【第2部Vol.2】F君のスイングを、科学の力で徹底解析!

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皆さま、こんにちは。

プロギアで販売促進を担当しているNです。

 

PRGRの新しい直営レッスンスタジオ『PRGR GINZA EX』に通ってゴルフ上達を目指すゴルファーを紹介するリアルドキュメントブログ、サイエンスフィット日記。第2部ではPRGRの若き3名のスタッフをモデルとしてとりあげていきます。

 

 

■10月下旬の某日・東京 銀座

 

記念すべき、ブログ再開後最初のレッスンに登場するのは、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

ヌッ・・・

 

 

でました。

エレベーターの間口と同じ体格を持つ男、PRGR営業のF君です。

 

サイエンスフィット日記・第一部では、K君とラウンドした際の動画が世の中に衝撃を与え、その神スイングは今でも動画再生回数No1を誇っています。

 

 

息の詰まる、見ているものの心を切なくさせるスイングですが、PRGR入社当時はパワフルでスムーズなスイングをしていたF君。なぜこのようなスイングに到達したのか。まずはそこが気になります。

 

ちなみに本日のインストラクターは、PRGRサイエンスフィット・直営統括部の宮川部長が対応。GINZA EXオープン以来、最も重い症状を持つ患者の来店に、サイエンスフィットグループの本気度が伺えます。

 

 

 

N 『なんか年々スイングが進化してる感じがするんだけど、なんでそんなことになってるの(笑)』

 

F君 『・・・・・はい。昔サイエンスフィットで教わった際に、【フェースを開かずにテークバックをあげる】こと、【ハンドファーストでインパクトを迎える】ことを教わり、それをずっと練習しつづけたら、こんな感じになりました。』

 

宮川部長 『まじで!?』

 

好きなテレビ番組は、BSジャパンの『ゴルフ侍、見参!』という、渋め趣味を持つゴルフ好きのF君、サイエンスフィットレッスンを独自にアレンジして研究を重ね辿り着いた結果が、ドライバーイップスのようです。

 

この面白スイングの源流が、PRGRサイエンスフィットにあると言われて、サイエンスフィットの責任者である宮川部長も黙ってはいられません。さっそくPRGR GINZA EXの最新解析機器でF君のスイングを測定します。

 

サイエンスフィットEXコース(110分)のはじまりです。

 

■弾道測定

 

■シャフト挙動測定

 

 

解析をおこなう宮川部長も真剣な眼差し。

 

対するF君は、、、

 

滝汗が止まりません!!

10月下旬の一般的には肌寒い気候ですが、厚めのミートテックを装着したF君にとっては暑い、暑過ぎるのです。

 

 

■スイング動作&体重移動測定

全身にセンサーを装着し、詳細な体の動きを測定します。F君の巨躯にセンサーが装着可能か、スタッフに緊張が走りますが、F君はなぜかご機嫌さんです。

 

 

センサーとデバイスのキャリブレーション中。暑さのせいか、女性インストラクターからのセンサー装着がよほど気に入ったのか、すました顔が真っ赤に染まっています。

 

 

いよいよスイング測定。

 

 

豪快なスイング。以上の測定をもとに、解析をおこないます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■ヘッド挙動解析

スイングの動きに目を奪われがちですが、ヘッド挙動のポジションとしては軽いインサイドアウト・アッパーブロー軌道の女子プロゾーン1。アマチュアの目指すべきポジションであり、K君が3ヶ月の猛レッスンで到達したポジションです。が、F君はすでにここには到達していました。

 

■シャフト挙動解析

シャフト挙動のシミュレーション動画も独特の”間”があって、キモチ悪いですが、全体的にリストを使わないスイングです。

 

■スイング動作解析

モーションキャプチャーで、F君のスイングがコンピュータ画面上で再現されます。

ど、どうしたんでしょうか。。。

ゴルフスイングが再生されるはずが、なぜか盆踊りが延々リピートされます。

 

 

普段クールな宮川部長も思わず大爆笑。『ゴルフを通じて世の中に笑顔を増やしていく。』という、PRGRのミッションを軽々とこなすF君。えらいぞ!

 

 

ちなみにセンサーの調子により、ごくたまに不具合が生じることがありますが、F君のはレアケース。分厚い脂肪が電波を妨害しているのか、びちょびちょの体がセンサーを水没させたのか。とりあえず再測定をおこないます。まんざらでもないF君!

 

 

体重移動解析もおこない、宮川部長よりスイング解析結果の説明となります。

 

 

 

宮川部長 『いまは、どんなことを意識してスイングしてるの?』

 

F君 『・・・とりあえず、トップやチョロのミスが多いので、しっかり打ち込んでいきたいです。Cゾーン(アウトサイドイン・ダウブローン軌道)になりたいです。』

 

宮川部長 『サイエンス・フィットの目指すべきスイングゾーンはAゾーンなんだけど、あえてCゾーン?(苦笑)。ちなみに理想とするスイングのプロとかはいる?』

 

F君 『・・・小平プロです。』

 

宮川部長 『(爆笑)。オッケー、じゃぁ小平プロのスイングにどれだけ近づけてるか、確認してみよう。』

 

 

 

■ヘッド挙動

・小平プロ:インサイドアウト軌道1度・アッパーブロー1度

・F君:インサイドアウト軌道3度・アッパーブロー2度

※ヘッドスピードの速い男子プロにおいて、インサイドアウト、アッパーブロー軌道が大きすぎるといざという時に大きな球の曲がりが出て安定性に欠ける。アマチュアレベルでF君のヘッド軌道は決して悪くないが、小平プロを目指すならもう少し軌道は安定させたい。

 

■シャフト軌道①リストターン比率

小平プロ:8.3

F君:9.4

※10を境に、数字が小さくなればボディターンスイング、大きくなればリストターンスイング。系列は同じボディターンなれど、その性質はまったく違います。ヒトとチンパンジーのDNAが近いのと同じくらい違います。

 

 

■シャフト軌道②フェース回転

小平プロ:テークバック(ハーフスイング時)36.7度、トップ49.8度

F君:テークバック33.2度、トップ55.2度

※ハーフウェイまではフェースを閉じ、トップでフェースが開いてます。

 

 

■シャフト軌道③アンコック角

小平プロ:173度

F君:96度

※ダウンスイングで最もグリップのスピードが速いときの、垂直に対するシャフトの角度。小平プロが強烈にタメをつくっているのに対して、F君はタメができていない。ほどけている。

 

 

■シャフト挙動④減速タイミング

小平プロ:24.8%

F君:9.3%

※インパクトを100とした場合、どのタイミングでグリップエンドを減速しはじめるかという数値。小平プロは早い段階でグリップエンドにブレーキをかけ、ヘッドを走らせているが、F君はブレーキのタイミングが遅く振り遅れている。

 

 

■スイング動作解析・腕の回旋

小平プロ:アドレス時の腕の角度とインパクト時の腕の角度の差は+3度。つまりインパクトでヘッドがしっかり戻ってきている。

F君:アドレス時の腕の角度とインパクト時の腕の角度の差は-23度。つまりインパクトで強烈にヘッドが振り遅れている。

 

 

比べてみれば、小平プロとのスイングの違いは歴然。というよりも、同じ部分を見つけるのが難しい、いや無理でした。

 

そして、これがF君のスイング解析評価。

このレーダーチャートの菱形が大きければ大きいほど、スイングレベルが高いということですが、F君のチャートを見る限り、まだまだ小さいですね。

 

 

 

N 『宮川さん、どうですか?Fのスイング、ちょっとは良くなりそうですか?』

 

 

 

 

 

宮川部長 『OK!じゃぁ、だいたい課題もわかったし、レッスンしていこうか!』

 

 

 

遂に宮川マジックが炸裂するのか!

気になるレッスン内容は、次回に続きます(‐^▽^‐)

 

 

つづく

 

【次回予告・遂にF君のスイングにメスが入ります】

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