熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。
PRGRで販促を担当しております、Nです。
ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、新サイエンスフィット日記。
スポーツの秋、ゴルフの秋。今回もまたまたゴルフ場からお届けします。
日本ゴルフ用品協会が主催する『ジャパン ゴルフ インダストリーカップ』。ゴルフ用品業界の発展と活性化を目的に開催される、ゴルフ業界の企業対抗戦。
日本ゴルフ用品協会HPより転載
厳しい社内コンペ予選を勝ち抜いたメンバーで構成されたプロギアチームが、この大会に挑む模様を徹底レポートさせていただきます。(長文注意)
■埼玉県 AM5:00
秋も深まり、さすがに日の出時刻も遅くなっております。
闇夜に現れたこの男。
<フラッシュ・オン!>
そうです。サイエンスフィット日記メンバー、最近スコア90が切れないK君です。
プロギア社内コンペでインダストリーカップへの出場権を惜しくも逃したK君ですが、出場権利を持っていた先輩が仕事の都合でどうしても出場できなくなってしまったとの事で、次点のK君に出場権利が回ってきたのでした。仕事の都合でどうしても出場できなくなってしまったKさん、空気を読んでくれて本当にありがとうございます!
※新入社員当時、長野の実家を出てきたK君の東京での親代わりでもあったKさん(右)。
『Kさんには本当に感謝しかありません。あんな時もこんな時も僕を支えてくれました。まだ東京に来て間もなかったろ、色んなところにも連れて行ってくれました。Kさんに恩返しする意味でも、今日は優勝カップを会社に持ち帰りたいと思います。』
恩師Kさんに報いるため、決意を胸にK君は外環道を西に走るのです。
■埼玉県・日高市 AM6:00
インターチェンジを下りて数分、本日の戦いの舞台『日高カントリークラブ』に到着しました。今年の9月に開催された日本シニアオープンの会場としても記憶に新しい同ゴルフ場。深いラフと、複雑なアンジュレーションの砲台グリーンにシニアプロが苦戦する様子がテレビでも放映されていましたが、開場60年を誇る歴史とナショナルオープンを開催した風格を感じさせてくれます。
もともと2011年の東日本大震災後のゴルフ業界の停滞・自粛ムードを払拭するために始まった同大会。今回も直前に大型台風が関東を直撃し大会の開催さえも危ぶまれましたが、コーススタッフの皆様のおかげで最高のコンディションでコースは見事に復活し、無事開催されることとなりました。
会場一番乗りのK君に続き、プロギアチームの選手が続々と練習場に集結してきました。
サイエンスフィット日記や日経カップ企業対抗ゴルフでに出てくるのは主に営業部門の人間ですが、インダストリーカップのプロギアチームは技術開発、プロ担当、マーケティング企画、など様々な部門の腕自慢が集まる、まさにプロギア・ドリームチームなのです。今回プロギアチームは新ぺリア方式のハンデ戦【アンダーハンデの部】と、ガチ競技の【スクラッチの部】の2部門にエントリーしております。
その中でもひと際良い打球音を響かせていたのが、K君です。
『最近この練習器具、フレループUTERUで練習を続けています。最初は右にばっかり飛んでいたけど今はしっかりつかまった球を打てるようになりました。』
自信満々のK君のアイアンショット。
いつもの様なインパクトでの手の浮き上がりも少なく、ナイスショットを連発しています。これは練習器具の効果が出ているのかもしれません。
『結構調子良いんで、今日こそ70台を狙います。いや、ベスグロ獲って業界内に僕の存在感をアピールしたいですね。』
ゴルフ業界人が集まるこの大会でベスグロを獲ったら、ゴルフ業界No1ということになります。これはすごいことです。
隣の打席ではサイエンスフィット日記メンバーのM君がこれまた練習器具のフレループを使って準備運動をしています。
フレループを振ってスイングを整えてから、
ショット!
フレループと同じくらいボールが左に曲がって行きました。まだフレーループでの振りが足りないんでしょう。
『最近絶好調だな、今日も期待してるよ!』
『がんばります!』
試合独特の緊張に打ち勝つために独特のウォーミングアップを始めるM君。ワールドカップを見て、すっかりラグビーにハマってしまったようです
『何だよそれ、ウケるねww』
M君の真剣な勇者の踊りに腹を抱えて笑うサイエンスフィット日記メンバーのU君。大事な試合の朝なのに緊張感の欠片もありません。
ショットは相変わらず絶好調。
『このゴルフ場は、僕ら関東の高校ゴルフ部出身の人間にとっては思い出の試合会場なんです。ちなみに僕ココとは相性が良くて、試合でも80以上打ったことが無いんです。』
いつも以上に自信満々のU君。どうやらここは得意なゴルフ場のようです。サイエンスフィット日記の王様U君は、ゴルフ業界内でも王様になれるのでしょうか。
プロギア軍団、出陣。
【アンダーハンデの部】トップスタートのK君・M君コンビにスタート時間が迫ってきました。
緊張の面持ちの彼らのスタートホールは、クラブハウスから少し離れているのでクラブバスで1番ホールまで移動します。
『お~い!ギャラリーはそっちのコースは立ち入り禁止だから応援にいけないけど、頑張れよー!』
戦いを前に自らを鼓舞し、周囲のライバルを威嚇するM君。いってらっしゃい。ご安全に。
K君とM君を見送ると同時に、プロギアチームの選手が勢揃いしました。U君が出場するガチ勝負の【スクラッチの部】、K君、M君が出場する新ぺリア方式の【アンダーハンデの部】、Nの【ギャラリー(見学者)の部】。この3部門を全てエントリーしたのはゴルフ業界広しと言えどもプロギアチームのみの様です。
業界内の大会ということで、朗らかながら緊張感も漂う独特なムード。特に【スクラッチの部】はバックティーからのハードセッティングなのでシリアスな空気に包まれています。
完璧に仕上がった絨毯のような練習グリーンでパッティング練習をおこなうプロギアチームの選手の皆さん。こんなコースでゴルフができるなんて、うらやましい限りです。
さぁ、そろそろ【スクラッチの部】の選手のスタートです。
『頑張れー!』
【ギャラリー部門】のスタッフ(1人)の声援を受け、1人ずつスタートしていきます。
まずは、プロギア開発部門の選手。
バキィーーン!
続いてプロサポート部門の選手。
ビシィー!
そして最年少の企画部門の選手。
バシィーー!!
【スクラッチの部】の3選手は全員見事なスタート。他社選手を圧倒するショットでスタートしていきました。
一方、【アンダーハンデの部】も、
役員、
バシーーン!
販促部門の選手、
カキーン!!
これまた【スクラッチの部】の選手に負けない良いショット。プロギア軍団絶好調です!きっとK君とM君も遠くのスタートホールで快音を響かせていることでしょう。
さぁそして、いよいよU君のスタートです。
ルールを確認し、
各社の腕自慢が揃う【スクラッチの部】でも、特に上手い人たちが集まったというハイレベルな組に入りながら緊張感を感じさせないU君。
『お願いしま~す。』
ドキャーーーン!!!
これは出場選手中、間違いなくナンバー1のショット。ギャラリーの度肝を抜く凄いショットとともに、U君がにやけながらスタートしていきました。
『おっしゃーナイス!U、頑張れー。』
ギャラリー部門の社内代表として、私も最大限の応援をして選手の健闘を祈ります。
プロギア軍団、快進撃。
U君のスタートを見送った20分後、トップスタートのK君、M君の組が午前の最終ホールに見えてきました。なかなか慌しくてギャラリー(1名)も休む暇がありません。
グリーンサイドから、遠目に二人を応援したいと思います。
ガードバンカーにつかまったM君。
ドフッ。
おっと出ません。どうやら苦戦しているようです。
続いてK君のパッティング。
カコン。
おや?ガッツポーズしてます。
『やりましたー!』
どうやら前半の最終ホールはバーディーで締めくくった模様。
笑顔でホールアウトするふたり。これはなかなか調子が良いんじゃないでしょうか?
『お疲れ!どうだった?』
『はい、47でした。やっぱりラフがしっかりしてて、グリーンも早くて難しかったです。』
ちょっと前まで100が切れなかったゴルフ歴3年のM君ですが、ここ数ヶ月で目覚しい上達を見せ、今回も100を切るペースで頑張っています。難しいこのコースでこのスコアは大健闘でしょう。
『おー、K。ナイスバーディー!』
『ありがとうございます。前半は48でしたが、後半巻き返します!』
満足そうな顔をするK君。おいおい、ベスグロはどこいった。あわや50を打ちそうなピンチでバーディーが来たのがよっぽど嬉しかったのでしょう。
【アンダーハンデの部】は最終的に隠しホールのハンデが利いてきますので、あがって見ないと結果はわかりません。
プロギアチーム【アンダーハンデの部】、もうひとつの組の姿も見えてきました。
ナイスショット!
こちらの組もなかなか良さそうです。【アンダーハンデの部】は競技というより、コンペの要素が大きいので、同組の方と談笑しながら楽しくプレーしています。
一方、リアルガチな戦い【スクラッチの部】のほうに足を運んでみましょう。
プロギアチームの1人目があがってきました。
おおー!完璧なティーショットから、小さい砲台グリーンを捉えて見事にバーディー。
続く選手も落ち着いたプレーを見せています。
プロギアチーム最若手の選手も、
花道からきれいに寄せて、ワンパットパー。これが初の競技ゴルフとの事ですが、堂々としたプレー振りです。
王様U君の姿も見えてきました。ティーショットはクロスバンカーにつかまったようです。
バンカーからのセカンドショット!
は、グリーン手前花道。
これを寄せて、、、
ポテン
あ、ダフりました。ボールはかろうじてカラー。
この気合いのパーパットを、
カツーーーーーーーーン!
思いっきりオーバー。
返しも外してこのホール素ダボ。
『お疲れ。最後もったいなかったなぁ。』
『いやぁ、やっちゃいました。最後ダボで39です。』
おお、やっちゃったけど30台はさすがです。得意コースというだけあって、後半にも期待できそうです。
と、クラブハウスに帰ってくると、【スクラッチの部】のハーフ集計が貼り出されていました。
え~と、どれどれプロギアチームは、、、
お、あった。
4人中3人のスコアを採用してその合計スコアは117。これはなんと前半終了時点で全体の2位。
まさかの優勝が狙えるポジションです!俄然後半の結果が楽しみになってきました。と思ったら、あっちのコースの最終ホールにK君とM君の姿が!慌しいなぁ、もう。
※ちなみに前半の成績が貼り出されるのは【スクラッチの部】のみです。【アンダーハンデの部】は、様々なレベルの方が参加しているし、ハンデ戦なので掲示されません。そりゃそうですね。
プロギア軍団の喝采!
急いでグリーンサイドに向かうと、M君のアプローチショットの瞬間でした。これはトップしてグリーンを大オーバー。
K君は確実にパーオンして2パットのパー。
爽やかな笑顔ですが、、その表情から結果はまったくうかがい知れません。
M君はグリーン周りでバタついてトリプルボギー。若さが出てしまいました。
こうしてK君とM君の18ホールの戦いは幕を閉じました。
プロギアを代表して戦ったふたり。その結果はいかに。
アテストをおこない、スコアカードを提出したら選手としての本日の任務完了です。お疲れ様でした。
M君のスコアがこちら。
前半頑張ったものの、後半はちょっと崩れてトータルスコア99。でもちょっと前まで100が切れなかったのに、最近はコンスタントに100が切れるようになりました。
『こういう本格的なコースでゴルフをやったことがなかったので、難しかったけど凄く楽しかったです。また来たいなぁ。』
すっかりナショナルオープン開催コースの虜になったM君。お値段相応の価値に気付いたようです。
そしてK君のスコアカードは、、、
逆に後半盛り返してトータルスコア90。迫りくるM君を振り払いましたが、70台どころかまたまた90切りならず。K君の成長期はもう終わってしまったのでしょうか。
『バーディやパーも獲ったけど、ダボ、トリもそこそこ打ちましたので、上手くはまれば結構ハンデ付きそうです。期待してください。』
すっかりハンデに期待しちゃうゴルファーになってしまいました。が、確かにこれくらいのスコアは意外と上位に来るスコアです。
と、そろそろ別の組があがって来る頃です。
急いでコースに戻って応援の準備をしなければいけません。
お、【アンダーハンデの部】のもう1組が見えてきました。
急いで横断幕とバナーを準備して、、、
『お待たせしました。』
お!プロギア応援団、新入団員の登場です。彼らの団員としての仕事はこれからです。よろしくお願いいたします。
※スイングチェックはいいから、早く団員としての仕事を遂行してください。
プロギアチーム【アンダーハンデの部】のもう1組。難しい距離のパットを沈めてホールアウトです。
プロギア応援団 『ナイスボギー!!』
応援に熱が入るプロギア応援団。
そしてプロギアチーム【スクラッチの部】の選手たちも続々と最終ホールにやってきました。
4メートルのバーディパットを惜しくも外して、パーフィニッシュの選手。
プロギア応援団 『ナイスパー!!』
嫌な距離のパーパットが、
惜しくも入らず。
プロギア応援団 『どんまい!どんまい!!』
最年少選手も2オンに成功してバーディーパットをここまで寄せて、
楽々パーフィニッシュ。初めての競技ゴルフでよく頑張りました。
プロギア応援団 『うぉぉぉー!!ナイスパー!!!ナイスラウンド。』
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ
時間を追うごとに団員が増え、異様に盛り上がるプロギア応援団。他社の人から『大変ですねぇ。やらされてるんですか?』と同情の声をかけられましたが、否!やりたいからやっているのです。日経カップ以降、ギャラリー応援にはまってしまったプロギアスタッフの面々。推し女子プロゴルファーの応援で全国を駆け巡る皆さんの気持ちがよくわかるのです。
そしていよいよ、王様U君があがってきました。セカンドショットはピン手前3メートルにつける、絶好のバーディチャンス。
応援団の『入れーーー!』の声も虚しく、惜しくもカップをはずれ最終ホールはパー。
『お疲れ、最後惜しかったな!』
『・・・悔しいです。』
何ともいえない表情を見せて、クラブハウスに向かうU君。よっぽど悔しかったのでしょう。
これでプロギアチームの【アンダーハンデの部】、【スクラッチの部】、【ギャラリーの部】すべて戦いが終了しました。結果ははたして!?
プロギア軍団、表彰台!
全23社、2団体、40チーム、157名が参加した『ジャパン ゴルフインダストリーカップ』。全員がホールアウトし、いよいよ表彰式です。
司会者 『ではまず【スクラッチの部】の上位3社を発表します・・・』
腕自慢が揃うゴルフ業界の中でのキングオブキングが決まる【スクラッチ部門】。リアルキングの称号を勝ち取れるのか。
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残念ながら、上位3位にプロギアチームの名前はありませんでした。
順位表を確認するとPRGRチームは4人中上位3人のスコアの合計が245ストロークで、14チーム中、第7位!前半の成績から優勝も見えていたのですが、残念ながら後半失速してしまいました。
チーム戦ですので、誰のせいとか、誰のおかげということは無いのですが、サイエンスフィット日記での王様U君に感想を聞いてみましょう。
『いやぁ~、最後打っちゃいましたね~。大事件が3つありまして(笑)』
17番ホールではOB連発で11打っちゃってますね。スコア89はチーム4番目のスコアです。スコアは採用されなかったけど、プロギアチームの順位に間違いなく影響を及ぼしたU君。サイエンスフィット日記では王様だけど、プロギア全社のなかでは裸の王様だということがばれてしまいました。
司会者 『続きまして、【アンダーハンデの部】の上位3社を発表します・・・』
いよいよインダストリーカップのメインイベント。実力と運を兼備えたものが栄冠を勝ち取る【アンダーハンデの部】の表彰です。
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え~、こちらもプロギアチームは全くかすることも無く表彰が終わりました。
順位表を確認するとPRGRチームは26チーム中、第13位!【スクラッチの部】同様、全体の真ん中の順位でした。
『う~ん。。。こればっかりは運ですからねぇ。何とも言えませんね。』
グロススコアではM君に勝ったものの、ネットスコア(ハンデを差し引いたスコア)ではM君に完敗だったK君。まったく存在感を出せない1日で、これでは出場権を譲ってくれたKさんも浮かばれないでしょう。
順位はさておき、とにかく全力でやり切ったプロギアチーム。
表彰式が終わった後、ちょっと表彰台をお借りして記念写真を撮って表彰気分を味わさせていただきました。来年こそは表彰式で壇上にあがってやる!と、全員が強く誓ったのでした。
帰りの車中。スコアは置いといて、とても楽しかったインダストリーカップを振り返るK君。
『スコアにはなかなか表れてませんが、ショットの調子は良いんです。サイエンスフィットのスイングスキャンで定期的にチェックしてもらってるので、スイングが徐々に良くなってきているんだと思います。GDOの企業対抗ゴルフでは、きっと結果を出せるはずです。』
”日経カップ”、”インダストリーカップ”と続いた今年の企業対抗シリーズの最後を飾る、”ゴルフダイジェスト・オンライン企業対抗ゴルフ選手権”。決勝大会への出場切符を自らの手で掴んだK君にとって、”GDO企業対抗”への思い入れはより深く、大きいものとなっています。今年最後の大会で見事結果を出せるのか?次回はPRGRサイエンスフィットに通うK君を追ってみたいと思います。
つづく
お疲れ様でした〜
カズさんさん
コメントありがとうございます!来年はS常務の出場にご期待下さい(^O^)
いつも長文レポートお疲れ様でした。
Nさんの情熱に支えられているブログだと思いながら、毎回楽しみにしています。
まあささん
コメントありがとうございます!情熱も継続させないとダメですね。ということでずいぶん間が開いてしまいましたが、そろそろアップします(^O^)