかけスパゲティなんですね
いろいろなインストラクター、すてきです。
https://www.athome.co.jp/vox/series/life/73105/pages2/
まあささん
コメントありがとうございます。そうです!あんかけスパです。PRGR NAGOYAの周辺にはあんかけスパの名店が多いようです。ゴルフとはまったく関係ございませんが、、、(^-^)
岡本店長のホームラン教室、受けてみたいです!
サムズアップ!流行の予感(*´꒳`*)
7272さん
コメントありがとうございます。岡本店長のバッティングレッスンはレッスンメニューにはありませんが、きっと裏メニューで対応してくれるはずです(^-^)