熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。
PRGRで販促を担当しております、Nです。
ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、新サイエンスフィット日記。
【注】今回上記メンバーはちょっとだけ登場します
企業対抗ゴルフ競技の最高峰・日経カップの代表選手による、筑波カントリークラブでの練習ラウンド。代表選手6人中試合に出れるのは4名。この4名をこの練習ラウンドでのスコアで決定します。
私はサイエンスフィット日記メンバーのK君を倒して代表選手となったS先輩を、後半も引き続き追いかけたいと思います。
※前半51を打って蚊帳の外のS先輩を取り囲み励ます仲間たち。
後半9ホール、スタート。
さぁ、(一人を除いて)大混戦の日経カップ出場選手決定ラウンド。2位から5位のスコア差は2打差。1ホールで逆転する可能性のあるスコア差です。
1組目、まずは前半を37の好スコアでまわったエースY選手から。
左のOBを嫌がって、やや右に飛び出してラフ。
続いては前半43のY山選手。
これも右。
そして前半42のNキャプテン。
これまた右の林。やはり左のOBがかなりのプレッシャーのようです。朝イチに比べて、やや硬さの残るティーショットでスタートして行った1組目。
その姿を見送りながら、
この男がティーイングエリアに姿を現しました。
現在トップと14打差。日経カップ出場資格のある4位とは8打差で単独最下位のS先輩。だが、これが勝負を諦めた男の目でしょうか?
稀代の勝負師S先輩の今日の目標は、上位4人に食い込むこと。スコアではありません。前半のスコアはあくまでも味方を油断させるためのものだとしたら、もしかして、、、
オナーは飛ばし屋Y田選手。前半は43で4位タイ。出場選手圏内ですが予断を許しません。そのY選手のティーショットは右!飛ばし屋にとって左のOBはかなりのプレッシャーなのです。
続いて前半41で現在単独2位のレジェンドM選手は、フェアウェイど真ん中にナイスショット。緊張感を一切感じさせないところがM選手の凄さです。
最後にS先輩のティショット。前半はひたすら右に飛び出すティーショットに大変苦労してましたが、はたして。
バシイィ!!
しっかりフェースを返しながら、左肘を抜いて振りきった打球は、、、
左の林に一直線!!
S先輩の目から光が抜け落ちました。
が、これは木に当たって林の中で止まっていました。このホールは何とか3オン2パットのボギーで耐えました。
白昼の惨劇
続くロングホールは右が池で左がOBというホール。どちらにも飛んでいく今日のS先輩にとっては、地獄のようなホールです。
やや右狙いで腕の回旋を意識しながら、合わせたショットは、、、
右に飛び出して、、、
池です。
表情を歪めるS先輩。
悔しそうに池を見ながら、水が無いから打てないか考えるS先輩(キャディさんに止められて実現せず)。
―だが、これは悲劇の序章に過ぎなかった―
シャキーン!
池の横から打った第3打は、シャンクして右の林へ。
バシ、コーーン!
4打目は林の中から脱出を試みるも、木に当たって脱出できず。
『うわぁ、やっちゃってますね、Sさん』
『そうだなぁ、はまっとるね。流れの悪いときはあるんだよ。こういうときはどれだけ我慢できるかだな~。』
5打目で何とかフェアウェイへ出して、
グリーンまで残り280ヤードの6打目は、、、
カスッ
引っかけチョロで、クロスバンカーに。
ポキ。
S先輩の中で何かが折れた音がはっきりと聞こえました。
と、突然。
『あー!!もう、ふざけんなよ。むかつくなぁ!!!』
そして、
『もう、撮影もやめてくれ!』
我慢できなくなってしまったS先輩は、ここでまさかの撮影拒否。残念ですが、無断撮影はできませんので、ここからはS先輩の画像は無しでお届けさせていただきます。
7打目バンカーからなんとか脱出するS先輩。
※都合により画像がございません。
8打目、残り110ヤードをなんとかグリーンオン。
※都合により画像がございません。
かたやレジェンドM選手は、2メートルのバーディパットをカップイン。
2パットでカップに沈めたS先輩のスコアは10。抜け殻のような姿でグリーンを後にします。
※都合により画像がございません。
これで、S先輩の今年の夏は完全に終了しました。策略家のS先輩のことですから、後半もしや。と思いましたが、ここで完全に終了です。
ベテランの苦悩
とはいえ、練習ラウンドはまだまだ続きます。
オナーのレジェンドM選手のティーショットは珍しく左に。
後半に入り、やや疲労の色が見えてきました。真夏の歩きラウンドはベテランゴルファーの体力を奪っていきます。
続く、飛ばし屋Y田選手のティーショット。
これは右にプッシュアウト。
豪快なティーショットが持ち味のY田選手ですが、ちょっと曲がったらトラブルになる確率も高いという、飛ばし屋特有の悩みがあります。曲げてはいけない緊張する場面では、そのプレッシャーも人一倍となります。
そんなプレッシャーと戦うY田選手のアイアンショット。
おわかりいただけるだろうか。
球を上げず、低い球でラインを出してなんとかフェアウェイにボールを置きたい。という気持ちが前面に出たスイングです。
ゴルフでは過去の経験と記憶が武器になる場合と足かせになる場合がありますが、ベテランであればあるほど過去のマイナスイメージがフェアウェイを狭くさせ、スイングも小さくさせてしまうものです。このスイングを見て心が痛くなったあなたは、経験豊富な立派なゴルファーだと思います。
振り幅を抑えたパンチショットでアプローチするY田選手。
ティーショットを曲げ、アイアンでグリーン付近に運び、アプローチを何とか寄せる。という普段と異なるゴルフを強いられるY田選手。まるで我慢比べ大会です。
嫌な距離のパッティングを、中尺パターで慎重に沈めるY田選手。
なんとか耐えながらホールを進んでいきます。競技ゴルフならではの苦しいゴルフですが、この苦しさが競技ゴルフの醍醐味でもあります。
そんなひたむきに戦うY田選手の姿を見て、S先輩の心境にも変化が生じてきたようです。
『凄いなYさん、耐えてるな。俺も撮影なんか気にしないで、真剣にゴルフを楽しまないとダメだな。』
『と、言うことは!?』
『いいよ。別に撮影しても。さっきは悪かったね、自分で自分に腹が立って頭に血が昇っちゃったみたいで、空気悪くしてごめんな。』
S先輩のお許しが出ました!冷静になって生まれ変わったS先輩の再登場です。
セカンドショットで、グリーンエッジまで運んだボールを。
パターで40センチに寄せて、後半初のパーをゲット!
『やった!Sさん、ナイスパー!!』
『やった!やっと来た。やっぱりゴルフは楽しくラウンドしなきゃな。』
S先輩に笑顔が戻ってきました。1日ゴルフをしていればトラブルや嫌なこともありますが、それも含めていかに楽しめるかが大事、ということをあらためて思い知りました。
続くホールは距離のあるショートホール。
ここでもS先輩のティーショットは右にすっぽ抜けて、
林の中へ。
またまたトラブルです。
このピンチから、
ピン横まで2メートルにつける奇跡のリカバリーショットが炸裂!
これを、
沈めて、2ホール連続のパー!
『むしゃくしゃしてキレている時は良いことがなかったのに、気持ちを切り替えたら途端にパーが続いてきた。ゴルフって本当に不思議だよな。神様に見られている感じだよ。』
と、トラブルの際にみつけた林の中のお社に立ち寄り、お礼と願掛けをするS先輩。
先ほどまでの邪悪な顔つきから、戦う男の顔に戻りました。
時すでに遅しかもしれませんが、最後まで戦い抜きます。
プロギアチーム応援団
いよいよ最終ホール。みなスローガン通り笑顔になっています。
まずはレジェンドM選手のドライバーショット。
疲労はあるものの、軽やかなステップでフェアウェイ真ん中へ。
そして出場当落線上にいるY田選手。
飛ばし屋が飛ばさない難しさ。左を避けて右のバンカーです。
最後にS先輩。
多少曲がっているものの、問題ありません。
ゴールに向かって歩く、選手たち。抜けるような夏の青空がとにかく気持ちいい!
と、日経カップ選手が最終ホールをラウンドする頃、クラブハウスにある男の姿が。
最終9番ホールのグリーン脇に移動した男性。見覚えのある後姿です。
と、思ったらもう1人増えました!これは、そう。
日経カップ代表選手選考会で、同スコアながら涙をのんだ、サイエンスフィット日記メンバーのK君と、日経カップPRGRチームの初代応援団長Kさんです。
KさんはK君がPRGRに入社した当初から公私ともに面倒を見てきた、言わばK君の東京の親代わり的存在なのです。
ともに営業担当エリアが茨城なので、営業途中に筑波カントリークラブへ選手の応援で立ち寄ってくれたのでした。いまここにKKコンビから成る、今年度の日経カップ・プロギアチーム応援団(団員数2名)が結成されました!
応援団がグリーンサイドで待ち構える中、選手も最後の力を振り絞ってピンを狙います。
フェアウェイど真ん中から。
ラフから。
バンカーから。
2人が待つグリーンに向って、代表選手として最高のショットを見せ付けたいところです。
『Sさ~ん、がんばれー!』
代表落ちして悔しい思いをしたK君が、大声でS先輩を応援します。なんと美しい光景でしょう。
この声援を受けて、わずかにグリーンを外したS先輩が、チップインバーディーを狙いにいきます。
チャクッ。
う~ん、どうやらS先輩は見られたり、応援されたりするのに弱いタイプかもしれません。アプローチをチャックリしたS先輩の最終ホールはボギー。
ホールアウトした選手たちを応援団がを労います。暑さでヘトヘトの選手たちも応援の声で元気が回復しました。
思うような結果が出せなかったS先輩も、後輩の応援に照れながら応えます。
日経カップの練習ラウンドが終了。
熱い戦いに終止符が打たれました。さぁ、レストランで結果発表です!
日経カップ出場選手発表
沈痛な面持ちで結果を待つ選手と応援団。
『選手のみなさん、お疲れ様です。近年稀に見る接戦でしたが、結果がでましたので発表します。上位4名が日経カップ本戦に出場いただきますので、よろしくお願いいたします。』
『1位、Y選手。スコア75』
さすがエースです。前回の選考会では本人的には今ひとつの
『2位、M選手。スコア81』
ちょっと球が曲がったホールがあってスコア
『3位、Nキャプテン。スコア87』
3位争いの激戦を制したのは笑顔でプレーしたNキャプテン
『そして、4位』
試合に出れる最後のメンバー。S先輩がどうしても欲しかったポジションです。
『Y田選手です。スコア88』
苦しみながら何とかY田選手が2年ぶりに出場権を獲得しました。数々のトラウマを乗り越えて、
そして選考会では3位だったY山選手は筑波カントリーのフルバック7000ヤードに力尽きてスコア90。
数々の苦難で我を失いながらも、何とかカムバックした
スコアを聞いて、急に上から目線で慰めてきたK君と、呆然自失のS先輩。
こうして、代表選手選考会、練習ラウンドを経て、日経カップの出場メンバーが決まりました。
その昔は決勝大会で上位を争う実力を誇ったプロギアチームも、ここ7年ほどは予選通過が出来ていません。このメンバーでこの状況を打破できるのか!?
あくまでもチャレンジャーとして望む今年の日経カップ。予選突破はかなり高い壁となっておりますが、彼らのスローガン”笑顔でゴルフを真剣に楽しむ”は実現できるのか?次回からは、日経カップ予選大会に挑戦する模様をお届けしたいと思います。プロギアチームの活躍にどうぞご期待ください!
声を出して大笑いしました。嫁さん(関西)「何みてんの?」私「ゴルフのブログ」嫁さん「ああ、あれね」。と中身の濃い会話となりました。
しまりすさん
コメントありがとうございます。奥様との会話で”アレ”認定していただき、うれしい限りです(^O^)
今日、試打会で主役のKさんに会いました!ちょっと芸能人に会った気分で嬉しかったです。
最新ブログにコメントしたかったのですが、Kさん登場するか不安でしたが、最後出てきて良かったです笑
小林カケルさん
コメント、試打会ご参加ありがとうございます!会いにいけるアイドル。いや、こっちから会いに行くアイドル目指して頑張ります。PRGR試打会スケジュールをご確認いただけましたら、どこかの会場に必ずサイエンスフィット日記メンバーがおりますので~(^O^)