Hole 53 スイングスキャンをゲストが体験!⑧藤本麻子プロ

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熱狂ゴルファーの皆さま、こんにちは。

PRGRで販促を担当しております、Nです。

ゴルフメーカーPRGRが誇る、科学的なスイング解析とレッスンを融合させたゴルフ上達メソッド『サイエンス・フィット』に通って、楽しく・真剣にレベルアップを目指すゴルファーの姿を追い続ける”ほぼ”リアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記

自らの限界を突破するための戦い『サイエンスフィット日記オープン』に向けて練習を続ける日記メンバーですが、新型コロナウイルスの影響により彼らもスタジオでの練習は控えております。

従いまして現在は様々なゲストの方にサイエンスフィット・スイングスキャンを体験いただいた模様を紹介する『新サイエンスフィット日記・スペシャルゲスト体験編』をお届けしております。(体験いただいたのは、新型コロナウイルスが大きな影響を及ぼすちょっと前です)

 

※現在PRGR直営店は、新型コロナウイルスの感染拡大、防止のため休業とさせていただいております。しばしの間、当ブログでサイエンスフィットをご堪能下さいませ。

 

スペシャルなスペシャルゲスト登場!

■東京・銀座

今回もスペシャルゲストの来店情報をキャッチしましたので、PRGR GINZA EXにやって参りました。

さぁ、今回のゲストは!?

 

 

ガチャ

 

『お疲れ様で~す。。。』

 

 

 

 

 

 

『え!?』

 

『うわ!!』

 

『うお!?なに?』

 

な、なんとゲストシリーズの最後を飾るのは、本物のトーナメントプロ。PRGR契約の藤本麻子選手です!!

ツアー1勝の実績を誇る実力派で、正確なショットと土壇場での勝負強さが持ち味の藤本プロ。シーズンオフには定期的にサイエンスフィットを訪れ、スイングの確認と調整をおこなっているのです。今回は特別に、藤本プロの練習を見学させてもらうことにしました。

 

『すいません、、、よろしくお願いします。』

 

『ええよ~。』

とても気さくな津山弁の藤本プロです。

 

 

まずは、お気に入りの練習器具、フレループで体を温めます。

『私、左ひじがフォローで開きやすいんだけど。これ振ると腕のローテーションが自然に身につくので、私にとってはえらいええ練習器具なんです。』

 

続いてアイアンを数発ショット。

バシッ!

さすが!切れ味鋭いショットです。

 

藤本プロのスイングスキャン計測

ではそろそろスイングスキャン計測をおこないます。

まずは、動作解析するために測定ウェアを身に付けます。

『うお!ドローンじゃ。』

手の甲に付けた測定マーカーをドローンと表現する藤本プロ。確かにおっしゃる通りです。

 

ブース内に設置された7台のカメラで、全身の測定マーカーを読み取り、

藤本プロのアバターをモニターに出現させれば、準備完了です。

ちなみに今回も解析を担当するのは、PRGRサイエンスフィット直営統括部のボス、宮川部長です。毎回藤本プロの解析をおこなっているので、細かいデータの違いによる微妙なスイングの変化なども見逃しません。

『では藤本プロ、計測しますんでショットしてみてください。』

 

『はーい。いきますよ。』

バキィィー!!

うひょー。惚れ惚れするほどきれいなスイングです。このスイングに何か問題があるのでしょうか?目や動画では見えない部分をデータで可視化して、動きの中からその特徴をあぶりだすスイングスキャンを使って、徹底解析させていただきます。

 

藤本プロのスイング解析

昨シーズンは、ドライバーの調子があまり良く無かったという藤本プロ。このシーズンオフは、従来のドローボールからフェード系の球筋にチェンジすべくコーチと取り組んでいるところのようです。

『まずヘッド挙動ですが、【インサイドアウト・アッパーブロー軌道】のAゾーンですね。』

女子プロゴルフトーナメントで実際に数十名の女子プロのスイングを計測した結果、Aゾーンでもインサイドアウトの度合いが少ない【女子プロゾーン①】と、度合いが大きい【女子プロゾーン②】に分かれることがわかったのですが、藤本プロは安定度の高い【女子プロゾーン①】のようです。

 

『過去5年間の計測結果と比較すると、【インサイドアウト・アッパーブロー】の度合いが小さくなって進入角度がスクエアになっています。ドローからフェードに球筋を変える取り組みの結果が現れていますよ。』

 

『おー、やった。』

なるほど。過去のデータを見るとアッパーブローの度合いが大きかったようですが、これが小さくなっています。

ちなみに弾道を確認すると、ほぼストレート。ヘッドスピード41m/sで飛距離は245ヤード。ヘッドスピードはアマチュア男性ゴルファーの平均と同じですが、飛距離は平均的アマチュア男性ゴルファーより20ヤードくらい飛んでいます。

 

『続いてはクラブの挙動を計測した結果です。もちろん、数値を見ると流石トッププロという結果ですが、これも過去データと比較してみましょう。』

 

『過去のデータと比べると、特に昨年のデータは、フェースロテーションが多かったことがわかります。その分、ドローの度合いが強くなっていたのかもしれませんが、今のスイングはフェースロ―テーションが抑えられています。これも目指すスイングに近づいていることが確認できます。』

『ほー、なるほど。』

『そしてこれが、スイングスキャンでの動作解析の結果です。』

 

『そしてこれも、過去のスイングスキャンのデータと比較してみましょう。』

『う~ん。。。わからん。』

 

『うん、わからん。』

 

『ここで注目したいのは、骨盤の動きですね。前回の測定では、インパクトに向けて右の骨盤が少し下がっていました。』

『つまり左腰が前に浮いていた。これがアッパーブローの原因のひとつでした。』

『今回は右腰の落ち込みが少なく、粘っています。この結果レベルブローでショットができているんだと思います。』

以前のスイングと比べると、インパクトでの骨盤の起き上がりの角度が2度低くなっています。たかが2度、されど2度!プロフェッショナルゴルファーは我々にはわからない、高精度のマイナーチェンジをおこなっているのですが、スイングスキャンで計測するとその微妙な差が明らかになるのです。

『あとはそれに連動して、インパクトの際に手も下がってきています。以前はちょっとインパクトで手が浮き気味だったので、改善されてますね。』

昨年のスイングを解析すると、インパクトに向けて右腰が下がることにより手が浮き上がり、”つかまり指数”が低くなるところを、腕のローテーションでボールをつかまえにいってドローで飛ばしていた。ということのようですが、今年のスイングはフェースローテーションを抑え、レベルブローに振りぬくスイングとなっています。

インパクトでの加重も前回より大きくなっています。地面からの反発力も使って、より飛ばせるスイングになっています。

『シーズンオフは海外合宿含めて、結構打ち込んだけんね。調子は良いですよ!』

新型コロナウイルスの影響でいまだ開幕できていない女子プロゴルフツアーですが、藤本プロは確実に仕上がって来ているようです。

 

 

藤本プロのクラブフィッティング

そんな藤本プロを見守る男がひとり。

もうひとり。

 

バキィィーーン!!

『このドライバーええね!今までのより、10ヤード以上飛んどる。』

『うん、たしかに飛んでる。スイングもいい感じに変わってきているから、シャフトはもうちょっとつかまるシャフトにしてもいいかもね。』

謎のドライバーを試す藤本プロと、真剣な目でプロの評価を確認する男達。そう、この男達は、PRGRのツアープロ担当なのです。プロの状態に見合った最高のパフォーマンスを発揮するための道具を提供するプロ担当と、その期待に応えるために戦うプロ。両者の間には、仲間でありながら常に真剣勝負で向き合う緊張感も漂っています。

 

続いて謎ユーティリティを打つ藤本プロ。

『おー!これみやすい(やさしい)!!』

 

『あのー、そのドライバーとユーティリティ何ですか?僕、見たこと無いけど。』

 

『まだ詳しくは言えないけど、楽しみにしてな。これは期待していいぜ。』

期待して良いのは謎クラブか、藤本プロか、はたまた両方なのか。とにかく、プロゴルフツアーの開催がより一層楽しみになってきました。

 

藤本プロのスイング練習。

クラブフィッティングを終えた後、店内の練習用クラブに興味津々で色々試しだす藤本プロ。

『何やこれ。シャフトぐにゃぐにゃ(笑)』

 

『藤本プロ、フレループがお気に入りならこれも面白いですよ。フレループのアイアン版、フレループ UTERU。実際にボールが打てるんですが、手が浮くとボールが右に飛んでいくので、手を低く、ローテーションさせるのに良い練習器具です。』

と、新品のフレループUTERUを藤本プロにプレゼントする太っ腹な宮川部長。(シーズン中活躍してもらうための先行投資です)

『ホントだ。シャフト曲がっとる。』

実際打ってもらうと。

ボールはきれいに正面のネットへ。

『これいい!手が浮かない、いい練習になる!』

新しい練習器具を手にご満悦の藤本プロ。そろそろ練習終了の時間です。最後に、新サイエンスフィット日記の読者の皆さんのためだけに、ひとこと今年の抱負を語っていただきましょう。

 

『新型コロナウイルスで世の中大変な状況になっとるけど、ツアーが開幕したら今年も頑張るけん、応援よろしくお願いいたします!』

力強く語っていただいたところで、藤本プロのスイング解析、フィッティングは終了。

シーズンオフの貴重な時間を使って、PRGR GINZA EXに足を運んでいただきました。藤本プロ、ありがとうございました!

※元気に笑顔で去っていく藤本プロ。

 

『いやぁ、さすがトッププロ。プロのスイングの凄さを目の当たりにしました。まったく曲がらないですね。』

 

『本当だよね。あのレベルで戦わないといけないから、プロの世界は厳しくて大変だよ。でもそんなプロでもシーズンを戦ううちに少しずつスイングが崩れてきたりするから、藤本プロのように定期的にスイングスキャン解析をして、自分のスイングを確認するということはとても大事だと思うよ。』

 

私、普段100が切れないゴルファーのスイングばかり撮影しているので、今回ばかりは本当に目の保養をさせてもらいました。

 

 

―10分後―

 

 

ポーーーン

 

ガラララララ

 

『はぁはぁ、近くで美味しいパン屋さんがあったけん、並んで買って来たわ。みんなで食べて~!!』

そう言い残して再び走り去って行った藤本プロ。とにかくカッコよすぎて、スタッフ一同完全に惚れてしまいました。

 

ということで、新サイエンスフィット日記のスペシャルゲスト編の大トリはTEAM PRGR藤本麻子プロに登場いただきました!!

さて、そろそろまたゴルフ上達の道を愚直に突き進むサイエンスフィット日記メンバーの様子をレポートしたいと思います。お楽しみに。

 

つづく

 

 

 

 

 

 

コメント

  1. Nさんファン より:

    謎クラブと藤本プロ、両方楽しみです❗️
    お店とレッスンの再開はさらに楽しみですが、それまではフレループ振って練習します‼️

    1. prgr より:

      Nさんファンさん
      コメントありがとうございます!早く完璧に仕上がった藤本プロをツアーで見たいですね!安全が確保され、直営店、スクールが一日でも早く再開することを祈っております。

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