熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。
PRGRで販促を担当しております、Nです。
ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、新サイエンスフィット日記。
今回はレッスンスタジオを飛び出して、ゴルフ場でのイベントに来ております。
■埼玉県 鳩山町
お伺いしたのは埼玉県の石坂ゴルフ倶楽部。先日女子プロゴルフトーナメントもおこなわれた、フラットでありながら戦略性に富んだ丘陵コースです。ちなみにクラブハウスがすごく豪華で緊張しちゃいます。
今日はここで楽天SGCとコラボしたイベントを実施します。ちなみに楽天SGCとは、普段なかなかプレーできない憧れの名門ゴルフ場でラウンドができたり、競技会やイベントに参加できるという、ゴルフ好きが集まる有料会員組織です。
そしてこのイベントで、PRGRのイベントリーダーとして活躍しているのが、、、
サイエンスフィット日記メンバー。スイングレベル1の初心者ゴルファーT君です。
スイングレベルは初心者クラスかもしれませんが、イベント運営の達人として、参加者の皆さまに楽しんでいただきつつ、安全にも目を光らせるその道のプロフェショナルです。
PRGRイベントチームは、スポニチゴルファーズ倶楽部のコンペに参加した皆様を対象に、エアーコンポ試着会やPRGRパター試打会、
最新PRGRクラブ試打会をおこなっております。
スイングレベルはさておき、お客様に最適なクラブをご提案する能力に長けているT君。エアーコンポを着込みながら、4兄弟になった”ギリギリRSシリーズ”をおすすめしています。
ちなみにドライビングレンジの隣にあるパッティンググリーンが何やらやけに盛り上がっています。
何をやっているんでしょう。気になるので、ちょっと見に行ってみましょう。
カリスマコーチ登場!
人だかりの中心にいたのは、、、
あっ!?
この人は!
ツアープロコーチ、内藤雄士さんです。
数々のプロゴルファーとコーチング契約をおこない、マスターズをはじめとするメジャー大会にも帯同してきた日本のツアープロコーチの草分け的存在です。ツアープロへのコーチング以外にも、自身が主宰するスクール、ゴルフ雑誌でのレッスン記事、ゴルフネットワークでのPGAツアー解説などでもお馴染みのカリスマコーチです。
実は内藤コーチとPRGRとの関係は非常に古くて、内藤コーチが中学生だった頃から現在まで、その関係は実に30年以上に及ぶのです。
そんな内藤コーチのワンポイントアドバイスを受けるために、コンペ参加者の長い行列ができています。どんなレッスンをしているのでしょう?
なんとプロゴルファーがツアー会場に持ち込むことでお馴染みの弾道解析器、”トラックマン”がセットされています!
トラックマンはドライバーショットの弾道、ヘッド挙動を計測するものだと思ってましたが、パッティング解析でも使用できるようです。ボールの打ち出し方向、距離などはもちろん、インパクト後にボールが宙を浮いている距離、インパクト後のスピード減速率などの数値も計測できるようです。
トラックマンでの計測結果をもとに、内藤コーチがひとりずつワンポイントアドバイスをおこない、パッティングを修正してくれます。レッスン後に驚くほど方向性が良くなり、参加者のみなさんも喜んでいます。
球拾いをしながら、内藤コーチのレッスンの内容が気になって気になって、気になって仕方ないT君。
アマチュアゴルファーの皆さんは、まずアドレスでしっかり目標に向かって立てていない人が多いようです。また、右手の手先で余計な動きをしてしまって方向性を狂わす人が多いようなので、手のひら全体でグリップするようにして手首の動きを抑えるように。とワンポイントレッスンをおこなう内藤コーチ。
その模様を真剣に見つめるT君。ソワソワしだしました。
見よう見マネでアドレスしてみるT君。その姿は”巨大な黒マリモ”といった感じでしょうか。
そうして大好評のうちに、2時間あまりのパターレッスン会は終了時間となりました。
『内藤コーチ、お客様も引けて雨も降ってきましたので、そろそろクラブハウスに引き上げましょうか。』
撤収しようとする内藤コーチを見つめるT君。
その時、
『す、すいません。ちょっと僕のパッティングも見てもらえませんか?』
掟を破る、スタッフからのちょっと待ったコール!はたして内藤コーチの反応は!?
カリスマコーチのパッティングレッスン
『ああ、いいですよ!どうぞ打ってみてください。』
めっちゃあっさりOKいただきました。なんて気さくで良い人なんでしょう。
※慌てて帰り支度を止める内藤コーチ、すいません!
どうしてもやりたかったT君のパッティングレッスン。5メートルのストレートラインをパッティングします。
さぁ緊張のパットは、、、
ビビって1.5メートルショート!3パット確定です。
続けて数球パットするT君。
T君のパッティングの計測結果が出て来ました。
『うん、聞いていた通りの見事な初心者パットですね!でも変なクセも無いし、すぐ良くなりますよ。』
『まず打ち出しで2度右にボールが出ています。あとは、インパクト時とその直後のボールスピードの減少率ですが、35%くらい落ちているので、30%くらいにして転がりを良くしたいですね。』
『よく聞く、”転がりの良さ”って何なんでしょうか?強く打てばボールは転がるんじゃないんですか?』
『”転がりの良さ”とは、ボールが転がるスピードというより、回転の質ですね。きれいな順回転で転がると、ボールは真っ直ぐ伸びて行って、カップに吸い込まれやすいです。逆に転がりが悪いと、思ったより転がらないだけじゃなくて、芝目やカップ付近の傾斜の影響を受けやすく、カップに蹴られやすいんです。』
初心者ゴルファーにもわかりやすく説明してくれる内藤コーチ。T君のパッティングの課題がちょっと見えてきました。
さっそく、課題を修正するためのレッスンをおこなう内藤コーチ。まずは右に飛び出してしまっていたボール。これは単純にアドレスでの肩のラインが右を向いていることが原因でした。
『自然と右を向いてしまうのは、スライスが持ち球の人に多いですね。スタンスはカップ方向を向いて、肩のラインもカップ方向に。もしくはちょっと左を向いたら、よりスムーズにカップ方向にヘッドを出しやすくなりますよ。』
『あとはもうちょっと右手で距離感を出していきたいですね。まずグリップですが、手のひらの生命線に沿って握ってみましょう。』
そして片手でボールを打ってみます。
片手のほうがむしろスムーズにボールが転がっていますね。
『片手だと手首を使いづらいから、腕全体で振る感じがわかります。ゆったり同じリズムで振れますね。』
そして左手のグリップを教わります。
『Tさんの場合は、右手の感性が良いから左手はあまりパッティングの邪魔をしないようにしましょう。肩から手首までを固定して肩でストロークできるようにしましょう。』
だんだん雰囲気が出て来ました。
『あとはなるべく頭を動かさないように。頭が左右に動くと、しっかりボールにヒットできなくなります。』
というようなレッスンを受けた結果、
方向性、距離感がずいぶん安定してきました。
レッスンを受けた後のトラックマン計測結果を見てみると、、、
右への飛び出しが抑えられ、ボールの転がりも改善されています。
赤く囲った部分は、ざっくり言うとパッティングの点数です(100点満点)。それまで70点以下だったものが、80点を超えるレベルになっています。
『初心者のアマチュアもプロも、スコアを伸ばすにはパット数をいかに減らせるかですから、パット練習は大事です。自宅でもできますから、ゴルフのスコアアップを目指すなら、毎日パッティング練習することをおすすめします。』
『初めてちゃんとしたパッティングレッスンを受けました。しかも内藤コーチに直接レッスンしてもらえるなんて、最高です!これからは家でもしっかり練習します。』
実はゴルフネットワークのヘビー視聴者であるT君にとっては忘れられない経験となったようです。
『いやぁ、内藤コーチに直接レッスンしてもらうなんて、うらやましいな。ところで、ショットの方はどうなの?手打ちから脱却して、そろそろレベル2にあがった?』
『あの、、、それがここ1ヶ月ほどイベントや新商品の準備やらでバタバタしてまして、気がついたらレッスンをずっとお休みしてる状態でして。。。』
パッティングレベルは急上昇しながらも、レッスンをサボりまくっているT君。はたしてスイングはどうなっているのでしょうか?ちょっと気になるので、次回はT君のラウンドに付き添ってみたいと思います。
つづく