熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。
PRGRで販促を担当しております、Nです。
ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、新サイエンスフィット日記。
#stayhome
#keepdistance
このようなご時世ですが、サイエンスフィット日記ではメンバーの苦闘と活躍をコロナ感染拡大以前に遡って、引き続きお届けしたいと思います。
ぜひおうち時間のおともに、引き続きお楽しみくださいませ。
さて今回も己の限界を超える、サイエンスフィット日記オープンに向けて練習を続けるメンバーを追いかけてみたいと思います。
では、時を戻そう。
科学の力でアプローチ上達
■3月某日 東京都豊島区
今回訪れたのは、PRGR直営店のひとつ。PRGR TOKYO-HUBです(現在は休業中)。今日はここで何やらインストラクターの秘密の会議があるというので、覗いてみることにしましょう。
お、インストラクターの皆さんが何やら真剣に話し合っています。
どうやらアプローチに関する研究をおこなっているようです。
交代にアプローチショットをして、
そのスイングを測定器で解析し、また話し合っています。
『お疲れ様です。ちょっといいですか?何をやってるんですか?』
『おー、秘密にしてたのによくここがわかったね。これはアプローチ解析の研修なんだけど、アプローチが得意な人と苦手な人のスイングの決定的な違いを発見したんで、検証していたんだよ。』
PRGR GINZA EXの店長である京村店長が、わざわざ電車で40分離れたここまで来るということはよほどのことなのでしょう。ちなみに、PRGR TOKYO-HUBは、PRGR直営店で唯一ショートゲーム解析をおこなっておりますので、アプローチを科学的に測定できる解析器を設置しているのです。
『具体的にはアプローチが上手い人は、テークバックからダウンスイングに移る前にちょっとタメを作ることがわかったんだ。で、ヘッドを走らせてボールをとらえている。』
『そこで、アプローチが上手い人と下手な人のアプローチスイングをシャフト挙動測定器で測定してみたら、ある程度の相関が見えてきたんだ。』
日頃からゴルファーのお悩み解決に尽力しているサイエンスフィットインストラクターは、その膨大なゴルファーのスイングデータをもとに、日々見えないところで研究に研究を重ねているのです。
『実際にアプローチが神がかり的に上手い、細内インストラクターのアプローチスイングを計測すると、”減速タイミング”という数値が高くて無意識にタメを作っていることがわかる。逆にアプローチが苦手な人はこの数値が限りなく0に近いから、この数値を上げるような練習方法が無いかをみんなで話し合ってるんだよ。』
なるほど、今はまだ仮定だが実験と検証を続けることによって、アプローチスキルアップのメソッドを作ろうとしているのですね。このようにして、サイエンスフィットレッスンは日々進化しているのでしょう。
『ちなみにこれはまだ検証段階だし、まだまだ公表はできないよ。これからいろいろ研究して解析方法と練習ドリルを作っていくからね。』
『え、そうなんですか?先に言ってよ~。良いネタ拾ったと思ったのに。』
そうは言っても、もう書いてしまいました。(機密情報管理意識の低さよ)
と、その時。
窓の外に人の影が。
『あ。』
ガチャ。
『S常務お疲れ様です。どうしたんですか?』
『おう、おまえら何やってんの?秘密の打ち合わせがあるって聞いたから来てみたんだ。ちょっと覗かせてもらうぜ。』
秘密が全然秘密じゃない、組織的な機密情報管理の甘さ。でもちょうど良いところに来てくれました。この際サイエンスフィットの発展のために、アプローチレッスンの実験台になってもらいましょう。
アプローチイップスの壁
ということで、アプローチショットが壊滅的に下手なS常務を実験台に、アプローチ研究の続きをおこないましょう。
『なにぃ?アプローチレッスン!?ぜひやってくれ。俺アイアンショットは好きなんだけどアプローチはダメなんだよ。』
ちなみにS常務のアプローチショットはこんな感じ。
確かにアプローチが凄く苦手なんだろうな。というのがビンビン伝わってきます。
まずはS常務の”減速タイミング”を確認するために、
ウェッジのシャフトにセンサーを取り付け、
アプローチショットをしてもらいましょう。
以前に比べたら上手くなってるような気がしますが、”減速タイミング”の数値は0.0。仮定通りの結果です。
『やっぱりそうですね。じゃあ、”減速タイミング”の数値をあげる練習をいくつか試してみましょうか。』
アプローチでタメをつくろう
そう言って京村店長が取り出したのは、シャフトがぐにゃぐにゃに柔らかい練習用のアイアン。
『ダウンスイングで、ちょっとヘッドが遅れて動く感じ。これがタメなんですが、この感覚は説明して伝わるものじゃないので、この柔らかいシャフトでその動きを体感してみましょう。』
恐る恐る、ぐにゃぐにゃシャフトでアプローチするS常務。
この状態で計測した”減速タイミング”は2.6。シャフトがしなって自然にタメができるので、さっきより数字が上がっています。
『ぐにゃぐにゃシャフトはクラブがタメを作ってくれましたが、次は自分でタメを作ってみましょう。無意識に出来るように、ボールの代わりにクッションを打ってみてください。』
このクッションを打とうとすると。
お!”減速タイミング”が8.5まであがりました。
『お!なんか気持ち良い。』
『そうですね。こうすると手が流れず、ヘッドが走る感覚がわかると思います。アプローチが得意な人は、手元を大きく動かさず、ヘッドを走らせています。』
タメとか間とかいう感覚的なものを科学的に解析し、レッスンでは感覚をメインに体に理解させる。これぞサイエンスフィットレッスンの真骨頂です。
体に覚えた感覚をもとに、アプローチ練習を続けるS常務。
『う~ん。なるほど。まだうまくいかないけど、要は練習あるのみだな。サイエンスフィット日記オープンに向けて苦手なアプローチを克服して、アイアンに磨きをかけて、絶対本番で結果を出してやるぜ!』
『アプローチ苦手克服メソッドとしてはまだ確立されてませんが、良い実験台になってくれてありがとうございました。逆にアプローチが苦手でどうしてもタメを作れない人は、ハンドファーストにアドレスして、ヘッドよりもあえて手元を積極的に動かすという方法もあるし、まだまだ色々と検証していきたいですね。』
アプローチショットという多くのゴルファーの苦悩の解明に挑む京村店長。なぜこれほどまでに熱い情熱でこの課題に取り組むかというと、本人もアプローチが大の苦手だからである。
S常務の限界突破
『よし、じゃあちょっとアイアンも打たせてよ。練習を欠かさず続けてきて、だいぶ良くなったんだぜ。』
そんなS常務のアイアンショット。
確かにコンパクトで鋭いスイングです。ほんの1年前まで120が切れなかったとは思えません。これが1年間の練習の成果です。昨年末には89を出してベストスコアを更新。最近は平均スコアも100切る寸前まで来ております。
『サイエンスフィット日記オープンは俺にもチャンスがあるからな。優勝したいよな!』
自身のベストスコアがパースコアになるというルールのサイエンスフィット日記オープン。戦うのは過去の自分ですが、S常務の場合、その相手はほんの数ヶ月前の自分ですので、決して高い壁ではありません。優勝候補のひとりなのです。
『よし、俺もたまには挑戦しないとな。』
と言ってS常務が向かったのはPRGR TOKYO-HUBのショップエリア。
ここで、
S常務人生初の、
白パンに挑戦!!
『おー、いいじゃん。どう似合う?』
『いいですね!白パン似合いますよ。ロッド・スチュワートみたいです。(髪型が)』
こうして新しい勝負服を(カード1回払いで)手に入れたS常務。サイエンスフィット日記オープンに向け、いつも以上に燃えているようです。
さあ、いよいよ近づいてきた自分の限界を超えるサイエンスフィット日記オープン。次回は新しいギア探しをするメンバーを紹介します。お楽しみに!
つづく。
ロッドS常務!広告会社の人との対決頑張ってください。
JALさん
コメントありがとうございます!優勝候補同士の戦い、とても楽しみです(^_^)
皆さんサイエンスフィット日記オープンに向け着々と準備が進んでいますね。
Kさんの近況も気になります!
シュガーレイレナードさん
コメントありがとうございます!みんなの準備の模様を順番にお届けしたいと思います。K君の出番もありますのでお楽しみに~(^_^)