皆さま、こんにちは。プロギア販促担当Nです。
【PRGR GINZA EX】に通って70台を目指す、平均スコア100のPRGR営業マンのK君。
今回はいよいよK君の現状のスイングを解析します。
深く瞑想していた京村店長が深く息をはきだし、ゆっくりと語り始めました。
京村『カケ、全然ダメだな。この企画(3ヶ月で70台)無理!』
K『・・・。(汗)』
N『(爆笑)』
いきなり企画終了。
という訳にもいかないので、まずはK君のスイング解析結果を解説してもらいましょう!
※いきなり辛口ですが会社の後輩に対する叱咤激励であり、お客様に対してそのような対応をとることはございませんのでご安心くださいませ
■インパクト前後のヘッドの動き(ヘッド挙動測定:RED EYES ROBO1)
これはインパクト前後でヘッドがどのような軌道で動き、どのようなフェースの向きでボールにヒットするか。を解析したもので、そのタイプは大きく4つのタイプに分けられ、これをPRGRではスイングマップと呼んでいます。
●Aゾーン(インサイドアウト・アッパーブロー軌道)
●Bゾーン(アウトサイドイン・アッパーブローブロー軌道)
●Cゾーン(アウトサイドイン・ダウンブロー軌道)
●Dゾーン(インサイドアウト・ダウンブロー軌道)
このスイングマップで一般アマチュアに多いのがBゾーン。このスイングの特長は距離の出にくいスライス弾道となります。
ちなみに、上級者、プロゴルファーはそのほとんどがAゾーン。Aゾーンに入るとスイングが安定し、飛距離も伸びます。
(BゾーンからAゾーンにスイングがかわると、それだけで20ヤード飛距離が伸びる人も!!)
従来のPRGRサイエンス・フィットとはこのAゾーンを目指す、スイング解析・レッスンメソッドであり、一般男性ゴルファーと女子プロゴルファーを比べるとヘッドスピードは40m/s前後で変わらないのにドライバー飛距離が20ヤードも違うのは何故か?という謎を解明した本『女子プロはなぜ飛ぶのか?』はレッスン本としてベストセラーとなってます。
若干宣伝が入りましたが、皆さまお気づきの通り、K君のスイングはまさにこのBゾーンど真ん中だったのです!
右に吹かすようなプッシュスライスが持ち球。というのもよくわかります。
K君ヘッド挙動:5.5度のアッパーブロー軌道/1度のアウトサイドイン軌道/5度オープンのインパクトフェース角度
【PRGR GINZA EX】のサイエンスフィット・EXコースとは、従来のサイエンス・フィットでAゾーンに到達したうえで、さらに高みを目指す方へのまさにエキスパートな解析システムとなりますので、Aゾーンに達していないK君の現状に京村店長はやや引いたというわけです。
とはいえ、それ以外にも様々な測定・解析結果が出ておりますので、以下紹介いたします。
■スイング時のシャフトの動き(シャフト解析:直営店オリジナルRED EYES ROBO3) ※画像は開発中のものであり、現在の測定画面と若干異なります
この測定で見えてくるのがスイング中の各場面でのシャフトの詳細な動き。これが細かく解析できるのが【PRGR GINZA EX】のサイエンスフィット・EXコースのキモのひとつだったりします!
・リストターン比率・・・「ボディーターンタイプ」か、「リストターンタイプ」かを表す数値。10を境界に、数字が小さければ「ボディターンタイプ」で数字が大きければ「リストターンタイプ」。どちらが正しいというよりも、そのスイングタイプに応じたレッスンがある。(K君は「ボディターンタイプ」)
フェース角(ハーフウェイ)・・・バックスイングでシャフトが地面と平行になった時のフェースの開き具合の角度。アドレスが前傾するので、5~20度程度が望ましく男子プロの平均値は21度。(K君は19度、まずまずフェースを閉じながらバックスイングをしています)
・フェース角(最上点)・・・トップスイングでのフェースの角度。地面に対し90度だとフェースが大きく開いており(オープンフェース)、0度だと閉じている(シャットフェース)。男子プロの平均は47度。(K君は49度で、なぜか理想的なフェース角度)
・アンコック角・・・ダウンスイングでグリップエンドのスピードが最大になった時のシャフトの地面に対しての角度。ようはどれだけタメが作れているかという数値で、110度以上が望ましく、男子プロレベルは130°以上。(K君は64度、コックがほどけまくってます)
・減速タイミング・・・スイング中でインパクト時を0%とした場合、どのタイミングでグリップエンドを減速させヘッドを走らせはじめているかという数値。男子プロの平均は23%。(K君は10%。インパクト直前でようやく減速しはじめているので、腕が振り遅れている状態)
以上、聞きなれないワードが大量に出てきます。さすが人間ドッグ。もうγ-GTPの世界です。検査項目が多すぎて理解が追いつきませんが重要な項目なので、今後おいおい各項目を詳細に解析し、スイングレベルを高めていきます。(K君はまだここを修正するレベルに至っていない)
さらには、全身にセンサーを装着し測定した
■スイング時のカラダの各パーツの動き(動作解析:スイング動作測定器)
うわ~、K君そのもののスイングですね(笑)
ここではさらに細かく、カラダの各パーツ(肩・肘・手首・腰・下半身etc)の動きを正面、後方、上方からなど3Dで確認でき、その角度を詳細に解析できます。もはやカラダの悪い部分を見逃すことはできません。
つぎに
■スイング時の体重移動(体重移動測定器)
体重移動を測定し、モーションキャプチャの結果とあわせて、カラダの動きを数値化していきます。
・腕の回旋・・アドレス時とインパクト時の腕の角度差を測定。-5度から5度の範囲に戻ることが理想
・胸の開き・・・アドレス時とインパクト時の胸の角度を測定。20度から25度でインパクトを迎えたい
・スエー・・・バックスイング時に右腰、左膝が流れていないか
・体重移動・・・アドレス時、ダウンスイング時、フィニッシュ時の体重移動を測定
これらを測定、解析したうえで、現状のスイングを丸裸にし問題点を浮き彫りにするのです。
人間ドックだと結果がでるまで数週間かかると思いますが、【PRGR GINZA EX】のサイエンスフィット・EXコースだと専任インストラクターより、即結果を説明されます。(各種測定から結果説明まで、約1時間。なので、EXコースは110分かかるのです!)
なお説明する際には、
■後方・正面からのスイング動画(PRGRスイングビュー)
■弾道シミュレーション、弾道数値(RED EYES ROBO2)
なども用いながら、よりわかりやすく説明してもらえます。
以上、長くなりましたが現状のK君のスイングを総合的にチャートで表すと、、、
と、なります。
最初のヘッドデータの部分でつまづいちゃってるので、ここから手を入れてAゾーンにしなければなりません。
京村『3ヶ月で70台。ちょっと道が遠いな。半年にしない?』
N『ダメです。半年もブログ書く自信がありません(キッパリ)』
京村『・・・。じゃあカケ、必死で練習しないと上達はありえないから、自己練習で毎週400球は打たないとダメだな。』
K『は、はい。やります。。。(震え声)』
予想通りスイングのダメな部分が露見したK君。次回はいよいよ第一回レッスンです!
【最新スコア 105 (2017年6月29日現在) 】