Hole 1　新サイエンスフィット日記はじまります。

皆さま、こんにちは。

ゴルフメーカー、プロギアで販売促進を担当しているＮと申します。

このブログは、ＰＲＧＲのスイング解析＆ティーチングメソッド【サイエンス・フィット】でゴルフ上達を目指すモデルの姿を追い続ける、”ほぼ”リアルなドキュメントブログです。

背景やバナーなどの装いも新たになりましたので、新サイエンスフィット日記として、本日より第一話（１番ホール）からスタートさせていただきます。

サイエンスフィット日記の足あと

遡ること２年前の２０１７年７月にスタートした当ブログ。

第一部は、１００がなかなか切れないゴルファーをモデルに、新しくオープンしたＰＲＧＲ　ＧＩＮＺＡ　ＥＸに通って３ヶ月で７０台を目指すというものでした。

順調に上達しましたが、あと一歩！というところで、７０台は達成できず。

毎日のようにアップしすぎてやり尽くした感があったので、予定通り３ヶ月で幕を閉じたのでした。

【サイエンスフィット日記　第一部（全４７話）／２０１７年７月～２０１７年１０月】

一部からの熱い要望によってスタートした第二部は、第一部のモデルに加えて、中級者、上級者、女性、シニアなど様々なレベルのゴルファーが上達していく模様をお届けしました。

そうして挑んだ企業対抗ゴルフ、日経カップの社内代表選手を決める選考会でメインキャラクターは残念ながら代表落ち。

次なるテーマに向け、発展的終了ということで第二部を完結しました。

【サイエンスフィット日記　第二部（全３８話）／２０１７年１０月～２０１８年７月】

第三部は、企業対抗ゴルフの日経カップ、ＰＲＧＲ主催競技のＲＳカップなど、”競技に挑戦”をテーマに真剣にゴルフに取り組む様子を紹介しました。

様々な競技に挑戦し続けるものの、思うような結果を出せず。

競技ゴルフシーズンの終わりとともに、ひっそりとその幕を下ろしたのでした。

【サイエンスフィット日記　第三部（全３１話）／２０１８年７月～２０１８年１１月】

そして第四部は、新しいサイエンスフィットレッスン本の内容に合わせてレベル別に５人のモデルを立て、それぞれのレベルに合わせた課題設定、レッスンをおこないました。

スイングの壁を乗り越え、ベストスコアを更新するなど順調な成長を見せたメンバーでしたが、日経カップの選考会ではあと一歩のところで今年も代表キップをつかめず。

モデルゴルファーとサイエンスフィットの新たな挑戦と進化に合わせて、ブログも新しく進化させる必要を感じ、無事第４部も終了となりました。

【サイエンスフィット日記　第四部（全３８話）／２０１８年１２月～２０１９年７月】

と、何か大きな壁にぶつかり、敗れ去る度にその章を完結させ、新章に突入して今までの失敗をごまかし続けてきた当ブログですが、さすがにこの手法も限界を感じました。

第４部完結の瞬間に第５部の開始を心待ちにしていただいた方も非常に多かったのですが、あえてその期待を裏切り、新サイエンスフィット日記として新たな船出に発たせていただきます。

ちなみに何で”新”なの？というお問い合わせには、以下でお答えしたいと思います。

進化するサイエンスフィット

■３月　高知県

時間を４ヶ月巻き戻して、３月の中旬。場所は、高知県の土佐カントリークラブです。そう、ここは女子プロゴルフトーナメントのＰＲＧＲレディスの開催コースで、いまは指定練習日。

金曜日からの本選に向けてコースで練習ラウンドをおこなう女子プロゴルファーの皆さん。アップダウンが激しくグリーンが速い戦略性の高いコースレイアウトに加え、土佐湾から吹き付ける強風が更に難易度を高め、女子プロも苦戦しております。そんな中にＰＲＧＲ契約プロの姿も発見できました。

今シーズンも安定して上位で戦う藤本麻子プロ。

昨年は悔しいシード落ちも、ＱＴで上位に入り復活を期す辻梨恵プロ。

こちらもＱＴを１位で突破し、復活のツアー３勝目を目指す原江里菜プロ。練習日ならではのリラックスした表情です。

と、プロの姿を真剣に見続ける２名の男性。

サイエンスフィット日記メンバーのゴルフ歴３年、平均スコア１０５のＭ君と、

※昨夜は酒どころ高知を満喫しすぎたのでしょうか。目が開いていません。

ゴルフ歴ついに１０年。サイエンスフィット歴２年、平均スコアは安定の９３のＫ君です。

※同じく目が開いていないＫ君。Ｋ君の場合は重度の花粉症で目と鼻がやられちゃったようです。

『プロのスイングを間近で見られて参考になります。皆さんインパクトで腰がターゲット方向を向くくらい開いてますね。僕もあれくらい体を回していきたいです。あと、原プロのスイングが変わりましたね！ダウンでシャフトを寝かしてます。』

『いやぁ、女子プロのトーナメント会場は華やかで良いですねぇ。ワクワクします。あ、原プロ、雰囲気変わりましたね。髪が短くなってる！大人っぽくて素敵です。』

遠路はるばる高知まで女子プロを拝みに来たわけでなく、彼らはＰＲＧＲ営業マンの代表として得意先の皆様をトーナメントに招待してアテンドする役回りでＰＲＧＲレディスを訪れていたのでした。得意先のアテンドの合間に女子プロゴルファーを食い入るように見つめる二人。自身がレッスンを受けるようになって女子プロを見る目も変わってきているような気がします。（原プロファンのＫ君は昔ながらのファン目線）

そんな二人はほっといて、気になる場所に移動してみます。

■ドライビングレンジ

最新のゴルフ情報を仕入れるには、まずはトーナメントの練習場をチェックすることが鉄則です。未発表クラブや最新の解析機器。面白い練習器具や練習方法、隠れた逸材などが発見できるのです。

そんな情報の宝庫に、外部を遮断した謎の箱を発見。

隙間から中を見てみると、大勢のスタッフがたくさんのデジタル機器を使いながら真剣な表情で動き回っています。

この箱の中は解析ルームになっていました。３６０度取り囲むように設置された多くのカメラ。女子プロのスイングを測定してますね。

プロの体には、いたるところに何かが取り付けられています。

その様子を真剣な表情で確認しているのは、ＰＲＧＲサイエンスフィット直営統括部の宮川部長です。

後ろに回りこんでこっそり画面を覗き込むと、、、

やっぱりわかりません！（これが何を表しているのか、判明するのは３ヵ月後となります。）

■東京　新橋

プロギア社内の謀会議室で宮川部長と恒例の打ち合わせです。

『ということで宮川さん、第４部も無事（強引）に終了しました。次のサイエンスフィット日記の目玉はどうしましょうか？』

『そうだね。ＫとＦは日経カップ残念だったね。凄く良くなっているんだけど、あと一歩だな。今取り組んでいるレベル別レッスンは続けて、しっかりとスイングの壁をひとつずつ越えていくことが大事。あとはショートゲームのレベルアップや状況別のショット、コースマネジメントなんかにも取り組んでいかないとね。』

『でも何といっても、スイングの土台をしっかり作っていかないとな。そこで今度導入した新解析器、Ｓｗｉｎｇ　Ｓｃａｎ（スイングスキャン）が凄い効果を発揮すると思うよ。』

『スイングスキャン！？もしかしてそれが高知で見たあの機械のことですか？そういえば銀座ＥＸにもこの前、設置してましたよね？』

『そう。あの機械の正体は、ＰＲＧＲオリジナルのモーションキャプチャシステムなんだ。いままでのモーションキャプチャでは見えなかった部分をより詳細にライブで可視化、データ収集できるんだ。実はＰＲＧＲレディスでは、女子プロのデータ収集を秘密裏におこなってたんだよね。』

『それがあればゴルフが上手くなるんですか？』

『なる！あとは本人次第。』

若干の逃げ道を残しつつ、断言していただきました。

新サイエンスフィット日記では、新しいモーションキャプチャシステム『Ｓｗｉｎｇ　Ｓｃａｎ』を使ってゴルフレベル上達を目指すゴルファーの姿を追いかけて行きたいと思います。モデルは引き続き、レベル１からレベル５までの従来のメンバーに協力してもらいます。そしてモデルにはサイエンスフィットだけでなく、さまざまな競技、イベントなどにも積極的にチャレンジしてもらう予定です。

新サイエンスフィット日記のテーマはずばり、”ゴルフを楽しむ！”です。ゴルフをしていると嬉しいことだけじゃなく、ツライことや苦しいことも多いけど、それらもひっくるめてゴルフをとことん真剣に楽しむ。そしてひとりでも多くのゴルファーに笑顔を作り出していきたいと思います。（それをイメージしたちょっとバカっぽい背景にしてみました。いっぱい叩いて落ち込むＫ君もこのフレームの中にいるとボケているようにしか見えないはずです）

どうぞご期待ください。

さっそく次回は進化したサイエンスフィット、『Ｓｗｉｎｇ　Ｓｃａｎ』の詳細を探ってみます！

つづく