熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。
PRGRで販促を担当しております、Nです。
ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、新サイエンスフィット日記。
ゴルフの上達を願ってひたすら努力を続けるサイエンスフィット日記メンバー。今日もまた、ひとりの悩める男がゴルファーの駆け込み寺にやってきました。
その門をくぐるのは、、、
サイエンスフィット日記メンバー、スイングレベル2、なかなか安定して100が切れないM君です。
※貫禄十分のM君。マイキャディバッグはプロモデルではなく、カジュアルな軽量STANDARD MODELをチョイス。あえてヘッドカバーは色違いにするというこだわり。
そんなM君が駆け込んだのは、
悩めるゴルファーに向けた(プロギア的には)巨大複合施設、『PRGR TOKYO-HUB』です。都営地下鉄大江戸線落合南長崎駅直結の複合施設”アイテラス落合南長崎”の4階の入る同店は、駐車場も完備しています。今回、M君はどんな悩みを抱えてTOKYO-HUBを訪れたのでしょう。
アプローチ虎の穴、ふたたび。
■東京都・豊島区
前回、アプローチが壊滅的に下手だったサイエンスフィット日記メンバーK君が受講した、『ショートゲームティーチングコース』が大人気のPRGR TOKYO-HUB。
ここを訪れるということはM君も、、、
『はい。今までアプローチは得意だったはずなのですが、最近上手く行かなくなってきて。。。何が原因なのか、長井さんに解析してもらいたいと思います。』
社会人になってから始めたのでゴルフ歴はまだ3年。アプローチが上手かったので大崩れをしないゴルフが特徴だったのですが、アプローチの不調とともに、ゴルフも絶不調に突入しているようです。
今回ショートゲームレッスンを担当するのは、M君からのラブコールを受けたPRGRサイエンスフィットインストラクター長井コーチです。
ゴルフの強豪大学を卒業しツアープロを目指すも、アプローチで病気を発症して断念。アプローチに悩むゴルファーの心を誰よりも知る男なのです。
以前、M君にショートコースを使ったラウンドレッスンを実施してもらいましたが、それ以来M君はゴルフで悩んだら長井コーチに相談しているようです。
不調の原因を解析
アプローチ解析は、専用の測定器を使用しておこないます。この測定器が設置されているのはプロギアの直営スタジオの中でもPRGR TOKYO-HUBとPRGR NAGOYAのみです。
実際にM君のアプローチショットを測定してみます。
お~良い感じ。不調とは言うものの、アプローチはスイングレベル3のK君より上手そうです。
『すいません。ちょっと休憩させてください、』
※アプローチを3球打っただけで汗が止まらないM君。クールな雰囲気と裏腹に、彼の体は熱く燃えているのです。
『うん、いいね。体と腕が同調して、リズムも良い。でも解析結果を見るとちょっと気になる部分があるね。』
アプローチ解析器での測定結果がこちら。インパクト前後のヘッド挙動を精密に測定した結果が数値で表示されるのです。
『M君の解析結果で注目したいのは、インパクトのライ角度ですね。アドレス時より10度フラットになっています。』
『これは、インサイドアウト軌道が強くなっているということ。これだとボールの手前にヘッドが落ちて、ダフりやすくなります。本当はアドレス時のライ角をキープしてインパクトしたいですね。』
※赤いラインがアドレス時のライ角。青いラインがインパクト時のライ角。インパクト時はシャフトが寝て、ヘッドのトゥ側が浮いています。
『そうなんです。よくダフるから、ボールをなるべく右足寄りにセットするようにしています。』
それでもダフっちゃうから、もう少し右足寄りにボールを置いて、、、でもダフるからもう少し右足に。。。を繰り返した結果のM君のアドレスがこちら。
『右足寄り。というより、ボールの位置が右ポケットの横になってるよ。』
ダフるのが嫌でボールを右足寄りに置き続けた結果、気が付けば体がどんどん左に回転していたM君。ターゲットに対して、アドレスでの肩のラインは真左を向いています。
インサイドアウト軌道でスイングすると、フォローではヘッドはターゲットの右方向へ抜けていきます。M君が安定してアプローチを成功させるためには、アドレスとスイング軌道を修正したほうが良さそうです。
※M君のアプローチショットのイメージを伝える長井コーチ。インサイドアウト軌道だと、ボールの手前がスイング軌道の最下点となるので、ダフりやすくなります。
まずはアドレスを修正。ちょっとボールに近づく分、低くなりすぎていた手の位置もやや高くなります。
修正したアドレスがこちら。
肩のラインがターゲットを向き、ボールとスタンスの距離を近づけることによりシャフトが立っています。
アドレスでのシャフト上に引いた赤いラインの内側にテークバックしないように気をつけて練習するM君。
この打ち方で、5メートル先のカゴに向かってアプローチしてみます。
スコスコ入ってる!
再度ヘッド挙動を測定すると、インパクトライ角が先ほどより約7度アップライトになっています。アドレス時のライ角を再現することにより、アプローチショットの方向性と安定性が格段に上がりました。
フォローでのシャフトの向きにも注目してみます。[BEFORE]はフェースが左を向いていますが、[AFTER]はターゲット方向を向いています。このフォローの形がいわゆるラインを出す打ち方で、方向性が格段に良くなるのです。
ツアープロのトーナメント会場での練習風景と比べてみても、、、同じ形です!
『知らず知らずのうちにアドレスがおかしくなってましたが、直してもらったら驚くほど簡単にアプローチが決まります。楽しいです!』
『良かったね。アプローチが良くなれば、ゴルフの調子も良くなるよ。』
『はい、ゴルフに早く行きたいです。あと、もうひとつ教えて欲しいことがあるんですが、、、』
『まだ、あるんかい!』
ヘビーラフからの必殺アプローチ!
M君のアプローチお悩み相談室。2時限目。
『この前ゴルフに行ったら、グリーン周りのラフが凄くて、、、打ち方がわかりませんでした。というか、ラフ用の打ち方とかあるんですか?』
確かに夏場のラフは手強いですよね。どのような打ち方をすれば良いのかわかりません。
教えて!長井コーチ。
『はい、完全にボールが見えてるくらいのラフならいつも通りの打ち方で良いんですが、ボールがスッポリと埋まるようなラフや逆目だとちょっと打ち方を変えた方が良いですね。深いラフだとヘッドが抜けづらいし、ネックにラフがからまってフェースが左を向くので、ボールが左に飛び出したりします。』
『まずアドレスではさっきとは逆でちょっとスタンスとボールの距離を離して、シャフトを寝かせます。そしてフェースをちょっと開いて、手を使わずに体の回転で左に振りぬいてください。右腕は脇腹から離さないくらいの意識で、フェースを閉じずにソールででラフを刈り取るイメージですね。こんな感じで。』
そんな簡単にいくのか知りませんが、さっそくラフマットから打ってみるM君。
驚くくらい、スパッとヘッドが抜けて、ボールはふわりとラフから脱出します。
『うわっ!めちゃくちゃ気持ちよく脱出できます。』
『球を上げようとしたり、手打ちになったりすると、トップやシャンクになるので、あくまでも体の回転でゆっくり、ボールの下にヘッドを入れるイメージで打ってみて。』
『ありがとうございます。今度のゴルフの際に試してみます。あとは、左足下がりのアプローチがちょっと不安なんですが、、、』
『まだあるんか!』
左足下がりのアプローチについてもしっかり教えてくれる長井コーチ。3時限目に突入です。
基本のアプローチとスタンスは変えず、ボールの位置を通常よりちょっと右足寄りにして、フォローを低く出すのがコツのようです。
動画、解析データを確認するM君と長井コーチ。”アプローチはとにかく練習と、強い精神力と根性だ!”というご意見もありますが、データ解析の力を借りてまずは正しいアドレスを取り、自分が一番確実に打てる基本アプローチショットを身に付けて、自信をつけていく。と言うのが、地獄を見てきた長井コーチ曰く、苦手なアプローチを克服する秘訣のようです。
こうしてちょうど50分が経過し、ショートゲーム・ティーチングコースが終了しました。不安が解消されたM君の顔にも自信が戻ってきています。
100切りゴルファーの祭典へ!
『お疲れ様でした。これで僕も安定して100が切れそうです!』
『・・・そうかな?俺はそうは思わないな。100切りってのはそんな簡単なものじゃないよ。多くのゴルファーに立ちはだかる最初の巨大な壁で、これをクリアできないままゴルフをやめてしまう人もすごく多いんだ。そんな100切りを達成するために、君に欠けているものが何かわかるかい?』
『経験、、、か、ドライバーの精度でしょうか?』
『否。ずばり、100切りを目指す同志だな。サイエンスフィット日記はレベル別にメンバーを立てているから、同じ課題達成に向かって切磋琢磨するライバルがいないんだよな。ということで、本気で100切りを目指すM君におススメのイベントにエントリーしておいたから。ぜひ、100切りを達成して見せてくれ!』
100を切りたい。そんなM君におすすめする、とっておきのイベントはコレ!
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ゴルフネットワークホープページより転載
ゴルフネットワークが主催する人気イベント、『100切り選手権』です。
スコア100を切るために全国から多くのゴルファーが集結して歓喜し、涙を流す。12年もの歴史を誇る100切りゴルファーにとっての一大イベントで、日本ゴルフ協会ルールに則った、歴とした競技です。
『え!本当ですか!?はじめての競技ですが、大丈夫でしょうか。ゴルフのルールが良くわかりません。』
M君にとってはじめての競技出場。心の準備はできていないかもしれませんが、いつかは通る道。同じ目的を持った仲間とぜひ目標達成してもらいましょう。次回は100切り選手権に出場し、大人の階段を昇るM君を徹底的にレポートしたいと思います。お楽しみに!
つづく
Mさん!頑張れ!アプローチ凄く変わったね!
でもそんなに汗かきで、ゴルフは大丈夫?
JALさん
コメントありがとうございます!スコアアップにはアプローチのレベルアップが大事ですね。汗かきのM君にとって6月~9月は地獄で、実はスコアどころではありません(∩_∩)