熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。
PRGRで販促を担当しております、Nです。
ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、新サイエンスフィット日記。
モデルとなるゴルファーの姿を客観的に伝える当ブログですが、今回は少々趣きを変えて超主観的にお届けしたいと思います。(そもそもブログというのはそういうものだと思いますが。)
その要因は、GDO企業対抗ゴルフの決勝大会への出場をサイエンスフィット日記メンバーのK君に強く推されたこと。
大会に出るとしたら今のゴルフでは到底歯が立たないので、大至急サイエンスフィットに駆け込んで何とかしてもらうしかありません。
従来の客観的目線での記事でなく、バリバリお客様目線でのレポート。社内炎上必至の問題回になると思いますが、どうぞお付き合いくださいませ。
4番目の男、登場。
■東京 銀座
というわけでやってきましたPRGR GINZA EX。
こちらでGDO企業対抗ゴルフ決勝大会4番目のメンバー、私Nがサイエンスフィット スイングスキャンを体験したいと思います。
※普段ブログに出る時は後ろ姿か顔にボカシが入ってますが、今回は他のメンバー同様顔出しで行かせていただきます。【撮影協力:K君】
そんなNのプロフィールはこちら。顔写真の代わりに有名ゴルフ似顔絵画家Lisa Okuma(リサオ)さんに書いてもらった似顔絵を使わせていただきます。こんなに可愛くない!という声が聞こえてきそうですが、リサオ画伯はモデルの内面を見事に表現してくれるので、実は私はとてもピュアでカワイイ奴なんだと思います。
■ゴルフ似顔絵の巨匠Lisa Okumaさんについて詳しくはこちら
(ゴルファーの集まるところに現れるリサオ画伯、12月11~13日には福岡で似顔絵イベントを実施するようです。福岡の皆さん、なかなか無いこの機会にぜひ!)
ちなみにNの最近のスコアは平均すると90切るくらいですが、ちょっと気合入れると80前半が出ることもあるし、だいぶ気合いが入ると100以上打っちゃう感じです(ちなみにGDO企業対抗ゴルフでは101!)。
ゴルフ歴は長いもののスイングについては詳しくなかったので、サイエンスフィット日記を書くためにあらゆるレッスン記事や動画を見まくった結果、中途半端な知識を溜め込みすぎた頭でっかちゴルファーになりました。おそらくサイエンスフィットチームにとっては過去最高にやっかいな客の登場です。
『宮川さん、今日はよろしくお願いします。ちょっと良いゴルフ場に行けるくらいの料金のスイングスキャンを受講したら本当に上手くなるのか、今日はしっかり検証させていただきますね。』
※このかわいいイラストだと、言いにくいこともズバズバ言えそうな気がします。
『よろしく。でもいつも横で見てるから、だいたいの流れはわかってるでしょ?ちなみに、今はどんなことに気をつけてるの?』
『春先まではキャメロン・チャンプのスイングを目指してたんですが、夏前にマシュー・ウルフに乗り換えて、今はビクトル・ホブランとチリの新星ホアキン・ニーマンのスイングを取り入れています。具体的には、シャットにテークバックして慣性を使いながらトップからクラブを後ろに倒してシャローイングして、フェースをターンさせずに下半身をガニ股に沈み込ませながら上体と骨盤を左に回転させ、地面反力とサイドベンドを入れて320ヤード飛ばせるようなスイングを目指してます。』
『・・・。(なんかややこしいのが来たな。)』
スイングスキャン初体験
まずはスイングスキャンで私のスイングを解析してもらいましょう。
※過去何度も見ているので、測定スーツは自分で着れます。
背中と後頭部にセンサーをつけて、いよいよ装着完了。
『この測定スーツちょっときついですねぇ。夏は暑そうだし。』
さっそくモンスターカスタマーが牙を見せはじめました。
『ちゃんと密着しないと正確な体の動きは測定できないからね。でもこの測定スーツは伸縮性がすごいから動きやすいでしょ?夏は確かに暑いけど、冷房も効かせるし、エアーコンポも準備してるから大丈夫だよ。』
センサーをブース内の7つのカメラで読み取りスイングスキャンと同期化させて、
モニターにアバター(分身)を出現させます。
『しかし、なかなか測定までに時間がかかりますねぇ。僕せっかちだからパっと構えて、バシーンと打ちたいんですけど。』
『まぁまぁ、その分しっかり詳細なデータが取れるし、一度画面上にアバターを作ればその後何度もリアルタイムで測定できるから。さぁ、じゃあ打っていいよ。』
では、スイングスキャン初ショット!
『う~ん。待たされて体が固まっちゃったんで、地面反力使うのを忘れました。もう1球打ってもいいですか?』
『(笑)納得するまでどうぞ。』
ショット測定が終わったら、ナチュラルプロネーション測定です。アドレスの状態から腕を脱力させて左手甲の向きを測定することにより、自分の目指すべきスイングタイプがわかるのです。
※『うるさい。ちょっと黙れ。』と怒られているわけではありません。
こうして測定したスイングスキャンの測定結果を説明してくれる宮川部長。
『これがNのスイングをアバターで再現したものだよ。』
【ハーフダウン】
【インパクト直後】
【フォロースルー】
『クラブふっとんでますやん。僕、こんな下品なことしませんよ。』
『クラブにつけていたセンサーが偶然取れてしまったからクラブが飛んだようになっているだけ。計測はちゃんとできてるから、大丈夫。』
アドレスからインパクトに至るまでを6つに細分化し、腕、胸、腰をそれぞれ3つのポイントに分けた、実に54箇所の動きが数値で記録されています。
『この数字見せられても何がなんだか。。。』
『そうだよね。ひとつひとつ画面で説明するから、まぁ座って。スイングの詳細な測定が出来てもどの数値が問題か、どのように取り組めば上達するのかを理解してもらわないと意味が無いからね。説明して理解していただくことが大事だから、スイングスキャンコースは通常のコースより長い90分になっているんだ。』
なるほど、まずは座ってお話を聞きましょう。
『まず、Nのナチュラルプロネーション(脱力した際の左手甲の角度)は36度。これは体の回転でボールをつかまえるのに適したFタイプだから、目指しているスイングは間違っていないよ。』
左手甲の角度が36度以上だとF(フレクション)タイプ。30度未満だと腕の回旋でボールを捕まえるのが適したE(エクステンション)タイプ、30~35度は中間タイプとなります。
※腕を脱力して確認してみると、左手甲はやや正面を向いています。Eタイプの人は左手甲が側面を向くようです。ゴルファーそれぞれ骨格や筋肉のつき方でこの向きは異なってくるらしく、そのタイプに合わせたスイングをするのがその人に合ったスイングとなります。
『お~、Fタイプ。ということは、体をまわしてボールを捕まえるタイプですね。僕が目指すスイングもコレ系なのでよかったです。』
『でも、、、、。これだったら自宅で鏡を見たらFタイプか、Eタイプかわかりません?わざわざ高い料金払って、サイエンスフィットに来ないでもいいですよね。YouToube見たら色んなレッスン動画もあって参考になるし(笑)』
あ~、これは我ながらそれ言っちゃあダメよ。ということを言っちゃってますね。カワイイ似顔絵に免じて許してもらいましょう。
『そうだな~(笑)。でもスイングスキャンはナチュラルプロネーションを測るための機械じゃなくて、スイング中の体の各部位の詳細な数値を測定するシステムだから、それがわからないと自分の目指すスイングができているかどうかもわからないしね。じゃあまずはNのスイングを解説していくね。』
核心部分はさらっと流されちゃいましたが、まずは説明を聞いてみたいと思います。
『Nの左手甲のナチュラルプロネーション角度は36度で、アドレス時の左グリップの角度も36度(フックグリップ)。さすがゴルフ歴が長いから、自分に最適なグリップポジションがわかっているね。』
『え?あはは。ありがとうございます。』
そんなこと考えたこともありませんでした。ブルックス・ケプカのグリップを真似しただけで全くの偶然です。
『スイング中の手首の動き。ヒンジ角を見ると、トップでしっかり左手首が掌屈(手のひら側に折れる)して、インパクトまでキープできている。』
『ですよね。トップでシャフトクロスするのが嫌だったんで、ダスティン・ジョンソンをイメージして掌屈してるんです。』
気になるPGAツアープロの特徴を全部取り入れてます。
『コックやヒンジはまぁ問題ないとして、左腕のローテーションがアドレス時に比べてインパクトでは▲25度だから、ちょっと戻りきれてないかな。プロレベルになるとアドレスとインパクトの数値は±0度なんだ。これがスクエアインパクトを作る秘訣なんだよね。』
『ま、まぁ、左への引っかけに悩んでいたんで、ちょっと逃がす?みたいな感じです。』
Nの腕の動き(黒線)と目標とする理想的な動き(赤線)を比較したグラフ。ウィークポイントがひと目でわかります。
『あとは胸の動き、腰の動きを見てみよう。全体的に体はうまく回転できてるね。サイドベンド(上体の側屈)もしっかり入ってるし。』
『おお!やった。色んなレッスン本を読んだり、YouTubeのレッスン動画を見まくった成果が出ましたね。』
『でも、課題も見えてくるね。ダウンスイングでの上体の起き上がりと、』
『骨盤の起き上がり。結果的にインパクト時に手が浮いて、プッシュアウトや引っかけのミスにつながってるんじゃないかな。』
『なるほど、褒めておいて最後に落とすパターンのやつですね。』
スイングスキャンの画面上で確認すると確かにダウンスイングで体が起き上がっています。
画面上に理想的なスイングのアバター(右)を出現させてNのアバター(左)と比較すると、
たしかに動きが全然違います。
『ハンドアクションはできているから、Nのスイングレベルは【LEVEL4】だね。骨盤の動きを練習していけば、80を切れるよ。』
※サイエンスフィットレッスン本に書かれていたレベル4スイングの特徴。
『思い当たりすぎて悲しくなってきました。』
LEVEL4 レッスン
では、骨盤の動きを教えてもらいましょう。
体を回そうとする意識が強すぎると、腰が左上や前にスライドしがち。
トップの時点から、腰を左下に動かすイメージでダウンスイングを始動する。
ズボンのベルトループにシャフトを挿して、シャフトの左側が下を指すようにしてダウンスイングをする練習が効果的とのこと。
結果的にインパクトでお尻は前に出ずに、後ろに下がる。イメージは、こう!
ふたたびスイング・スキャンで測定しながら数値と感覚をすり合わせ、練習を続けます。
今までと異なる動きなので違和感がありますが、素振りを続けて体に覚えこませます。
『何で手が浮くのか今までわからなかったんですが、原因がよくわかりました。僕の練習ポイントは”腰を左下に回す”ですね。』
『あとは、自分で色々研究するのはすごくいいんだけど、本や動画は不特定多数の人に向けたものだから自分にとって最適なものかどうかはわからないよね。』
確かにそうですね。このブログも然りです。レッスン記事やレッスン動画はキャッチ―なのでつい試してみたくなりますが、自分に合っているかどうかを見極めるとともに、継続して練習することが大事なんだと思います。
『でもスイングの理解を深めるためには、ある程度本や動画は参考にしてもいいかな。うちもサイエンスフィットのレッスン本を販売したり、レッスン動画をアップしたりしてるしね。』
『さすがサイエンスフィット直営統括部長。告知を忘れませんね。』
▼大好評発売中PRGRサイエンスフィット教本第3弾『スイングの壁を知る・5ステップメソッド』
※私の練習課題もしっかり掲載されてました。これ読んで練習します!
▼PRGR YouTubeチャンネル『サイエンスフィットレッスン』
※動画もレベル別に用意されてました。これ見て練習します!
ということで、Nのスイング・スキャン初体験は終了。上達へのヒントをもらって、ゴルフへの情熱が更に沸騰してきました。
スイング・スキャンの効果
こうして自分の弱点と課題を知ったNは、来たるべくGDO企業対抗ゴルフ選手権に向けて
晴れの日も
雨の日も
夜も
昼休みの会社でも
家でだって
『家で7番アイアンを素振りしたら電気スタンドを破壊してしまったので、今はもっぱらフレループのショートタイプを振っています。これいいですね。』
ひたすら練習を続けました。
そんな中、仮想GDO企業対抗ゴルフとして参加したコンペで、、、
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なんと、いきなり77が出てベスグロを獲得!
『とりあえず腰を左下に回すことだけ注意してラウンドしたら、ここ数年で一番のスコアが出ました。サイエンスフィットで解析して、練習課題を見つけてひたすら練習すれば結果が出る。ということが実証できました。なんだかGDO企業対抗ゴルフの決勝大会もやれるような気がしてきました!』
※練習中なのでほとんどドライバーを使わなかったけど、12ホールでパーオンするなどショットがキレキレで、K君が2年以上取り組んで達成できなかった70台をあっさりクリアしてしまいました。K君、ごめんよ。
ゴルファーのスイングを詳細に測定し解析するサイエンスフィット スイングスキャン。自分のスイングが丸裸になり、課題や目指すべき方向が明確になれば、今まで以上にゴルフに熱が入るのは間違いありません。
今まで横で見てスイングキャンのことはわかっていたつもりでしたが、やっぱり自分で体験しないとダメですね。スイングスキャン恐るべしです。
そして次回は、もうひとりのGDO企業対抗ゴルフ決勝大会出場メンバーが、大会直前にスイングスキャンを初体験します!
つづく
さすがです! スコア77に対するU君K君のコメントを聞きたいです
常務より少しだけ上手いゴルファーさん
コメントありがとうございます!私の70台について、ドヤ顔で彼らにインタビューしてみたいと思います(^O^)
凄すぎです❗️
先日の試打会でお会いし、柔らかな語り口とは真逆なブログが今まで以上に楽しくなってました。今回ので、面白い上にゴルフも凄いスーパープロギアマンなんだったのだとわかりました‼️
Nさんファンさん
先日の某試打会では、ご参加いただきありがとうございました!
大変恐縮ですが私のゴルフはすぐにメッキが剥がれますので、Nのことは嫌いになっても、PRGRは嫌いにならないでください(^O^)