熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。
PRGRで販促を担当しております、Nです。
ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、新サイエンスフィット日記。
おじさんたちの甲子園、日経カップ企業対抗ゴルフの予選も後半9ホールを残すのみ。
ちょっと叩いちゃった選手に対しても、悲壮感など微塵も感じさせず盛り上がるPRGR応援団。(日経カップ会場はアルコール禁止です。決して酔っ払ってません)
今年のテーマである”笑顔で真剣にゴルフを楽しむ”はクリアできていますが、もうひとつどうしても叶えたいのが、悲願の決勝大会進出です。
前半を終えたPRGRチームの順位はなんと3位!
が、これは1組目スタートのPRGRチームならではの早い段階での順位だったらしく、実際には前半は36チーム中11位での折り返しとなりました。
日経カップは年々レベルが上がって、今年は予選日程が4回から5回になり更に決勝大会への道が狭き門となっておりますが、この時点で黄色信号が赤くなりかけています。PRGRチームの戦略担当マネージャーS先輩の掲げる目標スコアは、トータル25オーバーの241ストローク。なんとか後半巻き返して予選通過を果たしたいところです。
※前半チーム内3番目のスコアのY田選手(右)と、4番目のスコアのN田キャプテン(左)。軽食をつまみながら、後半の対策を話し合っています。
さぁ、いよいよ後半がスタートします!
灼熱の戦い
外では太陽光がさらにその出力をあげ、選手、ギャラリーに容赦なく襲いかかってきます。
ゴルフ場備え付けの熱中症指数計は【危険・外出を控える】を指し示しています。
それでも僕らには、お外に出ないといけない理由があるんです。
そんな環境下で、
威力を発揮するのが、、
暑さ対策ウェア、エアーコンポである。
最強のシールドを手にしたPRGRチーム応援団。
気温が35度を超えるなか、PRGRチーム応援団は新たなる装備をまとい、風量MAXで灼熱のフィールドに涼しい顔で飛び出していきました!
ただでさえむさ苦しかった集団が、マッチョに変身してさらに存在感が増しています。他社チームの皆さまにとっては異様な存在だったに違いありません。
『おー、いいねぇ。コレ着たことないから、ちょっと着させてや。』
応援団の姿を見たレジェンドM選手が興味津々でエアーコンポを試着。初めての体験にテンションがあがっています。
『おおおー、これええね!涼しいわ~。』
エアーコンポを着用しながら、パッティング練習を始めるM選手。よっぽど気に入ったようです。
『ええわ~。後半はコレ着てラウンドしようかな。』
気になったものはすぐ試したくなっちゃうのがM選手の性分です。昨年の日経カップでは、ぶっつけ本番で新しいシャフトをドライバーに挿してスコアメイクに四苦八苦してました。
ライバルの輝き
PRGRチームのスタートホールの隣では、他社チームが前半の最終ホールをプレーしています。
と、突然K君が、
『ちょ、ちょっとNさん!あれ見てください。Oちゃんですよ。』
『え!?ホントだ。今年も選手で出てたんだな。凄いな!』
なんと隣のホールをラウンドしていたのは、元プロギア社員でK君と同期入社のOさんでした。
本格競技ゴルファーのOさんは現在アパレルメーカーに勤めているのですが、おじさんたちが集う日経カップに女性として唯一参加している大会注目の選手なのです。
※K君にとって雲の上の存在であり、心のライバルであるOさん。新入社員当時、二人の間のスコア差は80くらいありましたが、いまは16くらいまで縮まりました。
会社の代表として、おじさんたちの中で必死に戦うOさんに心の底から声援を送るK君。
ちなみにOさん、PRGRチームのおじさんたちが必死のパッチでなんとかボギーを取っていたこのホールは、セカンドショットをカップまで20センチにつけて圧巻のタップインバーディー!
その様子を見ていたPRGRチーム応援団も大声援でOさんを出迎えます。
『Oちゃん、ナイスバーディー!凄いね!!ちなみに前半のスコアはいくつだったの?』
『なんとか39で耐えたけど、暑いし、長いし大変だよ~!』
げげ!男性と同じチャンピオンティからまわって39!ちなみに女子プロトーナメントでさえ6400ヤード前後なのに、今日は7000ヤードあります。
『Kくん、ブログ見てるよ!最近30台でラウンドできて凄いじゃん!またゴルフ行こうね~。』
※爽やかにクラブハウスに消えていくOさん。
Oさんを見送りながら、同じフィールドで戦えていない自分の不甲斐なさに臍を噛むK君。
悔しさのなかにも、来年こそは絶対選手になってやるんだ。という強い意志を感じます。
後半9ホールの激闘
さぁ、PRGRチーム後半のスタートです。1番ホールには、M選手、Y田選手のベテランコンビが登場。
まずは、前半を39とまずまずのスコアでラウンドしたレジェンドM選手。
結局、ぶっつけ本番のエアーコンポ着用は見送ったようですが、
力みの無いスイングで、フェアウェイど真ん中にナイスショット!
元気にスタートしていきました。
続いては、前半チーム3番目のスコアだった飛ばし屋Y田選手。
3人目のスコアが最も重要。ということは十分認識しながら、プレッシャーのなかで放ったショットは、
わざとヒールで打って、左のOBを避けるという超高等テクニックで、右のラフ。ガマンのラウンドのはじまりです。
一方、10番ホールではエースY選手とN田キャプテンの同期入社コンビがスタート。
前半は40と、波に乗れないまま終わってしまったY選手のティーショットは、
流石、フェアウェイ真ん中にナイスショット。
続いて、前半はトラブルに見舞われてスコアを崩してしまったN田キャプテン。
やや左!でもこのホール、左は安全ルートです。N田キャプテンの爆発力に期待しましょう。
ド緊張の選手のティーショットを息を飲んで見守る応援団。
※出来ることなら変わってあげて、32くらいでまわって来たい。と思う、長井インストラクター。
選手がスタートすると、2時間後に最終ホールに姿を表すまで戦況はわかりません。応援団は選手の活躍を祈って、ひたすら待つしかないのです。
※選手の無事を祈って2時間瞑想を続ける、朝4時起きのPRGRチーム総監督、S常務(平均スコア109)
そして2時間後、
1組目の選手があがってきました。
エースY選手です。大応援団に迎えられながら声援に応えます。表情はうかがい知れませんが、かなり疲れている様子。
続くN田キャプテン。笑顔でホールアウトしてますが、悔しさが滲み出ています。
N田キャプテンの同期、S先輩もやさしく手を差し伸べます。
※エアーコンポのおかげで、通常比135%マッチョイケメンになっているS先輩。
試合を終えた選手たち。灼熱の中、ハードセッティングのモンスターコースをラウンドし、疲労困憊です。
PRGRチームは1組目スタートで、結果がわかる最終組のホールアウトまではあと3時間近くあります。出場36チーム中、上位5チームに食い込めるのか!?
続々とホールアウトする他社チームのスコアが速報ボードに張り出されるたびに一喜一憂するPRGRチーム応援団。
祈るような気持ちで静かにその時を待つ、PRGRチーム応援団。
そして、遂にその時がやってきました。
結果発表
戦場カメラマン速報係のM君が応援団のもとへゆっくりとやってきました。
『報告します。結果が出ました。皆さん、速報ボードに来てください!』
速報ボードに集合するPRGRチーム応援団。
え~っと、
ん!?
あれ?
PRGRチーム、251ストロークで、出場36チーム中、17位!!
だいたい真ん中くらいの順位で、7年連続で無念の予選落ちです。
ちなみに選手スコアはこの通り。
前半の挽回を目指すも、残念ながらみんな後半も少しずつスコアを落としてしまいました。ちなみに予選通過ラインは246ストロークで5打足りず。
こうして、今年もおじさんたちの熱く、短い夏は幕を閉じたのでした。
日経カップ・企業対抗選手権への道。
順位確定後、日経カップ企業対抗ゴルフ選手権2019プロジェクトの解散式をおこなうPRGRチーム選手、応援団。
みんなの顔は笑顔で溢れています。もちろん泣きたいくらい悔しいのですが、今年のテーマである”笑顔”を最後までキープすることが、我々に課された最後のミッションなのです。
と、ここで最も活躍したMVPを発表。満場一致で選出された今年のMVPは、この人でした。
そう、我らがS先輩です。
高度な策略で代表選手の座を勝ち取るも、練習ラウンドでやらかしてしまい試合には出れず。ただしサポートメンバーとして宿泊手配、送迎、他社チーム分析と大車輪の活躍を見せるとともに、ブログネタとしても数々の話題を提供していただいたたことが、選手、応援団から高い評価を集めました。
最後に、プロジェクトを統括する総監督(平均スコア109)のS常務からひとこと。
『皆、ご苦労!選手は俺たちの代表としてよく戦ってくれた。胸を張ってくれ。そして応援団のみんな、お盆休みのなか駆けつけてくれて本当にありがとう。涙が出るほどうれしいよ!結果は残念だったけど、俺たちのゴルフに対する思いや愛情はこの会場の皆さんには絶対伝わったよな!どこだって道場。いつだって自分次第だぜ。』
密かに代表入りを狙っていた選考会では、121ストロークを叩いて26打差で代表選手の座を逃がしたS常務。得意のフレーズで締めてくれました。
『ところでさ、予選通過どころか、クジ引き順位も危なかったね。待ってる間、気が気じゃなかったわ。ホント。』
そうなんです。日経カップは参加申し込み企業があまりにも多すぎて、希望する企業がすべて参加出来ている訳では無いのです。予選大会成績の下位10チームは、翌年の大会で申し込み企業が定員数を超える場合、新規申し込み企業との抽選で予選大会出場の座を争うことになるのです。ちなみにあと5打スコアが悪かったら、来年は抽選でした。
■日経カップルール
という訳で、最悪の事態だけは免れたPRGRチーム。予選通過がさらに高い壁になったことを痛感しつつ、来年に向けてこれから新たに動き出します。万が一、来年もサイエンスフィット日記が続いていたら、ぜひまた応援よろしくお願いいたします!
―日経カップ企業対抗ゴルフ2019編 完―
と、帰りがけにスコアボードを凝視する男が。
そう、K君です。
『何、どうしたの?』
『いや、、、やっぱり悔しくて。。。たぶん、今年代表選手になれてたとしても、試合には出れなかっただろうし、万が一出られても、試合の緊張感のなかこのコースでラウンドしたら、絶対100は切れなかったと思います。でも、やっぱり、出たいです。Oちゃんみたいに活躍して、決勝大会に行きたいです。もっともっと練習して、試合経験も積んで、来年こそ実力をつけてここ(筑波カントリークラブ)に帰ってきたいと、あらためて思いました。』
『そうだな、おじさんたちの甲子園だけど、日経カップはおじさんたちだけのものじゃないから、これからは30代のおまえがチームを引っ張っていって欲しいよな。』
『はい!頑張ります。いまサイエンスフィットの新しいシステム”Swing Scan”で新たなスイングづくりに取り組んでいるので、必ず結果を出します。』
今年も応援団として日経カップに参加したK君。眠っていた心に新たな火がつき、体は熱く滾っています。30歳代の若手の旗頭としての責任感も高まっているようです。
が、K君は知らないと思いますが、日経カップにはこんなルールもあるんです。
■日経カップルール
ようするに、日経カップに出場できるのは1チーム4名ですが、30歳代の選手は最大2名までしか参加できないのです。
いま、30歳代で代表選手に手が届くレベルにいるのはK君とF君ですが、PRGRには20歳代にとんでもないモンスターが2匹います。
GDO企業対抗ゴルフ選手権でハーフ33を叩き出した王様U君(左)と、平均飛距離300ヤードの怪物E君(右)です。
松山・石川プロ世代の彼らが30歳を迎えるとき、PRGRチームは真の黄金期を迎えることでしょう。彼らが30歳になった時、に30代半ばのK君はこのふたりに打ち勝てるのか。もしくは押し出されてしまうのか。とにかくこのモンスターたちが光臨するまであと2年。K君が日経カップ代表選手として活躍できるチャンスもあと2年かもしれません。
早急に結果を出していかないといけないK君。さらに修行の日々は続きます!
つづく
来年こそはK君頑張ってください!
ハラダさん
コメントありがとうございます。来年も懲りずに頑張る予定です。このブログが続いていたらぜひ応援よろしくお願いいたします(^O^)
おじさんたち頑張りましたね!
S先輩良い味だしてました。
来年に向けて頑張れS常務!どこだって道場よ
アジさん
コメントありがとうございます。S先輩、S常務ともに試合に出ないおじさんが、いい活躍をしてくれました(^O^)